油性マジックの消し方!油性ペンの汚れを消す方法とは?
油性マジックの消し方をまとめていきます。付けてはいけないところに油性マジックが付いてしまう事もあります。すぐ消せるように、油性マジック消し方をチェックしておきましょう。お肌に付いてしまった場合から、家具に付いてしまった場合の油性マジック消し方も紹介します。
目次
油性マジックやペンの汚れを消したい!
油性マジックや油性のペンのキャップが空いているのに気がつかずに、うっかりどこかに書いてしまう事があります。目を離した隙に、子供が油性マジックなどで落書きをしているという事があるかもしれません。油性マジックの上手な消し方をみていきましょう。
油性マジックの汚れが落ちにくい理由
油性マジックとは、そもそも落ちないようにつくられているマジックの事です。どうして油性マジックは色落ちしにくいのか理由をみていきましょう。
耐水性に優れている
油性マジックの汚れが落ちにくい理由は、油性マジックが耐水性に優れているからです。インクというのは水に触れるとにじんでしまうというデメリットがありました。
雨が降ったり汗をかいたりすると、何が書いてあったかわからなくなってしまうものだったのです。そのデメリットをカバーできたのが、油性マジックです。また、乾くのが早い事で書いてもにじみにくいという特徴もあります。
はがれにくい定着剤
水性マジックの場合、紙にはよくかけますがプラスチックの物に書くとインクをはじいてしまって書けないという経験をした事がある人もいるでしょう。油性マジックでは紙はもちろん、木材にもプラスチックにも書く事ができます。
プラスチックやビニールにも文字などを書けるのは、インクにはがれにくい定着剤のようなものが含まれているからです。この成分があるために色々なものに文字などを書けますが、間違って書いた時には消しにくくなっています。
油性マジックの消し方【お肌編】
それでは、油性マジックの消し方をみていきましょう。油性マジックのキャップを閉める時に、謝って自分の手に油性マジックをつけてしまったというのは、油性マジックを使った事がある人のあるあるでしょう。
手に付いてしまった時には消えるまでに時間はかかりますが、普通にお風呂に入るというだけでも消す事ができます。どうしてもすぐに油性マジックをお肌から消したいという時の消し方をまとめていきます。
日焼け止め
お肌に付いてしまった油性マジックの消し方では、日焼け止めを使います。体にペイントするような感じて、油性マジックを使った場合は消す事は難しいですが、うっかり手に付いてしまった程度であれば日焼け止めで簡単に消す事ができます。
油性マジックが付いてしまった部分に日焼け止めを塗って、塗り込んでいきます。日焼け止めにインクの色が移ってきたらお湯で洗い流しましょう。インクの色が移ってもそのままにしておくと、広範囲のお肌にインクの色が伸びてしまう場合があります。
水で洗うと日焼け止めが固まってお肌にのってしまいます。洗い流すときは、ぬるま湯よりも温かいお湯で流すようにしましょう。
虫除けスプレー
虫除けスプレーが、お肌に付いた油性マジックの消し方になります。お肌に付けてもいいタイプの虫除けスプレーを使います。虫除けスプレーにはアルコール成分が含まれていて、それが油性マジックを落としてくれます。
そのため、ノンアルコールタイプの虫除けスプレーでは油性マジックを消す事ができないので注意が必要です。
虫除けスプレーを油性マジックが付いてしまった部分に、やや多めに吹きかけます。指の腹やコットンで皮膚に塗り込んでいくと、油性マジックで書いてしまった部分が薄くなっていくでしょう。綺麗に拭き取るか、洗い流して終了です。
油性マジックの消し方【家具編】
お肌に付いてしまった油性マジックは、時間はかかりますが毎日お風呂に入ることで消す事ができます。しかし、家具に付いてしまった油性マジックは待っていても消える事はありません。
家具に付いてしまった油性マジックを消すなら、早ければ早い方がいいといわれています。家具に付いた油性マジックの消し方をチェックしましょう。
机に付いた場合の消し方
机に付いた場合の油性マジックの消し方からみていきます。机がつるつるした素材でできている場合、消しゴムを使った消し方があります。プラスチック製の机や、大理石のような石でできているものなら、消しゴムで消してみましょう。
時間が経ってしまった油性マジックの場合、アルコールをしみ込ませたタオルを使うのがおすすめです。つるつるの素材であったとしても、アルコールをしみ込ませたタオルをトントン叩くようなイメージで落としていきます。
テーブルを拭くように消そうとすると、油性マジックのインクが横に広がってしまう場合があります。伸ばさないように、叩いてとりましょう。
ソファに付いた場合の消し方
ソファに油性マジックが付いた場合の消し方もみていきましょう。ソファが合皮でできている場合は、アルコールやエタノールをしみ込ませたタオルで叩いて消していきます。
合皮のソファの場合、色落ちする危険性があるため、目立たない部分で色落ちをしないか確認してから消していきましょう。
ソファが布製である場合も、エタノールなどを使うのが効果的です。ただし、布製のソファの場合は綺麗に落としきれない場合もあります。ソファカバーをつける事も考えるといいでしょう。
木製の戸棚に付いた場合の消し方
木製の戸棚に油性マジックが付いた場合の消し方も紹介します。木製の戸棚でも、表面が加工されていてつるつるしている場合、机と同じような方法で油性マジックを消す事ができます。
木材が少し古くてつるつるの加工がなくなってしまっているという場合、除光液で消す事ができる場合もあります。除光液をコットンなどに浸して、ポンポン叩くように押しつけていきましょう。油性マジックが消えたら、軽く拭き取ります。
ですが、除光液を浸かった場合、木材が白く変色してしまう場合があるようです。油性マジックで書いたものは消えても、そこだけ悪目立ちする事もあるでしょう。
プラスチックの衣装ケースに付いた場合の消し方
油性マジックはプラスチックのものにも書く事ができます。そのため、プラスチックの衣装ケースに「○○の夏服」というように書き込む人がいるかもしれません。
ですが、中に入れるものが変わったから油性マジックで書いた文字を消したいという場合もあるでしょう。油性マジックで書いて、時間がたってしまった場合にはエタノールや除光液を使うのがおすすめです。
タオルなどにエタノールや除光液を浸して、拭き取ります。しつこく油性マジックのインクが残ってしまう場合には、スポンジで軽く擦ってもいいでしょう。プラスチックによっては、色落ちするものもあるため注意は必要です。
油性マジックの消し方【その他編】
家具以外でも、油性マジックが付いて困っているというものがあるかもしれません。その他のものに付いても、油性マジックの消し方をみていきましょう。
靴に付いた場合の消し方
靴に付いた場合の油性マジックの消し方では、シンナーや除光液を使うといいでしょう。ゴム素材の部分に油性マジックがついている時には効果的です。
しかし、油性マジックで名前などを書き込んで、長い時間たってしまったものの場合は落ちない事もあります。名前が書いてあるのが気になるという場合、布テープなどを使って隠すといいでしょう。
服に付いた場合の消し方
服にうっかり油性マジックが付いてしまった時の消し方をみていきます。服に付いた時にも、エタノールを使うといいでしょう。いらない布を2枚用意して、油性マジックが付いてしまったところを挟みます。
油性マジックが付いている部分にエタノールをしみ込ませて、下の布に汚れを移すイメージで叩きこんでいきます。
エタノールがない場合は、クレンジングオイルやクレンジングクリームで代用する事もできます。エタノールやクレンジングオイルで色が落ちたら、洗濯をして乾かしましょう。
壁紙についた油性マジックも消せる?
家具に油性マジックが付いた時もショックですが、壁紙に油性マジックが付いた時も残念な気持ちになるでしょう。子供がうっかり落書きをしてしまったという場合、除光液やクレンジングオイルで落とす事ができる場合もあります。
壁紙によっては、色落ちする場合もあります。除光液やクレンジングオイルでも落ちない場合もあるようです。まずは、目立たない部分で色落ちしない事を確認してから、油性マジックが付いている部分をトントン叩くように消していきましょう。
紙でも汚れは落ちる?
壁紙は紙という文字を使いますが、実際には合成樹脂でできているものが多く、汚れや傷が付きにくい素材になっています。そのため、ちょっと油性マジックが付いてしまったという程度であれば、消す事ができる場合もあります。
広範囲に油性マジックで書いてしまったわけではない場合は、アルコールをティッシュに含ませて、油性マジックがついた部分に10秒ほどあてて拭き取るだけで汚れが落ちる場合もあるのです。
除光液やアルコールを使っても汚れが落ちない場合には、壁紙を貼り替えるかハウスクリーニングに相談してみましょう。
油性マジックの消し方は素材によって違う
油性マジックの消し方を紹介しました。油性マジックの消し方は、何に付いてしまったのかで異なるようです。高価なものに油性マジックが付いてしまった場合には、専門業者に依頼した方がいい場合もあります。