図書カードNEXTの使い道!本以外で買えるものや使えるお店も紹介
図書カードNEXTの使い道とは?図書カードとはまた違ったものとして「図書カードNEXT」というものがありますが、この使い道はどのようなものがあるのでしょうか。本以外にも買えるものや、使える店・使えない店もご紹介しますのでチェックしてみてください。
目次
図書カードNEXTの本以外の使い道は?
誰かにプレゼントしてもらったり、何かのキャンペーンや景品などで貰ったりして持っていることの多い「図書カード」ですが、実はこれが進化した形の「図書カードNEXT」というものがあります。
本好きだったり、貰ったことがある人なら知っている図書カードNEXTですが、あまり知られていない側面もあり、最近になって初めて聞いたという人もいるでしょう。
そんな図書カードNEXTについて、どんなものなのか概要と実際に使える店舗の例、使えない店舗の例、さらに図書カードNEXTのお得な使い方や注意点などをご紹介しますので、ぜひチェックしてみてください。
図書カードNEXTとは?
図書カードNEXTは広く全国的に使われている便利なアイテムですが、実はその使い方や概要を知らない人も多いです。いったい図書カードNEXTとはどんなものなのでしょうか。
実際に図書カードNEXTが使える店舗や使えない店舗、お得な使い方や注意点を確認する前に、図書カードNEXTがいつ誕生して、どんなものなのか、さらに手に入れる方法もチェックしてみましょう。
これまでの図書カードから図書カードNEXTへ変わった流れを知って図書カードNEXTの理解を深めていきましょう。
2016年から図書カードNEXTが誕生
これまでの図書カードは1990年12月に発行を開始しています。この図書カードはピーターラビットや絵画のデザインが施されており、見慣れた、親しまれたカードとなりました。
しかしながら、これまでの図書カードは2016年5月いっぱいで発行を終了しています。ここで通常の図書カードの歴史は幕を閉じたのです。
そして、2016年6月からは「図書カードNEXT」というデザインや機能、利便性を新たにしたものが誕生しました。2020年現在、すでに誕生から約4年もの月日が経過しているものなのです。
図書カードNEXTの概要
図書カードNEXTは「NEXT」という名称が付いているものの以前の図書カードとデザインや額面金額に違いはありません。500円、1000円、2000円、3000円、5000円、10000円となります。
以前の図書カードと図書カードNEXTで変わったところは裏側にQRコードが印刷されているところと、残高がパソコンやスマートフォンなどから確認できるようになったという部分です。
これによって残高がどれだけあるのかいつでも確認できるので、「いくら残っているのか分からなくなってしまった」ということがなくなりました。
パソコンやスマートフォンでリアルタイムで残高が確認できるようになったのでカードにパンチ穴は空きません。
そして、図書カードNEXTは実物のカードがなくスマートフォンに表示させたQRコード、もしくは事前に印刷したQRコードで決済することができるタイプのものもあります。
使い方はこれまでと同じようにお会計の際にレジでカードを手渡し、もしくはQRコードを読み取ってもらうだけです。ただし、図書カード読取り機が設置してあるお店でなくてはいけません。
図書カードNEXTの購入方法
図書カードNEXTはどこで購入する場合でも額面金額以上の値段はかからず、500円なら500円、1000円なら1000円と手数料等はナシで購入することが可能です。
購入できるのは基本は「書店」で購入する方法です。それ以外にもインターネットであればカードを発行しないタイプのQRコードのみの購入ができます。
さらに、額面金額よりも安い金額で購入したい場合にはチケットショップで購入したり、オークションで購入したりということがあります。
図書カードNEXTが使える店舗の例
図書カードNEXTの誕生から、どのようなアイテムなのかという概要、そして実際に買いたい場合の購入方法をご紹介しました。これでどんなものかが分かり実際に手に入れて使ってみることもできるでしょう。
そこで続いては「図書カードNEXTが使える店舗」をご紹介します。図書カードもそうでしたが、図書カードNEXTも「どこでも使えるというわけではない」ので、使える店舗をある程度把握しておいたほうが便利です。
また、通常は「図書カード読取り機設置店」になるので、このお店は「図書カードNEXT取扱い店マーク」が標示されているのが基本になっています。
TSUTAYA
図書カードNEXTが使える店舗の1つ目は「TSUTAYA」です。全国的に展開しているTSUTAYAで使えるのは非常に便利なものと言えます。
TSUTAYAには本以外にも文房具やCDやDVD、ゲームソフトなどを取り扱っていますが、全ての商品に図書カードNEXTが使えるわけではありません。
基本的な使い道は本で、それが以外のCDやゲームソフトなどは店舗によって購入できる形になっており、使える範囲は実際に店舗に問い合わせて確認してみましょう。
ヴィレッジヴァンガード
図書カードNEXTが使える店舗の2つ目は「ヴィレッジヴァンガード」です。ヴィレッジヴァンガードは様々な変わり種アイテムを取り揃えているバラエティに富んだお店となっています。
そして、ヴィレッジヴァンガードも本の取り扱いがあるので、そういった店舗では図書カードNEXTの使い道があります。
ただし、バラエティに富んだ様々な商品に使えるかどうかはTSUTAYAと同じように店舗によって違っていますので、こちらも店舗にて確認して使い道をチェックしてみましょう。
家電量販店
図書カードNEXTが使える店舗の3つ目は「家電量販店」です。家電量販店というのは「ヤマダ電機」や「ヨドバシカメラ」など家電を扱っているお店です。
ただし、図書カードNEXTが使えるのは家電量販店の中に「本」が売っている場合で、家電製品を購入するための使い道として利用することはできません。
最近の家電量販店は家電製品以外に日用品やCDなど様々なものを取り扱っている店舗が増えていますが、その中に本があれば使えることが多いです。どこの家電量販店でも使えるというわけではないので事前に確認しましょう。
大学内にある書籍販売店
図書カードNEXTが使える店舗の4つ目は「大学内にある書籍販売店」になります。多くの場合にはいわゆる「大学生協」と呼ばれる大学内の売店で、本や文房具などを扱っているお店になります。
大学内のお店なので教科書を取り扱っていますが、それ以外にもビジネス書や小説、漫画など様々なものを取り扱っています。そういった本類は基本的に図書カードNEXTの使い道として利用できます。
今現在大学生であれば、わざわざ書店などに足を運ぶことなく図書カードNEXTを使うことができるので、非常に便利な「使える店舗」と言えるでしょう。
アニメイト
図書カードNEXTが使える店舗の5つ目は「アニメイト」になります。雑誌や漫画などの本以外に、アニメグッズなどオタク関連アイテムの取り扱いが多いお店です。
そして、他の店舗は本以外のアイテムがなかなか購入できないのに対し、アニメイトはCDや文房具、フィギュアなど様々な商品が図書カードNEXTの使い道として利用できます。
図書カードNEXTを貰ったけど本にはあまり興味がないし、でも他に使えるものがないという場合でもアニメイトにいけば様々なアイテムで使えるので、一度足を運んでみてはいかがでしょう。
図書カードNEXTが使えない店舗の例
図書カードNEXTが使える店舗の例をご紹介しましたので、続いては使えそうと考えてしまいがちですが、実は「図書カードNEXTが使えない店舗」の例をご紹介します。
実際に使えるかどうかは店舗で問い合わせればいいので難しいこともないのですが、事前に知っておくことでより便利に使えますので、確認しておきましょう。
コンビニエンスストア
図書カードNEXTが使えない店舗の1つ目は「コンビニエンスストア」です。あらゆる商品を取り扱っていて、近くて便利なお店で、生活に欠かせないお店になっている人も多いでしょう。
コンビニエンスストアは雑誌や漫画などの本も取り扱っていますので、図書カードNEXTも使えそうな気がしてしまいがちですが、図書カードNEXT取り扱い店舗ではありませんので注意してください。
ほとんどの人がおそらく近所にあるであろうセブンイレブンやファミリーマート、ローソンなどの大手コンビニは軒並み図書カードNEXT非対応となっています。
ネットショッピング
図書カードNEXTが使えない店舗の2つ目は「ネットショッピング」です。つまり、ネット上にあるお店では図書カードNEXTは使えないということになります。
一部のネットショッピングでは購入した商品を店頭で受け取ることができるサービスをやっており、そのときのお会計であれば図書カードNEXTを使えるケースもありますが、基本的には使えません。
Amazonなどの大手ネットショッピングサイトでも利用できませんので、ネットショッピングを図書カードNEXTの使い道にはできないということになります。
文房具店
図書カードNEXTが使えない店舗の3つ目は「文房具店」です。なんとなく「図書カードが使えそう」という印象を持ちやすい文房具店ですが、実際には使えません。
文房具を取り扱っているTSUTAYAや大学生協で使えるので使えそうな雰囲気を覚えてしまうのと、「図書カード」という名称から、文房具も関連商品に思われがちなので、勘違いしてしまいます。
また、TSUTAYAなど図書カードNEXTが使えるお店でも文房具が対象商品になっているかは店舗によりますので、それも各店舗にて確認するようにしましょう。
図書カードNEXTのお得な使い方
図書カードNEXTは取り扱い店舗にて本などの購入に使うというのが正規の使い道と言えますが、それ以外にも使い道があるのでご紹介します。
もし、自分自身で本を買うことがないとか、近場に利用しやすい図書カードNEXT取り扱い店舗がない場合にはこれらの使い道も検討してみましょう。
誰かにプレゼントする
図書カードNEXTのお得な使い道としては「誰かにプレゼントする」というのもいいでしょう。自分自身で使い道がないのであれば、誰かに有効利用してもらうほうが断然お得です。
もちろん、本を良く買うという人ならたとえば1000円の図書カードNEXTを900円で譲ってあげるなどでも喜ばれるはずなので、プレゼントではなく買ってもらうというのも良い方法です。
ただし、友人同士での「売り買い」などのお金が絡むことは揉めごとに繋がったり、関係性がおかしくなったりすることもあるので、そのあたりは注意しましょう。
換金する
図書カードNEXTのお得な使い方としては「換金する」という方法もあります。図書カードだけではなく、お金の代わりに使えるようなものというのは比較的「換金」という手段が使えます。
プリペイドカードやAmazonギフトカード、iTunesカードやGooglePlayカードなどこういった種類の前払い方式のカードは換金できますので、図書カードNEXTも同じように換金することができます。
換金すると換金率によって多少額面上の値段よりも下がってしまうのがほとんどですが、図書カードNEXTとして使う機会がないのであれば、多少金額が下がっても換金するのはお得な使い方と言えます。
図書カードを換金する方法
図書カードNEXTのお得な使い道として換金する方法をご紹介しましたが、実際に換金するのはどうしたら良いのでしょうか。
その方法は先に触れたように「本をよく買う友人に買ってもらう」というのも換金ですが、他の方法もありますのでチェックしていきましょう。
金券ショップに買い取ってもらう
これが非常に無難で簡単な方法ですが「金券ショップに買い取ってもらう」というのが良い換金方法と言えるでしょう。
額面金額よりも低い金額になってしまいますが、そもそも自分では使い道がない図書カードNEXTであれば、少し安くなってしまっても換金したほうが断然お得です。
ヤフオクに出品する
近くに金券ショップがないとか、金券ショップに行って換金するのが手間だと考える人であれば「ヤフオクに出品する」という方法で換金するのも1つの方法です。
自宅にいながらパソコンやスマートフォンの操作のみで出品することができますので、わざわざ金券ショップに足を運ぶ手間がありません。
ただし、落札されたあとのやり取りなどの手間はあるのでどちらを取るかというところです。また、金券ショップと同じように額面以下の金額でないと落札はされないでしょう。
図書カードNEXTを使う際の注意点
図書カードNEXTについて色々な情報をご紹介しましたが、実際に使う際には多少の注意点がありますので、そちらをご紹介します。
図書カードNEXTには使用期限がある
以前の図書カードには有効期限がなく、いつまでも使うことができましたが、図書カードNEXTには有効期限があります。
有効期限は発行から10年となっていますので、財布の中に眠らせていると忘れて期限が切れる可能性もあるので注意してください。
お釣りは出ない
これは以前の図書カードも同じですが、図書カードNEXTはお釣りは出ません。ただし、残高が残っていれば繰り返し使えます。
また、残高が100円だったとしても300円の本を購入するのに、現金で200円足すなどすれば図書カードNEXTも0円までしっかり使えますので、心配はありません。
図書カードNEXTにはメリット・デメリットがある
図書カードNEXTについて誕生や概要、使える店、使えない店などをご紹介しましたが、これらを見ても分かるようにメリットもデメリットもあることが分かりました。
残高をリアルタイムで確認できたり、実際のカードがなくQRコードのみでも使えたりと便利な点はありますが、有効期限があるのはやはりデメリットと言えるでしょう。
良い面と悪い面をしっかりと把握して、図書カードNEXTを有効に使っていきましょう。