他人に興味がない人って優しい人?他人に優しい人の特徴も紹介

誰にでも優しい人なのだが他人に興味がなく、距離感を縮められない人があなたの身近にもいるのではないでしょうか。優しい人だが他人に興味がない人について、その特徴や理由、そして他人に興味がない人が少しでも他人に興味を持てるようになる方法などを紹介します。

他人に興味がない人って優しい人?他人に優しい人の特徴も紹介のイメージ

目次

  1. 1優しい人だけれども他人に興味がない人
  2. 2優しい人は他人に興味がないだけ?
  3. 3優しいけど他人に興味がない人の特徴【行動編】
  4. 4優しいけど他人に興味がない人の特徴【性格編】
  5. 5優しいのに他人に興味がない理由
  6. 6優しいだけでなく他人に興味をもつ方法
  7. 7他人に興味がないけれども優しい人と上手に付き合おう

優しい人だけれども他人に興味がない人

身の回りにはさまざまなタイプの人がいます。どうしてそんなに他人にいつでも優しくできるのだろうと思うような人もいます。誰にでも公平に対応し、物腰も柔らかくて優しい人です。人の悪口も言わず、困った時には嫌な顔をせずに助けてくれます。

しかしそんな人に限って、こちらがもっと親しくなろうとしてもなかなか距離感を縮められず、あまり他人に興味がないのかもしれないと感じることがあります。決してうわべだけ優しいわけではないのですが、何となく深い関係にはなれないのです。

こういうタイプの相手は優しいので、ついこちらが期待をしてしまいがちです。しかし、いくら優しくてもこちらに興味がないので、こちらの期待は裏切られてしまうこともあるでしょう。

優しい人は他人に興味がないだけ?

優しい人は他人に興味がないだけだという話を耳にすることがありますが、優しい人が皆他人に興味がないという訳ではありません。しかし、優しい人だけれども他人に興味がない人がいるのも事実です。

本当に優しい人なのか、他人に興味がないために優しく見えるだけなのかを見分けられれば、過度な期待をして裏切られることもなく、うまく付き合うことができるはずです。

では、どういう人が優しいけれども他人に興味がない人なのでしょうか。今回は、優しいけれども他人に興味がない人に焦点をあて、行動や性格にどのような特徴があるのかなどについて見ていくことにしましょう。

優しいけど他人に興味がない人の特徴【行動編】

それでは、優しい人だが他人に興味がないという人の、行動における特徴を見ていきましょう。

他人の顔や名前を忘れてしまう

仕事や学校で直接的な付き合いをしている期間中は、とても優しい人で親しくしていたつもりだったのに、数年後に再会したらすっかり忘れられていたとか、ぼんやりとした記憶はあるものの名前や何時ごろ付き合っていたのかなどは忘れられていたということがよくあります。

直接関係のある間は何の問題もなく優しい人だったのに、関係が無くなったら忘れられてしまうというのは、基本的にはその人があなたに対して興味がなかったからなのです。

久しぶりに再会した人から「◯◯さん、お久しぶりです。その節は大変お世話になりました。」などと挨拶されて、どうも相手のことをよく覚えていなさそうなことが多い人は「優しい人だが他人に興味がない人なのかもしれない」と思っても良いかもしれません。

必要以上の関係にはならない

優しい人だが他人に興味がない人は、必要だからその人との人間関係を築いているだけなので、必要以上の関係にはなりません。仕事上の関係の場合は仕事中だけ、学校時代の付き合いは卒業するまでの間の関係でしかありません。

そのため、わざわざ休日に一緒に遊びに行くとか、休憩時間や終業後、放課後等に積極的に一緒に行動しようとはしません。もちろん、会社の飲み会などの行事には参加します。しかし、あくまでも仕事上の付き合いの範囲という思いからなのです。

ただし、必要な範囲の中では人間関係のトラブルを回避したいので、たとえ他人に興味がなくても、常に人からは優しい人だと思われるような言動になってしまっているのです。

真に相手のことを考えたアドバイスが少ない

必要な範囲の付き合いであっても、相手を注意したり、時には叱責したりしなければならない時も出てきます。優しい人だが他人に興味がない人は、その場の状況に応じて必要なアドバイスをしますが、真に相手のことを考えてはいないことが多いです。

例えば、「自分が手伝えばこの場を乗り切れる」という理由で手伝ってあげるという行動をとることはあっても、相手にしっかりと技術を身につけさせることでその人の成長を助けようという行動には出ないことが多いのです。

このような、厳しい指導をするのではなく直接手伝ってしまうような行動が、相手に「優しい人」と思わせてしまう要因にもなっています。

一人で行動することが多い

優しい人だが他人に興味がない人は、他人に興味がないので一人で行動することが多くなります。食事をするのも一人、遊園地や美術館、映画、カラオケなどの施設に行くのも一人、旅行にも一人で行き、特に寂しいと感じることもなく楽しむことができます。

人と一緒に行動する場合、どんなに他人に興味がなくとも、相手に気を使わない訳にはいきません。そのため、たとえ初めてのお店に入る場合でも、一人の方が気を使うこともなく存分に楽しめるのです。

優しいけど他人に興味がない人の特徴【性格編】

それでは、優しい人だが他人に興味がない人の、性格的な特徴についても見ていきましょう。

誰にでも優しい平和主義者

優しい人だが他人に興味がない人は、総じて誰にでも優しいという傾向があります。誰に対しても一定の距離を置いて、柔らかな物腰で接します。そのため、誰に対しても公平な態度で接するのです。

それは、人として生活していく上で人間関係を悪くして揉め事を起こしたくないからです。他人に興味がありませんので、他人と深い関係を構築することでトラブルが起こることを避けたいという思いが強いのです。

優しい人だが他人に興味がない人は、そういう意味では揉め事を嫌う平和主義的な性格の持ち主だと言えるでしょう。

対人関係に対する臆病者

優しい人だが他人に興味がない人は、他人に不快感を感じさせない人が多いです。いくら他人に興味がない人でも、人間関係で問題を抱えてしまっては、生きづらくなってしまうからです。

そのため、他人と自分の間には一定の距離を置き、自分はもちろん相手にも不快な思いをさせないようにします。誰に対しても、そしてどんな時でも柔らかい物腰で相手に接するのです。

それは、対人関係における自信がないからです。こと対人関係に関しては、臆病者と言っても良いでしょう。

優しいのに他人に興味がない理由

相手のためにとた考えた結果の本当の優しさが、相手には不快感や不安感、嫌悪感を与えてしまう場合があります。逆に、他人に興味がない人の見せる優しさが、相手にはとても優しいと感じさせることもあります。

そう考えると、優しさと他人への興味の深さに相関関係があるのかどうかは疑問に思う部分もあります。ここでは、なぜ他人に興味がないにも関わらず、人に対して優しい態度を取れるのかという理由を考えみたいと思います。

そこから、他人に興味がない人の優しさの特徴が見えてくるでしょう。

他人よりも自分の目標や興味に強い関心がある

他人に興味がないということは、言い方を変えると他人への興味よりも強い興味の対象が他にあるということです。つまり、他人に興味がない人は、他人よりも自分に対する興味の方が強いのです。しかし、ナルシストだということではありません。

他人に興味がない人は、他人への興味以上に、自分が目指している目標や自分が興味を惹かれているものへの執着の方が強いのです。だから、他人のことよりも自分が興味を持っているものへの関心が勝ってしまうのです。

つまり、他人に興味がない人は、元々相手に求めている期待レベルが低いため、相手に対して厳しい指摘をするようなこともないのです。他人に期待するよりも、自分が努力して目標を達成することの方が、優先順位が高いのです。

人間関係で煩わしい思いをしたくない

他人に興味がない人は、人間関係への期待度が低いです。その期待していないことで煩わしい思いをしたくないと考えるのは、当然のことです。そのため、他人に興味がない人は、人間関係におけるトラブルを極端に嫌います。

それは、無意識な場合もあるでしょう。しかし、必要な範囲で付き合っている人とトラブルになり、仕事や生活に支障をきたしたり、不快な思いをしないで済むようにしようとします。

その結果が、他人と一定の距離を置いたり、誰にでも公平に柔らかい物腰で接するという行動につながるのです。

ある程度心に余裕がある

自分の目標や興味に強い関心を持ち、人間関係でのトラブルを嫌う人が、みな優しい人かと言えば、それは違います。やはり、いくら人間関係で煩わしい思いをしたくないと思っていても、他人に対して優しい態度で接するためには、心の余裕が必要です。

つまり、他人に興味がないけれども優しい人は、ある程度心に余裕があると言えるでしょう。

優しいだけでなく他人に興味をもつ方法

ここまでは、優しい人だが他人に興味がない人とはどのような人なのかについて見てきました。

ここでは、もしも自分が「他人に興味がない人」だと感じており、もう少し他人に興味を持ちたいと思っている場合、どうすれば他人に興味を持てるようになるかということを考えてみたいと思います。

人ではなく技術・能力や仕事の成果に興味を持つ

他人に興味がない人に「人に対して興味を持ちなさい」と言っても、簡単には興味を持てるとは思えません。しかし、その人の持っている能力や技術、仕事の成果に対して興味を持つことはできるでしょう。

どういう考え方でその結論に辿り着いたのか、どういう勉強をしたらそのように詳しくなれるのか等々、相手の能力や仕事の成果に興味を持ち、自分も参考にしたいと思うことができれば、相手との会話も少しづつ深くなっていけるでしょう。

共通の話題がある人との距離を少しづつ詰めていく

他人に興味がないのに他人に優しい人は、人間関係が苦手でトラブルを起こしたくないと考えていることが多いです。そのため、「この人なら話しやすい」とか「この人なら共通の話題がある」と思える人との距離を徐々に縮めていくようにしてみましょう。

そうすることで、相手への興味を少しづつ深めていくことができます。自分と同じものに興味を持っている人や、自分と同じ目標を持っている人を見つけるのは、そんなに難しいことではないはずです。

他人に興味がないけれども優しい人と上手に付き合おう

他人に興味がないけれども優しい人について、その理由や特徴を見てきました。自分の周りにこういうタイプの人がいた場合、付き合い方を間違いさえしなければ、ある程度頼りにもなるし、楽しく付き合うことができます。

相手との距離をもっと縮めようとか相手に過度な期待を寄せてしまうなど、相手のスタンスと異なるアプローチをしなければ良いのです。

たとえ相手が自分に興味を持っていないと分かっても、この記事を参考に、偏見なく、楽しく上手に付き合って頂ければと思います。

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