腫れ物扱いの意味とは?腫れ物に触るような扱いをされる人の特徴も紹介

腫れ物扱いの意味とは?腫れ物に触るような扱いをされることを「腫れ物扱い」といいますが、この具体例や詳しい意味をご紹介します。また、腫れ物扱いされる人の特徴として性格や態度、その他を取り上げていますので、そちらも合わせてチェックしてみてください。

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目次

  1. 1腫れ物に触るような扱いされて辛い!
  2. 2腫れ物扱いの意味とは?
  3. 3腫れ物扱いの具体例
  4. 4腫れ物扱いされる人の特徴【性格編】
  5. 5腫れ物扱いされる人の特徴【態度編】
  6. 6腫れ物扱いされる人の特徴【その他編】
  7. 7腫れ物扱いされた時の対処法
  8. 8腫れ物扱いされる人は「普通じゃない」人

腫れ物に触るような扱いされて辛い!

人が寄り付かない、恐る恐る話しかけられる、変に気を使われるなど腫れ物に触るような扱いをされることを悩んでいる人がいます。

そこで今回は、この腫れ物扱いされる人の「性格」「態度」「その他」と分けて、それぞれの特徴をご紹介します。

また、腫れ物扱いの意味や具体例、さらに腫れ物扱いされたときの対処法などもご紹介しますので、合わせて確認してみてください。

腫れ物扱いの意味とは?

腫れ物扱いについての情報をチェックする前に、まずは腫れ物扱いの意味を確認しましょう。これはそのままの意味でいうと「腫れ物に触るような扱い」のことです。

これはもともとの語源が「皮膚などにできた腫れ物(できもの)はむやみに触ったりすると余計に悪化するから触らないほうがいい」というところからきています。

つまり、そんな触らないほうがいいものの対象を「人」に移して、「関わらないほうがいい」「ほっといたほうがいい」と思われるような人のことを「腫れ物扱い」「腫れ物扱いされる人」と言います。

腫れ物扱いの具体例

関わらないほうがいい、ほっといたほうがいい、と思われているのを「腫れ物扱い」と言いますが、その意味をより分かりやすくするために「具体例」をご紹介します。

のちほどご紹介する「腫れ物扱いされる人の特徴」でも具体的な部分が分かりますが、こちらの具体例を見ることで腫れ物扱いされる人がどんな人なのかイメージしやすくなります。

すぐに落ち込んでしまう部下

腫れ物扱いの具体例としては「すぐに落ち込んでしまう部下」が良い例となります。少し注意しただけで落ち込んでしまう、ほんの少しのミスで泣き出してしまうような部下です。

大きなミスをしたり、ヒドく叱られたというのであれば分かりますが、「もっとこうしたほうがいいかもね」という優しい言い方をしたとしても「自分はダメだ」と落ち込んでしまうような人がこれにあたります。

こんなにすぐに落ち込まれてしまうと周りとしても、声をかけるのも気が引けてしまうようになります。業務上どうしても声をかけるときは落ち込まれないか恐る恐るになってしまうので、まさに「腫れ物扱い」です。

苦情ばかり言う常連客

腫れ物扱いの具体例としては「苦情ばかり言う常連客」というのも挙げられるでしょう。なぜか苦情ばかり言うのによく来店する常連客というのがいますが、そういうお客はほとんどの店員から腫れ物扱いされます。

常連客なので店には頻繁に来るのですが、嫌味や文句ばかり言われるので、担当するのが誰かを店員同士が押し付けあったりして避けよう避けようとされます。

どれだけ丁寧にサービスしても、接客しても何かしらの苦情を言ってくるようなお客というのは店員から腫れ物扱いされることになります。

腫れ物扱いされる人の特徴【性格編】

腫れ物扱いの具体例をご紹介しましたので、続いては「腫れ物扱いされる人の特徴」を見ていきましょう。どんな人が腫れ物扱いされるのでしょうか。

腫れ物扱いされる人にも色々な特徴がありますので、「性格編」と「態度編」そして「その他編」に分けてご紹介していきます。

まずは【性格編】として、腫れ物扱いされる人の性格に見られる特徴をチェックしていきましょう。

感情の起伏が激しい

腫れ物扱いされる人の性格には「感情の起伏が激しい」という特徴が挙げられます。何かあるとすぐに喜怒哀楽の感情が「激しく」出てくるので周りの人はその人に接するのを避けるようになります。

腫れ物扱いの具体例でも挙げているように少し注意しただけでも大きく落ち込んでしまう人や、何かあるとすぐに怒り出す人など扱いが難しい人というイメージを持たれます。

ネガティブ思考

腫れ物扱いされる人の性格には「ネガティブ思考」という特徴も挙げられます。これは感情の起伏が激しいの中にある「哀」が強く出る傾向がありますが、それだけではありません。

特に注意されたとか、叱られたということがなくても「実は心の中では怒っている」とか「褒めているように見せて嫌味で言っている」などの捉え方をします。

ですので、「何を言っても」こちらの意図していない方向で受け止められてしまうので、周りの人は非常に接しづらく感じる特徴です。

自信がなさすぎる

腫れ物扱いされる人の性格には「自信がなさすぎる」という特徴も挙げられます。どんなことでも「自分には無理」「私なんかを好きになるはずない」などの感情で塗り潰してしまいます。

「取引先の人が褒めてたよ」など良いことを伝えたとしても「そんなはずない」とか「嘘言わないでください」などの反応をされてしまうので、良いことすら伝えるのが面倒に感じてしまいます。

腫れ物扱いされる人の特徴【態度編】

腫れ物扱いされる人の特徴で「性格編」を確認しましたので、続いてはその性格から表に現れる部分ともいえる「態度」をチェックしてみましょう。

腫れ物扱いされる人は以下にご紹介するような特徴的な態度を見せることが多いので、そこに当てはまる人というのは周りから「腫れ物に触るように扱われている」可能性が高くなります。

いつも不機嫌そうな顔をしている

腫れ物扱いされる人の特徴的な態度には「いつも不機嫌そうな顔をしている」というものが挙げられます。「怒ってる」「何か嫌なことあった?」と周りから思われてしまうような特徴です。

ただ、これが「生まれつきだよ!」と明るく言えたり、「顔が恐いだけです」と冗談で返せるような人は腫れ物扱いはされません。

ここで「そんなことありません」とか「すみません…」などテンション低めに返すような人は徐々に直接聞かれるようなこともなくなり「いつも不機嫌そうな人」というレッテルを貼られて腫れ物扱いされます。

ぶつぶつと独り言を言っている

腫れ物扱いされる人の特徴的な行動には「ぶつぶつと独り言を言っている」というものも挙げられます。何を言っているのか周りからは聞き取れないボリュームでぶつぶつと独り言を言っているのです。

正直、周りから見るとこの態度は「恐い」です。「変な人」に見えるのであまり近寄りたくないと考えるのも不思議ではないでしょう。

普段は明るい人で集中すると独り言が出てしまうなどの人は問題ありませんが、普段が暗い人で、あまり周りと打ち解けていないような人だと腫れ物扱いされます。

腫れ物扱いされる人の特徴【その他編】

腫れ物扱いされる人の特徴として「性格」と「態度」を見てきましたが、これらに当てはまらないような少し変わった特徴もあります。

単なる印象の問題で他の人、周りの人、一般的な人と変わらない性格や態度なのに腫れ物扱いされるケースがあるようなパターンです。

お偉いさんの子ども

腫れ物扱いされる人の特徴として「お偉いさんの子ども」というものがあります。「社長の息子」がよくありますが「会長の孫娘」などもあるでしょう。

親の七光りで実際に偉そうにしている場合には腫れ物扱いされても仕方ないのですが、実際には若手の社員として頑張っていたとしても、周りがイメージだけで腫れ物扱いするケースが見られます。

「変なこと言ったら社長に告げ口されるかも」「一緒に行動してあいつがミスしたら自分のせいにされるかも」などの意識が働いて、なるべく近寄らないようにしたりというものです。

病気や障がいなどがある

腫れ物扱いされる人の特徴としては「病気や障がいなどがある」というものも挙げられます。これは偏見や差別的な要素での腫れ物扱いになりますので、腫れ物扱いの中でもかなり良くない部類のものです。

ただ、「どう接していいのか分からない」という理由で普通に接したくてもできないという人も少なくありませんので、「除け者にしている」とか「イジメをしている」などではないことも多いです。

その病気や障がいについて理解が進めば周りの人たちと同じように接する人も増えていきますので、その点の改善が必要なものとなります。

腫れ物扱いされた時の対処法

ここまで腫れ物扱いについて様々な情報を見てきましたが、もし「自分が腫れ物扱いされている」場合にはどうしたらいいのでしょうか。対処法をチェックしてみましょう。

明るく接するように心がける

先にも何度か触れていますが、腫れ物扱いは「勘違い」からくる場合もありますので、なるべく明るく接するように心がけることで誤解が解けて腫れ物扱いされなくなるケースは多いです。

元から顔が恐いとか、つい独り言を言ってしまうとか、自分がお偉いさんの親類などであれば、周りに「腫れ物に触れるように扱わなくても大丈夫」だということを行動や言葉で示すようにしましょう。

怒ったり泣いたりなど激しい感情を出さない

感情の起伏が激しいと腫れ物扱いされる可能性が高いので、怒ったり泣いたりなどの「激しい感情」をなるべく出さないようにしましょう。

特に社会人であれば「大人」なので、あまり激しい感情を出していると「変わり者」だと思われてしまいますので、感情の起伏が我慢できない場合には人目につかないところでコッソリと出すようにしましょう。

腫れ物扱いされる人は「普通じゃない」人

ここまでの内容を見ても分かるように腫れ物扱いされるのは「普通じゃない」人です。ただ、その「普通」というのは周りや社会が勝手に決めたことなので実は絶対的なものではありません。

少し飛び抜けた個性も一般論からすると「変わり者」になりますので、「普通じゃない」というのは別に悪でもなければ蔑まれるようなことでもありません。

ですが、「普通」や「一般」に溶け込むには右へ倣えが必要な場面もありますので、もし腫れ物扱いが嫌なら「普通のフリ」をする術も身につけるようにしましょう。

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