女の子の名前の名付け方！人気な名前270選を紹介！

生まれてから最初に受け取るプレゼントは、名前です。その子がこれから一生使い続け、たくさん口にする名前、喜んでもらいたいものです。さらに女の子なら、本人も周りもかわいいと思える名前が理想です。

今回は、女の子の名前の名付け方、かわいい女の子の名前を、漢字一文字～三文字、ひらがななどの種類別に270個に厳選してまとめました。

女の子のかわいい名前、いざ考えようと思っても、どのように考えればいいか分からない！という方も多いでしょう。漢字何文字にするか、ひらがなにするか。迷いどころは多いものです。かわいい名前の名付け方には、いくつかのポイントがあります。

まずは「音」から考える方法です。例えば「ゆ」「み」などは柔らかくかわいいイメージがありますし、「さ」などは爽やかで活発な印象に映ります。

そして、好きな文字から考える方法もあります。親の名前が「愛子」なら、同じ「愛」の漢字を使った名前を考える方も多いようです。ひらがななら、「音」から考えるのと同じように、好きな音のひらがなを先に決めてしまう手もあります。

女の子の名前を考える際に参考にしたいのが、最近の人気の名前です。ファッションなどと同じように、名前にも流行があります。そのときの人気の名前の傾向を知れば、名前を考える際の指針とすることができます。

また、やみくもに考えず、人気の名前を種類ごとに系統立てて考えるのも、スムーズな名付けのポイントです。例えば今回は、漢字の文字数別、花の名前や季節の名前別、願い別などの種類に分けて、ご紹介していきます。

人気の名前の傾向を知るには、人気ランキングをチェックする方法がベストです。毎年、たくさんの企業が名前の人気ランキングを発表しています。今回は、その中から厳選した名前、漢字ランキングをご紹介します。

「赤ちゃん名付け」の発表した、2017年2月から2018年1月の間にアクセスの多かった、女の子の人気の名前ランキングをご紹介します。

1位：希心（のぞみ等）
2位：心桜（こころ等）
3位：咲花（えみか等）
4位：紬（つむぎ）
5位：千愛（ちな等）
6位：澪（みお等）
7位：心陽（こはる等）
8位：栞奈（かんな）
9位：恵（けい等）
10位：凛（りん等）

出典 赤ちゃん名づけ
https://namae-yurai.net/

一年前の1位、2位だった「心陽」「心桜」が今回もランキング上位です。人気の漢字一文字の名前も安定のランクイン。ここ数年は「葵」が人気でしたが、徐々に「紬」の人気が上がってきているのがわかります。漢字三文字は30位以内に3つだけの少数派でした。

また、読み方が複数ある名前も最近の流行です。例えば1位の「希心」は、「のぞみ」「きこ」「そあ」などたくさんの読み方ができます。好きなかわいい漢字を組み合わせ、後から読み方を考える傾向にあるのでしょう。

そんな中、ランキング10位には入っていませんが、珍しく「文子」「裕子」という「子」のつく名前の人気が目立ってきたようです。かわいいけれど読みにくい名前の流行の中、読みやすい定番の名前が見直され始めているのかもしれません。

たまひよの発表した、2017年度に女の子の名前で使われた漢字のランキングをご紹介します。

1位：菜
2位：結
3位：花
4位：奈
5位：美
6位：愛
7位：莉
8位：乃
9位：心
10位：陽

たまひよnet
https://st.benesse.ne.jp/

「菜」は3年連続のランキング1位となりました。他の漢字も、安定して人気の漢字ばかりです。名前ランキングでは「希心」「心桜」「心陽」が上位となっていますので、「心」もこれからさらに人気が上がっていくのではないでしょうか。

「菜」「花」「陽」など柔らかく自然を感じるもの、「結」「美」「愛」「心」など優しさを感じるものなど、女の子らしくかわいい漢字が目立ちます。

女の子の名前で多いのは、漢字一文字〜三文字の名前です。冒頭でご紹介した最新の名前ランキングでは、漢字二文字の名前が多いですが、漢字一文字も人気です。漢字三文字なら、個性を出すことができるでしょう。

漢字一文字の、女の子の名前をご紹介します。漢字一文字のシンプルな名前は、最近では定番人気となっています。名前ランキングでも、「紬」「澪」「恵」「凛」がランクインしています。また「葵」も人気のかわいい名前の一つです。

漢字一文字に込める意味をよく見極め、かわいい名前を見つけてみてください。

漢字二文字の女の子の名前をご紹介します。一番人気があるのが、この漢字二文字の名前でしょう。二つの漢字を組み合わせることで込める意味も広がりますし、読み方のバリエーションも増えます。名前ランキング1位の「希心」もここに含まれます。

漢字三文字の、女の子の名前をご紹介します。漢字三文字の名前は、人気ランキング30位以内では23位、24位、25位の3つだけでした。珍しめの名前と言えます。

そのとおり漢字三文字の名前は、漢字一文字や二文字の名前より、個性的な名前が目立ちます。組み合わせ次第で、かっこいい印象にも、かわいい華やかな印象にもなるのが特徴でしょう。

漢字三文字の名前は、苗字とのバランスをとるのが難しいかもしれませんが、じっくりと考えてぴったりのものが見つかったら、とても素敵な名前を名付けてあげることができそうです。

女の子の名付けを考える際に定番なのが、「花の名前」と「季節」からとることです。生まれた季節、またはその季節の花を名前にすれば、その子の生まれたときの感動をいつでも思い出せます。また、季節はそれぞれの持つイメージによって、たくさんのバリエーションがあるのも特徴です。

女の子の名付けで定番人気なのが、花の名前です。花は、それだけでかわいい華やかな印象があります。さらに、その花の種類の持つイメージによっても、印象はずいぶん変わってきます。

例えば、大人気の「桜」や「桃」の花の漢字を使えば、女の子らしいかわいい印象になりますし、「菖」や「百合」なら清楚で上品な印象になるでしょう。三文字の「向日葵」は、そのイメージ通り、元気いっぱいの印象を与えます。

花の持つイメージをよく考えて、その子にぴったりの花の名前を付けてあげましょう。

春生まれの子に名付けたい、春にちなんだ名前をご紹介します。そのものずばり「春」という漢字を使う場合はもちろん、春がイメージされる豊かな自然を表現する漢字の名前もたくさんあります。漢字ランキング1位の「菜」は、その代表格です。

さらに「緑」「若葉」「芽」「萌」など春の芽吹きを表す漢字、「爽」「陽」「風」など春の新鮮な青空を表す漢字があります。「小鳥」も、さえずりが聞こえてくるようでかわいい名前です。春の温かな風景を思い浮かべ、イメージを膨らませてみましょう。

夏生まれの子にぴったりの、夏にちなんだ名前をご紹介します。青い空、青い海がイメージされる名前がたくさんあります。まずはそのまま「夏」という漢字を使う名前は定番人気です。

さらに「海」「汐」「波」「帆」「湊」「凪」など、海を表す漢字が並びました。その海を照らす「日」、夏の夜の「星」を表す名前もあります。夏といえば七夕、「織」という漢字を使った名前、「マリン」に当て字をした「真凜」という名前も人気です。

夏の明るい景色をイメージして、名前を考えてあげましょう。

秋生まれの子のための、秋にちなんだ名前をご紹介します。「秋」のイメージを膨らませた、幅広い意味を持つ名前が集まりました。

実りの秋を表す「果」「実」や果物の名前に、秋の夕暮れを風景を表す「茜」「夕」「月」の漢字を使った名前が人気です。そして定番の「紅葉」には、一文字で「椛」という漢字を使うのもかわいいです。

さらにイメージを膨らませ、芸術の秋を想像させる「詩」「和歌」、色合いを連想させる「紅」という漢字を使った名前もあります。素敵で大人っぽい印象の名前が多いようです。

冬生まれの子に名付けたい、冬にちなんだ名前をご紹介します。そのままのイメージで「冬」「雪」を使った名前が定番人気です。ちなみに「六花」は雪の異称です。

冬の凛とした空気を表す「冴」「澄」「静」「冷」の漢字を使った名前も、冬の名前と言えるでしょう。さらに冬はクリスマスと言うことで、「聖」「鈴」の名前もかわいいです。

雪の結晶を表す「晶」、果物の名前、雪の夜を照らす「灯」、新年を表す「初」など、イメージは無限にあります！「小春」は「小春日和」と言うように、冬の季語。冬の中の温かさを表すことができます。

ちょっとひねったかわいい名前が多い現在、古風で日本的な名前は逆に新鮮に映ります。冒頭でご紹介した最新の名前ランキングでは、「子」のついた名前がランクインしました。さらに日本的な名前は、外国の人からも古き良き日本らしいと受けが良いようです。

昔、クラスに1人はいた！と言えるような定番の名前をご紹介します。定番で日本的な名前のメリットは、覚えやすいこと。読み方を迷うこともないので、これからの人生で名前で困ることはないでしょう。

また、外国に行って世界で活躍したい場合も、日本の定番の名前はもってこいです。「日本を代表している」という気持ちになります。シンプルな日本の女の子の名前を、候補に入れてみてはいかがでしょうか。

以前は「子」のつく名前は古臭いというイメージがありました。けれど！冒頭でご紹介した名前ランキングでは、19位に「文子」、28位に「裕子」がランクインしました。ひねった名前の流行がひと段落し、徐々に「子」のつく名前が増えていくかもしれません。

「子」の名前は日本的な名前の代表格なので、外国の人にも覚えてもらいやすいです。そしてそもそも「子」という漢字は、「一（始まり）」と「了（終わり）」を意味し、例えば幸子なら「一生幸せでいられるように」という願いを込められるという説があります。

「子」のつく名前は、素敵なのです！

古風で日本的なのに、どこか斬新で珍しい名前もあります。「弦」「詩」「蛍」「雅」など、シンプルで古風だけれどオシャレさを感じる、一文字の名前は人気です。また「紫乃」の「乃」という漢字は、ぐっと古風で日本的な印象をアップさせます。

他にも「綾乃」「雪乃」など、好きな漢字を当てはめればバリエーションも広がります。
「彩羽（いろは）」や「神楽」のように日本らしは、和風さを前面に押し出した名前なら、外国でも話題になりそうです。

我が子にあげる最初のプレゼント、素敵な願いの込もった、かわいい名前にしてあげたいものです。願いの込もった名前の一例を、ご紹介しましょう。

漢字にはそれぞれ意味があります。使う漢字を厳選すれば、願いを強く込めた名前にすることができます。例えば「愛」は、そのものずばり「愛される子になるように」という意味を込めたものです。

「寿」「慶」はおめでたい意味の漢字、「栄」「潤」「富」「恵」「泰」なども繁栄や平和、潤沢など、どれも我が子の人生の幸せを願う漢字と言えるでしょう。「環」は、「周りの人や環境に恵まれるように」という意味合いがあります。

漢字の意味を調べて、ぜひ幸せになれる名前を考えてみてください。

日本に留まらず、外国に飛び出す方も増えてきました。そんな中、外国で活躍できるようにと願いを込めた名前も、主流となってきています。まず前の項でご紹介した、古風で日本的な名前。日本らしい名前なら、日本の代表として外国でも受け入れられそうです。

そしてもう一つが、「外国人の名前と同じ読み方をする名前」です。例えばアン、エイミー、エマ、サラなど。これにかわいい漢字を当てはめるというわけです。「沙羅」と言えば、外国でも活躍しているスキージャンプの高梨沙羅選手が有名です。

このような名前なら、外国人も発音しやすいので、外国ですんなり馴染めるでしょう。

名前をつけるには、漢字だけでなくひらがなという選択肢もあります。名前をひらがなにするメリットは、柔らかくかわいい印象になること。そして、漢字の意味に限定されないので、複数の意味を込められることです。

さらに、日本的な印象が強く、難しい字ではないので読みやすいため、外国人にも親しみやすいというメリットがあります。外国で活躍したい人にも、ひらがなの名前はおすすめできます。

まず、ひらがな二文字の名前を一例としてまとめてみました。かわいい印象のものが並んでいます。例えば「ちえ」なら「千恵」「知恵」「千栄」など、様々な意味を込めることができます。外国の人も読みやすく、呼びやすい名前となっています。

次に、ひらがな三文字の名前をまとめてみました。ひらがな三文字の名前は「あかり」「さくら」など定番人気の名前の他に、「うらら」「こころ」「ひまり」「ひより」などの今時の名前が多いのが特徴です。

また、読みが三文字の名前はひらがなにすることで、古風な印象がぐっと強くなりました。外国でも通用しそうな日本的な名前です。

名付けの際のポイントとして、画数があります。姓名判断は、確たる根拠はないと言われていますが、我が子が幸せになれる名前を考える一つのポイントとして、考慮しても良いでしょう。

もし結婚したら苗字が変わる可能性もありますが、結婚後でも旧姓のまま仕事を続ける女性も多いです。できる限り吉となる画数をつけてあげたいものです。

姓名判断においては、五格という5つの数を基本に考えます。

「天格」：苗字全ての画数を足す（苗字が一文字の場合は1足す）
先祖代々からの運勢を表す

「人格」：苗字の最後と名前の最初の画数を足す（苗字、名前が一文字の場合は1足す）
主に20歳から50歳までの運勢を表す

「外格 」：苗字の最初と名前の最後の画数を足す（苗字、名前が一文字の場合は1足す）
本人の周りの環境、人間関係を表す

「地格」：名前全ての画数を足す（名前が一文字の場合は1足す）
主に誕生から青年期（20歳）までの運勢を表す

「総格」：苗字と名前全ての画数を足す
主に中年期（50歳）以降の運勢を表す

女の子が幸せになれる、おすすめの画数と避けたい画数をご紹介します。ただし、これらは流派によって違います。また、全ての画数を吉にするのは難しいですので、参考程度に考えておきましょう。

【おすすめ画数】
1、3、5、6、7、8、13、15、16、17、18、24、25、31、32、35、37、41、45、47、48、52、63、65、67、81

【避けたい画数】
21、23、33、39、40、42、44

画数の数字には、それぞれ意味があります。姓名判断をするときは、自分が「どんな子に育ってほしいか」を考え、数字を確認していきましょう。

名前を考えるのは、意外と時間がかかります。名付けには明確な期限がありますので、生まれる前から名付けスケジュールを考慮しておくと、慌てずに済むので安心です。

産後は忙しくなります。ゆっくり名前を考える暇もない場合がありますので、妊娠中に名前の候補を絞っておきましょう。性別が判明しても、産後「実は違った」ということもありますので、男女両方の名前を考えておくと安心です。

生まれた日を1日目として、7日目に「お七夜」をすることもあります。色紙や半紙に赤ちゃんの名前を書いた命名書を貼り、お披露目する命名式を行ったり、お祝いのお食事会をしたりするのです。もしお七夜をするなら、この日までに決めましょう。

出生届は、生まれた日を1日目として、14日以内が提出期限となっています。早めに提出書類など確認し、手はずを整えておきましょう。

名前は一生ついてまわります。名前がその子を代表する記号となります。一時の感情や親の好みだけで決めるのではなく、その子のこれからの人生をリアルに想像し、生きていく上で生活しやすいかどうかも考慮したいポイントとなります。

名前を考えるときは、苗字とのバランスにも考慮しましょう。例えば苗字が三文字のときは、名前は一文字などシンプルなものが良いでしょう。また、苗字の漢字の画数が多いときは、名前の漢字は画数が少ないシンプルなものにするか、ひらがなにするとバランスが良いです。

例えばひなこなら「ひな」、なつなら「なっちゃん」など、愛称で呼ばれることも考慮しておきます。自分が呼びたい愛称から名前も考えるのも良いでしょう。

例えば初めてのクラスで周囲と馴染みたいとき、面接のときは、読みやすい名前の方が有利と言えます。また、自分の名前を書く機会はたくさんありますので、書きやすい名前だと有り難いものです。

ひらがなでしたら、書くのも読むのも簡単です。漢字なら、あまり複雑すぎる文字や、難解や読み方をする文字だと、将来大変になってしまう恐れがあります。

女の子には、かわいい素敵な名前を名付けてあげたいもの。今回ご紹介した女の子の名前も、女の子の名付けポイントも、たくさんありました。まだまだ悩んでしまう方も多いかもしれません。

けれど、たくさん悩んでたくさん考えて名付けた名前は、きっとその子にとって一生の宝物になります。ぜひ、その子に将来「あなたの名前は、こんな意味や願いを込めて名付けたんだよ」と胸を張って言えるような、素敵な名前をプレゼントしてあげてください。