アカデミーマニアックスとは?残虐な殺人動画【閲覧注意】

アカデミーマニアックスとはロシアの殺人鬼による殺人動画を犯人自らが撮影したものです。犯人はかつてウクライナで起こった21人連続殺人事件の模倣犯です。ここではアカデミーマニアックスについて説明していきたいと思いますが、衝撃的な内容なのでご注意ください。

アカデミーマニアックスとは?残虐な殺人動画【閲覧注意】のイメージ

目次

  1. 1アカデミーマニアックスとは?
  2. 2アカデミーマニアックスとはスナッフフィルム?
  3. 3アカデミーマニアックスの元になったとされる「ウクライナ21」
  4. 4アカデミーマニアックスは模倣犯
  5. 5現代にスナッフフィルムは存在するのか
  6. 6ごく最近のスナッフビデオ イスラム王国
  7. 7残虐シーンのもたらす影響

アカデミーマニアックスとは?

アカデミーマニアックスとはロシアの殺人鬼二人によって殺人シーンを撮影した動画です。

犯人はアルチョーム・アレクサンドロヴィッチ・アノウウフリエフとニキータ・ヴァスタンゴヴィッチ・リトキンの二人です。彼らはほんの17歳の若き少年たちでした。

アルチョームとニキータは殺人を犯す際にニキータの叔父にビデオカメラを借り、その残虐な一部始終を動画に収めました。その殺人動画のことをアカデミーマニアックスといいます。

アカデミーマニアックスの詳細

アカデミーマニアックスの犯人が最初に犯そうとした2件の犯行は未遂に終わっています。

その後、2010/12/1に12歳の少年が殺人動画の犠牲となりました。同月16日には69歳の男性を殺害し、つづいて2011/1/1にホームレスの男性、続いて同じく男性を2人殺害し、2011/4/3、初めて女性を殺害し、翌々日に逮捕に至りました。

犯人はそれらの犯行6件の動画を全てビデオカメラに収めており、そのことに気づいたニキータの叔父が警察に通報し、二人は逮捕に至ったというわけです。その裁判では犯人の二人に終身刑が言い渡されました。

ロシアで起きた残虐な連続殺人事件

アカデミーマニアックスの犯人が住むロシアで同じく残虐な殺人事件が起きていました。

犯人は「Bitsa Maniac」または「Chessboard Killer」とも呼ばれたアレクサンドル・ピチェシキンです。彼は最低でも48人を残虐に殺しました。一説には60人とも言われています。

アカデミーマニアックスの犯人らは逮捕後、アレクサンドルの起こした連続殺人に影響を受けて殺人ビデオの収録に及んだと供述しています。

動画撮影も行っていた

二人の犯人は殺人の様子を動画に収めました。

彼らは逮捕後、殺人については最低48人もの連続殺人を犯したアレクサンドル・ピチェシキンに影響を受けたと供述しましたが、アレクサンドルは残虐な動画を撮影したわけではありません。

彼らが動画撮影に至ったのはウクライナで起こった連続殺人を収めたビデオである「ウクライナ21」という動画を観て影響を受けたからです。

アカデミーマニアックスとはスナッフフィルム?

アカデミーマニアックスとは残虐な殺人動画です。スナッフフィルム(スナッフビデオ)もまた残虐な殺人動画のことです。

ですから、アカデミーマニアックスはスナッフフィルム(スナッフビデオ)のひとつであると言えそうですが、厳密に言えば異なります。

しかし、一般的にはアカデミーマニアックスの殺人動画はスナッフフィルム(スナッフビデオ)と呼ばれています。

そもそもスナッフフィルムの意味とは?

スナッフフィルムとは娯楽用途に流通させる目的で撮影した殺人動画です。つまり、商売目的でつくられた殺人動画です。しかし、商売目的に実際に殺人を行えば犯罪となり逮捕されてしまいます。

ですのでほとんどのスナッフフィルムは嘘、作り物で出来ています。しかし裏社会では本物も流通しているという話もあります。

スナッフフィルムはスナッフビデオ、スナッフムービー、殺人フィルムなどとも呼ばれます。

アカデミーマニアックスとはスナッフフィルムの一種

アカデミーマニアックスはスナッフフィルムの一種でしょうか?

スナッフフィルム(スナッフビデオ)とは娯楽のための流通目的で作られた残虐な殺人動画です。アカデミーマニアックスは流通させるために撮られたものではありません。しかし、犯人らが逮捕されなければ動画はどのように扱われたかわかりません。

スナッフフィルムの本来の意味にこだわらなければアカデミーマニアックスはスナッフフィルム(スナップビデオ)の一種とも言えることができます。実際、アカデミーマニアックスは犯人の意図とは別に流通してしまいました。

アカデミーマニアックスの元になったとされる「ウクライナ21」

アカデミーマニアックスの犯人、アルチョームとニキータは「ウクライナ21」の影響を受けて残虐な連続殺人動画の撮影に至りました。その「ウクライナ21」について説明しています。

ウクライナ21の概要

「ウクライナ21」とはスナッフビデオのひとつです。

「ウクライナ21」は2007年の6~7月のたった一か月ほどの間に快楽目的で21人もの連続殺人を行い、その様子を映した動画のことです。

この事件は「ドニプロペトロウシク・アニマックス(Dnepropetrovskmaniacs)と呼ばれています。被害者はいずれも女性や子供や老人やホームレスといった社会的弱者でした。

彼らは逮捕後、「ウクライナ21」を販売するつもりだったとほのめかしているので、「ウクライナ21」こそがスナッフビデオと言えます。

ウクライナ21の犯人

「ウクライナ21」の犯人はウクライナのドニプロペトロウシクに住む19歳の二人、Супрунюк(スプリューニク) と Саенко(サィエンコ)です。анжа(ガンジャ)という少年も関わったと言われましたが、物的証拠が見つかりませんでした。

犯人が逮捕され裁判となった頃にはウクライナの死刑制度は廃止されていたために、これほどの残虐な無差別殺人をしておいても死刑の判決が下ることはなく、判決は「終身刑」でした。

アカデミーマニアックスは模倣犯

アカデミーマニアックス、残虐な連続殺人を動画に収めた残虐な事件は、同じく殺人ビデオを映した事件に影響を受けて撮影されたものです。

アカデミーマニアックスはウクライナ21の模倣犯

アカデミーマニアックスの犯人であるアルチョームとニキータはウクライナで起こった残虐な連続殺人を動画に収めた「ウクライナ21」の模倣犯でした。彼らは「ウクライナ21」の動画を観て影響され、同様の手口で犯行に及びました。

模倣犯とは

模倣犯とは、マスコミなどで報じられた事件やフィクション作品中の犯罪手法を真似た犯罪、またはその犯人のことを指します。コピーキャットとも言われています。

模倣犯は事件やフィクションの細部まで真似て事件を起こします。中には同じ犯人に見せかけるために同様の手口で事件を起こす犯人もいます。

現代にスナッフフィルムは存在するのか

アカデミーマニアックスは犯人の意図ではありませんが、世間に流通してしまいました。ウクライナ21もまた流通してしまっています。そして恐ろしいことにそれらは現代でも見ることができます。

残虐すぎるスナッフビデオ

現代ではパソコンで容易に色んな動画を観ることができます。スナッフビデオもまた観ることができるのです。しかし決してそれらを観ることはお勧めしません。多くの人が観ようとしても観続けられないでしょう。

それほど残忍な動画であるスナッフビデオ。それは私たちが知る「ドラマや映画の映像」とは全く異なります。鈍器などで後頭部を殴り続ける様子。被害者の意識はあるのにドラマのように悲鳴をあげることはありません。

体の一部を切り取るシーンも生々しいです。アイスピックで目を突いたり、体中を突き刺すシーンもあります。

動画の質は「ウクライナ21」よりも新しい「アカデミーマニアックス」の方が鮮明だと言われています。

※閲覧注意 「ウクライナ21」動画サイト

今現在でもスナッフビデオは閲覧することができます。しかし決して見ることをお勧めはできないものです。それを見ることによって精神が病んでしまいます。

「ウクライナ21」などで検索すれば動画が見られるサイトに辿り着くかもしれませんが、見られる方はご自分で責任と覚悟を持ってご覧ください。

ごく最近のスナッフビデオ イスラム王国

「アカデミーマニアックス」も「ウクライナ21」も21世紀に起きた新しい事件の動画です。しかし、現代には今でも進行中の事件動画、スナッフビデオと言ってもいいものがあります。

それはイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」による処刑シーンの動画です。私たちと同じ日本人もこれの犠牲になりました。

日本人ジャーナリストの後藤健二さんらの処刑シーンの一部は私たちも見ることができました。あるサイトでは全シーンも公開されていました。

残虐シーンのもたらす影響

アカデミーマニアックスの犯人、アルチョームとニキータは「ウクライナ21」のスナッフビデオに影響を受け、それに快楽を覚え、同じようにスナッフビデオとも言える殺人シーンの撮影を行いました。

彼らのように残虐シーンを見て快楽を感じる者はごくわずかの人間です。通常の人は作り物のホラー映画を見ただけでも悪夢うなされたり、悲しいニュースを見るだけで多かれ少なかれ精神を病んでしまう人がほとんどです。

残虐なシーンを見て快楽を覚えるか、精神を病むか、大抵どちらかの影響を受けます。ですのでアカデミーマニアックスのような残虐な殺人ビデオが存在し流通するということは人間に対して悪影響のほかありません。

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