田野岡大和君の現在とその後!北海道置き去り事件の真相とは?

北海道置き去り事件をご存知ですか?2016年5月28日に北海道で発生したこの事件は、田野岡大和君が山に置き去りにされた事件です。田野岡大和君は発見されましたが、北海道置き去り事件には謎が残り事件の真相やその後の母親父親、姉のことなど気になることが多いです。

田野岡大和君の現在とその後!北海道置き去り事件の真相とは?のイメージ

目次

  1. 1田野岡大和君を発見!北海道置き去り事件とは?
  2. 2北海道置き去り事件の概要
  3. 3北海道置き去り事件の真相は?
  4. 4田野岡大和君の家族
  5. 5北海道置き去り事件の報道内容
  6. 6田野岡大和君の現在とその後
  7. 7北海道置き去り事件に類似する幼児置き去り
  8. 8海外では非難の嵐となっていた!
  9. 9置き去り事件の田野岡大和君、悲惨な現在の状況

田野岡大和君を発見!北海道置き去り事件とは?

北海道置き去り事件とは、2016年5月28日に北海道の山林にて発生した事件です。この事件で田野岡大和君が行方不明となり、当時のニュースでも取り上げられました。この事件を覚えている人も少なくはないのではないでしょうか。

田野岡大和君の捜索は6日間にもおよび、自衛隊なども出動するなどして大騒ぎとなりました。懸命の捜索の結果、無事田野岡大和君は発見されますが、事件後この事件についての批判や、謎に対する声が多数あがっており、現在でも真相は謎のままです。

今回はこの北海道置き去り事件の詳しい概要、経緯そして、この事件の真相、現在の父親、母親や行方附今になっていた田野岡大和君の現在について調べていきます。また、一部ネットで騒がれている田野岡大和君の姉について調べていきます。

父親が子供しつけの為として小2男児を山林に置き去り

そもそもなぜ置き去りにしたのか。という疑問がありますが、これについて調べたところ、田野岡大和君の父親の証言では、行方不明となってしまったその日は田野岡大和君を連れて父親が山林に山菜取りに出かけていたそうです。

その山林で事件がおこってしまったのですが、元々の原因は田野岡大和君にあったようです。田野岡大和君はその山林にて人や車などに向かって石を投げるというとんでもない行動をとったようです。

これに対し、父親はしつけと称し田野岡大和君を山林に置き去りしたと証言しています。その後の警察の調べに対し父親は、置き去りにした現場に約5分後に戻ってみると、そこに田野岡大和君の姿はなかったということでした。

北海道置き去り事件の概要

ここで、この事件の概要を調べていきます。この北海道置き去り事件は2016年の5月28日の夕方に、山菜採りに来ていたという小学2年生の田野岡大和君が山林に置き去りにされ、行方不明となってしまった事件です。

この事件は当時ニュースでも取り上げられ、話題となりました。自衛隊や消防、警察が出動して山林やその周辺を大捜索しました。6日間もの期間の捜索にもかかわらず、田野岡大和君を発見することが出来ませんでした。

この捜索に駆り出された人員の数は200以上にもなります。さらには警察犬も導入され、田野岡大和君の大捜索が開始されました。行方不明となった地点から、広範囲にわたり捜索が行なわれましたが、早急に発見することが出来なかったようです。

2016年6月3日に田野岡大和君は無事発見され、その様子は当時のニュースで大きな話題となり、人々から喜び声があがりました。

しかし、その後この事件に対する不審な点や謎について指摘する声も上がっており、一部のネットの意見では虐待だったのではないか。というものもあります。今回のこのことも含めこの北海道置き去り事件の真相について詳しく調べていきます。

きっかけは田野岡大和君の問題行動

北海道置き去り事件のきっかけとなったのは、なんと行方不明となった田野岡大和君自身の問題行動であったと、その後の調べで父親が証言しています。父親の証言では、家族で山菜取りに出かけていた当日に田野岡大和君が悪さをしたと話しています。

その悪さとは、子どものいたずらで済まされるようなものではありませんでした。なんと田野岡大和君は人や車などに向かって石を投げるというとんでもない行動をしたとされています。これは一歩間違えば、器物損害にとどまらず、傷害、殺人にも繋がります。

小学生の力とはいえ投げた石の当たりどころが悪ければ最悪死に至ります。このような問題行動を父親、母親は注意していたと思われますが、田野岡大和君は一向にやめなかったのではないでしょうか。

この結果、父親はしつけと称し、田野岡大和君をその現場に残して、山頂に向かったと言っています。そして、約5分後に反省したかと、現場に戻ってみると田野岡大和君の姿はなく、周囲にも見当たらず父親、母親から警察に通報されました。

ここから田野岡大和君の大捜索という、北海道置き去り事件が発生しました。この事件では多くの嘘がありました。真相の究明が求められていますが、この事件の真相は未だに明かされていません。なんとか真相を知る術はないのでしょうか。

田野岡大和君を山林に置き去りに(2016年5月28日)

田野岡大和君を置き去りにした父親ですが、その後の警察の調べに対して当初は「子どもに待ってろと言って山頂に行って戻ったらいなくなっていた」と話していたそうですが、不審に思った警察が問い詰めると、しつけのために置き去りにしたと言っています。

当初の証言では父親は置き去りにしたということを隠そうとしていたようです。あくまで子どもが勝手にいなくなったと話していたそうです。

このことについては、置き去りにしたことに後ろめたい気持ちがあったのではないか。と言われています。そして、警察の調べに「父親としての威厳を示したかった」とも説明していたそうです。

行方不明になった場所【北海道七飯町の林道】

田野岡大和君が行方不明となった場所についてですが、場所は北海道の七飯町の山林と報道されていました。この場所は北海道函館市の駒ケ岳の周辺で子どもが1人でいるには危険な場所だったといわれています。

自衛隊による大掛かりな捜索をするも見つからず

前述の通り、この事件、北海道置き去り事件では、警察、消防、自衛隊など200人以上が動員され大規模な捜索が行なわれました。しかし、捜索は困難を極め田野岡大和君の発見までに6日間も要しました。

ここまで捜索が難航してしまった原因の1つに天候の悪化が挙げられました。置き去り事件が発生した当日から雨が降っており、田野岡大和君の足取りをつかむのが非常に困難であったとその後わかっています。

また、当時警察犬も導入されていましたが、この雨にせいで田野岡大和君が行方不明現場からどこへ向かったのかなどが、わからなくなったとされています。この結果田野岡大和君の捜索は難航してしまったようです。

一週間後に田野岡大和君無事発見される(2016年6月3日)

事件発生から約1週間後の6月3日に無事田野岡大和君は発見されています。このニュースは当時大きな話題となり人々から喜びの声が多く上がっていました。

発見された場所【陸上自衛隊駒ヶ岳演習場内】

2016年5月28日に発生した北海道置き去り事件は、6月3日の午前7時50分頃に行方不明になった田野岡大和君が無事発見されるというかたちで解決されました。

発見された田野岡大和君がいたのは、北海道鹿部町にある陸上自衛隊駒ケ岳演習場の建物内でした。この場所で田野岡大和君は発見されたということです。

警察、消防、自衛隊、警察犬などが行方不明現場周辺や山中を捜索している間、田野岡大和君はずっとこの陸上自衛隊駒ケ岳演習場建物内にいたと話していたそうです。発見したのは、演習場に入ってきた陸上自衛隊員でした。

北海道置き去り事件の真相は?

田野岡大和君が無事発見されるというかたちでこの北海道置き去り事件は収束していますが、この事件の真相については今現在でも謎や不可解な点が残されています。はたして本当の真相が明かされる日は来るのでしょうか。

田野岡大和君の父親や母親、姉は事件発生当時に田野岡大和君の極めて近くにいましたが、当時の警察の調べに対してそれぞれで証言が食い違っていたり、多くの謎が残っています。

山菜採り?二転三転した証言

田野岡大和君の父親は事件発生当時の警察の調べで家族で山菜採りに来て、目を離した隙に田野岡大和君がいなくなり、行方不明になってしまった。と証言していたようです。しかし、警察が確認したところ、車内には山菜などはなかったそうです。

さらに、事件発生当時は山菜取りのシーズンでもありませんでした。このことから父親の証言に疑いがもたれたそうです。しかし、田野岡大和君がいなくなったのは、山菜採りの際ではなく、しつけのために林道に置き去りにしたと証言しています。

父親は最初にしつけ目的で置き去りにしたとは言いづらかったようですが、ここまで大掛かりな大捜索がされたためにいたたまれなくなったのではないかといわれています。このように父親の証言に二転三転するものがありました。

父親と姉の証言との食い違い

田野岡大和君の父親は当初捜索願を警察に出した際に、山菜採りの最中に田野岡大和君の姿を見失い、行方不明になってしまった。と嘘の説明をしました。しかし翌日にはしつけのために置き去りにしたこと、約5分後に現場に戻ったらいなくなったと説明しました。

メディアなどのインタビューでは、泣きながら車を追いかけてきたため、一度は車内に戻ることを許したが、500mほど進んで、再び車から降ろしたことを述べました。また、当時本当のことを言うと虐待を疑われると思っていたそうです。

父親は世間体を気にしていたことや、お仕置きやしつけと言う理由で警察に対応してもらうことに気が引けたと話していたそうです。

次に田野岡大和君の姉の証言について調べていきます。田野岡大和君の姉は小学5年生とされていました。姉の証言は、「お父さんと大和が車を降りて山菜があるか見に行き、しばらくしてお父さんから『大和がいなくなった』と電話があった」と話しています。

このことはつまり、父親と当初の「山菜採りの最中にはぐれた」という嘘の証言と口裏を合わせていたという可能性が出ています。父親と母親とで姉に口裏を合わせるよう指示していたようですが、結果的に父親の証言と食い違ってしまいました。

この嘘の証言により、当時の警察は捜索の範囲の変更や捜索方法などに混乱をもたらされ、警察幹部は大激怒していたそうです。

父親の嘘の証言はまだ他にもあった!

田野岡大和君の父親の証言は他にも嘘があったことが分かっています。失踪時の田野岡大和君の服装についてです。その他、失踪現場はそもそも山菜の採れる場所ではありませんでした。また、母親もこの嘘に協力していたそうです。

服装については当初、緑と白のストライプのTシャツ、紺のジーンズ、サンダルを着用していたとしょうげんしていますが、翌日の調べでは、上はアルファベットの刺繍が入った黒いTシャツ、赤の運動靴というふうに証言を変えています。

その理由については、水遊びで濡れたから着替えさせたとありましたが、そもそも当日は雨降りでした。雨が降っている中で普通は水遊びなどするでしょうか。警察はこの証言にも疑いをもっていたそうです。

田野岡大和君の家族

ここで、田野岡大和君の家族について調べていきます。この事件は現在でもおおくの疑いや、謎が指摘されています。本当に置き去りという「しつけ」だったのか。置き去りにして「殺害」しようとしていた可能性もあるという声もあります。

家族構成やその人物の様子、近所での評判などから何か分かるものもあるかもしれません。一家は事件の約10年前に北斗市に引っ越してきたそうです。田野岡大和くんの家族、父親、母親、姉、祖父、祖母について調べていきます。

田野岡大和君の父親

田野岡大和君の父親は田野岡貴之という名前のようです。当時44歳とされていました。網走出身で現在はIT企業に勤務しているそうです。つい最近までは札幌に単身赴任していたとありました。

この会社のHPを調べてみたところ2009年の時点では課長を務めていたようです。この会社が設立されたのが2005年とされているので2009年の4年で課長ということはかなり優秀な人材だったのかもしれません。

このような役職であったことで世間の目を気にした結果の嘘であったという可能性もありますが、真相は分かっていません。

田野岡大和君の母親

田野岡大和君の母親についてですが、母親はメディアにほとんど出ておらず情報はかなり少ないようです。職業は市内で看護師をしていたようです。現在もまだ在籍しているかは不明です。出身も函館市ということでした。

夫婦で共働きだったことから母親は子どもたちの面倒をそこまで見きれていなかったようです。看護師という職業がら子育てにはかなりの苦労があったのではないでしょうか。上記で紹介した口裏合わせも母親の指示だったとありました。

これらの嘘の証言の中心となっていたのがこの母親だったのではないかという噂が飛び交っています。母親については情報が少なくこれら母親についての記述になります。

田野岡大和君の姉

田野岡大和君の姉は小学5年生という情報がありましたが、姉については未成年ということもあり詳細なことは公表されていませんでした。しかし、おおよそ姉の学年は5~6年生くらいだったとされています。この姉も未成年ながらに事件の当事者です。

姉も何かこの事件の真相を知っているのではないでしょうか。ネットの声では未成年の姉が報道のインタビューで出るのはおかしいという意見が当時多く上がっていました。そのことからも姉が何が知っている、もしくは見ていたという可能性があります。

しかし、現在ではこれ以上の情報もなく姉についての記述はここまでとなります。

田野岡大和君の祖父母

田野岡大和君の祖父母についてですが、祖父についての情報は年齢のみ確認でき64歳とありました。また、少しだけテレビのインタビューにも出ていました。その時に孫の無事を祈っていると言う内容のコメントを残していました。

また、祖母もメディアでインタビューを受けている様子が確認されています。そのインタビューでは次のように語っていました。

「元気な姿で帰ってきて欲しい、ただそれだけです」「早く明るい時間に見つかって欲しいんだけど」と答えていました。しかし、情報は極めて少なくこれらが祖父母についての記述になります。

北海道置き去り事件の報道内容

北海道置き去り事件の報道内容について調べていきます。北海道置き去り事件の発生からすぐにメディアに取り上げられ、報道されています。しかし捜査の難航と父親などの証言の食い違いにより、その報道内容は日々変動していきます。

捜査の状況や、家族へのインタビューなどが報じられていましたが、田野岡大和君が無事発見されたところで報道も収束しています。

北海道置き去り事件のメディア出演は父親のみ

北海道置き去り事件の当時のインタビューで主に登場していたのが父親になりますが、実は祖父母もテレビのインタビューにでています。前述の通り祖父母ともにインタビューで孫の無事を祈っている様子が報じられています。

しかし、母親についてはメディアには全くといっていいほど出ていませんでした。何か特別な理由があるものなのかは不明ですが、様々な憶測が現在でも飛び交っています。

田野岡大和の受け答えを見て心配の声も

事件後、健康状態が心配され病院へ1日入院しましたが、翌日にはケロッとした様子で退院しています。テレビのインタビューなどでの受け答えが、余りにも事件のこと事がなかったかのように答えていたことで、専門家から心配する声が上がったようです。

今何がしたいかを問われると「野球がしたい」、体調について問われると「大丈夫」、学校について問われると「早く行きたい」、「運動会楽しみ」などとまるで事件がなかったかのように元気に答えていたそうです。

このインタビューでの受け答えに視聴者は疑問を抱いたそうです。ある専門科医は「ちょっと心配ですね」とコメントしているそうです。また、「自分の置かれた立場が全く分かっていないのはちょっと」と言葉を濁したそうです。

田野岡大和君の現在とその後

田野岡大和君の現在とその後について調べていきます。無事発見された田野岡大和君ですが、北海道置き去り事件のその後は、元気に回復していると報道されていたそうです。本人の証言によると、置き去りにされたその後、泣きながら反対方向に向かったそうです。

そして、その後発見された施設まではなんと5時間歩いていたそうです。一方で、北海道置き去り事件の背景には虐待疑惑があるとして噂され、道警函館中央署では「しつけのため」として置き去りにしたのは「心理的虐待疑惑」があるとしました。

その後、児童相談所に通告したとありました。しかし、警察の方では、刑事責任を問わない方針で固められているそうです。

父と子は和解「許すよ。お父さん優しいから許す」

発見保護されたその後、病院の救急処置室で両親や姉と再会した際に、父親が「つらい思いをさせてごめん」と繰り返し謝ったとありました。

これに対し、田野岡大和君は「お父さん優しいから、許すよ」と話し、また、関係者には「僕が悪かった。お父さんの言うことを聞かなかったから」と話していたそうです。

北海道置き去り事件に類似する幼児置き去り

日本では今回の北海道置き去り事件に似た置き去り事件や、児童の虐待事件が複数確認されています。何件か似たような事件について調べてみましょう。

親の都合で子供を置き去りにする事件は多い

親の都合による置き去り事件や虐待事件が多くあります。金銭面での理由や、親の精神疾患によるものなど様々な理由がありますが、その多くが親の都合によるものがほとんどです。

巣鴨子供置き去り事件

巣鴨子供置き去り事件は1988年に東京都豊島区で発覚した保護責任者遺棄事件です。父親が蒸発し、その後母親も子ども4人を家に残し出て行き育児放棄したとあります。

どのような精神状態だったのか不明ですが、金銭的な援助等は続けていたそうです。しかしながら、実質は育児放棄状態だったということでこの事件は発覚しました。

海外では非難の嵐となっていた!

北海道置き去り事件のニュースを見た海外の個人やメディアなどから壮絶な批判、非難がされていたようです。日本に比べて欧米では児童虐待に対しては非常に厳しく取り締まられるため両親のしつけや罰として置き去りにしたことに対して非難が高まったようです。

BBCのコメントでは「すべての人には違う子育てがある。だが、この方法はとても馬鹿げている。子どもがすぐに見つかることを望む」「両親は虐待と育児放棄で逮捕されるべきだ。最低だ」といった内容の非難が相次いで投稿されたようです。

また、BuzzFeedの報道にも大量のコメントがされていました。「とんでもなく狂った話」「しつけのために罰するというのなら、少なくとも狂っていないやり方を選ぶべき」「親になるべきでない親がなんと多いことか」といったコメントで埋められました。

置き去り事件の田野岡大和君、悲惨な現在の状況

一家の現在については様々な情報があります。現在では家族はバラバラになってしまっただとか、事件のその後、父親はメディアや世間からのバッシングにより憔悴しきっているだとか、そのような情報に溢れています。

またこの事件の真相についても未だに多くのなぞが残っています。本当にしつけだったのか、現在ではその真相の究明には困難を極めます。また、田野岡大和君が生存していたのも何か理由があるのでは。と言った声もあります。

小学2年生が1人山の中で1週間も水だけで生きていて、しかも現場から5kmも離れた場所で発見されたことも謎が残っています。誰かが助けていた可能性もありますが、現在では真相を知る術はほとんどありません。

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