作家の藤岡真の現在！TOKIOへの問題発言や福島差別で炎上！

TOKIOと作家の藤岡真が炎上騒動となったきっかけは、さかのぼること2016年3月20日。この日に放送のあった「ザ!鉄腕!DASH!!」というTOKIO主演のバラエティー番組でのこと。「世界一うまいラーメンつくれるか!?」という企画がきっかけになります。

TOKIOが麺作りに、福島産の最高級小麦「春よ恋」を使ったことが明らかになった時、藤岡真氏は番組の最中にも関わらず、twitterにTOKIOに対してだけでなく福島の農産物に対しても風評被害をあおるような書き込みをしました。

そのtwitterがこちら。「TOKIO。究極のラーメンて、福島の小麦から作った麺なのかよ。人殺し。」「未だに「食べて応援」している馬鹿がいて頭が痛くなる。」という全く心無いツイートでした。そんな藤岡真氏の今現在何をしているのかも含めて見ていきましょう。

このtwitterを見た人たちからは多くの批判が殺到したのは言うまでもありません。もちろん、作家の藤岡真氏のtwitterはまたたくまに拡散され、多くの人の目に触れることになりました。

「世界一うまいラーメンつくれるか!?」という企画は、684日という歳月を費やしており、TOKIOや番組スタッフが心血注いだ逸品と言ってもおかしくないラーメンでした。全てに最高級の食材を使っているため、ラーメン1杯の原価は、630円にもなったそうです。

お店屋さんで、このクオリティーのラーメンを食べるとなると1杯2000円は超えるほどでした。実際にTOKIOが作ったことは明かさずに、試食会を開いたところ評価の高いラーメンでネットでも評判になりました。

「TOKIO。究極のラーメンて、福島の小麦から作った麺なのかよ。人殺し。」というtwitterは、TOKIOに対しての暴言だけでなく、福島県の農家の皆さんや福島産の農産物に対してもひどい暴言です。

TOKIOのファンはもちろん、福島県民の方々や一般の人たちからかなりの批判をされた藤岡真氏。「人殺し」発言は、かなりきつい意味を指しています。福島産の農作物には、原発事故による放射性物質が含まれているということが残念ながら伝わってきます。

というか、そうとしか伝わってきません。藤岡真氏は、その後自分の発言に対してtwitterやブログで謝罪をしていますが、その謝罪にも誠意が感じられないと更に批判されています。

作家の藤岡真氏は、福島産のラーメンtwitter以前にも、TOKIOに対しての暴言はありました。「TOKIO。気違いが福島で米を作っている」と発言をしています。とても作家をしていると思えない放送禁止用語の乱用と誹謗中傷です。

この発言を受けても、TOKIO本人たちは藤岡真氏のtwitterをスルーしてますが、一般人が黙っているはずがなく、まず2チャンネルで炎上。そしてtwitterでも炎上しています。

藤岡真氏のツイートには、福島産の農作物を育てるTOKIOに対して何かしらの意図なメッセージが込められていたのでしょうが、「目には目を」であるように、強い発言にはそれ相応の反発があります。炎上するtwitter、そして藤岡真氏のtwitterの拡散。今でも、この話題はおさまっていません。

2011年3月11日に起こった東日本大震災。そして3月12日に、福島第一原発の爆発事故によって、福島産の農産物に放射性物質が飛散したと言われました。あれから5年もの月日がたち、日本が震災から復興しようと一丸になって頑張っていた時です。

また藤岡真氏がtwitterを使って発言をし、炎上を繰り返します。その内容を一語一句違わずに掲載させて頂きます。

「福島の農家の皆様は、どうか地産地消して下さい。県外 に出荷するほどの生産量があるのですか。そして、ご自分のお子さんには絶対に食べさせないで下さい。なお、圏外で生産物を目撃したら「毒入り食べたら死ぬで」シールを添付させていただきます」

作家として文章を書くことを生業としている藤岡真氏。発言一つ一つの影響力は大きくなります。福島産の小麦粉で作ったラーメンに「人殺し」とtwitterに書き込んだり、TOKIOに気違いと暴言吐いたら、どのような展開になるのか想像できなかったのでしょうか。

作家だから思ったことを発言せずにはいられないと思ったのであれば、それはどこか根本が間違っているように思われるでしょう。

そんな藤岡真氏の今は何をしているのか？も気になる点です。こちらは、後ほど紹介させて頂きます。

「人殺し」ツイートで炎上した藤岡真氏、ブログでTOKIOに謝罪をするも「全く謝罪になっていない!」とまたまた炎上してしまいます。「私の言いたいこと」として、謝罪文を掲載したことで多くの人に更なる怒りを売ってしまったのです。

「気違い」「人殺し」というきつい言葉を使ったことに対しては反省をしていますが、福島産の農産物を使うことに対してのもの言いはこういう理由ですと長々と説明しています。

「単なる言い訳だ！」と非難され、炎上しているところに油を注ぎ炎上拡大となりました。

藤岡真氏のブログ、twitterアカウントは削除され今現在はありませんが、当時、藤岡真氏がブログで謝罪した謝罪文章はこちらになります（ブログ謝罪原文）。

藤岡真の始の棲家
わたしの言いたいこと。
ツイッターでのわたしの発言に対し、多くのコメントが寄せられ ました。

その九割以上は、わたしの発言は誤りであり、無礼であり、多くの福島に住まう人を悲しませ、怒らせるものであるという内容です。

だから、嘲笑、誹謗、恫喝といったものがほとんどであり、潔く失言を認めアカウントを停止しろといったものもありました。中には売れない作家の売名行為、ステマであるといったものも散見したが、これは嫌がらせのたいと思っています。

2011年3月12日、福島第一原発の爆発事故で、推定で90万テラベクレルの放射性物質が飛散したと言われています（テラは1兆）。主にセシウム、ストロンチウム、ヨウ素、テルルが放出されました。いま、福島県の農産物の検査はセシウムの検査のみです。

そのうち一般食品は100Bq/kgという基準です。これが世界の基準に比して大きいか小さいかは、各国が日本の食品の輸入を規制していることからある程度判断ができると思います。

ちょっと横道にそれますが、自然放射線やX線治療、ラジウム温泉等はどうなのかといったコメントがありました。それらは今まで恒常的に被曝してきたものなので、食品による内部被曝がさらにそれに上乗せされるだけのことです。

原子炉から飛び散ったセシウムの半減期は30年。その地で生産される農作物の線量は基準値内に留められているのでしょうが、わざわざ摂取するものではありません。低線被曝（100ミリシーベルト以下）は人体に影響は観察されていないという学者も多い。

いま我が国の被曝の基準は、年間1ミリシーベルトと定められていますが（丸川珠代大臣が何の科学的根拠もないと発言した数値）、福島原発作業員で急性骨髄性白血病を労災認定された方の被曝量は19.8ミリシーベルトでした。

わたしは無名の作家ですが、その発言の影響で福島県民が傷つき、自殺するといったコメントも多々ありました。日本テレビの日曜ゴールデにオンエアされる番組で、有名タレントがグレーゾーンを無視して「安全」と言い切る影響力は天文学的な数字でしょう。

その結果5年後10年後に何らかの異変が発生したとしても、誰も責任を取ることが出来ません。とは言え「人殺し」「きちがい」と言う言葉は明らかに言いすぎであったと反省いたします。

よって、これらのこのツイートは削除させていただきます。スクリーンショットも多く撮られてはいますが、隠滅が目的ではないので、ここに再掲しておきます。

「TOKIO。究極のラーメンて、福島の小麦から作った麺なのかよ。人殺し」
「未だに「食べて応援」している馬鹿がいて頭が痛くなる」
「福島の農家の皆様は、どうか地産地消して下さい。県外 に出荷するほどの生産量があるのですか。そして、ご自分のお子さんには絶対に食べさせないで下さい。なお、圏外で生産物を目撃したら「毒入り食べたら死ぬで」シールを添付させていただきます」
「TOKIO。気違いが福島で米を作っている」

最後に、福島県民、TOKIO、関係者各位に、深くお詫びいたします。

twitter上でも次のような謝罪文を掲載しました。

わたしの無神経な発言が、多くの皆様を傷つけることになり、大変申し訳なく思っております。福島県の皆様、TOKIO皆様、鉄腕ダッシュの関係者の皆様に深くお詫びいたします。本当に、申し訳ありません。

このように謝罪をした同日に「暫くの間、twitterを休止します。」と書き込みをしています。今もtwitterの再開はありません。

世界一うまいラーメンつくれるか!?企画によって生み出された究極のラーメンとは、約2年近い歳月が費やされています。全国に足を運んで探した味をTOKIOの手で作り上げたラーメンでした。

スープのダシに、普通のの鰹節よりもパンチの強い宗田節とまろやかなうまみの真昆布を使用。これだけでも贅沢ですが、鴨嶋ハマグリ、有名しいたけ「のてまり」、能登の塩などなどを使ったこだわり。

使う水は世界遺産・白神山地の山奥で湧き出す高度0.2の超軟水。1ヵ月半かけて作り上げた歯ごたえ抜群の「メンマ」と低温調理で素材の旨味をいかしたチャーシューは、沖縄産を使用。

究極のラーメンの中で、要となる小麦は世界トップクラスの最高級国産小麦「春よ恋」を使用しました。この小麦は、北海道小清水町で手に入れてますが、育てたのが福島県なのです。

福島県の荒れ地をTOKIOメンバーが耕し、種をまいて120日間かけて育てています。育てた小麦を更に小麦粉にして麺作りをしました。

この小麦は、とにかく粘りが強いため歯ごたえが良いそうです。この小麦には、福島の復興や福島産の安全性を訴える希望の小麦でもありましたが、藤岡真氏の攻撃の的となりました。

作家の藤岡真氏は、早稲田大学の理工学部を卒業後、広告代理店に入社しCMディレクターをしていました。優秀なディレクターだったようで、全日本CM大賞、電通賞やカンヌ国際広告祭金獅子賞などを受賞しています。

1992年「笑歩(しょうほ)」で小説新潮新人賞。その翌年に長編推理小説を発表しており、推理小説家として活動をしています。

もう1つの顔として、空手家でもあります。空手道拳道会の池袋本部道場塾頭も務めています。

前述の通り、藤岡真氏は謝罪文を掲載しましたが、多くの人からは「言い訳にしか感じられない」と批判される形となりました。

藤岡真氏への批判派が圧倒的多数ではありましたが、実は藤岡真氏の説明する内容に納得する人々がいたことも事実としてしるさせて頂きます。

藤岡真氏はブログ謝罪文の中で、作家の売名行為、ステマであるといったものも散見したが、これは嫌がらせのたいと思っていますと記していますが、実際のところはどうなのでしょうか。

本人は違うと言いますが、世間では作家の売名行為と受け止められています。実際に2016年に発表した「死龍スロン」では、かなり評価が低いです。アマゾンのカスタマーレビューでは、ひどい、つまらない、駄作という言葉が多く見られます。

売名行為、炎上商法だとしたら、完全にマイナスになっています。今となっては本当のことは分からないままです。

藤岡真氏の今現在ですが、はっきりとしたことは残念ながら分かりませんでした。作家活動も2016年に発表をした作品が最後になっていますし、今もブログもtwitterも閉鎖されていますので、情報発信もされていないようです。

空手道拳道会の池袋本部道場塾頭を今もされているので、空手指導にあたっているようです。

藤岡真氏の福島産農作物に対する意見をもっと別の形で伝えていたらどのようになっていたのでしょうか。CMディレクターを辞めてから作家活動に専念し、言動の自由、好きなように伝えるのが当たり前になっていたようです。

しかしながら「人殺し」「気違い」と、福島で活動を続けるTOKIOや福島産の食べ物を非難することは人間的倫理には反していたから、多くの人から批判される形になってしまいました。今でも、その言葉に傷ついている方もいるようです。

今は、藤岡真氏がどのように過ごしているのかはっきりしたことが分かりませんが、一日も早い東日本大震災からの復興を強く願っています。