「好きかどうかわからない」不安な気持ちへの対処法とその原因

付き合う時や片思いの時、あれほど好きだった相手のことが「好きかどうかわからない」という気持ちになり、別れを考えることがあります。好きかどうかわからない時の心理状況や自分の気持ちを確かめる診断リスト、その気持ちへの対処法や原因についてご紹介していきます。

「好きかどうかわからない」不安な気持ちへの対処法とその原因のイメージ

目次

  1. 1「好きかどうかわからない」時の心理
  2. 2「好きかどうかわからない」を判断する
  3. 3「好きかどうかわからない」時の診断方法
  4. 4「好きかどうかわからない」片思いの場合の対処法
  5. 5「好きかどうかわからない」付き合っている場合の対処法
  6. 6「好きかどうかわからない」別れた方がいいの?
  7. 7「好きかどうかわからない」=次の恋愛を探すタイミング
  8. 8最後に決断するのは結局自分の気持ち

「好きかどうかわからない」時の心理

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相手のことが好きかどうかわからない、そんな時の心理とはどのようなものでしょう。おそらく不安やツライ気持ちで心が満たされているのではないでしょうか。交際中であれば、彼氏あるいは彼女に対して申し訳ない気持ちにもなりますし、一緒に居ても「楽しい」と思える時間を過ごすことはできないでしょう。

片思い中であれば、これが恋なのかどうなのか気になってしまい、仕事や勉強に集中できなくなるほどモヤモヤしたした気持ちに支配されているかもしれません。

心理1.相手のことを考えなくなった

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「好きかどうかわからない」という心理を追求していくと、「そういえば相手のことをあまり考えなくなった」という人が多いです。交際を順調に進めていくには、お互いの気持ちを尊重したり、相手への気遣いが必要です。自分本位なことばかりでは相手に嫌われてしまいますし、次第に関係も悪化していきます。これは片思い中でも同じことです。

相手のことが好きだからこそ「何をされたら嬉しいか? 」「これをすると迷惑になる」など、相手を思いやった思考や行動になり、好きだからこそ一緒に居ない時は「今何してるかな? 」「早く逢いたいな」という気持ちになりやすいものです。つまり相手のことを頻繁に考えてしまうわけです。

以前に比べて相手のことを思い出したり、考えたりする頻度が少なくなるということは、もうすでに自分の中で答えがでているのかもしれません。

心理2.「嫉妬」の気持ちがなくなった

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交際中、もしくは片思いしている人が、ほかの異性と楽しく喋っている姿や仲良くしていると「嫉妬」を感じてしまうことがあります。「自分と居る時より楽しそうにしている」「自分以外の異性と仲良くしないでほしい」こういう心理になってしまうのは相手のことが好きで、自分だけがその好きな人のことを独占したいという心理が働いています。

相手のことが好きかどうかわからなくなると、ほかの異性と仲良くしていても嫉妬を感じる心理にはなりません。この「嫉妬」という感情をあまり抱かなくなった時は「相手のことが好きかどうかわからない」という心理状態になっています。

「好きかどうかわからない」を判断する

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大好きだったはずの気持ちが、今では本当に好きかどうかわからない。そうなってしまった心理の裏には何か原因があるはず。自分の気持ちを診断するためにはまず、その原因について考えてみましょう。その原因さえわかれば、自分がその人のことを好きかどうかを判断するための材料になります。

原因を考えてみる

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相手のことを「好きかどうかわからない」という心理になってしまう背景には、付き合う中で見えてきた相手の“嫌な部分”が原因なことが多いです。性格や価値観などは十人十色ですから、付き合う前には気づかない、もしくは気にならなかった部分でも真剣に付き合うにつれて目立ち、そして気になってくるものです。

その中にはきっと「どうして? 」と理解できない部分もあったのではないでしょうか。もし本当に好きな人であれば、少々のことには目をつむれるし、それを理解しようと努力もできるでしょう。

しかし、どうしても自分とは合わない価値観や性格だと気がついてしまうと、その部分ばかり見てしまい、「この人とこのまま付き合うことができるのだろうか」と不安な気持ちになってきます。

「好きかどうかわからない」その原因には、“相手の嫌な部分が見えてしまった”というのが多いので、まずは自分の好きな人の“受け入れられない部分”を探してみてください。もしかしたらそれが原因なのかもしれません。恋愛というのは、相手の嫌な部分も受け入れられるか? というのが非常に重要になってきます。

どんなに「好き」という気持ちがあっても、受け入れられない部分があれば次第に「好き」という気持ちは衰退していくものです。

「好きかどうかわからない」時の診断方法

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原因を考えてもわからないという人は、自分の気持ちを見失っている可能性があります。これから6つの診断リストをご紹介しますので、じっくり考えてみてください。以下の診断項目に共感してしまう人は、相手のことを好きではない可能性が高いです。

診断1.頻繁に「会いたい」という気持ちがありますか?

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恋愛の「好き」という心理の中には「寂しさ」があるのをご存知でしょうか。相手のことが好きだから会えない時に寂しく感じ、会えた時には嬉しい気持ちになります。付き合う期間も長くなり安定期に突入すると次第にそういう気持ちは薄れてきますが、それでもまったく会えないと寂しく感じてしまうものです。

しかしまったく会わなくても平気、全然寂しくならないという人は、もうすでにその人のことを好きではないのかもしれません。相手のことが好きかどうかわからない時は、その人のことを思い浮かべ「会いたいかどうか」を考えてみてください。

診断2.一緒に居てイライラすることが多いですか?

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交際中の恋人、もしくは片思い中の人と一緒に居る時、些細なことでイライラすることはないでしょうか? 本当にその人のことが好きなのであれば、多少のことは許せるものです。

人の性格は十人十色ですし、他人と自分の価値観に違いがあるのは当然のことです。それにそんな価値観なんて本当に好きになってしまえば気にならなくなるし、好きだからこそ自分には理解できない部分もわかってあげようと努力するものです。

しかし、「好きかどうかわからない」という曖昧な気持ちになってくると、その人の行動や言動がいちいち鼻につくようになり、つい指摘してしまったり、それがきっかけで喧嘩になってしまったりと、なにかと衝突する機会が多くなります。

頻繁にイライラしてしまうとストレスや喧嘩の原因になり、そのせいで「好きかどうかわからない」という心理になりやすく、次第に「好き」という気持ちがなくなっていきます。

診断3.セックスは気持ちいいですか?

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セックスそのものは、そこに「好き」という感情がなくとも成立する行為であり、肉体的な快感もあります。でも心の快感はどうでしょう? 好きな人とのセックスは体の快感もそうですが、行為の最中の一体感、終わった後の充足感はお互いが好き同士だからこそ味わえる快感です。

彼氏、もしくは彼女のことが「好きかどうかわからない」と思っている時にセックスをしても、以前のような一体感や充足感は味わえません。

男性は好きかどうかわからない女性とのセックスでは、自分本位なセックスをしたり、さっさと射精して終わらせようとします。一方の女性は心の中で「早く終わってほしい」と思っていたり、「好き」という気持ちが薄いため、愛液の分泌量が少なくなり痛みを感じてしまうこともあるようです。

それに好きかどうかわからない時は、そもそも「セックスをしたい」という気持ちにもならないでしょうから、その辺りの気持ちの変化でも自分の本当の気持ちを診断することができます。

診断4.結婚したいと思いますか?

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結婚適齢期を迎えた女性であれば、結婚を視野に入れて付き合うことを意識するでしょうし、男性もまた彼女が結婚適齢期を迎えているのであれば、多少なりともそのことについて付き合うものです。

しかし「好きかどうかわからない」という気持ちで、「この人と結婚したい! 」と思えるでしょうか。そのままの気持ちで結婚しても離婚したり、夫婦生活が上手く行かないのは目に見えています。相手のことが好きかどうかわからない時には、結婚について考えてみると答えがでやすいかもしれません。

診断5.浮気をされるとどんな気分ですか?

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誰でも好きな人に浮気されると悲しくなったり、怒ったり、感情に起伏が起こるもので、好きな人に浮気されて黙っていられる人はほとんどいないでしょう。しかし、浮気をされても悲しみや怒りの感情が表れないのは、もうその人のことを好きではないのかもしれません。

想像してみてください。自分の恋人がほかの異性と浮気している姿や、片思い中の相手が自分以外の異性と付き合う姿を。本当にその人のことを好きなのであれば、とてもツライ気持ちになるはずです。

診断6.別れることを想像できますか?

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好きかどうかわからない時は、別れたことをリアルに想像してみましょう。どういう切り口で別れ話をだすのか、それを伝えた時の相手の顔や、その時の自分の気持ちなど、できるだけ細かく想像してみてください。

好きかどうかわからない人との別れを想像した時、悲しい気持ちになったり、逆に別れない道を考えてしまうのは、まだその人に対して好きな気持ちが残っているのかもしれません。

本当に好きという気持ちがなければ、別れた後を想像すると気持ちがスッキリしたり、特に悲しい気持ちになることはありません。

「好きかどうかわからない」片思いの場合の対処法

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片思いをしている時に、好きかどうかわからなくなった時の対処法について2つご紹介します。

1.その人を好きになったと思い込んでみる

片思いをしていて、好きかどうかわからないのであれば、あえて“その人を好きになってしまった”と思い込んでみましょう。自分の気持ちをどちらかに傾けることで、初めて聞こえてくる心の本音というのもあります。

自分はその人のことが好きなんだ、と仮にでもいいのでそのモヤモヤした片思いの気持ちを認めてあげるのです。そうすると自然と心も楽になるし、ハッキリしなかった自分の気持ちがどんどん湧き上がってくることもあります。リアルにその人と自分が付き合う姿を想像してみましょう。

好きかどうかわからない時は、あえてどちらかに自分の気持ちを傾けてみるのも自分の本当の気持ちを知る一歩となります。

2.ほかの異性に取られたことを想像してみる

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好きかどうかわからない人が、いつの間にか別の異性に取られたことを想像してみてください。ショックを受けたり、悔しい気持ちになってしまうのはその人に片思いしている証拠です。そもそも好きでもない人が誰と付き合うことになっても何も気にならないし、ハッキリ言えばどうでもいいことです。

片思い中の相手のことが本当に好きかどうかわからない時は、その人がほかの異性に取られてしまったことを想像してみると、自分の本当の気持ちを知る手がかりになるはずです。

「好きかどうかわからない」付き合っている場合の対処法

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付き合っている時に、好きかどうかわからなくなった時の対処法を2つご紹介します。

1.その人の“どこが”好きだったのか思い出してみる

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付き合う期間が長く続いてくると、どうしても最初の頃のような盛り上がりやときめきはなくなってきます。いわゆる倦怠期というやつですが、この時期は付き合っている相手のことが好きかどうかわからないという気持ちに陥りやすいです。

そういう時は初心に戻り、どうしてその人を好きになったのか考えてみましょう。恋愛に発展したきっかけや、どうして付き合うことになったのか、その人のどこに惹かれたのか。その1つひとつを思いだしてみてください。

考えても何もでてこない、思いだすことはできるけど特に何も感じない。そういう気持ちの場合は、残念ですがもう「好き」という気持ちはないのかもしれません。

2.距離を置いてみる

彼氏、もしくは彼女のことが好きかどうかわからないのに交際を続けていると、相手に対して罪悪感を感じてしまいます。でも好きかどうかわからないけど、別れるのは嫌だ。わがままな考え方ですが、そういう気持ちになってしまう人は意外と多いものです。

そういう時は一度距離を置いてみるのがおすすめです。二人で話し合い、自分の気持ちがハッキリわからないから距離を取らせてほしいと相談してみましょう。突然のことに相手は驚くかもしれませんが、今後の交際を続けていくためにはとても大事なことです。

一度離れてみることで、自分の本当の気持ちが見えてくることがあります。

「好きかどうかわからない」別れた方がいいの?

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好きかどうかわからないからといって、別れることが正解なのでしょうか。別れて後悔することもありますし、別れてスッキリすることもあります。別れることは簡単ですが、後で後悔しないようにここは慎重に考えてみましょう。

後悔しないと思うなら別れるべき

恋人のことが好きかどうかわからない時は、どうしても別れることを考えてしまいます。そのままの気持ちで付き合っていても相手の人に申し訳ないですし、なにより自分も苦しいですから。でもそんな曖昧な気持ちで別れた時、後になって「やっぱりあの人のことが好きだ」と思っても遅いかもしれません。

相手の方も突然の別れを告げられたことに当然ショックを受けているし、そのせいで好きだった気持ちも冷めていたり。後で別れたことを後悔して、よりを戻したくなっても相手がそれに応じてくれないこともあります。

同じ相手と恋愛を続けていれば、好きかどうかわからないという時期はやってくるものです。しかしそこで早まった決断をしてしまうと取り返しのつかないことになりかねないので、自分の気持ちがハッキリするまで慎重になるべきではないでしょうか。

「別れても絶対に後悔しない! 」という強い確信があるのなら、別れても大丈夫ですが、「う〜ん」と悩んでしまう時はまだ別れるタイミングではないのかもしれません。

責任感を感じる必要はない

長く交際を続けた恋人同士にありがちなのが、長く一緒に居たせいで、相手に対して一種の「責任感」を感じていることがあります。「この人には自分が居てあげないとダメ」「自分が居なかったらこの人はダメになる」、こうした責任感は自分の本当の気持ちを押さえつけ、無理して相手に付き合おうとしてしまいます。

本音では「別れたい」と思っていても、その責任感から離れることができないのです。恋愛は時としてお互いに“依存性”を生み出してしまうことがあり、そのせいでお互いが苦しい思いをしてしまうことがあります。結婚していて子供もいれば話は別ですが、そうでないなら自分に素直な選択をしてみましょう。

別れた後は罪悪感に悩まされることもありますが、それは時間が経てば自然と癒えてきます。

「好きかどうかわからない」=次の恋愛を探すタイミング

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これまで何度も恋愛を経験してきた人はわかるでしょうが、誰かを好きで居続けるのは意外と難しいものです。どれだけ好きであったとしても、些細なことが原因でその気持ちは変化していきます。

つまり、自分の気持ちが「好きかどうかわからない」というのは、誰にでも起こりうることです。そうした気持ちの浮き沈みを確かめながら「この人は自分に相応しいのか? 」と見極めていくのも恋愛の醍醐味です。

「好きかわからなくなったけど、それでもこの人と一緒に居たい」「頑張ればもう一度好きになれるかもしれない」、そんな風に思えるのは、その人が自分にとって理想の人だったのかもしれません。そう思えないのであれば、それを次の恋愛を探してみるタイミングとして考えてみてはいかがでしょう。

最後に決断するのは結局自分の気持ち

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「好きかどうかわからない」このままの関係を続けるのか別れるのか、そういう直面になると誰でも悩んでしまうものです。その気持ちを誰かに相談してみたり、恋愛コラムを読んで参考にしても、それはあくまでも第三者からの“助言”に過ぎません。最終的に決めるのは自分の意志です。

誰かに「それは別れたほうがいい」「もう少し考えてみるべき」。そういう助言は一時的に心の救いにもなりますが、結局のところ誰も答えは教えてはくれません。自分の心にいろいろな問いかけをしてみて、その中から本当の気持ちを探すべきです。

答えは必ず自分の心の中にあるので、焦らずじっくり考えてみましょう。

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