女嫌いの男が増えている？その心理や特徴・トラウマの原因を調査

世の中には色々な恋愛の形があるので、男性が男性を好きになるということもあります。今回は恋愛対象は女性だけれど、その女性のことが嫌いな男性、女嫌いの男性についてまとめていきます。

最近話題になっているのが、結婚しない若者たちです。男性も女性も、それほど恋愛には興味がないと言われています。

なかでも男性の恋愛離れは深刻なようです。女性との恋愛をしたくないと考える男性のことは「絶食系男子」と呼ばれているようです。

どうしてそこまで女嫌いの男性が増えてしまったのでしょうか。女嫌いの原因を探ってみましょう。

女嫌いな男性が増えているという現状は、国立社会保障・人口問題研究所の調査でも明らかになっている問題です。正確に言うと調査しているないようは、男性に交際相手がいるかどうかということですが、そんなことも調査をされているようです。それでは調査の結果をみながら女嫌いの男性について考えていきましょう。

国立社会保障・人口研究所の調査では、未婚男性の70%近くに彼女がいないということが分かったそうです。ちなみに女性は60%近くに彼氏がいないのだそうです。男性も女性も、恋愛をしている割合は少ないようですね。

70%近くの男性の中では、女性と肉体関係になった事がないと言う人がなんと40%近くもいるそうです。調査対象は18歳から34歳の男性ということなので、20歳をすぎても経験がない人というのも珍しくはなくなってきたようです。

彼女がいない男性をさらに調査してみると、彼女がいないのではなく、彼女はいらないと感じている男性は30%近くになる特徴があるのだそうです。

交際相手がいない男性の30%近くは、最初から恋愛をする気はない男性だということになります。この割合は年々増えていっているそうです。10年後には50%近くの男性が女性に興味がなくなってしまうという事態も起きなくはないようです。

彼女がいないのではなく、彼女はいらないと感じている男性は、どうして彼女がいらないと感じている特徴があるのでしょうか。男性が彼女はいらないと感じている理由の1位は、女性といると面倒くさいからなのだそうです。

女性といると面倒くさいとはどういう意味なのでしょうか。ここからは、女嫌いの男性目線で男性の心理を考えていきましょう。

それではここからは、女嫌いの男性の心理について考えていきます。女嫌いの男性と一言で言っても、タイプは色々あるようです。まずは男性が好きだから女性が嫌いなタイプです。今回はこのタイプは除外して考えていきます。

もうひとつはもともと異性が嫌いなタイプ、そして以前は好きだったけど嫌いになってしまったタイプです。

どうして女嫌いの男性は、女のことを嫌いになってしまったのでしょうか。女嫌いの男性の心理から原因を探してみましょう。

女嫌いの男性の心理は、女が面倒くさいから女が嫌いという男性も多いのです。彼女をつくらない原因でも、面倒くさいが原因の第1位になっていました。

女性の中には、自分でも自分って面倒くさいと思っている人もいると思います。男性も女性も、友達として付き合うときには面倒くさいなんて思わないのに、恋愛関係になるととたんに色んなことが面倒くさいと感じることがあります。

例えばデートをすることもその1つでしょう。友達として遊びにいくのであれば、用事があるときだけではなく気分がのらないというときでも行くことを断ることもできますが、デートの場合には断るためには断る理由が必要になります。

恋愛をする上で、男性と女性でルールができることもしばしばあります。例えば。「毎日1回は電話しよう」というようなものです。忙しくない時には大したことの無いルールでも、忙しくなってくると、途端にそのルールが面倒くさいものになります。

男性が女性と付き合うということは、面倒くさいと感じることが増えるということでもあるのです。そんな理由から女嫌いになってしまうのかもしれません。

男性が女嫌いになったのは、傷つきたくないという心理からである場合もあるようです。女性は男性よりもはっきりとした言葉を使ってしまうことがあります。女性からすれば、親しみをこめて言った言葉でも、例えば外見のことなどでいじられたとき、傷ついたと感じてしまう男性もいるのです。

男性はそんな女性と関わって、自分が傷つきたくないという思いから女嫌いになってしまったのです。

自分の外見にコンプレックスのある男性の場合、女性がそのことを口に出していなくても「自分のことを陰で笑っているのではないか」というネガティブな思い込みから、女嫌いになってしまっているという場合もあるようです。

女嫌いの男性には、プライドが高いという心理から女嫌いになってしまうという場合もあります。女性の中には男性と同じくらい頭が良かったり、男性と同じくらい仕事のできる女性もいます。プライドの高い男性は、女性に負けるということがあり得ないと感じています。女性にもしかして負けてしまうかもしれないというときには、女嫌いであることを理由に、女性に対して冷たい態度をとってしまったりすることもあるようです。

プライドの高い男性が、以前に女性に何かの失敗で笑われたことがあるという場合にも女嫌いになってしまう場合があるようです。

プライドの高い男性は、誰から笑われても傷つきますが、自分よりも立場が低いと感じている女性に笑われるということは屈辱的なことになるのです。

男性の中には、女性のことがよくわからなくて怖いから女嫌いになってしまったという人もいるようです。男性と女性では、好きになるものも違ったり、同じものをみても感じ方が違うこともあります。そんな女性のことを、男性は怖いと感じてしまうのです。

どうしてそんな行動をするのか男性には理解ができないし、どうしてそんなことで怒ったり泣いたりするのか、男性には理解ができなくて怖いということもあるようです。

男性というのは1つのことに集中すると、他のことにまで気が回らないという人もいます。女嫌いの男性の中には、女が嫌いなわけではないけれど、自分のことで手一杯だから女性のことまで考えている暇がないという心理の場合もあるようです。

女性というのは、恋愛になると面倒くさい存在になってしまうことがあります。自分のことでいっぱいになっている男性は、そんな女性とは一緒にいたいと考えていないのです。

男性にも色々なタイプがいます。中には女性にとても高い理想をもっている男性もいます。大和なでしこのような女性ばかりだと考えている男性が、実際の女性の姿をみてがっかりしてしまい、女嫌いになってしまったという原因である場合もあるようです。

男性の理想が高すぎて女嫌いになってしまったという場合は、男性の理想に近い女性に関しては優しい態度で接したりする場合もあるようです。理想が高いことで女嫌いになっている男性は、自分の理想に近い女性以外の女性を、女性だと思って接していないために女嫌いだと思われてしまうようです。

男性の中には女性だけではなく、人と接することが嫌いだという人もいます。女性だけでなく人と接することが嫌いだという人も、男性よりも女性への態度が冷たいという場合が多いようです。

同性よりも異性と接するというほうが面倒くさいと感じるようです。特に「女性には優しくするのが当然だ」と考えているような女性のことを嫌う傾向があるようです。

女嫌いの男性の心理は、女性に対してのネガティブな心理が原因になっているようです。心理的に女性にネガティブな男性は、どんな特徴があるのでしょうか。女嫌いの男性の特徴を紹介させていただきます。

女嫌いの男性の特徴には、彼女がいないという特徴があります。女嫌いなので当然と言えば当然の特徴です。女が嫌いだから彼女がいないという場合がほとんどですが、中には彼女がいないから女嫌いであるという場合の特徴もあるようです。

以前は彼女がほしいと考えていたけれど、なかなか彼女ができなかったので、女性に対して拗ねてしまっているという男性です。彼女がいないというのは、女嫌いな男性の大きな特徴です。

女嫌いの男性の多くは「だから女は」や「これだから女は」が口癖になっている特徴の人が多いようです。男性のほうが女性より立場が上だと考えている人が多いようです。

男性は自分より女性のほうが立場がしただと考えているので、見下したような言い方になってしまう特徴があります。それを聞いたりみていたりした女性は面白くないと感じて、そんな男性に冷たく当たるでしょう。それがまた、女嫌いの男性の心理を深いものにしてしまいます。

女嫌いの男性の特徴には、女性と2人きりになると話すことがわからなくなるという場合も多いようです。友達といるときや、周りに誰かいるというときには、女性の悪口を言ったりしているのに、女性と2人きりになると、話す内容がみつからないようです。

女嫌いの男性は、女性と2人で話した経験も少ないのです。一般常識として、女性に失礼なことを言ってはいけないということをわかっているのでいいませんが、そうなるとますます話す内容が無くなってしまうということもあるようです。

女嫌いの男性には、異性への興味がないという場合もあるようです。女嫌いの男性であっても女性の「友達」なら問題ないという場合もあります。恋人になって付き合う付き合わないという恋愛をするのは嫌だというタイプです。

この場合は、女が嫌意であるというよりは、異性に興味が無くなってしまっているのです。異性に興味がないので、色気を振りまくような女性はぶりっこのようで苦手であったり嫌いだと感じてしまう男性もいるようです。

女嫌いの男性の中には、三次元の女性が限定で嫌いであるというタイプもいるようです。三次元の女性は嫌いですが、漫画やアニメ、ゲームなどの二次元の女性のことは好きであるというタイプもいるようです。

近くにいる女性は苦手だけれど、遠くにいる女性であれば問題がないということでもあるのかもしれません。

女嫌いの男性の全てがそうであるわけではありませんが、中には過去のトラウマが原因で女嫌いになってしまったという男性もいるようです。女嫌いになってしまうようなトラウマとはどんなトラウマなのでしょうか。ここでは女嫌いの男性の過去にトラウマになった原因を紹介していきます。

男性が女嫌いになってしまったトラウマの1つには、女性の家族である母親や姉の影響がある場合があります。母親に厳しく育てられたり、姉に強く叱られたなどの、幼いころの経験がトラウマになってしまって、女性を同じ人間として愛せなくなっているのかもしれません。

女性の傍にいくと緊張してしまったり、怒られるのではないかと怖くて長い時間一緒にいれないというような場合もあるようです。

母親や姉が影響しているというトラウマの場合、厳しく育てられたという場合もあります。しかし逆に甘やかされて育ったためにトラウマになってしまっているという場合もあるようです。

女嫌いの男性の過去のトラウマには、女性にモテなかったことが原因のトラウマもあるようです。彼女ができなかったり、彼女ができなかったことで友達にヒドイことを言われたということがトラウマになってしまっている場合もあるようです。

女性にモテないということを理由に、からかわれた経験があるという人の場合には、女性の隣にいるだけでも辛いという男性もいるようです。

また過去に女性に告白をしたときに、告白した女性や友達からひどくからかわれたという経験をしたことがある人も、それがトラウマになって女嫌いになってしまったという男性もいるようです。

女嫌いの男性の中でも、以前は彼女がいたという人もいます。そんな人のトラウマになってしまっているのは、彼女に裏切られた経験であることが多いようです。

とても好きだった彼女にヒドイフラれ方をしたとか、例えば自分が親友だと思っていた人と浮気をされたという場合もあるようです。男性が心から愛していた彼女に、ヒドイフラれ方をしたり、ヒドイ裏切られ方をしたことでトラウマになって、女嫌いになってしまったのです。

女嫌いになってしまった男性の中には、女性の裏の顔をみてしまったことでトラウマになってしまったという場合もあるようです。女性は好きな人の前と、嫌いな人の前では態度だったり、言葉遣いが変わるという人もいます。

とても素敵な女性だなと思っていた人が、裏では人の悪口を言っているのをみてしまったという場合や、清楚な人だと思っていたけど実はそうではなかったということを知ったときなど、本当は女性って怖いのではないかということを感じたとき、そのショックの度合いが大きいほどトラウマになって、素直に目の前の女性のことを素敵だと思えなくなってしまっているのです。

男ばかりの環境で育った男性は、女性と最初に接した時のことがトラウマになってしまい女嫌いになってしまうということもあるようです。

男ばかりの環境というのは大変なことはあるかもしれませんが、同性ばかりの環境なので「どうしてこういう行動をとるのかわからない」ということが少ないようです。

喧嘩になるにしても、相手がどうしてそういう行動をとるのか、同性ならわかるものが、異性になるとどうしてそういう態度をとるのかわからないという心理から、自分には相手の気持ちを察することができないのではないかというトラウマになってしまうようです。

女嫌いの男性は、基本的に女性に対して冷たい態度をとるものです。それ以外で女嫌いな男性が女性にとってしまう態度にはどんなものがあるのでしょうか。ここでは女嫌いの男性が、女性に撮ってしまいがちな態度についてまとめていきます。

女嫌いの男性が女性に取ってしまう態度には、話しかけないというものがあります。女嫌いの男性は、女性に自ら近づくということはありません。自分から近づくことがないので、自分から女性に話しかけるなんていう態度は起きないのです。

できるかぎり半径1m以内に女性が入ってこないように生活をしたいというのが、女嫌いの男性の態度の心理でもあるのです。

女嫌いの男性は女性と仲良くなりたいとは考えていません。できる限り必要最低限での関係を求めているので、自分の話をしないという態度になるようです。

仕事などを円滑に行うために、必要最低限の事務連絡はします。一般常識はしっかりとあるので、周りの輪を乱すということはないのです。しかし女嫌いの男性は女性に、休日に何をしているとか、どこに住んでいるかというようなことも自分から話すことはありません。

女嫌いの男性は、女性を見下すという態度をとることがあります。女嫌いの男性の中には、女性より男性のほうが立場が上だと感じている人も多いようです。「女はすぐに泣く」とか「女はなんでもないことでもすぐに怒る」と、全ての女性をひとくくりに考えてしまうようなところもあるようです。

男性にイロイロなタイプがいるように、女性にも様々なタイプがいることをわかってもらえると良いかもしれません。

女嫌いの男性は、女嫌いの男性から距離をとる態度をとってくるので、恋愛対象になるということは少ないでしょう。それでも万が一、男性のことを女嫌いだとは知らずに好きになってしまったらどうしたらいいのでしょうか。どういう態度をとったらいいのでしょうか。可能性はないと諦めてしまった方がいいのでしょうか。

女嫌いの男性を好きになってしまったら、まずは友達になるきっかけを探してみましょう。最初から彼女になろうと思って近づくと、男性の女嫌いセンサーにひっかかってしまうことがあります。

女性らしさを少しのこしながらも、友達になれるように努力をしてみるといいでしょう。恋愛の話は出来る限り避けて、まずは仕事仲間として信頼をしてもらえるようになるといいかもしれません。

仕事仲間や友達に格上げされたら、何かのときにどうして女嫌いになったのかを聞いてみるといいでしょう。何かのトラウマが原因で女嫌いになったことがわかれば、そのトラウマに対して対策をしていけば、恋愛対象としてみてもらえるようになるかもしれません。

女性に厳しくされたことが原因なら、優しく癒してあげるといいでしょう。彼女の裏切りが原因なら、裏切らないという絶対の信頼を与えることができるといいかもしれません。

男性が女嫌いになった原因がわかれば、彼女になれる道は近づくかもしれません。

女嫌いの男性と友達や仕事仲間として仲良くなれたら、何人かの友達と出かけることができるようになるといいでしょう。最初から2人きりで出かける恋愛モードというのは、お互いにハードルが高いデートになってしまいます。

女嫌いの男性は恋愛をいようとすることで、さらにトラウマが深くなってしまって、友達としても女性と付き合うことができなくなってしまうかもしれません。

あなたも男性の女嫌いを意識しすぎてギクシャクしてしまうかもしれません。

今回は女嫌いの男が増えているとう原因を、その心理や特徴からまとめてみました。女嫌いの男性の多くは、トラウマが原因のようです。しかしそのトラウマは、これからの人間関係で払拭していくこともできそうです。男性は意外と繊細な心理を持っています。優しく見守ってあげましょう。