別れ話は電話か直接会って話すのどっちがおすすめ?上手な別れ方を解説
彼氏に別れ話をするのは電話ですか?それとも、直接会ってしますか?ここでは、別れ話を電話でする場合、直接会ってする場合のメリット・デメリット、上手な別れ方をご紹介します。あなたにとって、そして彼にとっても最善の方法でお別れができるよう、参考にしてください。
目次
別れ話は電話か直接会った方がどちらがおすすめ?
一度はずっと好きで、ずっと二人で未来を歩いていくのだと信じて疑わなかった彼氏との恋…。しかし、理由はそれぞれですが、別れようと決心する日が来た時、あなたはその気持ちを電話で伝えますか?それとも、直接会って伝えますか?
電話で話すと顔を見なくて済む分、直接会って、相手の顔を見て別れを切り出すよりも伝えやすいと思う人もいれば、気持ちを伝えるためには、直接会って伝えた方がいいと思う人もいるでしょう。
では、どちらの別れ方がおすすめかというと、あなたと彼氏の関係性や、相手の性格によって異なりますので、この別れ方の方が絶対に良いということはありません。別れ話を電話でする切り出し方、直接会ってする切り出し方、あなたにとってどちらが良い別れ方になるのかは、まず両者のメリット・デメリットを知っておく必要があります。
別れ話を電話でするメリット
まず、彼氏に別れ話を電話でする別れ方、切り出し方のメリットをご紹介します。
顔を見なくて済む
別れ話を電話でする別れ方の一番のメリットは相手の顔を見なくて済むということです。直接会うと、別れを決意しているのに、自分の気持ちをうまく言葉に出来ないかもしれないと不安を抱く人は少なくありません。
電話だと顔を見なくて済む分、直接会うより別れを切り出しやすくなるものですが、きちんと自分の気持ちを明確にしておく必要があります。
自身の気持ちを伝えやすい
直接会う別れ話は、顔を見るだけでなく、自分の発した一言一言に対しての彼氏の反応を見る必要があります。例えば、威圧的な態度をとる彼氏に別れを直接告げようと思うと、反応が怖くて、言いたいことが言えない状況に陥ってしまうという場合などには、電話で別れ話を切り出すのがおすすめです。
別れ話の切り出し方ですが、あらかじめ伝えたいことをメモしておくと、伝えたい気持ちが伝わりやすくなります。話を逸らされてしまったとしても、自分の気持ちを言い忘れることを防ぐことも可能です。
誠実さや真剣な気持ちが伝わる
直接相手に会わない別れの切り出し方と言えば、LINEやメールという方法もありますが、文章で自分の気持ちを伝える、それも別れ話をするというのは、簡単なようで実はとても難しいことです。
電話であれば、例えメモなどであらかじめ別れ方や切り出し方を考えていたとしても、受話器越しにもあなたの気持ちがきちんと伝わりますから、直接会わない場合でも声で伝えるというのは誠実さや真剣さを伝えることにも繋がるのがメリットのひとつと言えるでしょう。
周りの目を気にしなくて済む
直接会う別れ話は、2人きりの場所だと気まずくなってしまうことから、人の少ない場所や静かな場所で別れ話を切り出す人は少なくありませんが、なるべく感情的にならないように…と切り出し方を考えて話し始めても、自身の気持ちをうまく伝えることが出来ず、涙が出てしまったり、大きな声での喧嘩に発展してしまって、周りに迷惑をかけてしまうことがあるかもしれません。
電話で別れ話をする時は、自分の部屋などの人がいないところで落ち着いてすることが出来ますから、周りの目を気にせず、別れ話を切り出し、話をすすめていくことができます。
言葉の使い方で感情を表すことができる
電話で別れ話をすると、直接顔を見て話しをしなくて済むだけでなく、言葉の使い方ひとつで相手に気持ちを伝えることができます。
直接話すとなると、相手から言いくるめられて結局復縁してしまったり、話をしているうちに別れると決めていたはずの気持ちが揺らいでしまうことがありますが、電話で別れ話をすると、相手が別れたくないと粘っていても、「もう無理なんだよ」「別れてください」と繰り返し言うことで、相手も諦める可能性が高くなります。また、敬語を使うというのも有効です。
それでも決着がつかない場合は、一度話を切り上げるか、直接会って別れ話をするべきですが、自身の揺るがない気持ちを根気強く伝えましょう。
別れ話を電話でするデメリット
相手の顔を見なくて済んで、自分の気持ちを伝えることもきちんとできるのであれば、直接会って別れ話をするよりも電話で別れ話を済ませるのが良いように思えますが、電話で別れ話をするのには、メリットだけでなく、デメリットも存在します。
また、付き合っている彼氏の性格やあなたとの関係性によって電話での別れ話が向かない場合もありますが、別れ話を電話で切り出すデメリットとはどんなものがあるのでしょうか。
相手がストーカー化することがある
別れ話を電話ですると、直接会うよりも自身の気持ちを伝えやすいというメリットはありますが、彼氏の方には別れたいという気持ちがなくて別れることに納得できなかった場合に、自身の気持ちだけを伝えて一方的に別れてしまうことで、復縁を迫って相手がストーカー化してしまうことがあります。
相手に別れる気持ちが全くない場合、別れ話を電話でする切り出し方は良くないのです。
連絡が途絶えてしまって別れられないことがある
相手に別れるつもりがない時、あなた自身は気持ちを伝えて別れたつもりでいても、相手が復縁を迫ってストーカー化してしまうことがあるだけでなく、別れ話をされることが分かると電話を切られてしまったり、その後の連絡が取れなくなってしまい、きちんと別れることができなかったりすることがあります。
直接会って別れ話をするのは気まずいと思っても、彼氏の方に別れるつもりがない時にはやはり電話で別れ話をして自身の気持ちだけを押し付けるというのは良くありません。
別れたいという言葉が言えないことがある
自分の中では別れを決意しているとは言え、一度は好きで、ずっと一緒にいると思っていた彼ですから、無意識の内にも彼をなるべく傷つけない言葉を選ぼうとしたりして、なかなか「別れたい」という言葉を伝えることが出来ず、ただの長電話で終わってしまうこともあります。
しかし、その心遣いがかえって相手を傷つけてしまうかもしれません。
切り出し方を悩んで長々と話しをして、結局別れると言えなかったという経験がある人は決して少なくありませんが、この電話で別れ話を切り出すと決めたのであれば、勇気を出して一番最初に「別れたい」と素直な気持ちを相手に伝えましょう。
声を聞かなければならない
相手のことが好きだった時も確かにあったはずなのに、心底嫌いな人とは会うのも、声を聞くのもストレスになってしまいます。だからといって、別れ話をしないことにはこの恋を終わらせることもできません。
直接会わない分、顔は見なくていいものの声は聞かなければなりません。それは仕方がないことだ、復縁することも絶対ないのだからと割り切って、しっかり自分の気持ちを伝えるようにしましょう。
根気強く話をしなければならない
電話で別れ話をするとなると、顔が見えない分、声だけで相手を説得したり、自分自身も相手の意見を聞かなければなりません。
いきなり相手から別れを切り出されたら、驚いたり、怒ったりしてしまうのは自然なことです。ですから、相手の言葉も真剣に聞きながら、根気強く自分の気持ちを伝えなければならないので、電話で別れ話をしようと決めたら、それと同時に根気強く話をする覚悟を持つ必要があります。
また、一度話に決着がついたと思っていても、相手から復縁を迫って後日また電話がかかってきたり、会おうと言われることもあります。その場合にも復縁はないということを分かってもらえるまで話をしなければなりません。
別れ話を直接会って話すメリット
電話で別れ話をすることのメリット・デメリットをご紹介しましたが、次に直接会って別れ話をすることのメリット・デメリットをご紹介していきます。
まず、直接会って別れ話をするメリットからご紹介します。
顔を見て話すことで真剣な気持ちが伝わる
直接会って、相手の顔を見て別れ話をするということは、それだけでもラインやメール、電話などといったどの方法よりも誠意が伝わりやすく、また、真剣に考え抜いた上で別れ話を切り出したことが伝わりやすいというのが一番のメリットです。
誤解されにくい
別れ話を電話やLINEなどですると、どうしても気持ちがうまく伝わらず、誤解を生んでしまうことがありますが、別れ話を直接、相手の顔を見てすると、言葉だけでなく表情などから、細かな部分まで気持ちが相手に伝わりやすくなります。
また、自分の意見だけでなく、相手の気持ちもしっかりくみ取りながら話をすることができるので、話をしたことで2人の関係を修復できることもあります。
別れた後気まずくなりにくい
直接会って別れ話をするのは気まずいと思ってしまう人は少なくありませんが、直接会わない別れ方で別れ話を済ませてしまうと、別れた後が気まずくなってしまうことが多くあります。
直接会って別れ話をするのにはものすごく勇気がいりますが、顔を見て話すことで、お互いに気持ちが吹っ切れて、別れた後気まずくなりにくいこともメリットのひとつと言えるでしょう。
いつ別れたのかが明確になる
電話で別れ話をすると、どうしても細かいニュアンスまで相手に伝わらなかったり、自分も間違った解釈をしてしまうこともあります。
別れたと自分は思っていたのに別れていなかったということもありえますが、直接会って別れると、その場で彼氏に承諾してもらえば良いので、電話で別れるよりも『いつ別れたか』というのを明確にすることができます。
別れた後新しい関係を築くことができる
別れた後気まずくなりにくいというのと似たところがありますが、直接顔を見て別れ話すると、お互いに自分の意見ばかり主張するのではなく、お互いの気持ちを聞きながら、とことん話をすることができるでしょう。
そのため、別れるということにお互いが納得して、彼氏彼女という関係ではなくなっても、直接会って別れ話をしたからこそ、その後の2人の関係が良くなる場合があります。
新しい二人の関係を築ける可能性も、直接会って別れ話をするメリットといえます。
別れ話を直接会って話す【デメリット】
直接会って別れ話をすることにはデメリットも存在します。
別れ話を切り出すタイミングが難しい
直接会って別れ話をするとなると、別れ話を切り出すタイミングが他のどの方法よりも難しいというのは、デメリットのひとつです。
自分のタイミングで別れ話を切り出したいという場合や、顔を見たら別れ話を切り出せる自信がないという場合には、直接会って、顔を見て別れ話をするには不向きかもしれません。
感情的になる危険性がある
直接会うことで確かに真剣な気持ちを伝えることはできますが、気持ちを直接顔を見てぶつけることで、相手が感情的になって暴力をふるったり、泣いたりすることがあるかもしれません。
別れ話を切り出した自分自身も怖くなってしまったり、ヒートアップして、結局話がこじれてしまうこともあります。
相手に流されてしまうことがある
直接会うとなると、相手の表情を見たり、言葉を直接聞くことで情に流されてしまうことが直接会わずに別れ話をするよりも多くあります。
別れると決めているのであれば、何を言われても、例え別れたくないと泣かれてしまっても、ダメなところを直すから…ととことんあなたの話を聞いてくれたとしても、自分の気持ちを曲げないようにしなければなりません。
顔を見ると言いたいことが言えなくなる
別れるという気持ちが自分の中で固まっていても、直接顔を見ると言おうと思っていたことが言えなくなってしまうという人は少なくありません。お互いに言いたいことを言い合えて、未練が残らない形の別れ方ができるのが理想的ですが、現実はそううまくいくものではありません。
顔を見て話すことで、別れたいという別れを切り出す言葉が出てこなかったり、本当に伝えたい言葉ではなく、お互いに自己主張がぶつかって喧嘩に発展してしまって後味の悪い別れ方になってしまったり…直接会って話すにはそういったデメリットも存在します。
暴力を振るわれてしまう危険性がある
彼氏がカッとなると手をあげたりする可能性がある場合、突然あなたから「別れる」と言われる相手はひどく怒るだけでなく、あなたに暴力をふるってくるかもしれません。
どうしても会って顔を見て話さなければならないのであれば、二人きりでなく第三者に付き添ってもらったり、間に入ってもらって別れる方が良いでしょう。
別れ話の切り出し方・別れ方
電話で別れ話をする場合、直接会う形で別れ話をする場合のメリットとデメリットをご紹介しましたが、絶対こっちの方がいいという別れ方はありません。あなた自身が納得する別れ方であることが一番です。
しかし、別れ話を切り出すということをしない限り、別れると心の中では決意していても、彼氏の方から別れを告げられるのをひたすら待っていてもきちんとお別れすることはできません。これから前を向くためにも、勇気を出して別れを切り出す必要がありますが、別れ話の切り出し方や別れ方が分からない…という人は少なくありません。
別れの切り出し方、別れ話を切り出す時に気を付けたいことをご紹介します。
事前に連絡しておく
あなたがもし突然電話で別れ話をされたら…それも仕事中だったり、人と一緒にいる時、一方的に別れたいと言われたら、混乱してしまうと思います。それは相手も同じです。ですから、相手に別れ話を切り出す時には、事前にLINEやメールで「別れ話を電話でしたい」と伝えておきましょう。
事前に伝えておくことで相手も心の準備をすることができます。
直接会って別れ話をする時も、彼氏にとってはいつものデートだと思っていたのに待ち合わせ場所に行った瞬間別れを切り出されたらびっくりしてしまいます。怒ってしまう人も、もちろんいることでしょう。直接会って、顔を見て別れ話をする場合も、電話で別れ話をする場合も、事前に連絡をしておくことは大切なステップです。
別れる理由はきちんと伝える
別れる理由は人それぞれですが、理由もなく別れるという人はいません。別れを切り出す時には、別れる理由をきちんと相手に話すようにしましょう。それが相手には言いにくい理由だったとしても、別れる理由を言わないことには相手も納得することができません。
ただし、一度はお互いが好き同士でお付き合いしていた相手ですから、浮気や大きな喧嘩など、過去に揉めた出来事を蒸し返して感情的になってはいけません。理由を伝えることは大切ですが、別れ話はどちらが悪いかを決める話ではありません。
どちらが悪かったかだったり、マイナスの感情をぶつけるのは復縁の可能性があるのならいいでしょう。別れるための話であれば、過去の感情は水に流し、別れる理由だけをはっきりと伝えましょう。
出来れば昼間!人気があるところで
別れ話の切り出し方ですが、電話で別れ話をする場合も、会う場合も、夜はネガティブな思考になりやすいため、時間帯で言えば出来れば昼間、場所は電話で別れ話をする時は一人で落ち着ける場所を選ぶ人が多いものですが、直接会う場合、人気のあるところを選ぶようにしましょう。
二人きりになるとお互いに感情的になりやすくなってしまうので、冷静に話し合うためにも、適度に二人の距離が保てる、あまり混んでいないけれどまばらに人がいるような場所、例えば公園などで別れを切り出しましょう。
ありがとうの気持ちを伝える
お互いに別れることに納得できたら、最後は『ありがとうの気持ち』を相手に伝えましょう。
別れることになっても、二人が付き合っていた日々の中に、楽しかった思い出を共有したこと、相手に助けてもらったこと、一緒に過ごしてくれたことが消えるわけではありません。
相手のことを悪く言ったり、お互いにひどい言葉を言い合って、お互いが最後の最後まで傷つけあって別れるのは悲しいことです。別れることを相手が納得してくれたら、最後はきちんと相手にしてもらったことを思い出し、感謝の気持ちを伝えましょう。
別れ話をする時は「復縁」の気持ちを相手に抱かせない
別れ話をする時、双方が伝えたい気持ちを全て言い合うことが出来て、本当に心の底からスッキリその場で別れることが出来るという別れ方は現実的にそう多くはないものです。
電話での別れ方でも、直接会う別れ方でも、相手に対して『時間が経てば復縁できるかもしれない』と思わせる、思わせぶりな言葉を言ってしまう人は以外と多く、その別れ方は良い別れ方とは言えません。相手のことを傷つけたくなかったり、綺麗に別れたい気持ちから、そういった言葉や態度をとってしまうのかもしれません。
しかし、それは本当の優しさではありません。彼からしたら、優しい一言があった故に『時間が経てば復縁できるかもしれない。だから今は彼女の別れるという言葉に(一時的に)応えよう』と、その別れ話がひとつの恋に終わりを告げて、これから前を向くためのプラスの話にはなっていないことがあるのです。
別れるということは、あなただけでなく、彼も前を向いて、未来に向かって歩いていくためのひとつの決断ですから、本当に彼のことを考えて、付き合ってくれた感謝や思いやりの気持ちを持って別れを切り出すのであれば、『復縁することはない』とまでは言わなくても、相手に復縁できるかもしれないと期待させるような一言や態度は避けましょう。
期待を持たせないことが、本当の優しさでもあるのです。
別れ話をする時は自分の気持ちを明確にしておこう!
電話で別れ話をする時も、直接会って別れ話をする時も、どちらでも大切なのは『自分の気持ちをしっかり把握しておくこと』です。自分の気持ちを自分自身がしっかり分かっていないと、別れ話をするはずが相手に流されたり、自分の気持ちがぶれてしまう可能性が否めません。
別れようと思うのには、それなりの理由があったはずですから、別れると決めたのなら後ろを向かないように、自分自身のぶれない気持ちをきちんと相手に伝えましょう。
別れ話を切り出す前に、自分は本当に彼と別れたいのか、なんで別れたいのか…一度冷静になって、考えをまとめてみると良いでしょう。
自分の素直な思いを信じて、貫いてみよう
別れ話をするのは電話か、直接会うか、そのメリットとデメリット、切り出し方や別れ方をご紹介しましたが、参考になりましたか?
別れはこれから前を向くための決断ですから、勇気を出して、自分の素直な思いを信じて、彼に気持ちをぶつけてください。この記事が、あなたと彼の未来を明るく照らしてくれるひとつのきっかけになれば幸いです。