DVする男・彼氏の特徴や心理13選とDVの気質チェック！

DVをする男性とは、女性に暴力を振るう男性のことを指します。DVをする男性には、さまざまな特徴があります。一見すると温厚で優しそうな男性に見えても、実は乱暴で気が荒い気質だった、という事実もあります。

第一印象が、とても温厚で優しい印象が強い男性が多いため、付き合い始める前にDVをする男性と気がつくのは、なかなか難しいことかもしれません。ですが、いくつかの特徴や心理をチェックすることで、DVをする男性だと気がつくことができます。

気がついたら、暴力を振るう彼氏と付き合ってしまい、別れたくても別れられなくなった。そんな状況になってしまう前に、以下のDVをする男性の特徴をチェックして、その特徴に当てはまるかを確認していきましょう。

DVをする男性は、いつも感情の起伏が不安定な特徴を持っています。同じような対応でも、暴力を振るうこともあれば、暴力を振るうことがないこともあります。

DVをする男性の、感情の波を受ける女性は、どれだけ返事の対処法を考えても、振り回されてばかりです。どれだけ考えても、悩みが途絶えることはありません。

その日、その時のDVをする男性の感情で表情が変化するため、付き合っている女性は、「今日の彼は機嫌がいいのだろうか、それとも悪いのだろうか」と、無意識に顔色をうかがう生活を送って、すっかり疲れ果ててしまいます。

DVをする男性は、とても嫉妬深い気質を持っており、特に付き合っている女性に対して、異常とみられるほどの、執着心を持つ特徴があります。他の男性と話すだけでなく、付き合う女性の女友達にさえ嫉妬して、理不尽な怒りを受けることもあります。

また、ちょっとした外出にも不信感をあらわにして、女性に他の男と会ったのではないのかと、ありもしない妄想を押し付けて、女性を一方的に追及します。電話やメール一つでも、誰からきたのかと、しつこく問いただすことも多いです。

そういった状態がエスカレートしてしまうと、DVをする男性の束縛がますます強くなり、付き合っている女性はまるで監禁されているようで、とても息苦しくなります。どこにも行けず、どこにも連絡もできず、身動きがとれない状態になってしまいます。

DVをする男性は、自身が決めたルールを、付き合っている女性に押し付ける特徴があります。ルールを少しでも破れば、すぐに女性に暴力を振るって、自分が思うとおりにするよう、女性に強要します。

DVをする男性にとって、女性が自分の決めたルールを守って従うことは、当たり前のことだと考えています。そのルールの内容もとても細かく、決められた時間に数分遅れただけでも、DVをする男性はなぜルールを破ったのかと激怒します。

女性は何をするにも、DVをする男性のルールをきちんと守れているか気にするようになり、気疲れしてしまい、一緒にいるだけでもへとへとになってしまいます。

DVをする男性は、とてもプライドが高い特徴を持っています。女性が別れ話を切り出した場合、「俺の顔に泥を塗るつもりか！」と、一方的に女性を責め、手酷い暴力を女性に振るうことがあります。DVをする男性にとって別れ話は、みずからのプライドを傷つけられる行為なのです。

女性が別れたくても、「また暴力を受けることになったらどうしよう」と不安になり、別れることも難しくなります。また、母性本能が働き、「この人には私がいなくちゃダメなんだ」と思い、ますます別れられなくなることもあります。

DVをする男性、付き合っている女性にとっても、好ましくない共依存状態になってしまいます。

意外かもしれませんが、DVをする男性は一見、気が弱くて優しい特徴があります。しかし、それは外面だけのことで、普段の本音を隠しているため、心理的な負担がかかっており、そのストレスはやがて、付き合っている女性へ、暴力といった形で向けられます。

ですが、暴力を振るった後に突然弱気になり、「もう二度としないから、別れたりしないでくれ！」と。女性に泣きつくこともあります。暴力を受けた女性も、この暴力は一時的なものだからと、許してしまうことも多いのです。

DVをする男性の理性がきちんと働いていれば、まず、女性に暴力を振るうといった選択自体をしなかったことでしょう。一度暴力を振るってしまうと、同じことを何度も繰り返してしまうことが多いのです。

DVをする男性は、付き合っている女性の行動を一つ一つチェックしたがる特徴があり、女性の行動を制限しようとします。一つでも報告を忘れたり、無断で外出すると激怒して、理不尽な暴力を受けることもあります。

DVをする男性にとって、相手が自分の知らないところで、何をしているのかを把握できないことが、酷く耐えられない苦痛になっているのです。相手がどこで何をして、誰と会っているのかを、完璧に知り尽くしていないと気が済まない状態になっています。

女性があいまいな返事や態度をとると、一気に不信感をつのらせ、DVをする男性は不機嫌な態度になります。やましいことがあるからに違いないと、誤った見方で女性を判断し、ますます女性の行動を制限するようになります。

DVをする男性と、DVをする男性の家族との関係が良好ではない、ということも一つの特徴です。DVをする男性が、家族から受けた心理的負担を発散させるため、女性へ暴力を振るうことになることがあります。

この場合、DVをする男性の親も、過去にDVをする男性に暴力を振るっていた傾向が多いのです。

DVをする男性が過去に、親によって暴力を受けたことで、親しい人間とのコミュニケーションはこうであると、誤った認識をし、結果、女性にも同じように暴力を振るっていることが多いのです。

暴力を振るう心理とは、どういったものになっているのでしょう。DVをする男性はどういった心理で、女性に暴力を振るうのでしょうか。それぞれの心理をチェックして、DVをする男性の気質を確認していきましょう。

DVをする男性は何事も、自分の思う通りにコントロールしたがる心理があります。女性が許可なく外出することを拒んだり、男友達と会話することを許しません。思うようにいかないと、すぐに暴力を振るう気質もあります。

約束事や仕事でさえも、DVをする男性は女性の予定よりも、自分の予定を優先するように強要します。自分が気に食わないと思えば、たとえそれが、女性の家族や女友達であっても、会わせることを拒否し、束縛しようとします。

DVをする男性にとって、付き合っている女性は、自分の所有物の一つとして認識しています。それを誰かにとられてしまうのが嫌で、自分にとって都合の良い、召使いのように女性を扱っているのです。

DVをする男性は、「男は堂々としているべきだ」「女は黙って男の指示を受けるべきだ」と、古い固定観念にとらわれている心理があります。女性が暴力を受けることも、DVをする男性にとっては、「男として正しいことをした」と、認識しています。

亭主関白の気質があり、何事も自分自身を立ててくれなければ気が済みません。DVをする男性は、自分に暴力を振るわせた女性が悪いと判断し、少しも反省をする考えはありません。

少しでも女性が反論する態度を見せれば、「女のクセに生意気な口を叩くな！」と喚き散らします。女性は男性に黙って従うのが当然だと、考えているのです。

DVをする男性の中には、自分には暴力を振るう、特別な権利があるのだと、自身を特別視する心理を持っている場合があります。暴力を受ける女性に権利などなく、自身が暴力を振るうのは悪いことではないと、偏った考えを持っています。

女性が自身を世話して、自身を愛するのは当然と考えている一方で、DVをする男性が女性に対して、同じような行為や態度を示すことはありません。女性よりも、男性が優位な権利を持つと考え、奉仕される側であると認識しているのです。

DVをする男性は、自分の行為がすべて正しいと、考える心理があります。暴力を振るう自分に問題があるのではなく、暴力を受ける女性に問題があるのだと考えます。暴力を振るったのは仕方がないことだと、判断しています。

女性が反抗する態度を見せれば、「お前が俺に、暴力を振るわせたんだ！」と、理不尽な責任を女性に押し付け、自分は悪くないと聞く耳を持ちません。

DVをする男性の中には、自己表現が苦手な気質で、表現の仕方が暴力を振るうことになってしまうことがあります。自分の意見に反対されると、うまく言葉で表現できずに、結果、暴力を振るってしまうことが多くあるのです。

口数が少ない、また、口下手であることが多く、自分の意見が通らないと、否定されたのだと勘違いし、怒りで我を忘れて暴力を振るうことが、たびたびあります。

我に返ったとき、DVをする男性は自分の暴力を反省しますが、それもまた一時的なもので、一度感情がコントロールできなくなると、再び同じような行為を繰り返してしまいます。

DVをする男性の多くは、幼いころの家庭環境で、両親などから同じようにDVを受けていたことが多いです。DVを受けることが当たり前となっていたため、付き合う女性に対しても、幼いころと同じコミュニケーションの取り方で、暴力を振るってしまいます。

DVをする男性も、同じDVの被害者だからといって、必ずしも将来、暴力を振るわないとは限りません。こうした歪んだ形で、人間同士の結びを解釈してしまい、修正する間もなく無自覚に、親と同じような行為を女性に対してしてしまいます。

なぜなら、彼にとってはDVのある家庭環境が日常だったため、これが普通なのだと思い込んでいるのです。

暴力を受けることはとても苦しく、つらいことです。暴力を受ける自分が悪いのだと思う女性もいますが、決してそんなことはありません。暴力を受ける側に問題など何もないのです。

そんな苦しい状態から、どうにか抜け出したい。そのための対処法を、いくつかご紹介していきます。さまざまな対処法があるので、チェックして、実行していきましょう。

DVをする男性は情に訴えるのがとても上手です。暴力を振るった後に、「もう二度としないと約束する」と泣きつくように言われても、決して情に流されて、受け入れてはいけません。

DVをする男性自身が、自分の気質をコントロールできていないことが多いため、結果、また同じことを繰り返すことになります。そしてまた同じような言葉を言って、女性に許しを請うことが多いです。

優しい時期のDVをする男性を見ていた女性は、ついつい彼の言葉に従ってしまい、自分がどうにかして彼を変えてあげようとしてしまいます。

DVをする男性と、距離を置くのもいいでしょう。このときも情に流されず、思い切って距離を置いてしまうのが最適です。暴力を受ける日常から抜け出すことが、大切な一歩となります。

もしもDVをする男性が、距離を置くことに拒否したり、脅すように怒鳴ってきたとしても、構わずにDVをする男性から身を離して、しばらくの間は距離を置いてください。

このとき、電話やメールなどで相手と連絡をとってしまっては、距離を置いた意味がありません。連絡なども完全に断ち切り、一切関わらないようにしてみましょう。

今までの項目のチェックで、もしかするとDVをする男性に当てはまるかもしれないと思った場合、嫌だと思ったことをはっきりと口に出してみましょう。

DVをする男性に向かって自分の主張をして、「また暴力を受けることになったらどうしよう」と、強く不安に思うかもしれません。ですが、何も言い返さないままだと、ますます暴力はエスカレートしていきます。

それでも変わってくれないのならば、別れてしまうのも一つの対処法です。

一人で抱え込まず、周囲の友人や家族に、DVをする男性に暴力を受けていることを、相談してみましょう。自身が暴力を受けているかどうかがはっきりわからない、と不安に思う場合は、信頼している人だけに相談してみるのも一つの対処法です。

親身になって相談してくれて、さまざまな思いもよらない対処法を、あなたに提供し、勇気づけてくれるでしょう。あなたにとって誰よりも、力強い味方になってくれるはずです。

「それでも、友人や家族に、心配や迷惑をかけたくない」という人は、DV専門の相談所で相談してみましょう。

親身になってあなたの相談を聞き、さまざまな対処法を提供して、あらゆる手を尽くして、あなたをDVする男性の暴力から救おうと、手を差し伸べてくれます。

今ではあらゆる場所に相談所が設置されており、警察などでも対応してくれます。DVによって深い心の傷を負ってしまった場合は、カウンセリングに足を運ぶのも良いでしょう。あなたを助けてくれる人は、たくさんいます。

一見しただけでは、相手がDVをする男性なのか見極めがつかない場合があります。

ですが、DVをする男性になりやすい気質というものがあります。これらの傾向が見られたら、DVをする男性になりやすいのだと注意してチェックし、対処法を考えていきましょう。

DVをする男性は、すぐに手を上げる気質があります。DVをする男性がたとえ軽い調子で叩いたり蹴ったりしたとしても、それは立派な暴力です。

DVというと、青あざができたり、血を流したりするくらい激しいものだと思われがちですが、軽い暴力もDVにあたります。

「冗談だろう」と、笑って軽く受け流すのではなく、真剣に受け止めましょう。そうしなければ、徐々にその暴力はエスカレートしていき、手に負えない状況になってしまいます。

DVをする男性には、物の扱いが荒い気質の人物が多いです。最近、乱暴に物を放り投げたりしていなかったか、チェックしてみましょう。実際に暴力を受けることがなくても、その乱暴さがいずれ、あなた自身に及ぶことがあります。

直接的な暴力でなくても、これもまた心理的な暴力となります。いつ自分に当たるかわからない、そんな状態で、安心してくつろげることはできません。こちらも、直接的な被害はないからと軽く受け止めず、深刻な状態だと受け止めましょう。

DVをする男性が殴ったり蹴ったりしなくとも、暴力的な言葉をよく使う場合も、DVをする男性になりやすい気質となります。たとえ直接的な暴力でなくても、それは立派なDVとして扱われます。

DVをする男性の言葉で深く傷ついた経験がないか、チェックしてみましょう。

体の傷はいずれ治りますが、心に刺さった傷はなかなか治りません。大げさだととらえずに、不安な場合はすぐに相談してみましょう。

相手のプライバシーなどお構いなく、無遠慮に口を出してくるのもDVをする男性になりやすい気質です。DVをする男性は、相手を自分の思う通りにコントロールしたがる気質なので、そのような言動に心当たりがある場合は、注意してチェックしてください。

はじめは軽い状態でも、徐々にエスカレートしていき、やがては身動きできない状態にまで追い詰められてしまいます。

自己中心的な性行為を強要する人も、DVをする男性になりやすい気質があります。DVをする男性は、自分が絶対的な権利を持つ存在だと考える気質があるため、女性の許可など求めようとしません。性行為は両者の同意がなければ、立派な犯罪になります。

強要された場合、嫌だとはっきりと意思表示することが大切です。

DVをする男性から暴力を受けて、無理をして我慢し続ける必要はありません。別れるというのも大事な対処法の一つです。DVをする男性の考えよりも、自分の体と心が一番大切です。

別れることを考えている場合、決してDVをする男性と、二人きりで話し合って、別れようとしてはいけません。別れ話にDVをする男性が逆上して、さらに暴力がエスカレートすることがあります。

別れ話を切り出す場合、必ず第三者を呼んでから話し合いをしましょう。第三者を呼ぶのが難しい場合は、喫茶店などの解放空間で、不特定多数の人物がいる場所で話し合いをしましょう。

閉鎖された空間で話し合うのは、万が一の危険が伴うので、あまり好ましくありません。

今までの項目をチェックしてみて、もしも身近な人でDVをする男性の暴力を受けている人がいた場合、一度声をかけてみましょう。DVをする男性と別れたくても、別れられない状態にまで追い詰められている女性はとても多いです。

いくつかの対処法を提供しても、DVをする男性の暴力に変化が見られない場合、どうか手を差し伸ばしてください。たった一言、相談事に耳を傾けるだけでも、その女性の気持ちは軽くなります。

自分だけではどうにもできない場合は、専門の相談所に行くのも良いでしょう。DVを受けている女性の代理として、相談所に行くことも可能です。

さまざまな対処法や特徴、心理を紹介してきましたが、いくつチェックしたものが当てはまったでしょうか。もしかすると、チェックしたものがたくさん当てはまって不安になったり、対処法を実行できるかが怖いと恐怖を感じる女性がいるかもしれません。

ですが、誰よりも一番大切なのは、あなた自身の心と体です。対処法はいくらでもあり、あなたを救いたいと思う人はたくさんいます。DVをする男性と別れたことで、あなたが傷つく必要もありません。この先、もっと明るい将来が待っているはずです。