宮城県の方言(宮城弁)はかわいい!だっちゃだけじゃない!
宮城の方言、宮城弁はとってもかわいい方言です。宮城の方言。宮城弁は、「だっちゃ」と言う方言が有名ですが、かわいい方言は実はそれだけではありません。宮城の方言、宮城弁にはまだまだ思わずほっこりしてしまう、かわいい方言や面白い方言があるのです。
目次
- 1宮城県の方言(宮城弁)はかわいい!
- 2宮城県の方言のかわいい特徴5選
- 3宮城県の方言が「かわいい」と言われる言葉①「~だっちゃ」
- 4宮城県の方言が「かわいい」と言われる言葉②「やんだ」
- 5宮城県の方言が「かわいい」と言われる言葉③「~わ」「~のわ」
- 6宮城県の方言が「かわいい」と言われる言葉④「めんこい」
- 7宮城県の方言が「かわいい」と言われる言葉⑤「ゆぷて」
- 8宮城県の方言が「かわいい」と言われる言葉⑥「はやはや」
- 9宮城県の方言が「かわいい」と言われる言葉⑦「なじょして?」
- 10宮城県の方言が「かわいい」と言われる言葉⑧「おみょーにち」
- 11宮城県の方言が「かわいい」と言われる言葉⑨「しずねっこ」
- 12宮城県の方言が「かわいい」と言われる言葉⑩「どでる」
- 13宮城県の方言でかわいい告白5選
- 14宮城弁はかわいい!思わずほっこりする東北の方言
宮城県の方言(宮城弁)はかわいい!
宮城県で用いられる方言、宮城弁はとてもかわいい言葉です。宮城弁と言えば、うる星やつらのラムちゃんが使っていた「だっちゃ」と言う語尾につく言葉が特徴的で有名ですが、そのほかにもありがとうや、あいさつ、告白に使うのにかわいい言葉や面白い方言が色々あります。
宮城弁、仙台弁の特徴的なかわいい方言や面白い方言を、例文をまじえながらご紹介していきます。最後には宮城弁、仙台弁の告白の仕方もご紹介します。
宮城県の方言のかわいい特徴5選
宮城弁、仙台弁には「だっちゃ」だけでなく特徴的で、可愛らしい、面白い方言がいっぱいあります。宮城弁、仙台弁のあいさつ(ありがとう)や面白い方言を見ていきましょう。
仙台弁のかわいい・あいさつ「おはよがす」
宮城弁、仙台弁の方言はあいさつも特徴的で、おはようございますは、「おはよがす」というような言葉で表現されます。
朝の挨拶におはようございますは、宮城弁、仙台弁では「おはよがす」です。かわいいですね。
仙台弁のかわいいあいさつ「おばんです」
宮城弁、仙台弁のあいさつで、こんばんは、は短めに「おばんです」と言う方言で表現されます。夜、道で知りあいにあった時は、こんばんはではなく、「おばんです」とあいさつします。
若い人はあまり使いませんが、大人がよく使うあいさつに、会社帰りに「おばんです~お疲れだっちゃ」と言う方言のあいさつがよく使われます。
仙台弁のかわいい・あいさつ「こんぬずわ」
宮城弁、仙台弁の挨拶、「こんぬずわ」はこんにちはと言う意味の方言です。「こんぬずわ、おしょしさんでござりす」は、こんにちは、ありがとうございますと言う意味です。
「こんぬづは、もう昼だっちゃ」というように使われると、とてもかわいいです。
仙台弁のかわいい・面白い方言「かっちゃく」
宮城で使われる宮城弁、仙台弁の方言で「かっちゃく」と言う方言は、標準語で言う所の引っかくと言う意味です。爪で何かをひっかく時に宮城弁、仙台弁では「爪でかっちゃく」と言います。
猫に爪でかっちゃくされたと言う様な言い回しでも使われます。
仙台弁のかわいい・面白い方言「おしょしさんでござりす」
宮城弁、仙台弁ではありがとうを方言で「おしょすい」と言います。「おしょすい」と言う方言は宮城弁、仙台弁では、恥ずかしいと言う意味もあります。
正確には、恥ずかしいは「おしょすい」、ありがとうございますは、「おしょしさんでござりす」といいます。方言は難しいですね。
宮城県の方言が「かわいい」と言われる言葉①「~だっちゃ」
宮城弁の方言のありがとうございますや、あいさつは特徴的ですが、宮城弁と言えば語尾につく「だっちゃ」と言う方言が最もかわいい言葉でしょう。
好きだっちゃ、と告白されると思わずキュンとしてしまいます。宮城県の方言「だっちゃ」の意味と使い方を見ていきましょう。
宮城県の方言「だっちゃ」の意味
宮城弁の語尾に付けられる方言、「だっちゃ」の意味は何々です。と言う意味です。語尾に「だっちゃ」という言葉が付く宮城弁の方言は可愛らしく、標準語より愛らしく特徴的な言葉です。
好きだっちゃと告白するのは方言の中でも最も愛らしい、かわいい告白の仕方ではないでしょうか。
宮城県の方言「だっちゃ」の使い方
宮城県の方言、宮城弁で日常的に使われる方言の「だっちゃ」という言葉の例文は、お疲れさんだっちゃ、と言う例文が最もよく使われます。
例文の意味はお疲れ様です、になります。やっぱり語尾に「だっちゃ」という言葉が付く宮城弁は可愛らしいです。
告白に使う場合は、あなたの事好きだっちゃ、と言う例文になり、意味はあなたの事が好きですという事になります。語尾に「だっちゃ」という言葉が付く宮城弁はかわいい方言です。
宮城県の方言が「かわいい」と言われる言葉②「やんだ」
あいさつやありがとうがかわいい宮城弁の方言に「やんだ」と言う方言があります。「やんだ」と言う宮城弁の方言は、どのような意味があり、どのように使われるのかみていきましょう。
宮城県の方言「やんだ」の意味
宮城弁の方言「やんだ」の意味は、標準語で、嫌だ、と言う意味になります。ズーズー弁と言われる東北の宮城弁の独特の特徴的な方言のひとつで、嫌な時に「やんだ」と言う方言が使われます。
宮城県の方言「やんだ」の使い方
宮城弁の方言である「やんだ」という言葉の意味は、標準語では嫌だと言う意味になり、例文にすると、やんだ照れる、は、嫌だ恥ずかしい、となり宮城弁の例文では、やんだ照れるだっちゃ!となります。
こうして例文を見てみると、非常にかわいい、表現の言葉になります。
宮城県の方言が「かわいい」と言われる言葉③「~わ」「~のわ」
ありがとうやあいさつがかわいいのが特徴的な宮城弁の方言に「~わ」「~のわ」と言う方言があります。宮城弁で日常的に使われている方言、「~わ」「~のわ」と言う方言の意味と使い方を見ていきましょう。
宮城県の方言「~わ」「~のわ」の意味
宮城弁の方言の「~わ」~のわ」の意味は、∼したのと言う意味です。宮城弁、仙台弁では、何したの?と聞く時の語尾に「のわ」とつけます。
宮城県の方言「~わ」「~のわ」の使い方
宮城弁の語尾につく「~のわ」を例文にすると「もう寝るのわ」とか、「これから何をするのわ」となります。語尾に「~のわ」とつくのは必要ないように思われますが、宮城弁仙台弁の特徴で、何かする時、何かした時に「~わ」「~のわ」と語尾につくのが特徴です。
宮城県の方言が「かわいい」と言われる言葉④「めんこい」
ありがとうや、普段のあいさつが特徴的で、かわいい宮城弁の方言に「めんこい」と言う方言が有ります。「めんこい」と言う方言の意味や使い方を見ていきましょう。
宮城県の方言「めんこい」の意味
宮城弁の方言「めんこい」の意味は標準語でかわいいと言う意味です。「めんこい」と言う方言は、宮城だけでなく東北全体で使われる方言で、よく耳にする事があるおなじみの方言でもあります。
宮城県の方言「めんこい」の使い方
宮城弁の方言、「めんこい」の使い方を例文で見てみると、標準語で、君は可愛いから好きだ、と言う告白が、「おめの、めんこい所が好きだっちゃ」となります。
宮城弁独特の特徴的な言葉での告白は、とてもかわいい告白となります。
宮城県の方言が「かわいい」と言われる言葉⑤「ゆぷて」
ありがとうや普段のあいさつが特徴的でかわいい宮城弁の方言に、「ゆぷて」と言う方言がります。宮城弁で日常的に使われる方言「ゆぷて」の意味や使い方について見ていきます。
宮城県の方言「ゆぷて」の意味
宮城弁で使われる方言「ゆぷて」の意味は標準語で煙たいと言う意味です。東北の人でなければ何を言っているのかわかりずらい言葉ですね。
ズーズー弁独特の特徴的な表現の方言ですが、どことなくかわいいです。
宮城県の方言「ゆぷて」の使い方
宮城弁の方言「ゆぷて」の使い方を例文で表すと、たばこの煙が煙たいという事は「たばこの煙がゆぷてだっちゃ」となります。
宮城弁独特の方言で、とっても可愛らしく感じられる方言です。
宮城県の方言が「かわいい」と言われる言葉⑥「はやはや」
ありがとうや普段のあいさつが特徴的でかわいい宮城弁の方言に「はやはや」と言う方言があります。これだけでは何を意味するか全くわからないと思います。
宮城弁の方言「はやはや」の意味と使い方を見ていきましょう。
宮城県の方言「はやはや」の意味
宮城弁の方言の「はやはや」の意味は、標準語で、慌てる事、落ち着きがないせっかちな事を表します。東北の一部で使われている方言で、落ち着きがない人の事を「はやはや」といいます。
これだけでは何を言ってるのか、地元の人以外わかりません。
宮城県の方言「はやはや」の使い方
宮城弁の方言「はやはや」の使い方を例文にしてみると、標準語で慌てなくてもいいですよと言う言葉は「はやはやしなくてもいいだっちゃ」となります。
なんとなく赤ちゃん言葉のように聞こえる可愛らしい方言になります。告白の時は焦って、はやはやしているのが目に浮かぶようです。
宮城県の方言が「かわいい」と言われる言葉⑦「なじょして?」
ありがとうや普段のあいさつが可愛らしいのが特徴の宮城弁の方言に「なじょして」と言う方言ががあります。
何を言ってるかさっぱりわかりませんが、東北では日常的に使われている方言のひとつです。「なじょして」の意味と使い方を見ていきましょう。
宮城県の方言「なじょして?」の意味
宮城弁の方「なじょして」の意味は標準語でどうして、どうやってと言う意味になります。一見は何故、と言う意味に聞こえますが違います。
「なじょして」と言う方言は、宮城県だけでなく東北の一部でも使われています。
宮城県の方言「なじょして?」の使い方
宮城弁の方言「なじょして」の使い方を例文にすると、標準語で、どうしてそんなことになった、という言葉は、「なじょして、そなことに、なるだっちゃ?」と言う風になります。
やはりどことなくかわいい言いまわしに聞こえてしまいます。
宮城県の方言が「かわいい」と言われる言葉⑧「おみょーにち」
かわいい方言が特徴の宮城弁には「だっちゃ」や「めんこい」だけでなく、「おみょーにち」と言う方言もあります。
「おみょーにち」とはどういう意味で、どのように使われるのか見てきましょう。
宮城県の方言「おみょーにち」の意味
宮城弁の方言「おみょーにち」の意味は、あいさつの事で標準語では、また明日ねと言う意味になります。言い回しからどことなく明日と言うのは分かりますが、これだけ聞くとあいさつとはわかりません。
宮城県の方言「おみょーにち」の使い方
宮城弁の方言「おみょーにち」の使い方を例文にすると、標準語では、お疲れ様、また明日、と言うあいさつは「お疲れさまだっちゃ、またおみょーにち」と言う風になります。
学校帰りや仕事終わりには「おみょーにちだっちゃ」とあいさつして帰るようになります。
宮城県の方言が「かわいい」と言われる言葉⑨「しずねっこ」
「だっちゃ」で有名な宮城弁独特の方言に「しずねっこ」と言う方言があります。「しずねっこ」とはどういう意味でどんな使い方がされるのか見ていきましょう。
宮城県の方言「しずねっこ」の意味
宮城弁の方言「しずねっこ」は標準語で、うるさい、静かにしろと言う意味です。宮城弁で言うとあまり怒っているように聞こえませんが、騒いでいる子供を叱っている時などには「しずねっこ」という言い方をします。
宮城県の方言「しずねっこ」の使い方
宮城弁の方言「しずねっこ」の使い方を例文にすると、シンプルに静かにしろは、「しずねっこだっちゃ」となります。
全く怒っているようには聞こえません。
宮城県の方言が「かわいい」と言われる言葉⑩「どでる」
独特の言い回しが可愛い宮城弁の方言に「どでる」と言う方言があります。「どでる」と言う方言にはどのような意味があって、どのような使い方がされるのか見ていきましょう。
宮城県の方言「どでる」の意味
宮城弁の方言「どでる」の意味は標準語で、びっくりすると言う意味です。全く見当がつかないかと思いますが、宮城県や東北の一部ではびっくりするという事は「どでる」と表現されます。
宮城県の方言「どでる」の使い方
宮城弁の方言「どでる」の使い方を例文にすると、昨日の家事にはびっくりしたという言葉は。「昨日の火事さどでるすただっちゃ」と言うようになります。
何を言っているかわかりずらいです。
宮城県の方言でかわいい告白5選
宮城弁には標準語にはない、温かみと言うか、ほっこりした表現が多くあります。告白も独特の可愛らしさがあります。
宮城弁で告白したらどうなるか、宮城弁の告白を見ていきましょう。
「好きだっちゃ」
宮城弁で、好きだっちゃと言う告白は、ストレートに好きだと言う告白ですね。「~っちゃ」と言う語尾は、宮城弁、特に仙台周辺の定番の言葉と言えるでしょう。
実際には「~じゃー」「~っじゃ」と聞こえますが、うる星やつらのラムちゃん語と言うやつですね。文字にすると独特の可愛らしさがあります。
「付き合ってあってけさいん」
「~してください」がなまって「~してけさいん」と表現される方言も宮城弁独特の方言です。食べてください、来てくださいが。「食べてけさいん」「来てけさいん」と言うようになります。
ちょっとしたお土産や、観光案内にも書いてあるフレーズなので知っている人も多いかと思いますが。告白でも「付き合ってけさいん」と告白します。どことなくほっこりとしますね。
「おめぇのこと好きだから、付き合ってけろ」
宮城弁では何かして欲しい時に、「~してけろ」というのもおなじみのフレーズです。標準語では「~してくれ」という所ですが、東北では宮城県以外でも「~してけろ」という言い方をよくします。
「おめぇの事好きだから付き合ってけろ」と言う告白も宮城県や東北ではよく使われる告白の仕方です。
「おだづなよ!そんなことすっから、好きになったじゃー」
「おだづな」はふざけるな、と言う意味で、ちょっとしたケンカの時やふざけあっている時によく使う方言で、何か変な事をされた時によく使います。
悪戯やふざけあっている時に好きになるという事はよくありますよね。他にも、負けるなや頑張れ、といった意味もあり、東北の震災のあとに「おだづな、東北」と言うフレーズの方言を耳にした人もいるのではないでしょうか。
「おだづなよ!そんなことすっから、好きになったじゃー」何とも独特の雰囲気のある告白の仕方です。
「あどのけえり、話があっけんども」
「あどのけえり」は帰りが訛ったのでしょうか?帰り際、帰り道と言った意味です。告白と言えば、学生時代なら放課後か帰り道と言うのは定番ですよね。
「あどのけえり」と言われただけで、もしかしたらと察してしまうのも東北の学生の青春時代の一コマなのかもしれません。
宮城弁はかわいい!思わずほっこりする東北の方言
宮城弁、仙台弁はほっこりとした独特の可愛らしさを持っています。好きだっちゃと告白されるのも、とてもうれしいものだと思います。
津波の恐怖に飲み込まれた宮城県や東北の人たちも早く震災からの復興を願って頑張っています。宮城県や東北の温かい言葉は、人柄や土地柄がそのまま表れているので、かわいらしい、ほっこりとした方言になるのです。
同じ日本でもここまで言葉が違うと面白いですね。