パリピ(パーリーピーポー)の意味とは?パリピがうざい理由9つと対処法
『パリピ(パーリーピーポー)』は人によって違った意味で使われることもあり、「パリピとはところどんな人達なの?」と気になる方もいるのではないでしょうか。洋楽やクラブの賑やかなイメージがありますが、パリピ(パーリーピーポー)とはなにか、意味・特徴をまとめました。
目次
パリピ(パーリーピーポー)の意味とは?
パリピとは、party pepple(パーティー・ピープル)の略で、ざっくり言うと集まって賑やかに楽しむ人達の意味です。
音楽フェスを派手なファッション・服装で楽しむ人達、グループで賑やかに盛り上がる、洋楽でパリピダンスする人達のイメージとつながっており、イベントを主催する人達も含まれています。
パリピのノリで英語らしく発音すると「パーリーピーポー」と聞こえることから、カタカナ表記では「パーティー・ピープル」とするとしたいところを、「パーティーピーポー」や、「パーリーピーポー」と呼んでいます。パリピの意味を紹介しましょう。
年代によって使われ方が違う
10代〜20代半の人はパリピ当事者を多く含む年代、30代以上の人はパリピ世代より上の年齢層といった傾向があり、それぞれ個人の価値観でパリピを肯定的に見たり、否定的に見たりしています。
クラブ系アーティスト、ライブ会場で、観客と一体となって盛り上がるとき、アーティストが観客をparty peppleと呼んだことが始まりです。ノリの良いイベント参加者、クラブ系音楽ファンの騒々しい迷惑行為などのイメージも含むようになって行ったのです。
音楽(洋楽)をガンガン大音量で聞く、夜の街に繰り出してお酒をよく飲む、お酒を飲んで酔っ払って盛り上がる、ノリが軽いというイメージもあります。
『パリピ』という言葉が、パリピの特徴を持った人物を意味して、名詞的に使われることもあれば、パリピのような行動をさす動詞的な使われ方、パリピのような特徴を指す形容詞的な使われ方が、場面や使う人の感覚で使い分けされています。
・パリピになりたい=パリピのようなノリの良さのある人になりたい(名詞的)
・パリピしてきた=思い切り楽しんだり遊んできた(動詞的)
・パリピなニオイがするイベント=パリピのようなノリの良い人の集まり(形容詞的)
テレビ番組で紹介されたパリピ
クラブ系の音楽ファンを指していた『パリピ』という言葉が広まったきっかけとして、TV番組『月曜から夜ふかし』の影響があげられます。
由比ヶ浜ビーチで川柳を考えてもらうという企画で、マイクを向けると自らを「パーリーピーポー」と名乗るよく日焼けしてサングラスをかけた独特な雰囲気のグループに遭遇しました。
ラップ調川柳が話題になり、パリピ(パーリーピーポー)という言葉も浸透し、2015年ギャル流行語大賞を獲得しました。番組ではその後も、彼ら「イルマニア」が企画したハロウィンイベントなど、追跡して紹介しています。
「日常は社会人として真面目に働き稼いだお金をためて弾けるときは弾けている」といった実態も紹介されインパクトを与えました。しかし、見かけの派手さ、チャラい、騒々しい、落ち着きがないと言ったイメージも同時に広がりました。
『パリピ』のネガティブイメージ
クラブ系アーティストのライブに限らず、渋谷のハロウィンなど、若者のどんちゃん騒ぎが社会現象として取り上げられるようになってくると、ネットなどでは『パリピ』が軽蔑したり、茶化したりする意味合いで使われることも多くなっていきました。
快楽主義で、お酒が好き。夜の街に繰り出してお酒を飲んで、洋楽のダンスミュージックでパリピダンスして盛り上がるイメージがあります。お酒が入っているので行き過ぎた大騒ぎをしてしまうこともあります。
お酒がそれほど入っていなくても、一般ピープルから白い目でみられるほど、クラブの外でもノリだけでダンスや掛け声などお祭り騒ぎや迷惑行為をやってしまうこともあります。
注目を集めたいばかりに派手な服装や髪型などのファッションに凝るなどの特徴を、頭悪そう、何も考えてない、うざいなど、ネガティブなイメージを意味を含んで、「あいつパリピだな」と言ったりします。
ファッションのパリピ感だけでうんざりしてしまう人もいるでしょう。髪型よりもピアスやアクセサリー、といった見た目から、ファッションテイストがパリピだと言う印象を与えてきます。洋楽に乗ってパリピダンスしそうな印象です。
パリピの可能性が高いときの特徴
・クラブにいそうなファッションや髪型
・洋楽クラブアーティストのファッションがお手本
・髪型は奇抜ではなくてもピアスなどのアクセサリーがパリピ
・偏光サングラス・奇抜なデザインのサングラス
・クラブ系の洋楽を大きな音量で聞く
・洋楽に合わせたパリピダンスが得意
・妙にフレンドリー
・酒が好きでガンガン飲む
・意味不明の言葉がパリピっぽい
・目立つファッションが好き
パリピの意味は一言で言い表すのが難しいものの、パリピの可能性が高い特徴を並べてみると、パリピのイメージがわいてきます。ただの洋楽好きや酒好きもいますが、苦手な要素を持ったパリピはうざいので近づかないのが吉かもしれません。
パリピ(パーリーピーポー)がうざい理由9つ
ノリが良く元気で明るいなど、活気のあるところがパリピの長所とも言えますが、静かに過ごしたい、落ち着いた雰囲気のほうが好きという人にとっては迷惑・うざいと感じることもあります。パリピがうざいと言われてしまう理由をみていきましょう。
集団で行動する
集団で盛り上がること、パーティーなどイベントが好きということもあって、パリピは集団で行動し、活気ある空気を楽しみます。こうした行動を好む人が集まって集団行動するので、パリピ集団があらわれると、途端に普段の雰囲気が一変することがあります。
ノリの良い音楽(洋楽)、クラブのようなノリ、お酒が好き、ピアスやアクセサリーが多い派手な服装・ファッション、見た目にもめんどくさい印象を受けるでしょう。
盛り上がり方が騒々しい
パリピはノリの良さと、盛り上がりを重視します。その場限りで注目を集められたら良いのかと思えてしまう突飛な行動に出ることもあります。音楽やダンス、掛け声など、グループのルールで周りの人に気を使うことなく、騒々しく盛り上がることがあります。
お酒を飲んでワイワイ騒ぐのも好きで、夜の街に繰り出してお酒を飲んだり、パーティーを開いてお酒を飲みます。
言葉が独特で何を言っているのかわからない
ノリと活気が命のパリピたちの使う言葉は独特で、掛け声のような意味のないものが多く、何を言っているのかわからないところが、余計にうざいと感じるかもしれません。イエーイ!の代わりに「うぇ~~い!」相槌ではそうだよねの意味で「それな!」
正直なところしんどいは「しょんどい」、まあとりあえずは「とりま」など、社会人が使う日本語とは違う言葉が飛び交い、テンションが上がれば「沸いた」と表現します。若い世代やパリピと縁のない人にとっては理解出来ない会話が展開します。
奇抜なファッションや髪型が目ざわり
パリピはビーチやハロウィンなど、イベントが大好きで服装・ファッションや髪型、服装が奇抜で、目ざわりに感じるかもしれません。
軽くてチャラい、社会人としての枠から離れたところでしかできないような派手な服装・ファッションに違和感を覚えるかもしれません。
ノリや勢いについていけない
パリピは感覚的な世界に生きていると言っても良いでしょう。その場のノリで楽しく盛り上がればOKという価値観ですから、盛り上がって気分が高揚してくると、感情や行動のコントロールができなくなることもあります。
冷静な大人からは、非常識に思われたり、真面目ではない、けたたましく騒々しいノリについていけないという印象を持たれがちです。
戸惑うほどフレンドリーさに溢れている
パリピは、良く言えばフレンドリーな人が多く、その場にいる人はみんな一緒に盛り上がろうぜという感覚を持っています。それだけに人見知りや、人間関係に慎重な人にとっては、距離のとりかたに戸惑うことも多いでしょう。
興味のないパリピ外の人にしつこくすることはないですが、勝手に盛り上がっているパリピにどう対応して良いのか、一般人は戸惑い居心地が悪いと感じるかもしれません。
チャラい・恋愛・ゴシップ好き
パリピの話題は恋愛やゴシップが多く、雰囲気に流されるミーハーな人種が多いという印象があります。そもそもノリが軽いということで、恋愛に対してもそれほど慎重ではありません。勢いで付き合ったり、別れたりしているという印象を持つ人も多いようです。
感覚的なノリで人生を楽しむパリピタイプではない人にとっては、パリピはうざい人達というイメージが湧いてしまうのです。
SNSの更新が頻繁すぎ
インスタやツイッターで、自分が沸いたことをすぐにアップするので、更新が頻繁です。個人的な感動報告に興味のない人にとっては、頻繁な更新通知がうざいと感じるでしょう。
しかも、もともとゴシップ好きですから、友人や知り合いのゴシップ、ネットで知ったことについての感想など、ネガティブな情報が流れて来ることもあります。めんどくさい、うざいと感じる場合にはブロックしたほうが良いかもしれません。
同じ価値観でつるむので視野が狭い
パリピは、同じ価値観の人と行動することがほとんどで、視野が狭いので、自分たちの価値観やルールとあわない人種とはかかわらずに生きているので視野が広がりにくい弱点をもっています。
元気でノリが軽いのは勢いがあり、悪いことばかりではないのですが、「受け入れられないなら自分たちの世界で楽しければ良い」という考えに走りやすく、社会からどうみられていとには無頓着で、迷惑だと感じている人から面倒な人たちに写っています。
うざいパリピ(パーリーピーポー)の対処法
「パリピとはどうもあわない」、「うざい」と感じている場合、パリピと一緒になると不快になってしまうでしょう。
相手は悪気がないという場合もありますが、騒々しく騒がれたり、常識外れの行動を目にするとうざいと感じてしまいます。パリピへの対処法を紹介しましょう。
パリピがいる場所に近づかない
パリピはクラブやライブ会場、パリピ系のイベントが行われる場所、ビーチなどにあらわれます。パリピは全力でイベントを楽しんで盛り上がりたい人たちで、周囲にいる人達への配慮が足りない場合もあります。大声で騒いでしまう場合もあるでしょう。
ノリが良い人はだれでもウェルカムのパリピも多く、悪い人ばかりとは限りませんが、パリピと似ているウェイ系の場合には、テリトリー意識が強く、絡まれることがあるかもしれません。
パリピのノリが苦手、パリピとウェイ系の見分けがつかないと言うなら、パリピらしき集団がいる場所は避けたほうが良いでしょう。
パリピと真逆のファッションや行動をする
パリピはフレンドリーで、共感してくれそうな人を「服装などの見た目、のりの良さ、共通の興味・話題」で判断しています。楽しさを共有しやすいのは、ノリの良い人ですから、地味な服装で反応が薄い人は興味を持たれにくいものです。
パリピが好みそうなブランド、サングラスや蛍光色など派手目のファッション、「それな」や「うぇーい」などのパリピ系の言葉を避けていると、パリピは自分たちの趣味と同じ人と判断して、近づいて来ます。
真逆のファッションや言葉遣いの人だと思えば、違う人種だと感じて接近して来ないでしょう。楽しみ方が違うのだとわかればパリピはしつこくしないものです。
SNSは見ない・ブロックする
パリピがうざいと思う人の中には、更新が頻繁すぎるパリピのSNSにうんざりしているという場合もあるでしょう。パリピは基本リア充で、行動力にあふれていますから、インスタのクォリティが高く人生を楽しんでいるエネルギーに溢れた画像をアップしています。
しかし、趣味のあわない人間に取っては、同じノリでいいねをつける気になれない、見るのも疲れるということもあるものです。ブロックするかフェイドアウトで関わらないようにすると、負担を感じずにすみます。
ゴシップなど興味のない話題はスルー
パリピの話題がゴシップや、恋愛バナシばかりでうんざりと言う場合には、スルーしてその場からフェイドアウトするのが良いでしょう。
噂話に加わっていると自分も噂好きのパリピの一員とみられてしまいます。うざいパリピだと思われないためには、肯定も否定もせず会話に加わらないほうが賢明です。
バーベキューやビーチは知り合い・気の合う友人と
リア充を目剤したいけれど、知らない人同士が気軽に参加できるイベントは、パリピ率が高いことが予想されます。パリピと過ごすのは苦手という場合には、知り合い同志、仲間内で出かける計画を立ててみましょう。
個人の連絡先を交換しているような友人関係のある相手なら、話題や価値観がかけ離れていることもありませんし、フレンドリー過ぎて戸惑ってしまうことも無いでしょう。
パリピが苦手なら、テンションが高すぎて疲れてしまうタイプとは距離をおき、ムリのない距離感やペースが共有できる友人を選んで付き合うことも大事です。そのためには、周りに合わせ過ぎないことも必要です。
パリピに出会ってしまったら…
のんびり過ごそう、静かに楽しもうと思っていたのにパリピに出会ってしまったら、イライラが大きくなりそうです。
ノリが良くて騒々しい、テンションが高すぎるというパリピに腹が立つという場合、場所のマナーに明らかに違反している場合には、施設の管理者に知らせて、対応してもらうと良いでしょう。
ただし、仲間内で楽しんでいるマナー違反とは言えない行為の場合には、パリピだけを責めるわけにもいきません。一緒に楽しんでしまうなど、相手に共感的な受け取り方でイライラを抑えるか、声をかけて存在に気づいてもらいましょう。
パリピが飛ばした帽子を拾ってあげる、紙皿やコップを貸すなど、ちょっとしたキッカケで話をするキッカケができれば、静かに楽しみたい他の人もいるのだということをさり気なくアピールできるかもしれません。
パリピにはない充実した日々をすごす
パリピの軽薄さが許せない、騒々しくて一緒にいるなんてムリと思っている人でも、たくさんの友達と盛り上がるのが楽しいと感じる人も多いはずです。パリピのスタイルは疲れてしまってついていけないと言うのなら、自分なりの楽しみを見つけてみましょう。
その場にいる人と垣根を作らずオープンになれるのは、世界を広げるチャンスにもなります。パリピの気分を体験してみるとパリピに対する抵抗力がつくかもしれません。
遠ざけるだけでなく、パリピの中に飛び込んで「パリピはうざい」という固定観念を覆すことができるパターンの人もいるでしょう。
パリピ(パーリーピーポー)のイメージ
パリピといえばノリノリでイベントを楽しむ騒々しい人たちというイメージを持ちますが、もとはといえば洋楽のライブで盛り上げ役となるノリの良い観客や、クラブなどでお酒を飲んで騒ぐ人をparty peopleと呼んだのが始まりだと言う説が有力です。
パリピという言葉を、憧れのリア充の見る人もいれば、チャラくて考えがなさそうとバカにして使う場合もありますが、ここではもともとのイメージをまとめてみましょう。
クラブでお酒を飲んで大騒ぎする
クラブでお酒を飲んで盛り上がるのが好きなパリピは、掛け声やパリピダンスで活気を演出します。大音量の音楽(洋楽)を流しながら、大声で話し、パリピダンスし、ノリが軽くてチャラいので、その場で出会った人ともすぐに意気投合できます。
お酒を飲んで羽目を外し、その場が盛り上がるなら後先を考えずに、非常識なことをしてしまう場合もあります。お酒を飲みすぎての失敗は気にせず、その場でお酒の力を借りた高揚感で、「バイブス最高!」と盛り上がるイメージがあります。
音楽フェスなどで奇抜な服装で目立つ
クラブではドレスコードが決まっている場合もありますが、音楽フェスなどでは統一感のあるおそろいの服装、蛍光色のシューズ、サングラスや派手なアクセサリーでひと目を引く奇抜な服装を見るとパリピ感が強く感じられます。
『wego』や『スピンズ』などのアイテムにサングラスなど目立つアクセサリーを服装・ファッションにコーディネートするのが好みのパリピは多いものです。
ハロウィンなど仮装するイベントでは、コスプレやパフォーマンスにも凝っていて、注目を集めるのがパリピです。イルマニアは男ですが、バニーガールの服装で登場したこともありました。パリピとは目立ってなんぼのファションを好みます。
洋楽に合わせてパリピダンスを踊る
視線や上半身はクールにあまり動かさずに足をタップのようにステップするパリピダンスを、音楽(洋楽)に合わせてダンスイメージがあります。統一感のある服装・ファッションのことも多いです。
「クラブ系アーティストと呼ばれる洋楽の音楽が好き=パリピ」と断定されるわけではないものの、チームで息のあったステップを踏んで注目を集めるパリピダンスの音楽は洋楽、EDMが使われます。
ダンスが場を盛り上げるばかりでなく、ダンスするパリピ本人たちも気持ちが盛り上がるものです。
音楽はEDM・掛け声でノリノリ
クラブ系音楽ではDJが活躍するEDM(エレクトロニック・ダンス・ミュージック)が人気です。もちろんパリピからも大きな支持を受けている音楽ジャンルです。
EDM=パリピでは無いと主張するEDMファンもいますが、クラブ系音楽という性質上パリピに支持されている音楽ですし、声をあげて盛り上げながらダンスを楽しむイメージがパリピにはあります。
イベントを企画し楽しむリア充
パリピはチャラいノリの軽い人々というイメージがある一方、活気に溢れているイベントを楽しむリア充と言う見方もできます。
若者文化に詳しい博報堂の原田曜平さんが『パリピ経済 パーティーピープルが市場を動かす』という著書で扱うほど、市場のトレンドを動かしているのはパリピだと言う説まで飛び出しています。
パリピ(パーリーピーポー)のファッションの特徴
派手なファッション、蛍光色やあえてやや下品なものも恐れずに取り入れています。WEGOのサングラスも、クセの強いアイテムを好むパリピには人気です。パリピファッションの特徴をみていきましょう。
クセの強いサングラスが好き
偏光レンズや、かたちの変わったインパクトのあるサングラスは、パリピ感をアップさせてくれるアイテムです。
パリピに人気のブランドWEGOでは、ヒョウ柄フレーム、レンズがハート型など、かたちやデザインに特徴があるサングラスがラインナップされています。
おもしろサングラスも好き
ノリよく目立つのが好きなパリピは、おもしろサングラスも好きです。コスプレを楽しむときにはLEDで七色にレンズが光るサングラス、レンズプリントサングラス、LEDが仕込まれていてメッセージがレンズに浮き上がるサングラス…。
見た目にインパクトがある、宴会・パーティーで注目を集められるサングラスを軽いノリで着こなしにプラスします。ウケ狙いの斬新なデザインがパリピ感をアップさせます。
夏まつりには浴衣にサングラス
サングラスが好きなパリピは多く、和装のときでもサングラスを愛用します。夏まつりでは、ひと目を引く浴衣姿に、服装テイストとややミスマッチとも言えるサングラスをコーディネートすると、パリピ感が増します。
女子の大きな髪飾りのある髪型+浴衣+サングラスで、ノリの良いパリピコーディネートが完成します。
パリピ(パーリーピーポー)の髪型の特徴
パリピを見つけるには外見の印象・特徴に影響する髪型の特徴についてもチェックしておきたいものです。いかにも派手な髪型のパリピがいる一方で、好感度の得られる髪型のパリピもいます。
パリピ女子の髪型
基本髪色は明るく、ゆるまきパーマでかわいく甘い雰囲気のスタイルが多いです。アップにするときは、大きめのリボンや髪飾りをつけたり、分け目をジグザクなど個性的にアレンジします。もちろん、クラブ系の代名詞とも言える細かい編み込みヘアも人気です。
パリピ男子の髪型
パリピ男子は、正統派でありながら毛束を使ってオシャレ感を出すスタイル、ちょっと奇抜な髪型でイケてる感を出している人に分かれます。
ツーブロックヘアで、トップスのバランスを長めにするスタイルもあれば、黒髪ナチュラルやベリーショートも意外に多いです。
盛り上げるためならかぶりものもアリ
やや個性を打ち出す髪型で、イケてる印象を与えるのがパリピの髪型ですが、明るめの色や金髪もいる中で、あえて黒髪というパリピもいます。目立ってモテたい、注目されたいという服装や髪型が基本ですから、パーティーとなればかぶりものもアリです。
ウィッグでセットの難しい髪型を簡単に完成させたり、アフロや原色カラーのパーティーグッズのかぶりものを使ったり、本気でキメるときとイベントで受けるパターン…と、服装髪型を使い分けています。
パリピ(パーリーピーポー)の普段の生活と実態
パーティー大好きなパリピは、一般ピープルとは違う世界に生きていると思われる派手な騒ぎ方、独特の服装とノリで目立っています。一体普段どんな生活をしている人たちなの?と興味がわいてきます。パリピの普段の生活と実態を紹介しましょう。
パーティー参加のため地道に仕事
快楽主義と思われるような派手な遊び方が目立つパリピたちですが、セレブではありません。リムジン女子会や、お酒をガンガン飲んだりしますが、お金に不自由していないお嬢様・お坊ちゃまではなく、普段は地味な仕事をしていることも多いのです。
パーティー、イベントで思い切り弾けるためにやりくりし、自分で働いたお金をパーッと気前良く使って楽しむといったパターンです。
非正規やアルバイトも多い
ノリの良さやフットワークの良さを生かして、仕事を成功させてパリピを続けていると言う人もいますが、バイト生活で実家ぐらしというパリピも多く存在しています。特に将来への不安など考えることもなく、持ち前の明るさで快楽主義を楽しむタイプです。
人は良いのですが、勉強や努力で人生を開こうと言った野心はなく、将来に対して悩むこともありません。ちょっとバカっぽくても、ノリよく楽しい活気に溢れている場所に身をおくためなら、正規雇用や貯蓄は関係無いというパリピは多いのです。
パリピの軸にも変化が…
快楽主義でモテたい、男子は女子とのキッカケを求めている、ノリが軽くチャラ男・ギャルが多く恥ずかしいと感じるレベルが低い、バカっぽい…散々なイメージが膨らんできたパリピですが、意味が広く使われる事によって軸に変化がでてきました。
高校生にはパリピはノリが良いリア充というプラス評価、20代ではリア充と見る人もいるもののバカっぽく下品と見る派もいます。30~40代以上の社会人の中核世代になると、遊んで暮らす世間知らずと言ったネガティブイメージが勝っています。
けれども、ノリがよくて活気がある充実度の高い生活を送る若者をパリピと呼ぶことも多くなり、非常識なウェイ系、ヤリサー(出会い目的のサークル)などとは違うパリピも存在するようになってきました。
うざいパリピも付き合って見ると良い人かも
パリピはうざい、軽薄、騒々しいというネガティブイメージが広がっていましたが、現在は、パリピのポジティブイメージを肯定的に捉えている若者層も多くなっています。
一見パリピと似ていますが、チャラ男・ギャル・ヤリサー・ウェイ系とは区別されて、「活気があって充実した生活を送っている人」という意味で使われるケースもあります。こうしたパリピは、縄張り意識を主張することもありません。
一般ピープルにムリに絡んで来ることもしないので、敵視せず近寄らなければ問題はありませんし、フレンドリーな態度に乗って見ると意外に打ち解けられるかもしれません。