かわいい方言人気ランキングTOP15！好きな方言は？

あなたには好きな方言、可愛いと思う方言がありますか？方言というと、前までは田舎っぽいとかダサいなどのイメージがあり、方言やなまりを隠して無理に周りの人の喋り方に合わせるなんて人も多かったと思います。

しかし、数年前から「方言女子」という言葉が生まれ、方言の独特ななまりや語尾が可愛いと、方言を使う女性がモテるようになりました。

では、全国にはどのような可愛い方言があるのでしょうか？好きな方言を見つけて、ぜひ使ってみましょう。もしかしたら可愛い方言を使った途端にモテるかもしれません。

そもそもなぜ方言が可愛いと言われるようになったのでしょうか。方言には独特のなまりや語尾があり、使っている本人達は決して可愛いからという理由で方言を使ったりなまったりしているわけではありません。

むしろ標準語と比べて、方言の独特ななまりや語尾が田舎臭い、ダサいと感じる人も多いと思います。しかし他の地域の人にとっては、聞いた事のない方言が新鮮に感じられるのです。

方言には独特の優しさや暖かみのあるなまりや語尾が多く、聞いてる人たちを暖かい気持ちにしてくれます。そういった暖かさや聞いた事ないという新鮮さが、方言が可愛いと言われる理由でしょう。

日本全国には様々な方言があり、同じ都道府県内であっても微妙になまりや語尾といった方言が違うなど、想像以上にたくさんの方言があります。

では、男性にも人気な可愛いくてモテる方言をランキングにしてみると、どのような地域の可愛い方言が入るのでしょうか？ここでは可愛い方言人気ランキングTOP15をご紹介します。

あなたの住んでる地域の方言や、好きな方言は入っているでしょうか？モテる方言の意味や使い方をチェックして、好きな方言を使ってみましょう。

かわいい方言人気ランキング第15位は、福島県の「だべした」です。

「だべ」という部分が、標準語でいう「〜でしょう、〜だね』という意味になり、「だべした」で「〜でしょ！」というより強い断定の意味になります。

「だべした」と同様に相手に同意を求める福島県の方言として、「だべ」「だんべ」もよく語尾につけます。

「だべした」はちょっとした驚きや感動とともに強く断定したいときに、言葉の語尾に付けます。「私はこう思うんだけど、どうしてあなたはそう思わないの？！」というようなニュアンスがあります。
 

かわいい方言人気ランキング第14位は、徳島県の「なんしょん」です。

「なん」が「何」、「しょん」が「してる」という意味で、「何してるの？」といった意味になります。

徳島県で使われる方言は阿波弁と言われ、語尾に「〜じょ、〜え、〜な、〜けん」が付くものが多いです。そのため「なんしょん」も「なんしょんえ、なんしょんな」と言われることもあります。

もちろん「なんしょん」だけでも「何してるの？」という意味で十分使えるのですが、阿波弁独特の語尾をつけて使われることもあるようです。
 

かわいい方言人気ランキング第13位は、高知県の「ちくと」です。

「ちくと」とは「少しだけ、ちょっと」という意味で、「ちっくと」などと発音される場合もあります。

高知県で使われる方言は土佐弁と呼ばれ、「ちくと」以外にも「ちく、ちっと、ぴっと」など「少し」という意味の可愛い方言はいくつかあります。

「ちくと」は「少しだけ、ちょっと」という意味なので、使い方は標準語の場合と同じです。
 

かわいい方言人気ランキング第12位は、宮崎県の「てげ」です。

「てげ」とは「とても、すごく」という意味で、「大概」という言葉がなまり「てげ」という方言に変わったと伝えられています。

似てる方言として「てげてげ」という可愛い方言もありますが、こちらは「適当に、そこそこに」という全く違う意味の方言です。

「てげ」は「とても、すごく」という意味なので、標準語のときと同じように他の言葉の前につけます。
 

かわいい方言人気ランキング第11位は、長崎県の「ばってん」です。

「ばってん」とは、「だが、けれど」という接続詞を表す方言です。また「しかし」という逆説を表現するときにも使われます。長崎県以外にも、福岡・佐賀・熊本でも使われている方言です。

「でんでらりゅうば」という長崎県に伝わる手遊び歌は、歌詞の中に「ばってん」という方言がでてきます。NHKの子供番組やCMでも使用されたため聞いた事がある人は多いと思います。

「ばってん」は主に文中で前後を繋ぐ接続詞として使われます。また、「しかし」という意味もあるので、文頭に使われる事もあります。
 

かわいい方言人気ランキング第10位は、山形県の「んだ」です。

「んだ」は山形で最も使われている方言で、「はい」という肯定の意味を示します。逆に、否定の意味を示す山形の方言は「んね」といい、「んだ」と「んね」は山形でよく使われる方言です。

山形ではこの他にも「んまい（美味しい）」などといった「ん」から始まる方言が多いのが特徴です。

「んだ」だけで「はい（YES)」といった意味になりますが、「んだんだ！」は「そうそう！」といったように、会話中の相づちとしても使われます。
 

かわいい方言人気ランキング第9位は、北海道の「したっけ」です。

北海道で使われている「したっけ」という方言は「じゃあ、そうしたら」といった意味があります。軽い別れの挨拶で「バイバイ」の代わりに「したっけねー」というように使われる事もあります。

標準語でいう「〜やったっけ？、〜やりましたか？」といった意味はないので、方言だと分かりづらく知らないとなかなか通じないですが、北海道ならではの可愛い方言です。

「したっけ」は「バイバイ」の代わりに別れ際の挨拶としても使われますが、よく使われるのは「そうしたら、そうすると」という接続詞として使われる事の方が多いです。
 

かわいい方言人気ランキング第8位は、宮城県の「〜だっちゃ」です。

「〜だっちゃ」は語尾につけて、強調したり同意を求める時に使います。意味としては「〜だよね」とった意味になります。

「〜だっちゃ」と聞くと「うる星やつら」のラムちゃんを連想する方も多いと思います。ラムちゃんの語尾につける「だっちゃ」も宮城の方言が参考にされたのではないかと言われています。まるでラムちゃんのようで可愛いと男性にも好印象です。

「〜だっちゃ」は言葉の語尾につける方言で、「〜だよね」と同意を求めたい時に使用します。可愛いからと言ってラムちゃんのように、何にでも語尾につけてしまうと意味が通じません。
 

かわいい方言人気ランキング第7位は、沖縄県の「〜さぁ」です。

語尾に「〜さぁ」を付けるだけで沖縄弁ぽくなりますが、「〜さぁ」に明確な意味はないようです。語尾に付けて使いますが、沖縄の人は他の地域の人が思っているほど「〜さぁ」は使っていないようです。しかし、明るく可愛い印象がある素敵な方言です。

沖縄では、沖縄で使われる方言のことを「うちなーぐち」と言い、男性だけでなく女性も好きな方言として沖縄の方言を挙げる人が多いです。

特に明確な意味はない「〜さぁ」ですが、標準語で言う「〜じゃん」や関西弁の「〜やん」と似たニュアンスで使われることが多いようです。
 

かわいい方言人気ランキング第6位は、青森県の「してけろ」です。

「してけろ」は「してください」というお願いを表す意味になります。なにかお願いしたいとき言葉の語尾に付けます。「〜してけろ」と方言でお願いされたら男性はつい可愛いと思ってしまうようです。

「してけろ」以外にも「けろ」は「来てけろ（来てください）」「付き合ってけろ（付き合ってください）」という様に様々な言葉の語尾につけて、お願いしたいときに使います。

「してけろ」はお願いしたいことがあるときに語尾につけます。
 

かわいい方言人気ランキング第5位は、熊本県の「〜ばい」です。

「〜ばい」は標準語でいう「〜のだ、〜だよ、〜よ」という意味になり、言葉の語尾に付けて使います。

最も知られている熊本の方言で、語尾が変わるだけでとても可愛い印象になります。

「〜ばい」は標準語でいう「〜だよ」といった意味になるので、熊本ではよく使われる方言です。
 

かわいい方言人気ランキング第4位は、広島県の「〜じゃけん」です。

「〜じゃけん」というのは「〜だから」という意味になります。男性が使うと力強く男らしいイメージになりますが、女性がゆったりとした口調で言うと可愛いイメージになります。

「〜じゃけん」だけでなく「〜じゃけぇ」も同じ意味で使われます。広島の中でも地域によって「〜じゃけん」か「〜じゃけぇ」のどちらを使うか分かれるようですが、どちらも県内では通じるようです。

「〜じゃけん」は「〜だから」という意味なので、言葉の語尾に付けるだけでなく文頭につける場合もあります。
 

かわいい方言人気ランキング第3位は、大阪府の「ほんま」です。

「ほんま」は「本当」という意味で、大阪の人がよく使うので耳にしたことがある人も多いはずです。

実は「ほんま」は大阪以外の近畿地方のほかに、中国、四国地方でも方言として使っている地域があります。テレビでも大阪の芸人さんが使ったりするので、他の地域の人にも馴染みのある方言と言えるでしょう。

「ほんま」は「本当」という意味なので、大阪ではよく使われます。
 

かわいい方言人気ランキング第2位は、京都府の「してはります」です。

「してはります」は「〜しています」という意味になります。大阪でも使いますが丁寧語として使われます。京都では身内や犬猫に対しても使うので、大阪で使われる「してはります」とはややニュアンスが違うようです。

京都の方言は独特のなまりや語尾が非常に上品で可愛いと、男性だけでなく女性にも人気でモテる方言です。ゆったりとした口調やなまりが特徴で、好きな方言としてよく挙げられます。

「してはります」は言葉の語尾に付けて使います。京都では特に敬語ではありませんが、京都弁の上品で女性らしい喋り方に男性は可愛いと思うようです。
 

かわいい方言人気ランキング第1位は、福岡県の「〜やけん」です。

「〜やけん」とは「〜だから」という意味です。文中や文頭で使われます。「〜やけん」と似ている方言として福岡弁は語尾によく「〜けん」と付けますが、こちらは「〜から」という意味になります。

また福岡には美人が多いと言われています。福岡で使われている博多弁は語尾が「〜けん」や「〜と」といった女性らしく可愛い方言が多く、美人が博多弁を話すかわいさが人気ランキング1位になった理由でしょう。

「〜やけん」は「〜だから」という意味なので、文中で使われる事が多いですが、文頭に使う事もあります。
 

方言女子はとても人気があり、方言はモテると言われますが、特に方言での愛の告白に男性はきゅんとしてしまうようです。相手に「好き」と気持ちを伝える際にも地域によって方言による違いがあります。

ここでは、きゅんと可愛い「好き」の方言についてご紹介いたします。あなたの好きな方言は見つかるでしょうか？普段はなかなか聞けない方言やなまりに男性もドキッとしてしまうかもしれません。

秋田県で「好きだす」は「好きです」という意味の方言です。

秋田と言えば秋田美人です。肌が白く、穏やかで優しい美人が多いのが秋田県の特徴です。そんな秋田県の女性の見た目の美しさと、秋田特有の可愛い方言やなまりのギャップに男性はきゅんとくるようです。
 

岡山県で「好きじゃけぇ」は「好きだから」という意味の方言です。

男性が言うと力強く男らしいイメージですが、女性が言うと語尾の「〜じゃけぇ」と少し伸ばすような言い方が甘えたような可愛いイメージがあると男性にもモテるのです。
 

佐賀県で「好いとったさね」は「好きだったんだよ」という意味の方言です。

佐賀弁ではよく語尾に「〜さね」と付けますが、標準語にはないその柔らかく可愛い感じが男性にはモテるようです
 

三重県で「好きやに」は「好きだよ」という意味の方言です。

三重弁で「〜やに」は「〜だよ」という意味でよく使われる方言です。三重県は近畿地方にある県ですので、方言は関西弁に近いですが、大阪弁などに比べて言葉が柔らかく可愛い印象を受けます。

関西弁っぽいけれど、微妙に違うなまりや語尾がかわいくてモテるようです。
 

北海道で「なまら好き」は「とても好き」という意味の方言です。

北海道弁で「なまら」は「とても、すごく」という意味の方言で、北海道では日常的に使われます。北海道弁はあまり訛りがなく標準語に近いですが、急に「なまら」などといった北海道特有の可愛い方言を使われると男性はドキっとするようです。
 

いくら好きな方言だから、方言女子がモテるからといって、方言が通じない相手に対して方言を多用することはNGです。

確かにいつもは標準語だけど、たまにぽろっと出てしまう方言やなまりには男性も可愛いと思うでしょう。しかし、モテると思ってわざとらしく方言を多用していると、あざとく思われる可能性があります。

また、そもそも意味が通じないこともあり、その度に会話が中断してしまうようでは相手もあなたのことをよく思わないでしょう。

好きな方言や憧れの方言がある場合、その可愛いなまりや語尾をマネしてみたいと思う人は多いはずです。特にモテると人気の方言ならば尚更です。

しかし、その地域に関わりもないのに好きな方言だからといった理由でマネして使っても良いものなのでしょうか？

方言というものは、その地域にとっては標準語のようなものなので、自然に出てくる言葉です。無理してマネて使った方言は、どこかなまりやイントネーションが違い、すぐにボロが出てしまいモテるどころか格好悪く見えてしまいます。

そうは言っても、可愛い方言というのはつい使ってみたくなるものです。特に方言のない首都圏に住んでいる人にとっては、方言は憧れでしょう。

もし、好きな方言があってその方言を使いたいならば、あなたの好きな方言を使っている友達を作りましょう。方言をマネするには、実際に使っている人に教えてもらうのが確実です。好きな方言を真似して使えばモテるかもしれません。

方言には標準語にはない独特の柔らかさや優しさがあり、方言を使う女性は可愛い、優しいイメージを持たれることが多いです。

また仕事中などでは標準語だけど、プライベートや酔ったときなどのふとした瞬間にでる可愛い方言は、男性をよりドキっとさせます。ギャップのある女性というのは魅力的ですので、方言女子がモテるのもそうしたギャップがポイントとなります。

しかし周りに方言を話す人がいないと、ついつい標準語になったりしてしまうものです。気になる男性と２人っきりのときにでも少し方言を混ぜながら会話してみましょう。普段とのギャップと可愛い方言にきっと男性もきゅんとしてしまうでしょう。