キチガイという言葉の意味は?特徴11選とその対処法
キチガイを知っていますか?キチガイという言葉はよく聞きます。キチガイとは変な人、変わっている人などを主に指して使いますが、キチガイの意味や特徴などを詳しく紹介していきます。キチガイの対処法や自分はキチガイなのか、相手はキチガイなのかキチガイについて紹介します。
目次
キチガイってどういう人?どういう行動をとるの?
キチガイと呼ばれるような人は、一般的に常識では考えられないようなことを平気でしているイメージがあります。明らかに他人の迷惑となる行為などを平然とやっています。それが周りから見るとキチガイのような行動を捉えられます。
そんな少し変で、変わっている人を一般的にキチガイと呼んでいます。はたから見ると明らかに迷惑行為、通常ではありえない行動しているキチガイですが、本人にはそういったキチガイな行動という認識がないことが多いようです。
そのため、そのキチガイ行為がどんどんエスカレートしていく傾向にあります。また他人はキチガイに恐怖を感じることもあり、時には犯罪に発展することもあります。キチガイとは基本的に社会には溶け込むことの出来ない存在です。
キチガイという言葉の意味とは?
キチガイとは、本来は発狂した人間、端的に状態が著しく常軌を逸した人間を指す言葉です。漢字では気違い、気狂いと表記するようです。また、気が違う、気が狂う、気がふれる、狂人、キチガイ、キ印とも表記されることがあるようです。
インターネットスラングでは基地外、または、略してキチ、基地と表記されることもあるようです。動詞にすると、「気違いじみる」なとど使われるようです。転じて、精神障害者、知的障害者、または理性が欠如した人に使われるようです。
このようにキチガイには差別的な意味合いが多く含まれています。いわゆる、変わっている人を指す蔑称として古くから使われてきた言葉として人々に広く認識されてきたようです。
キチガイという言葉の使用について
キチガイという言葉は差別する意味合いも強く、また人々に決して良い印象を与える言葉ではないので、キチガイという言葉の使用には使用する場所、媒体においては制限がかけられる場合があります。
現在では一部ネットなどでのある程度のネタ要素としてキチガイという言葉が使われているようです。その他の公共のメディアなどでは禁止用語としてほとんどキチガイという言葉は使われていないようです。古くからキチガイには規制がかかっていたようです。
江戸時代に精神病の呼称として平安時代からの「物狂い」に加えて「きちがひ(幾知可比)」としてこの言葉が生まれたとされています。江戸時代はじめ1670年代から1680年代までは「気違」が使われていましたが、罵り言葉の一方で肯定的な意味でも使われていたそうです。
放送局では使用を自粛
テレビ等のメディアでは使用が忌避されている言葉「キチガイ」ですが、特に法律で禁止されているというわけではないようです。特に1970年代まではテレビや書籍、漫画などのメディア媒体や一般の会話でも日常的に使われていたそうです。
1974年以降一時期、精神障害者の家族らで構成される精神障害者家族会の一部から、家族は萎縮し、回復治療期にテレビラジオで言葉を聞いた精神障害者がショックを受け、治療の妨げる等の医学的根拠を理由に大阪の各局に激しい抗議をしたようです。
このことを受け、以降使用自粛に繋がったとされています。その講義の激しさは、テレビ、ラジオを一日中モニターする体制を整え、NHK、民法を問わず、時には団体幹部の独断でも抗議するという激しさであったとされています。
このため、現在ではほとんどの放送局で包装禁止用語とされるか、あるいは放送を自粛すべき言葉とされているようです。これが転化して放送禁止用語=差別用語とみなされるようになったそうです。
スタジオにはキチガイは禁句と書いた紙を貼り出して誤って使用したりすることがないように努めているようです。例えば、「新・荒野の素浪人」第22話「くの一情話」でこの言葉を使用していたため、毎日放送では最初に抗議を受けたそうです。
そのご毎日放送は謝罪、1974年8月からスタジオに「キチガイという言葉は禁句」の掲示板を常設するようになったようです。一般社会においても差別用語として広く認識されています。
ネットでは伏字を使用
キチガイについてネット上の表記はテレビなどのメディアとは違う扱いとなっています。ネット上ではキチガイという言葉はデリケートなワードとしてユーザーに認識されているようです。ネット上においてもキチガイという言葉特別のようです。
ネットの世界では、差別用語に繋がる言葉を伏字として表記することが多くあります。誰がそれをはじめたのかということは分かっていません。しかし、テレビなどのメディアでもキチガイの扱いからネット上でも比較的自然にそのようになったのではないでしょうか。
ネット上でもはっきりと表記すれば削除の対象になりやすいので、削除されないため伏字を当てているという説が一番有力であるとされています。そのため、キチガイは「基地外」と表記されたりキ○ガイと表記されています。
伏字を当てたからと言っても決して良い印象があるわけではなく、むしろネガティブな言葉だからこそ伏字として使用されているようです。このように現在ではキチガイという言葉は各方面で使用を控えられています。
キチガイと言われる人はどんな人?特徴11選
キチガイと言われてしまう人とは、どのような特徴があるのでしょうか。一般的にキチガイと呼ばれてしまうような人の特徴を紹介していきます。一般的には変な人や変わっている人を指しますが、その特徴とはどんなものがあるのでしょうか。
特徴を見ながら、自分が当てはまるか、自分が相手している人がキチガイの特徴に当てはまるか見て行きましょう。キチガイの特徴を幾つか紹介していきます。では、見て行きましょう。
理解できない人
キチガイの人は自分の世界の中で生きていることが多くあるようです。そのため他の人から変だと思われたり、変わっていると思われたりしても、自分自身はそのことを理解できません。また、周りの人もキチガイの人を理解できません。
このように、異質な存在となってしまうことがキチガイの特徴として挙げられます。お互いに理解できなくては、解決方法もありません。これがキチガイと呼ばれてしまう理由なのではないでしょうか。
迷惑な人
多くのキチガイと呼ばれる人は自分勝手な判断や思い込みで行動することが多くあります。そのため周りの人たちに迷惑を掛けたりすることがあります。しかし、自分では迷惑をかけているという認識がほとんどないといいます。
そのことがキチガイ=厄介な人という認識を人々に与えてしまいます。迷惑行為をよくする人はキチガイの特徴を持っていると言ってもいいのではないでしょうか。
近所の人に迷惑行為を繰り返す
キチガイの人の特徴として近所の人たちに迷惑行為をするということが挙げられます。自分の身近な近所の人たちが迷惑となる行動を平気でとってしまいます。普通の思考ならば近所付き合いは大切にしたいと思う人がほとんどだと思います。
しかし、キチガイの人は基本的に自分のことが一番であるという考えを持っています。普通の思考とは全く違うと言ってもいいでしょう。そのため近所の人に迷惑をかけてもなんとも思っていないようです。
予想外な行動をとる
キチガイの人の特徴として、通常では予想できないようなことをする傾向にあります。自分の都合で行動し相手のことを全く考えていないので、された相手は予想もしていない行動に驚いたり、恐怖することが多くあるようです。
自分勝手で相手のことを考えないというのはキチガイの大きな特徴の1つといえるのではないでしょうか。
突然騒ぎ出してヒステリーを起こす
キチガイの人の特徴として、突然騒ぎ出しヒステリーを起こすということが挙げられます。デパートや、飲食店、駅構内などで怒鳴り散らし、怒り狂っている人を見かけることがあります。このような人たちも一般的にキチガイと呼ばれます。
正当な理由であれば怒るのも分かりますが、彼らのそれは常軌を逸しています。相手のことを考えず自分の意見だけを押し付けたり、一方的に怒鳴り散らすだけではただのキチガイとして片付けられます。相手の意見を聞かずに彼らは怒っているのです。
キチガイとはその身勝手な行動から来るものを呼び、変なひとや、変わっている人通常とは異なる人の総称と言ってもいいのかもしれません。
常に他人を見下している
キチガイの人は常に他人を見下している傾向があります。そういう意味ではかなり厄介な人と言えるでしょう。他人を見下しているため、相手の話を聞かない、自分の意味のわからない主張を繰り返す、などの行動が多く見られます。
キチガイの人とはなるべく関わりたくないとは思いますが、キチガイは相手のことを考えていないため、また、見下しているために全く関係ない人にも当り散らすという行動をとります。変な人や変わっている人には近づかない方がいいでしょう。
責任転換が多い
キチガイという意味では責任転換するよう人もキチガイと言えます。自分勝手な言い分で相手のことを考えず責任だけを押し付けようをする人は、そういう意味でもキチガイと言え、キチガイの特徴を持っていると言えます。
このような変わっている人が上司だったらたまりません。相手のことを考えず、自分の言い分で責任を押し付けられてはまともな仕事が出来ないといってもいいでしょう。とはいえ上司なので非常に厄介な人とも言えます。
怒りや恨みをいつまでも忘れない
キチガイの人は相手の気持ちは考えないくせに、自分がされたことなどで嫌なことはいつまでの忘れずにいることが多くあります。変わっている自分の行動を指摘されたなど、自分にとって面白くないことなどは覚えているそうです。
そして、怒りや恨みを忘れないことが多くあります。そういう意味では非常に粘着質な正確であるとも言えます。様々な変わっている性質を持ち合わせたキチガイも少なくないようです。しかも意味もなく怒ることもあります。
その場合は全く意味がわからずにキチガイに絡まれることになります。
周りと一緒が嫌い
他の人と違う行動をするという意味ではキチガイの人は周りと一緒というのが嫌いであるとも言えます。それが一番顕著に現れるのが後で紹介するキチガイのファッションです。キチガイのファッションは変わっているファッションを好むようです。
キチガイの変わっているファッションについては後で詳しく紹介していきます。
感情のコントロールが出来ない
キチガイは感情のコントロールがうまくできないという特徴もあります。そのために上記で紹介したような、突然騒いだり、他人に怒鳴り散らしたりといった行動をとる事があります。
自分が間違っていても絶対に謝らない
キチガイの特徴として自分が間違っていても絶対に謝らないというものがあります。これは自分が間違っているとは毛頭思っていないからです。キチガイの世界では自分の意見が全てなので、他人の言葉は聞き入れないとこが多くあります。
キチガイと言われる人のファッション
キチガイと言われてしまうようなファッション、キチガイのファッションについて紹介していきます。キチガイの人はファッションにもそのキチガイぶりが現れるようです。キチガイのファッションを幾つか紹介していきます。
奇抜なファッション
まるで夢にまでも出てきそうな奇抜すぎるファッションをする人はキチガイである可能性があります。人目みて、「え!?」となってしまうようなファッションを好むのがキチガイです。
ド派手なファッション
本人がどう思っているかは謎ですが、ド派手なファッションをするキチガイが多く存在するようです。無意識に目立ちたいという感情が表れるのでしょうか。ド派手なファッションを好むのはキチガイであるとも言えます。
明らかに時代遅れなファッション
時代遅れなファッションをしているキチガイも多くいます。このような場合は外見に全くこだわりがないのか、何年前のものかも不明なファッションをしている人がキチガイであるといえるのではないでしょうか。
キチガイと言われる相手と接する場合の対処法
キチガイの人の対処法について紹介します。対処法を知っていると対処法を知らないとでは、キチガイと遭遇した時にかなり変わって来ます。キチガイの対処法をしっかりと覚えておきましょう。キチガイの相手をする時の対処法を紹介していきます。
関わらないこと
対処法としてはとにかく関わらないようにすることが一番の対処法と言えます。そのような人がいたら関わらないように全力を出しましょう。
争わない
もしキチガイの人が突っかかってきた場合はなるべく争わないことが対処法といえます。相手のことをただ聞き入れ隙を見て逃げることが対処法といえるでしょう。
物理的に離れる
対処法として物理的に離れると言うことも言えます。とにかく逃げるということです。キチガイの人から真っ先に逃げることは重要な対処法と言えます。
仲良くしようとしないこと
これも関わらないと同じですが、職場などでキチガイの人がいた場合は関わらなければならないときもあるでしょう。それでも仲良くしようとは思わないことは重要です。
自分の言動が変わってると気づいた時はどうする?
自分が変わっていると言うことに気づいた時はどうすればいいのか、幾つか紹介していきます。自分で気づいていればまだ、大丈夫なのではないでしょうか。では、見て行きましょう。
友人に相談
正直に友人に自分の変わっているところ、直すべきところなどを相談してみるのがいいのかも知れません。
情報を集め調べてみる
ネットや本などで自分の状態を把握することも重要なことと言えます。自分の言動などについて冷静に調べて見ましょう。
時にはすぐに通報も
キチガイは何をしてくるか分からないので、危険と思ったら、時にはすぐに警察に通報した方が良い場合があります。キチガイのような人による犯罪も増えているので注意が必要です。
キチガイに関わらない人生
キチガイ関わらない人生を送ることが出来ればそれだけ障害のない人生となります。ここで紹介したことを参考にキチガイから離れた人生を送りましょう。