韓国人のルーツ「エベンキ族」とは?特徴・顔・現在は?

近年の研究により、韓国人のルーツはエベンキ族という民族であることが判りました。言語、文化に見られる共通点だけでなく、現代韓国人とエベンキ族のDNAの一致から証明されています。現代の韓国人は高句麗などの古代朝鮮半島王朝を建てた朝鮮民族とは全く異なる別民族でした。

韓国人のルーツ「エベンキ族」とは?特徴・顔・現在は?のイメージ

目次

  1. 1エベンキ族とは?
  2. 2エベンキ族の現在
  3. 3エベンキ族が朝鮮半島に入った歴史
  4. 4エベンキ族と韓国人のDNA鑑定の結果
  5. 5エベンキ族と韓国人の似ているところ
  6. 6エベンキ族と書き込むと韓国では10分以内に削除される?
  7. 7エベンキ族と他諸国との関係
  8. 8「賢い交流」とは真実を知り、違いを理解すること 

エベンキ族とは?

エベンキ族とは現在、ロシア連邦、シベリアに住む民族です。人口は1989年当時2万9900人でした。ツングース族に属します。分布範囲は広く、西はエニセイ川左岸から東はオホーツク海岸まで、北は極北ツンドラ地帯から南はアムール川までと言います。シベリアほぼ全域と、中国北西部に及びます。

近年の研究で現代の韓国人のルーツだとわかってきました。エベンキ人の特徴など紹介していきます。

エベンキ民族管区に住む部族のことをエベンキ族という


中央シベリア高原の中部に位置します。主要な河川はエニセイ川の支流のニジニャヤ・ツングースカ側とポドカメンナヤ・ツングースカ川です。

最も人口が集中しているのは、この二つの支流の河間地域で、ここを中心にエベンキ民族管区と言います。エベンキ自治管区はロシア連邦にあった自治管区の一つで、かつては独立した連邦構成主体でした。

行政の中心はトゥラ。行政的にはクラスノヤルスク地方に属していました。2007年にクラスノヤルスク地方と統合されその一地区(エベンキ地区)となり、独立した連邦構成主体ではなくなりました。面積 767,600km²、人口約18000人(2003年当時)、人口密度0.02人/km²とロシア連邦でもっとも人口の少ない連邦構成主体でした。

住民の68%がロシア人、14%がエベンキ人とされています。

エベンキ族の特徴

さらにエベンキ族の特徴を見ていきましょう。

エベンキ族とは同系統のオロチョン族とテュルク系のヤクート族とウラル系のサモエード人(ユラツ人)と複雑に混血を繰り返して生活を営んでいました。

現代ではエベンキ民族管区に定住していますが、かつてはトナカイと移動をするため、季節によってその住居を移す生活をしていました。

エベンキ族の特徴1 狩猟民族

エベンキ族の民族を代表する生業は狩猟とトナカイの遊牧でした。狩猟では皮革採取や肉・内蔵の食用のために鹿類、テンなどが捕獲の対象でした。狩猟の際の移動にはトナカイに騎乗し、トナカイで荷物も運搬します。馬をもたない民族であることも彼らの特徴でした。

交配のための種雄を除き、雄のトナカイには去勢を行います。トナカイはそのほか、乳飲用に利用するほか、その肉・内蔵・血を食用・飲用とし、中国では漢方薬として袋角採取も行います。

基本的にトナカイの飼育・管理は女性の仕事であり、男性が狩猟に専念します。またエベンキ族はオットセイやアザラシの肉も生で食す習慣があったようです。

エベンギ族の特徴2 移動するための天幕式住居 

古来からあるエベンキ族の伝統的な住居はオロチョン族とヤクート族と同様に、比較的細い白樺などの幹を何本も組んで、その外部を、冬はトナカイなどの毛皮、夏には樹皮で覆った、円錐形の天幕式住居です。

現在では定住化のため、ベースとなる住居は近隣のロシア人や漢族と同様のものですが、狩猟のため、餌の豊富な場所へのトナカイの移動で、ベースの住居を離れねばならない場合、伝統的な天幕式住居またはその他のテントを設置して野営します。

エベンキ族の特徴3 顔

顔にも特徴があります。

顔の特徴は短頭に切れ長の目などモンゴル系の顔の典型と一致しています。寒い地方に住んでいることから、凍った肉をかみ砕くために、顔の骨格の中でも顎と頬が発達しています。

そして、寒風を防ぐために、目と鼻が小さいという顔の特徴があります。厳しい寒さと過酷な自然環境で生き抜くために、顎(えら)や頬が発達し、目や鼻が小さくなったと言えます。

エベンキ族の現在

現在は主にロシア国内のクラスノヤルスク地方にある旧エベンキ自治管区地域に居住しています。

ほか、ロシア国内ではサハ共和国などにも居住し、中国国内でも興安嶺山脈周辺の内モンゴル自治区エベンキ族自治旗・黒竜江省などに居住しています。エヴェンキ族とも表記されます。

エベンキ族が朝鮮半島に入った歴史

では本来ロシアに分布していたエベンキ族が韓国人のルーツという説があるのでしょうか?

長い時間をかけて民族同士が勢力を争い戦って来た朝鮮半島の歴史を見ていきましょう。現在の韓国人とかつての王朝の民族が全くことなるということを紐解いていきます。

紀元前~3世紀 楽浪郡の繁栄~高句麗の台頭

紀元前、朝鮮半島に最初にいたのは縄文人です。縄文人とは縄文時代に日本列島に住む人々の総称です。つまり倭人とも言えます。約7千年前に無人の朝鮮半島に縄文人が渡りました。朝鮮半島から出土した人骨も倭人に近いとDNAで判明しています。

日本の縄文土器とは文様が異なりますが、朝鮮半島から縄文土器も出土しています。なぜ朝鮮半島から出てくるのか?縄文人=倭人が朝鮮半島に行って、開墾し文化圏を作ったのです。

3世紀以前の朝鮮半島は、半島北部地方は、漢民族が楽浪郡を置いて支配し、半島南部地方は、倭人(渡来人)が、志良岐と任那を建国して支配していました。この時代が、「和漢共栄時代」と呼ばれます。

しかし、313年から314年にかけて、満州地方のフヨ人(高句麗人)が、漢人が支配する楽浪郡を攻撃して滅ぼしたため、これ以降、「三民戦争時代」に突入します。

エベンキ族の南下

「和漢共栄時代」、「三民戦争時代」と時が進むにつれて、そこにエベンキ人が南下し攻めてきました。一部の倭人は日本に引き上げましたが、残った倭人の男性は殺され、女性は強姦され、エベンキ人との混血してできたのが、韓国人のルーツです。

現在、長年の研究により韓国人のルーツがエベンギ族だということが明確になっていますが、あまり知らていません。

韓国人のルーツとしてエベンキ族と、さらにワイ族という名前も出てきます。

この二つの民族は同じでしょうか?中国の紀元前五世紀ころの史書に登場するのはワイ族です。どちらも「汚れ」を意味する文字です。エベンキ族から分かれた朝鮮人士族がワイ族です。シナ人が「汚い」と言う意味でワイ族と呼びました。

朝鮮半島に南下してきたエベンキ族は不衛生で、汚いという逸話があります。これは現代韓国人が、受け入れがたい習慣があったことに関連しているのでしょう。

朝鮮半島をエベンキ族が侵略するまでの流れ

南下してきたエベンキ族は、いよいよ朝鮮半島の勢力図を塗り替えていきます。かれらはここから朝鮮半島で繁栄することで、現代韓国人に確実に同じDNAを残すのです。

三民戦争時代を制した新羅はエベンキ族が建国したとする説

三民戦争時代とは、朝鮮半島北部の高句麗を支配するフヨ人、任那・百済を支配する倭人、そして、旧帯方郡の東部地方に住んでいたが、356年に倭人国家=志良岐(シラキ)を乗っ取り、新羅を建てたエベンキ人(穢人。朝鮮民族の先祖)が、朝鮮半島の支配権をめぐって戦争を繰り返した時代です。

当初、エベンキ人国家=新羅は高句麗に朝貢し、倭人勢力と戦争していましたが、433年に高句麗に対して反乱を起こしました。

そして、倭人国家=百済・任那と同盟を結び、今度は高句麗と戦争しました。しかし、550年代になると、ふたたび倭人勢力とエベンキ人勢力の関係が悪化し、新羅と百済の間で戦争が再開されました。

643年には、敵対関係にあった倭人とフヨ人が反新羅で同盟を結び、エベンキ・ワイ人国家=新羅を攻撃しました。倭人とフヨ人は協力してエベンキ・ワイ人国家=新羅と戦いましたが、660年、唐と手を組んだエベンキ族勢力=新羅によって、百済は滅ぼされました。

668年には、フヨ人国家=高句麗も、エベンキ人勢力=新羅と唐の連合軍の攻撃により都を落とされ滅びました。最終的に、朝鮮半島はエベンキ・ワイ人によって統一されました。このエベンキ・ワイ人が、現代まで続く後の朝鮮民族です。

倭人=日本人勢力は、663年の白村江戦争で敗北した後、朝鮮半島の領土を手放しました。

しかし、白村江戦争以降も、エベンキ人=朝鮮人勢力は、海賊活動を中心に何度も日本侵略を繰り返しました。これが、古代朝鮮半島の真実の歴史です。7世紀以前の朝鮮半島は、三つの民族が領土戦争を展開していた地域だったのです。

エベンキ族と韓国人のDNA鑑定の結果

現在の韓国人の遺伝子DNAを調べると、女性に伝わる遺伝子DNAは縄文人と似ているのです。男系の遺伝子DNAは日本人の遺伝子DNAと全く違います。よって現在の韓国人は朝鮮半島に攻めてきたエベンキ人と倭人(=縄文人)の混血してできた民族ということのようです。

韓国人のルーツはエベンキ族と証明されている

近年の研究により現代の韓国人の遺伝子DNAを調べると、女性に伝わる遺伝子DNAは、縄文人と似ているのです。ところが男系の遺伝子DNAは日本人の遺伝子DNAと全く違います。

よってエベンキ人は朝鮮半島に攻めてきたエベンキ人と倭人の混血してできた民族ということのようです。女性は倭人から受け継いだDNAを、男性はエベンキ族から受け継いだDNAを今に残すことからこのような結論が導きだされたとのことです。

紀元前には日本と朝鮮半島の人の行き来が盛んだったと見られます。その名残として次のような話も残っています。

日本の島津家の殿様の名前は「新羅三郎義光」と言い、朝鮮民族が日本に来たのではなく、倭人が朝鮮半島に行き国をつくり、そこから引き揚げてきたのです。長州藩の藩主は毛利家ですが、その前の大内家は「百済の聖明王の第三皇子が先祖だ」と堂々と言っています。

しかし、その後エベンキ族の南下によって、朝鮮半島で倭人は淘汰され、他の民族による勢力も排除されていったのです。

現代韓国人のDNAについての研究

米人類学者Cavalii Sforzaの遺伝子勾配データによると、朝鮮民族は世界でも類を見ないほど均一なDNA塩基配列の持ち主であり、過去において少数の人間が近親相姦を重ねて今の人口動態を形成したか、あるいは近親相姦を日常的に繰り返す文化の持ち主だったかと表しています。

朝鮮民族は、昔から綺麗な娘たちは中国に献上されていたので、女性が足りず近親相姦が繰り返されてきました。それは新羅が高句麗を滅ぼす際に、当時の中国王朝「唐」と組むことにより、その後中国の属国としての歴史が長く続くことによります。

「父と娘」「母と息子」が結ばれないとできない遺伝子DNAがたくさん見つかっています。ドイツの人類のゲノム解析する大学教授も同じことを言ってます。

また、現在、朝鮮人男性の40%に発症すると言われる総合失調症(火病)も、それが原因である可能性が大きいと言われています。

人間など生物における雌雄の生殖においては両親から遺伝子を受け継ぎますが、近親婚で生まれた子供でない場合は、ある劣性遺伝子がもし有害であったとしても片方の親からそれを貰っただけでは本人に異常が出ることはありません。

しかし近親婚で生まれた子供の場合は、先祖を共有していることから同一の種類の劣性遺伝子を両親が保有している可能性が高いため、その遺伝子が一対となり異常が発生する可能性が高くなります。

生存に不利な遺伝子はそうでない遺伝子に比べて圧倒的少数であり、劣性遺伝子の中に隠蔽されていることが多いのです。

なぜなら、そのような遺伝子が顕在化した個体は子孫を残すまで生存することは困難で、したがって多くの生存に不利な優性遺伝子は子孫に継承されにくく、結果として淘汰されてきたからです。

そのため、近親交配によって子供が生まれた場合は遺伝的リスクが高まるとして、これを近交弱勢と言います。

エベンキ族に対する韓国人の反応

朝鮮民族のルーツのエベンキ族とワイ族は同じでしょうか?中国の紀元前五世紀ころの史書に登場するのはワイ族です。どちらも「汚れ」「汚い」を意味する文字です。

エベンキ族から分かれた朝鮮人士族がワイ族です。シナ人が「汚い」と言う意味でワイ族と呼びました。実際に彼らの生活習慣に衛生概念がない、汚いためにこのような名前が付けられました。

これらのことからも、韓国の反応として受け入れがたいのでしょう。過去のことであっても、特に自身のルーツの民族は、衛生概念がない、汚いと言われるようなことは誰しも気持ちの良いものではありません。

DNAで比較した日本人・韓国人・中国人の比較

日本人はそもそも日本列島にいた縄文人に、全くことなる弥生人が掛け合わされ、さらに高句麗や百済などの渡来人が日本列島にわたってきた中で大和民族が形成されていきました。

朝鮮民族の遺伝子を日本人と比較すると遺伝的な同質性が低いという結果が出ています。朝鮮民族は強く漢民族などの影響(混血)を受けています。相互移民や侵入などの繰り返しでエベンキ族や漢民族との混血の機会が多く、これが朝鮮民族の形成に影響したと述べられています。 

現代の中国人の多くは漢民族です。かつての王朝はモンゴル族、満州族や夏族など全くことなる民族でしたが、王朝が入れ替わるたびに、前王朝を徹底的に廃し、庶民まで殺害しつくす歴史を繰り返してきた中国人は多民族と混ざり合うより、断然つしてきた民族だとう言えるでしょう。

よってそのDNAを見ても、日本人、韓国人とは成り立ちが異なります。

エベンキ族と韓国人の似ているところ

現代韓国人のルーツはエベンキ族であるという説をご紹介してきましたが、その根拠がいろいろなところに見られます。

二つの民族の共通点についてご紹介します。その共通点はあらゆる点に見られます。まず外見的なもの、顔、そして文化や生活習慣、そして科学的な点からいうと遺伝子DNAからも判断されます。

文化、趣味嗜好、生活習慣が似ている

韓国には木に人形をかたどったトーテムポールが多く見られます。これは中国や日本にはない文化です。エベンキ・ワイ族にはトーテムポールを立てる風習があります。この点から見ても、同じルーツを持つ民族であるとの説が成り立ちます。

食生活において、趣味嗜好に共通点が見られます。アザラシの肉など臭みの強いものを食してきたエベンキ・ワイ族と同様に韓国人は臭い刺激臭のあるもの、辛い物も大好きです。

具体的にはにんにくやキムチが大量に料理に使われます。これは朝鮮人独特の遺伝子DNAの影響ともいわれています。

1905年、日韓併合前のソウルは、トイレも無く、道端で用をたしていました。残念ながら、その汚い街の様子はいろいろな外国人の記録に登場します。

ソウルの南大門は大便だらけで悪臭がひどかったと言われています。川が流れていてその川で顔を洗い、歯を磨き、用を足し、洗濯をして、食事の用意もしていたのです。イギリスの旅行家が「世界一汚い民族だ」と言ったそうです。

同様にエベンキ族も衛生概念がない、汚いと酷評されています。

顔が似ている

エベンキ族の顔の特徴として、彼らが本来住んでいたロシアの極寒の気候により、目や鼻の穴が小さく、硬いものを食すためにエラがはる、頬骨が発達するなどが挙げられました。

現在では、世界中でメイクアップ技術や、整形手術による本来の民族の顔の特徴を凌駕するイメージ変更が簡単にできます。よって、一概にこれらのエベンキ族の顔の特徴が、現代韓国人の顔に見られるとは限りません。

しかし整形手術などする前の本来の顔の骨格には、やはりこの二つの民族には共通する特徴が多く見られます。

言葉が似ている

朝鮮民族とツングース系の代表民族であるエベンキ、エベン族とは共通風習、歌、言葉などから、「朝鮮民族」とは同じ流れと分かる。馬を持たなかったエベンキ族の代表的な歌は、遠くの人々を懐かしむ「アリラン(迎える)・スーリ(感じとる)」。

朝鮮のアリランには「アーリアリラン、スールスーリラン」とそっくりな言葉が続く。節回しも酷似している。アリランという言葉、スーリも意味不明と言っていますが、エベンキの言葉では意味はハッキリしています。 

エベンキ族と書き込むと韓国では10分以内に削除される?

韓国人は自分たちのルーツが、実は高麗人でもなければ百済人でもなく、他民族だったということをあまり知られたくないようです。

韓国人のルーツは、高麗人でも百済人でもなく別民族のエベンキ族というのは事実です。 韓国では国家機密扱いとしてかつて存在した日韓翻訳サイトであるエンジョイコリアではこの関係スレッドがたちあがると、10分以内に運営側によって削除されたということです。

現在、韓国では民族のルーツの研究にあまり重きが置かれていません。一般的に韓国は長い歴史のある国家であるという教育がなされています。

そのキーワードとして「最初の朝鮮半島の王朝を作った漢民族こそが韓国人のルーツである」という考え方、韓国には5000年の歴史があり「半万年」という言葉が誇らしく伝承されています。

また韓国人社会ではその歴史において、自分たちは多民族が交じり合うことなく純血であるというような概念も一般的です。

近年韓国人のルーツはエベンキ族・ワイ族にあるという研究がなされていますが、これらの研究結果は国家としての認識、通念と矛盾が生じることになり、広く韓国国民に知らされることがありませんでした。

そこには エベンキ・ワイ族=汚い という不名誉な説が関係すると思われます。

韓国人がエベンキ族を嫌う理由

愛国心が強い韓国人はそのルーツがエベンキ族・ワイ族であることを避けてます。エベンキ族・ワイ族のイメージとして、野蛮、汚いなど悪いイメージばかりですし、韓国人が描いている歴史が思っているよりも、浅いことを認めなければならないからでしょう。

韓国の歴史学者たちは、朝鮮民族の先祖について語るとき、エベンキ人やワイ人については語ろうとしません。しかし情報化社会の現在、自分たちの先祖がエベンキ族、ワイ族であるという説を耳にしたことのある人も増えてきているでしょう。

先述のように、インターネットでこのようなことを書くと、10分以内で削除されるということは、韓国の反応としてよほど認めたくないということなのかもしれません。

1906年に書かれた「最近朝鮮事情~朝鮮の人々」上、中、下と言う本があります。韓国人の生活習慣について書かれています。一部紹介します。この本は日韓併合前夜に朝鮮半島を視察した当時の衆議院議員荒川五郎によって書かれたルポタージュです。

1906年(明治39年)に清水書店から刊行されています。20世紀初頭の朝鮮半島の人々の様子や文化が忌憚ない筆致で描かれており、当時を伝える貴重な資料となっています。

その中でも、当時の朝鮮半島の人の衛生概念の欠落、その生活様式のあらゆるところに見られる「汚い」習慣が想像を絶します。

・衛生観念は全く無く、獣に近い
・勤勉とか責務という観念は全く無く、雨が降ったらそこらじゅう、水だらけで仕事を呆然としている。 雨具が無い。治水と言う概念が無い。
・雨が降って水が濁っても、濁ったままの汚い水を使う。とにかく衛生観念が無く、伝染病がはびこっている。
・濁っている汚い水だろうが、小便や糞が混ざっている汚い水でも平気で飲む。とにかく不潔で、味噌も糞も朝鮮人にとっては 一緒だ。
・壁は馬糞を混ぜる。壁が固くなるそうだ。
・肺結核や解熱として小便を飲む・いよいよ病気が酷くなると、大便を食べる。
・穴で暮らしているから夏は暑く、家の外で寝るが、顔の近くを大便や小便が流れているが、朝鮮人とっては臭くないらしく平気で寝る。
・小便壺が家の中にあり、客がいても平気で小便をする。また痰を吐くときは口の近くに壺を持ってくる。
・婦人が洗濯をしているので見てみると小便水と見分けの付かない汚い黒い水に洗濯ものを揉んだり打ったりしている。

これらの特徴が中国の史書に見られるワイ族の記述に一致するところが多いので、ワイ族説が見受けられます。エベンキ人は、広場の真ん中にトイレがあり、その周りで寝起きし、川の水は泥水しか見たことがないので、泥水を平気で飲んでしまうそうです。

エベンキ族と他諸国との関係

エベンキ族は狩猟民族としてロシアの東北部にいましたがその後、居住地を広げています。ロシア、中国、朝鮮半島にも広がった彼らとそれぞれの国の関わりを見ていきましょう。

エベンキ族とロシアの関係

ロシアや中国に点在していたエベンキ族は、かつては広くロシア人との交易を行い、毛皮と引換に生活用品や、銃・散弾・小麦粉を入手しました。

ロシア人との交流のため、ロシア国内・中国国内のエベンキともに食生活にもロシアの影響があり、小麦粉よりパンを焼いて食べ、紅茶を飲用し、紅茶にトナカイの乳を加えます。

また、中国国内のエベンキ女性にもロシア風のスカーフを被る人がいるなど、着衣にもロシアの影響が大きく表れています。エベンキ族の伝統宗教はシャーマニズムです。シャーマニズムとはシャーマンと呼ばれる祈祷師や巫師を中心とした信仰で、冥界や精霊の存在が信じられています。

また、帝政ロシア時代のロシア正教会の宣教師による布教など、ロシア人の影響から、シャーマニズムと併せて正教を信仰する人もいます。現在は、生活様式がほぼロシア化して、一部がロシア人との混血が進んでいます。

朝鮮民族のルーツもエベンキ族

現在は北緯38度線によって北は朝鮮人民共和国、南は大韓民国に分断されている朝鮮半島は、もとはひとつの文化圏であり、同じ民族です。北朝鮮のルーツも韓国と同じエベンキ族です。

韓国人のルーツとして紹介してきましたが、現在の朝鮮人民共和国の人々も含むすべての朝鮮民族のルーツでもあるのです。

エベンキ族と朝鮮民族の共通言語

韓国外国語大学ロシア語科のカン・トクス教授が朝鮮人のルーツの研究をしました。結論は、「エベンキ人が朝鮮人にそっくりだ」とし、言語学的な研究を行っています。

カン・トクス教授はサハ共和国南北辺境に住んでいるエベンキ人たちが使うエベンキ(ツングース)語は数字や一家親戚を称する単語が韓国語と非常に似ていると話しました。
 

彼もまた韓国人のルーツはエベンキ人ではないかと主張しています。

言語学的に研究して今まだに分からないと言われている朝鮮語が「アリラン」という言葉です。「アリラン」という歌がありますが、これはエベンキ人の歌なのです。近隣の少数民族であるエベンキ族は現在まで「アリラン」と「スリラン」という単語を使っています。

韓国でもっとも有名な民謡である「アリラン」の歌詞の「アリラン」は「迎える」、「スリラン」は「感じて知る」という意味なのです。

カン・トクス教授が研究によると、エベンキ人と朝鮮人は共通する言語がたくさんあるということです。

エベンキ語 韓国語 意味
デョル ドル
デュル ドゥル 2(二)
デュルーレ ドゥル-レ 周り
ムル
アミ アビ
エニ エミ
アシ アッシ 若い女性(アガシ)
アキ アチ おじさん(アジョシ)
ベイェ
~ンイ ~ウイ ~の

カン・トクス教授は「韓国語の起源がツングース語だという学説を後押しできる実体的証拠が発見するには、さらに深い研究が必要だ」と発言しています。

「賢い交流」とは真実を知り、違いを理解すること 

現代では日本人、中国人、韓国人が一見区別がつかないと感じる人も多いでしょう。特に欧米人から見ると東アジア人として同じように見えるかもしれません。しかし一方で、その内面、物事の考え方、行動について、日本人、中国人、韓国人は明確に異なります。それは我々の国家の成り立ち、祖先から受け継いできた文化が全く異なることによるものです。

隣国として、切っても切れない関係にあるのが中国や韓国です。彼らが「どのようなルーツを持ち、歴史を歩んできたかという真実」を知り、同時に彼ら自身が「自分たちのことをどのように認識しているか」の両方を理解していくことが大切です。

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