吊り橋効果の意味とは?恋愛で使える心理学テクニックを紹介

恋愛のテクニックで吊り橋効果という理論を聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。この記事では吊り橋効果の意味や実際どうのようなものなのかということから、吊り橋効果が発揮されやすいシチュエーションや注意点などを心理学に基づいて解説していきます。

吊り橋効果の意味とは?恋愛で使える心理学テクニックを紹介のイメージ

目次

  1. 1吊り橋効果は恐怖を恋愛感情にする!?
  2. 2吊り橋効果とは?
  3. 3吊り橋効果を発揮するのはこんなとき!例で紹介
  4. 4その他吊り橋効果が期待できるシチュエーション
  5. 5吊り橋効果が期待できない例もある?
  6. 6吊り橋効果以外の心理学恋愛テクニック
  7. 7吊り橋効果の注意点
  8. 8吊り橋効果の意味をしっかり理解しよう

吊り橋効果は恐怖を恋愛感情にする!?

誰もが吊り橋効果という言葉を一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。恋愛のテクニックのような話題で度々出てくる言葉です。でも吊り橋効果というものが実際にどんなテクニックなのか、どういう意味があるのか、本当に恋愛感情をうまく動かせるのかよくわかってない方も多いかと思います。

そこでこの記事では吊り橋効果とはどのようなものなのか、どんなシチュエーションで効果を発揮するテクニックなのかなどを紹介していきます。

吊り橋効果とは?

まずはじめにそもそも吊り橋効果とはどのような恋愛テクニックなのかをお教えいたします。テクニックに溺れないためにもどういった理論なのかしっかり理解していきましょう。

吊り橋効果の意味

人間は恐怖を感じたとき心臓がドキドキと拍動するのと、恋愛感情を抱いて心臓がドキドキとなるのを勘違いしていまいます。

吊り橋効果とは、恐怖を感じてドキドキしているのに、それを恋愛感情が芽生えたときのドキドキだと思ってしまい、その場にいる人が好きになってしまうというものです。

吊り橋を誰かと渡っているときに吊り橋への不安や高所にいる恐怖のドキドキと、一緒にいる人への恋愛感情のドキドキと混同してしまうということで吊り橋効果というネーミングになったのでしょう。

心理学者の実験により実証

吊り橋効果を本当に意味があるか疑問に思っている方もいるかと思いますが、これは実際に心理学の実験で実証されているものなのです。

今から70年ほど前にカナダにいる心理学者2名によってこの心理学の実験は行われました。ちなみに一般的に吊り橋効果と言われますがこの実験では吊り橋理論という名前です。

どういう実験かといいますと、10代後半から30代前半の男性たちに揺れる吊り橋と揺れない吊り橋を渡ってもらい、それぞれ橋の真ん中で女性にアンケートのお願いをされます。結果を知りたいなら後日電話をと連絡先を渡します。

その結果揺れない吊り橋だと10%から連絡があったのに対し揺れる類橋だとほとんど連絡がありました。この心理学の実験の結果から恐怖からくるドキドキを一緒に味わった相手には恋愛感情が芽生えやすいという理論が生まれ、これが吊り橋理論となりました。

しかし、実証されましたが効果は強力ではなく恋愛感情を抱くきっかけにとどまるようです。

吊り橋効果を発揮するのはこんなとき!例で紹介

それでは具体的にどのような場面で吊り橋効果が発揮されるのか例を挙げて紹介していきます。どう使っていいかわからないという方はまずはここで挙がっているシチュエーションと同様のことをしてみましょう。

ホラー映画を観てドキドキする

ドキドキするといえば定番はホラー映画です。映画を観に行くのは誘いやすいですし、ホラー映画では誰しも恐怖からドキドキするものですので比較的簡単なテクニックなのではないでしょうか。

吊り橋効果の理論的にはドキドキすればよいのでホラー映画と一口に言ってもびっくり系やじっくり恐怖を感じるものでも良いですし、あるいはアドベンチャー系の映画でも冒険のドキドキで効果を期待できます。

また、暗い場所はドキドキする場所でもあります。映画館の暗さとホラーやアドベンチャーなどの映画自体からくるドキドキで効果が期待できるでしょう。

一緒にスポーツをしに出かける

ドキドキとは要するに心臓の拍動のことです。吊り橋効果というネーミングから恐怖からのドキドキと思いがちですが恐怖でなくてはならないというわけではありません。ホラー映画がダメでいきたくないという人にはスポーツをするというテクニックがあります。

例えば、マラソンに行くであったりボルダリングであったりスポーツをして心拍数をあげドキドキすれば理論的に吊り橋効果が期待できます。スポーツ好きな方に恋愛感情を抱かせたい方はこちらの方がよいでしょう。

スポーツが得意な方は、誘った相手にいろいろと教えることもできますし、普段みせることが難しいスポーツが得意なところもアピールできるので、そういった方は映画よりもこちらの方が効果的でしょう。

お祭りの高揚感でドキドキさせる

テンションが上がることでも心臓は高鳴り拍動します。例えばお祭りにいったときもそうなります。夜のお祭りでは人も多く、辺りもくらいのでやはりテンションがあがりドキドキするものです。吊り橋効果でその際に一緒にいる人が気になることでしょう。

また、夜にお祭りに行けば先ほど映画の箇所でも述べたようにくらいところでのドキドキも期待できるので有効でしょう。

その他吊り橋効果が期待できるシチュエーション

先ほど挙げた例の他にも吊り橋効果が期待できるシチュエーションがありますので続けて紹介していきます。同じようなテクニックを使って意中の相手に恋愛感情を芽生えさせるのに役立ててください。

怒られているときに慰める

これまでの例とは少し違う角度のテクニックです。学生や社会人の方は先生や上司から怒られることもあるでしょう。怒られると恐怖から心臓がドキドキしてしまいます。そんなときになぐさめれば吊り橋効果が期待できるでしょう。

さらになぐさめてくれる優しい人という印象お持たれるのでより効果的に恋愛感情を抱かせることができます。怒られた後といのは誰しも心が不安定になっています、そのときに寄り添うというのは大事なことです。

スポーツ観戦をしに行く

前に例で挙げたスポーツをするのとは違いこちらは一緒にスポーツ観戦に行くというものです。これならスポーツをするのが苦手な方でも問題ありません。お祭りと同様人が多い場所、普段行かない場所はドキドキしますし、試合が動いたときも興奮でドキドキするので吊り橋効果が発揮されるでしょう。

また、スポーツ観戦しているときですと、自然にハイタッチやハグなどのボディータッチができます。実際に肌が触れ合うとドキドキする方も多いので吊り橋効果をより強力に発揮できるでしょう。

セクシーな服を着る

これは女性しか使えないテクニックですが、いつもとは違うセクシーな服を着るというのも恋愛感情を揺さぶるテクニックです。男性はセクシーな服の女性はつい見てしまいますし、それがいつもの雰囲気と違うとなおさらドキドキしてしまいます。

あまりセクシーすぎても人によっては下品だなと思われてしまうかもしれないので、季節や常識を考えて試して観るのが良いでしょう。

このテクニックは勇気が入りますが、自分の雰囲気を変えるだけなので比較的試しやすい方法ですし、これまでとは違う新しい自分に出会えるチャンスにもなるでしょう。

吊り橋効果が期待できない例もある?

ここまで例を挙げて紹介してきた吊り橋効果ですが、もちろん常に効果が発揮できるというわけでもありません。際ほどとは別の方が行った心理学実験によるとアンケートをする女性の容姿がよくないと逆効果になるという結果が得られたそうです。

また、別の心理学実験ではドキドキしている人に容姿がよくない人を見せると逆に印象が悪くなったという結果もありました。やはり、恋愛感情を動かすには見出しに身にしっかりと気を使わないといけませんね。

相手についてあれこれ考える前に自分自身を省みることが重要です。しっかりと身だしなみを整えられているかの他にも、無意識に高圧的になっていないか、乱暴な行動をしていないかなど小さなところでも見直しましょう。

吊り橋効果以外の心理学恋愛テクニック

紹介してきた吊り橋効果以外にも心理学恋愛テクニックはありますのでいくつか紹介していきます。

ゲインロス効果

ゲインロス効果とは、感情のベクトルが大きく反転すると心が揺さぶられるというものです。よく聞く例としては不良の学生が捨て猫を拾うととても優しく見えるという理論のことです。一言で言えばギャップ萌えです。

例えば、普段大人しく口数がすくない男性がここぞで発言をして目立つであるとか、キツめの性格だと思っていた女性が少女のような笑顔を見せるという場面でゲインロス効果は発揮されます。

ウインザー効果

ウインザー効果とは、相手から直接聞いた意見よりも第三者から遠回しに聞いた意見の方が信じられるというものです。例えば飲食店の評判がわかりやすいです。そのお店が自身の料理を褒めているよりも口コミで評判が良い方が信頼できます。

これまでの心理学テクニックと違い友人に協力してもらう必要があります。その友人に自分の良い部分を意中の相手に伝えてもらうことでより強く印象を与える意味があります。

しかし先ほどのゲインロス効果ではないですが必要以上に良く言いすぎるとハードルが上がりすぎて実際のあなたを見てがっかりさせるかもしれないので加減が必要です。

ミラーリング

ミラーリングとは、名前の通り相手の動きや口癖などを真似るという意味です。自分と同じ行動を取っている人には誰しも少なからず行為を持ってしまうという習慣を利用します。

理論的には同じことをすれば良いので範囲は広く例えば、学生の方でしたら相手と同じ飲み物を飲むようにするであったり、社会人の方であれば同じブランドのものを身につけるなど方法は多いでしょう。

しかし、やりすぎるとストーカーのように思われ番う意味で恐怖心を植え付けてしまうかもしれません。そうなると恋愛関係への発展はなかなか望めませんのであくまでもさりげなくやってみましょう。

返報性の原理

返報性とは簡単にいえば人はお返しをしてしまうという意味です。つまり、返報生の原理とは相手になにかをしてお返しをしてもらい相手に自分を意識してもらうテクニックです。

これは心理学者の肩の著書で紹介されるほどしっかりと効果が裏打ちされた心理学のテクニックです。パッと思い浮かぶのはバレンタインデーとホワイトデーでしょう。

具体的には好意を寄せている相手にちょっとした飲食物を上げることで、お返しを誘い自分を意識してもらいましょう。ただし、見返りを期待しすぎるのもよくありませんので、こちらもさりげなく行為を向けるくらいがちょうど良いです。

吊り橋効果の注意点

ここまで吊り橋理論やさまざまなテクニックを紹介してきましたが、注意すべき点もありますのでいくつか紹介します。それに気をつけて効果的に吊り橋理論を使っていきましょう。

恐怖を与えすぎない

吊り橋理論とは恐怖のドキドキと恋愛のドキドキを混同させるという理論です。しかし、そもそも恐怖という感情はあまり感じたくはありません。必要以上に恐怖を与えるようなシチュエーション誘いすぎると嫌がらせをされてるを思う人もいるでしょう。

恐怖が苦手な人には、ドキドキさせるという吊り橋理論の意味を考えて、興奮や高揚感が与えられる別の方法を考えましょう。

ドキドキしているだけではいけない

ドキドキさせることは確かに重要ですがそれだけではいけません。例えばドキドキさせようとスポーツ観戦に誘ったとします。しかし、その相手はかなりスポーツを観るのが好きで、あなたのことなど全く意識ですじっとスポーツを観ていたとしたらどうでしょう。

確かにその相手はスポーツ観戦でドキドキしているかもしれません。しかし、その際にあなたという人を意識してなければ吊り橋効果も意味がありません。恋愛感情だと思わせるためにドキドキしている最中に自分の存在をアピールしなければなりません。

相手によってどのくらいのドキドキを与えれば意味があるのか、どうすれば自分の存在を意識しているのかをしっかりと考えましょう。

吊り橋効果はあくまできっかけ

実験の項目でも述べましたが吊り橋効果はあくまで恋愛感情を抱くきっかけになるというものです。スタートラインに立つことを促してくれるだけです。そこからは努力をしなくてはなりません。

この努力を怠ってしまうと吊り橋効果によって、一瞬恋愛感情が芽生えても冷静になってよく考えたら別になにも思わないなんてことに陥ってしまいます。

吊り橋効果によってスタート地点に立った後はミラーリングや返報性の原理などを利用したテクニックを使って相手に振り向かせる努力を続けましょう。むやみやたらにテクニックを使うのではなく意味を理解するのも忘れずにしてください。

吊り橋効果の意味をしっかり理解しよう

ここまで吊り橋効果とはどういった意味があるのか、どういう場面で効果を発揮するのか、気をつけるべき点、吊り橋効果以外の恋愛テクニックなどを紹介してきました。吊り橋効果とは恐怖や緊張などのドキドキを恋愛のドキドキを混同させるテクニックです。

ドキドキはそれら以外に高揚感や興奮、良い雰囲気などさまざまなシチュエーションが考えられます。しかしこの吊り橋効果は容姿がよくないと逆効果なので身だしなみに要注意です。さらに吊り橋効果は恋愛のきっかけにすぎないのでその後の努力は不可欠です。

テクニックを使えばよいと考えるのではなく、テクニックはどんな理屈でどうに使えば効果を発揮するのか意味をしっかり理解しないと自分のものになりません。加えて、テクニックに頼るだけでなく相手と向き合って誠実に接することがなによりも重要です。

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