群馬県の方言(群馬弁)はかわいい!あーねなどの方言一覧!

群馬県の方言(群馬弁)がかわいいと話題です。「あーね」「おっぺす」などの特徴ある方言や、語尾、イントネーションがかわいく、告白されたい方言ランキングでも上位です。群馬弁を一覧にまとめたので、標準語との変換も見て比べてみてください。

群馬県の方言(群馬弁)はかわいい!あーねなどの方言一覧!のイメージ

目次

  1. 1群馬県の方言(群馬弁)のかわいいポイント!
  2. 2群馬県の方言(群馬弁)のイントネーションや言葉の特徴
  3. 3群馬県の方言(群馬弁)のかわいい方言一覧
  4. 4群馬県の方言(群馬弁)のかわいい告白の言葉
  5. 5群馬県の方言(群馬弁)はアクセントがかわいい
  6. 6群馬県の方言(群馬弁)の由来
  7. 7群馬弁のかわいい方言に親しもう

群馬県の方言(群馬弁)のかわいいポイント!

群馬弁は上洲弁とも呼ばれ、「~だいね」「あーね」「おっぺす」などかわいい方言があります。語尾に「さ」が付くなど、かわいい語尾やイントネーションが特徴です。告白されたい方言ランキングでも上位に入っています。

しかし、「おっぺす」や「あーね」など、文字を読んでも意味が分からないものが多いでしょう。標準語とどのように変換されるのか、かわいいと人気の方言やイントネーションを一覧にしました。

群馬県の方言(群馬弁)のイントネーションや言葉の特徴

群馬弁は、語尾がとても特徴的な方言です。語尾を少し伸ばした独特のイントネーションになります。全体的には標準語と近いのですが、母音が変換されることが多いです。ここでは、特によく使われる語尾について一覧にまとめました。一覧で変換を理解しましょう。

だいね

群馬弁で「だよね」という意味の方言です。「〜だよね」の意味で「〜だいね」と言うこともあれば、相槌を打つときに標準語の「そうだよね」として「そうだいね」と使うこともあります。

だんべ

群馬弁のイントネーションでは、「だんべえ」のように、少し「べ」を伸ばして言います。少し語尾を伸ばすのは、群馬弁の特徴のひとつです。「~だんべえ」は男の子らしいニュアンスで「~だろ」という意味です。

江戸のべらんめえ口調にも似た特徴があります。語尾を伸ばすイントネーションに群馬弁の特徴が出ています。

群馬弁では、語尾に「さ」をつけることがとても多いです。標準語なら「〜した」と言うところを、「〜したさ」と言うのです。

たとえば、「見たんさ」「買ったんさ」のように使います。群馬の人は本当によく「さ」を使うので、初めて群馬弁の人と話すと驚きます。

群馬県の方言(群馬弁)のかわいい方言一覧

ここではたくさんのかわいい群馬弁の一覧を書きました。標準語と群馬弁の変換一覧です。「あーね」「おっぺす」など、標準語しか使わない人には意味が分からない言葉を重点的に集め、変換を一覧にしました。

あーね

群馬の方言で「あーね」とは、標準語で「そうなんだ」「なるほどね」という意味です。相槌を打つときに使います。かわいい音ですが、使いすぎると適当な返事だと受け止められるので、使いすぎには注意しましょう。

標準語には無い言葉ですが、相槌で「あーね」と言われる言葉なので、文脈で意味を理解できるでしょう。標準語の「そうそう」のように「あーね、あーね」と言われると、とてもかわいい方言です。

おっぺす

不思議な言葉ですが、群馬弁で「おっぺす」とは「押す」という意味です。群馬の人は「車を押す」と言うとき、「車をおっぺす」と方言になります。

「おっぺす」は標準語には無い表現のため、急に言われると意味を理解できないかもしれません。「おっぺす」が「押す」という意味の方言であることを、覚えておきましょう。

かんます

群馬弁の「かんます」は標準語で「かき混ぜる」という意味の方言です。標準語と音が少し似ているのですが、意味を知らないと推測するのは難しい方言です。

変換を覚えておき、方言を理解できるようにしておきましょう。

さくい

群馬弁で「さくい」と言われたら、褒め言葉です。標準語の「気さくな」と同じ意味なのです。群馬の人から「さくい娘さん」と言われたら、「気さくなお嬢さん」と褒められているのです。

標準語とは少し異なる言葉なので、変換を覚えておきましょう。

もす

群馬弁の「もす」は標準語の「燃やす」と同じ意味です。標準語から「や」が抜けた単語になります。

群馬の人は早口なので、標準語を縮めた言葉は聞き取りにくいかもしれません。「燃やす」が「もす」に縮まる変換は覚えておきましょう。

わっきゃない

群馬弁の「わっきゃない」は「簡単な」という意味です。「わからない」と音が似ているので、どちらかというと「難しい」の標準語の方が似ています。しかし、「簡単な」という意味なので、間違えないように変換しましょう。

かたす

群馬弁の「かたす」は「片づける」という意味です。「これ、かたしといて」と言われたら、「これを片付けておいて」という意味になります。

おこんじょ

群馬弁の「おこんじょ」とは、「意地悪」という意味です。言葉の音はかわいい印象の方言ですが、「おこんじょ」とはネガティブな意味になるので、気を付けましょう。

かりばんつっこ

「かりばんつっこ」は音がかわいらしいです。群馬弁の「かりばんつっこ」の意味は、標準語で「かわりばんこ」「交替で」となります。

「かわりばんこ」ととても似た音なので、変換しやすい方言です。

はしっこい

群馬弁の「はしっこい」には2つの意味があるので、注意しましょう。標準語の「賢い」という意味と、「すばしこい」という意味です。

どちらも、人の動きを先回りする素早さがあります。「賢い」なのか「すばしこい」なのか、状況で判断しましょう。

なっから

群馬弁の「なっから」は標準語で「すごく」「とても」という意味です。「とっても」と言うのと同じイントネーションで「なっから」と声に出してみると、納得できるでしょう。

ちなみに、群馬の方言では「なから」も同じです。破裂音の「っ」を強調するかどうかは、会話のテンションしだいでしょう。

ぶちゃる

群馬弁の「ぶちゃる」とは、標準語で「捨てる」という意味です。標準語と似ていないので、意味の変換を覚えていないと理解できない方言です。

標準語の「捨てる」より群馬弁の「ぶちゃる」の方がかわいらしく、このような表現も群馬弁がかわいいと言われる所以です。

そーだいね

上にも書いた「だいね」が語尾として登場しています。このことからも分かるように、群馬弁の「そーだいね」は標準語の「そうだよね」という意味になります。

このように、語尾を「だいね」にするとかわいい群馬弁になります。「そーだいね」は群馬の女性がよく使っています。
 

まっと

群馬弁の「まっと」は標準語の「もっと」という意味です。「も」が「ま」に変換されるのです。文字でみると分かりにくいのですが、音声で聞くと自然に意味が分かります。

「まっと」と「もっと」は、音としてはとても似ています。「おっぺす」などとは異なり、分かりやすい方言です。群馬の人は早口なので、自然に流れていく言葉です。

きない

これも不思議な方言です。群馬弁の「きない」は標準語の「来ない」です。てっきり「着ない」だと思ってしまいますが、「来ない」という意味になります。これは間違えてしまいやすいので、「来ない」が「きない」になる変換を覚えておきましょう。

はがむ

群馬弁の「はがむ」は「恥ずかしがる」「人見知りする」という意味です。標準語とは全く違うイントネーションのため、覚えにくいです。人見知りしない赤ちゃんに対して「はがまないね」と声をかけたりします。

ちかっぱい

群馬弁の「ちかっぱい」は標準語の「とても」「すごく」と同じ意味です。標準語とは全く違う音ですが、かわいいイントネーションです。装飾語なので、会話の中で「ちかっぱい」と使われていた場合、文脈から意味が分かります。変換を覚えておくのに越したことはありませんが、特に覚えていなくても問題ありません。

えんと

群馬弁の「えんと」は不思議な方言です。似たようなものが標準語にはありませんが、これは「座る」という意味です。赤ちゃんに対して「えんとえんと」と言う場合、「座って座って」と声をかけているのです。標準語とはかなり違うので、変換を覚えておきましょう。

そーなん

群馬弁の「そーなん」は標準語で「そうなんだ」という意味です。「ふーん」に似たようなニュアンスです。語尾が上がるイントネーションで「そーなん?」だった場合、「そうなの?」という意味です。群馬弁は「ん」を語尾にするのが特徴なので、「~だったん」などもよく使われます。

かさっぺた

群馬弁の「かさっぺた」は標準語で「かさぶた」という意味です。かわいい音が特徴なので、「かさぶた」のことを「かさっぺた」と言われると、グロテスクな血のイメージが和らぎます。

群馬県の方言(群馬弁)のかわいい告白の言葉

群馬弁は告白されたい方言ランキングで上位に入る方言です。どんなかわいい特徴の告白の言葉があるのか、さっそく一覧を見ていきましょう。

あんたのこと好きなんさ

「あんた」は標準語だと少し怖い印象ですが、群馬弁ならかわいいです。イントネーションの特徴として、「あんた」は「た」が高くなるように発音します。「あんた」と言う場合、「あ」が低く、「ん」が真ん中で「た」が一番高くなるイントネーションです。告白に使われたらとてもかわいい印象の方言です。

このかわいい言い方の「あんた」に「好きなんさ」と続きます。語尾が「さ」になる特徴が出ています。確かに、告白されたい方言ランキングで上位に入るほどかわいいと言えます。

なから好きなんさ

群馬弁の「なから」は「すごく」という意味です。「なから好きなんさ」は標準語で「すごく好きだよ」という意味になります。ここでも群馬弁の特徴である語尾に「さ」を付ける習慣が表れています。告白によく使われる普通の言葉も、群馬弁ならとてもかわいい言葉になります。

語尾に「さ」が付くとかわいい印象になるので、群馬弁での告白はかわいいと言われるのです。

付き合ってくれん?

「そーなん?」のように、疑問文の語尾が「ん」で終わるのも群馬弁の特徴です。標準語では「付き合ってください」というシンプルな言葉でも、群馬弁では「付き合ってくれん?」となり、かわいい告白の印象になります。

かわいい方言ランキングで上位になった方言でもあり、とてもかわいい告白の仕方です。

私のこと、好きなん?

相手の愛情を確認する言葉で、すでに仲良くなった人に告白するときの言葉です。「好きなん?」とは「好きですか?」という意味ですが、語尾が「ん」になるだけでとてもかわいい告白になります。

語尾が「ん」になる群馬弁の特徴がよく出た告白の言葉です。

なっからかわいい・なっからかっこいい

上に書いたように、群馬弁で「なから」「なっから」は「とても」「とっても」と変換します。「なっからかわいい」は「とてもかわいい」、「なっからかっこいい」は「とてもかっこいい」という意味になります。

「好きだ」と言うのも告白の言葉ですが、「なっからかっこいい」と相手を褒めるのも素敵な告白の言葉です。群馬弁のかわいい特徴が生き、ほっこりした告白の言葉になっています。

群馬県の方言(群馬弁)はアクセントがかわいい

ここからは、群馬弁のかわいいアクセントについて見ていきます。実際に群馬県出身の人が話している場面を想像しながら、アクセントの一覧を読んでみてください。

2文字の言葉は後ろにアクセント

2文字の言葉は2文字目にアクセントが来ます。たとえば「亀」の場合、標準語では「か」にアクセントが来ますが、群馬弁では「め」にアクセントが来るのです。

標準語とは反対のアクセントになるのも、群馬弁のかわいい特徴のひとつです。

3文字の言葉は最初にアクセント

3文字の言葉の場合、1文字目にアクセントが来ます。たとえば、「いちご」の場合、標準語では「ご」が高くなるように発音します。しかし群馬弁では「い」が高くなるアクセントで発音します。

3文字の場合も2文字の場合と同じように、標準語とは反対のアクセントになるという特徴があります。

「前橋」のアクセントも違う

群馬弁と標準語の違いは、地名にも表れます。たとえば、「前橋」と発音する場合です。標準語では、「え」にアクセントが来る場合が多いです。次いで「ま」が高く、徐々に下がっていくアクセントのこともあります。

しかし、群馬弁の場合、「まえばし」と平坦に発音します。上がったり下がったりしないのも、群馬弁の特徴です。

「軽井沢」のアクセント

同じく地名で、「軽井沢」のアクセントも群馬弁と標準語で異なります。標準語の場合、「かるい」が高く、「ざわ」が低いアクセントになるのが一般的です。しかし、群馬弁の場合、「かるいさ」が高く、「わ」が低いアクセントになります。

また、「ざわ」ではなく「さわ」と濁らないのも群馬弁の特徴です。地名の読み方にも方言によって変化します。

「館林」のアクセント

群馬県で毎年最高気温を記録する「館林」も、標準語と群馬弁とではアクセントが異なります。標準語では「たてば」が高く、「やし」が低いアクセントになります。一方、群馬弁では「たてばやし」と平坦な調子で発音します。

群馬県の方言(群馬弁)の由来

ここまでは、「あーね」「おっぺす」などのかわいい群馬弁を一覧で見てきました。群馬弁の由来についても学んでおきましょう。

群馬県はかつての上州なので、群馬弁は上州弁(じょうしゅうべん)と呼ばれることもあります。群馬弁は西関東方言でくくられ、多摩弁や神奈川弁と同じ仲間です。群馬の隣の栃木弁や、栃木の隣の茨城弁は東関東方言なので、群馬弁とは別物です。同じ北関東ですが、群馬弁は栃木弁と茨城弁とは異なります。

群馬弁のかわいい方言に親しもう

この記事では「あーね」「おっぺす」などのかわいい方言一覧をご覧いただきました。

群馬県出身の方は、せっかくなので恥ずかしがらず、どんどん群馬弁を使っていきましょう。群馬県出身以外の方は、「群馬県の人は『あーね』などかわいい方言を使うんだって」「群馬弁の『おっぺす』の意味知ってる?」のように、話題に出してみてください。

この記事の変換一覧を参考に、かわいい方言ランキング上位の群馬弁との距離を縮めてみましょう。

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