好きの意味とは何か?好きの心理学的定義と好きという恋愛感情を解説

好きという言葉の意味や定義とは何か?好きという気持ち・恋愛感情を心理学的にも見ていきます。好きとはどんな意味でどんな気持ちなのかが分からないという原因も確認しましょう。自分でも迷っている好きの気持ちを色々な角度から確認できるのでチェックしてみてください。

好きの意味とは何か?好きの心理学的定義と好きという恋愛感情を解説のイメージ

目次

  1. 1「好き」という気持ちがよく分からない人は多い
  2. 2「好き」とは何か?
  3. 3好きという恋愛感情はどんな感じ?
  4. 4好きという気持ちが分からない原因は?
  5. 5好きという気持ちを確かめる方法
  6. 6本当に好きかわからないときの対処法
  7. 7「好き」を確かめる診断をしてみよう!
  8. 8相手を好きかどうか「不安」なら
  9. 9好き「かも」と感じたら気持ちを抑えない

「好き」という気持ちがよく分からない人は多い

「好き」という恋愛感情は自分が抱くものであり、自分がそう思うかどうかなので、「分からないなんて意味が分からない」と思うかもしれませんが、そんなことはありません。

意外にも自分の恋愛感情が分からないという人は多く、自分の気持ちが迷子になってしまっているという人も少なくありません。好きとは何か、感情・言動・心理学など色々な側面から見ていきましょう。

「好き」とは何か?

そもそも「好き」の意味とは何かということがあります。好きにも種類があり、友達として好き、異性として好き、家族として好き、また心理学による好き、など色々な意味の好きがありますが、ここでは恋愛感情の意味で「好き」を見ていきます。

つまりは「LIKE」よりも「LOVE」の意味ですし、単に好きというよりは「恋してる」や「愛してる」の意味の好きになります。恋愛感情の好きの意味とはというところを見ていきましょう。

心理学による好きの定義とは?

心理学による好きの定義にも様々な説があり、確定的なことは言えないのですが、好きになるのは「繁殖行動の一部」とされる定義があります。子孫を残すためという心理学の定義です。

他の動物は好きという感情がなくとも繁殖行動をしますが、人間はセックスはするものの子どもを産み、育てるとなったら「好きな人の子どもがいい」という感情が出てきます。なので、心理学では繁殖行動の一部と定義されています。

人を好きにならなかったら子孫繁栄できない生物になってしまうので、他の人を好きになるということです。もちろんこの心理学の定義は一説であり、他の定義も存在しますが、恋愛関連は子孫繁栄のためという定義・説は多く存在します。

好きという恋愛感情はどんな感じ?

心理学による好きの定義などを見ると、あくまでも『学問』なので、ロマンチックさに欠けるところはありますが、人の恋愛感情や言動を主に見ていくと、それとは違った意味が見えてきます。

心理学は人の心理を紐解く学問なので、ほかの学問に比べると身近なものにはなりますが、恋愛感情については、学問的に解説されるよりも、感情や言動から見たほうがわかりやすい方も多いでしょう。

好きな人を見るだけ考えるだけでドキドキする

好きという恋愛感情があると、好きな人を見るだけで、そして好きな人のことを考えるだけでドキドキしてしまうというものがあります。これは明らかに友情による好きとは意味が違うものです。

恋愛感情が何か分からないという人でも、好きな相手を見たり、好きな相手のことを考えてドキドキするのであれば、それは恋愛感情の好きと考えて良いと言えるくらいに、他の感情では起こりづらいものになります。

好きな人はついつい目で追ってしまう

好きという恋愛感情があると、ほぼ無意識で相手のことを目で追ってしまうことが多々あります。学校や職場内に好きな相手がいれば、見かければ目で追い、見える位置にいるなら「チラチラ」と見てしまいます。

その相手のことを見ていたい、また相手の行動を知りたいという感情から来ているので、友情の好きなどでは絶対に起こりえないとは言い難いですが、無意識のうちに頻繁にそれが起きるのであれば、やはり友情とは違います。

相手の言葉や態度に一喜一憂する

好きという恋愛感情があると、好きな人の言葉や態度に一喜一憂するというのがあります。特に、何か自分に対するものに関しては非常に敏感で、相手の言動に振り回されるほどです。

これに関しても友情の好きでも起こりうるものではあります。親友レベルの友達であれば、その人の言葉や態度に一喜一憂することもあるでしょう。

ただ、恋愛感情の好きの場合は、もしその相手とまだそれほど仲が良くなくても、何かとその人の言動に一喜一憂するので、そこが友情の好きなどとは違うものになります。

好きな相手のことはなんでも知りたい

好きという恋愛感情がある場合、好きな相手のことを何かと知りたがるというのがあります。相手について何か分からないことがあるのが嫌で、他の人よりも好きな相手のことを知っておきたいという感情です。

また、自分との共通点などを発見したいという気持ちもあり、そのために好きな人の情報には敏感で、近くで好きな人の話題を話していれば、耳を澄ませて聞き取ろうとしたりもします。

友情の好きではなかなかここまではしないので、非常に相手の情報に敏感であれば、こちらについても友情の好きとは違うでしょう。

好きという気持ちが分からない原因は?

好きという気持ちが分からないという人が意外に多いということはお伝えしましたが、なぜ自分の気持ちなのに分からないのでしょうか。

人によって原因は変わってきますので、よくある原因や多く挙げられる部分での「好きという気持ちが分からない原因とは何か?」という部分を見ていきましょう。

自分のどの感情が「好き」なのか分からない

好きという気持ちが分からない原因には、「自分のどの感情が好きなのか分からない」というものがあります。これは、普段とは違う感情を持ってはいるけど、それが「好き」なのかが分からないということです。

「その人を大切にしたい」とか「もっと知りたい」とか「一緒にいたい」など、好き『らしい』感情はあるけれど、同じような気持ちは友達に対しても持つもので、友情との違いがいまいち分からないというのが原因です。

これは恋愛経験が少ない人に起こりやすい原因で、なんとなく好きとは感じているものの、自分の感情に戸惑っている部分もあり、分からないと感じています。

人に執着してるのと違いが分からない

好きという気持ちが分からない原因に「執着との違いが分からない」という原因もあります。確かにこれは難しいもので、恋愛感情を持つのと、人に執着するのは似ています。

その人から離れたくなかったり、もっと知りたかったり、自分を好きでいて欲しかったり、何でも知りたいと思ったりと、執着しているのとそれほど差がなかったりもします。

恋愛感情が行き過ぎたところで『歪む』と執着になるので、その差を明確に述べるのは難しいですが、その差を明確にできないと好きが分からないと言っていること自体に恋愛感情の好きが分からない原因があるとも言えます。

なぜなら恋愛はそういった『理屈』でするものではなく、『感情』でするものなので、「執着との差が分からない」などと理屈っぽいところが「好きが分からない原因」とも言えるでしょう。

恋人ができたことがないのが原因

好きという気持ちが分からない原因には、恋人ができたことがないというものも挙げられます。実は「好き」という気持ちには、すぐ近くに「嫌い」や「憎い」という気持ちがあることが多いのです。

好きになった相手にことごとく相手にされず、脈あり程度のところまですら行ったこともないという状態だと、その全ての相手に対して抱いていた感情が、「好き」から「嫌い」に変わってしまった可能性があるのです。

その経験から、好きという気持ちを持たなくなり、恋人になって「もっともっと好きが深くなる」という経験もないままなので、好きという気持ちが何か分からないという状況です。

本当に好きになった人がいないのが原因

好きな気持ちが分からないのは「本当に好きになった人がいない」という原因も考えられます。つまり、好きという気持ちが分からないのではなく、「知らない」ということです。

「好きな友達はいるし、家族のことも好き」という好きは分かるのですが、恋愛感情として好きになったことがなく、好きな人がいたことがなければ、好きという感情が分かるはずがありません。

好きという気持ちを確かめる方法

好きという気持ちを確かめる方法を見てみましょう。のちほど『診断』もあるので、その診断をすれば確かめることもできますが、診断のようにチェックするだけではなく、具体的にここでは見ていきます。

また、ここまでにお伝えした内容からも、好きという気持ちを確かめることができる内容はたくさんお伝えしてきましたが、ここまでにお伝えしていない内容や、さらに補足するような内容をお伝えするので、確認してください。

他の人と話すときよりも緊張・ドキドキする

好きという気持ちを確かめるには、その相手と話したときに、『他の人と話している時と比べて』ドキドキしたり、緊張したりするか、というところを確認してみましょう。

相手が偉い人だったり、商談相手で緊張するなどとは違うというのは分かるでしょうから、そういう相手ではないのに、『なぜか』他の人よりも緊張してドキドキするなら、それはその相手のことが好きな可能性が高いです。

相手が喜ぶようなことをしてしまう

好きという気持ちを確かめる方法には、相手が喜ぶようなことをしてしまう、というものもあります。直接的なものでは、プレゼントをあげるということもありますし、困っていたらすぐに助けるということもあります。

また間接的なものでは、相手が何か頑張っていれば心から応援して、それが上手く行った時の喜んでいる顔が見たいと心から思ったりというのも、喜ぶようなことをするというものに繋がります。

他の異性と楽しそうにしているのが嫌

好きという気持ちを確かめる方法としては、その相手が自分以外の異性と仲良くしているのを見てどう感じるかということも、とてもわかりやすい確かめ方です。

友情などの「好き」であれば、他の異性と仲良くしていても嫌な気持ちになったり、嫉妬するようなことは、ほぼ間違いなくありません。

嫌な気持ちや嫉妬心があったら恋愛感情がある、もしくは、少なくとも恋愛感情が『芽生えている』と考えて良いでしょう。

相手からの自分の評価が気になる

好きという気持ちを確かめる方法として、「相手からの自分の評価が気になる」かどうかという部分も挙げられます。相手からどう見られているか、というところです。

ただし、友人・知人からの評価も気になるものなので、相手からの自分の評価が気になったら、それは好きということ、というのは暴論になりますが、他の要素と組み合わせることで好きという気持ちを確かめることはできます。

つい目で追ってしまう、相手の喜ぶことをしてしまう、話しているとドキドキする、などそういった要素と組み合わせて、『さらに自分の評価も気になる』のであれば、好きな気持ちを持っている可能性が高まります。

笑っていて欲しいと願う

好きな相手には笑顔でいてほしい、と願うのは当然のことなので、これも好きな気持ちを確かめる方法として有効なものとなります。

一緒にいることになれば、悲しいことなどネガティブなものも共有することになり、それも大切なことですが、やはり好きな相手にはいつも笑顔でいて欲しいと願うものなので、その想いは好きな気持ちがあるとも言えるでしょう。

キスやハグまたはエッチがしたいと思う

心理学による好きの定義で繁殖行動というものが出てきましたが、その好きにも関連するものとして、キスやハグ、またはエッチをしたいと考えるのも好きという気持ちを確かめる方法になります。

好きではない人でもそういった感情を持つことはありますが、圧倒的に好きな人に対して持つことのほうが多い感情になりますし、少なくとも嫌いな相手とキスやエッチをしたいとは思いません。

本当に好きかわからないときの対処法

本当に好きか分からないときの対処法というものをご紹介していきます。こちらも好きという気持ちを確かめるというものに似ていますし、のちほどご紹介する診断でも対応は可能です。

ただ、この場合は、非常に近い存在になっている異性に対してのものとなります。そばにいる相手を本当に好きか分からない、このままでいいのか、この人でいいのかと悩んでいる時に確認するものです。

異性と話しているのを見ると嫉妬するか

他の異性と話しているのを見て嫉妬するのは「好き」な証拠とも言えるでしょう。付き合っている相手や結婚した相手なら当然と言えますが、まだ付き合っていない人に対して嫉妬心が出るのは好きだからです。

また、嫉妬心で『怒る』だけではなく、他の異性と楽しそうにしているのを見て不安な気持ちを持つのも、「他の人に取られるかも」という気持ちから来るものなので、好きな気持ちがあると考えられます。

デート前にドキドキワクワクするか

デートの約束があったり、デートの前日、デートに出かける前にドキドキしたり、ワクワクするのはデートの相手のことが好きな証拠でしょう。

特に、メイクを念入りにしたり、どの服を着るか悩んだりということを楽しみながらできているのであれば、相手に少しでもよく見られたいし、デートを楽しみたいという気持ちの表れです。

相手の言動でキュンキュンするか

「キュンキュン」という少々抽象的な表現を使ってしまっていますが、相手のことが好きで、好きな気持ちを持っているのであれば、この「キュンキュン」というものがニュアンスで分かるはずです。

たとえば普通なら笑ってしまうような『転ぶ』というシーンを見たとしても、「可愛い」と思って胸がきゅんとしてしまうような、そういった感情があれば、好きだと考えて良いでしょう。

常に連絡を待っているか

連絡を取り合っている最中とか、「○○時に電話する」と言われているシチュエーションではなくても、常に相手からの連絡がないかスマホを確認してしまったり、通知音があれば相手からかと期待してしまう気持ちがあるかどうかです。

これがあれば頭の中には常に相手のことがあるということですし、無ければそれほど相手のことが好きとも思っていない状態で、他のことを平気で優先できてしまう状態だと言えます。

「好き」を確かめる診断をしてみよう!

「好き」を確かめる診断をしてみましょう。こちらの診断をしなくても、ここまでにお伝えしてきた内容を自分の行動や態度、気持ちと比べてみれば分かる部分もあります。

ただ、このような診断でチェックしたほうが分かりやすいという部分もありますので、簡単に診断できる『チェック診断』をご用意しました。当てはまるものがいくつあるか数えて診断結果を見てみてください。

診断

下記の1~10の項目に自分がいくつ当てはまるか数えてください。当てはまった数を確認して診断結果をチェックしましょう。

1.鳴ってないのにスマホが気になってチラチラ見てしまう
2.相手が映っている写真を保存している
3.印象に残っている言葉がある
4.気づいたら相手のことを目で追っていることがある
5.自分の外見(顔・スタイル)がより気になるようになった
6.相手と一緒にいると時間が過ぎるのが早い
7.何もない暇な休日が寂しい
8.無意識に相手とのデートや告白シーンを想像したことがある
9.髪型やファッションに気を使うようになった
10.食欲が以前よりも減っている気がする

診断結果

当てはまった数が1~2個なら『好き度10%』です。相手のことは気になるものの恋をしているほどではありません。ただし友達としてなどの好きであることは間違いないので、大切な友人・知人として付き合っていきましょう。

3~4個なら『好き度30%』です。今の時点では恋とは言えません。ただ、これから相手との距離がもう少し縮まったら恋愛感情に発展する可能性が多いにある状態と言えます。

5~7個なら『好き度70%』です。これはほぼ恋愛感情と言って良いでしょう。ただもう少しお互いに知る必要があったり、少し不安に感じている部分があって気持ちがこれ以上高まるのを躊躇している可能性があります。

8~10個なら『好き度90%』です。悩む必要もなく恋愛感情です。好きという気持ちは大切なもので、良い感情なので、恋なのかどうか悩む時間があったら、恋愛を成就させる方法を考えて、そのために行動をしましょう。

相手を好きかどうか「不安」なら

好きかどうかを「不安」に感じるのなら、その意味は「好きではない」という意味の可能性もあります。なぜなら、不安に思う状況は、相手も自分のことを好きのようで、その気持ちに答えられるか、という場面が多いからです。

そして相手の気持ちに答えられるかどうかを悩み不安に感じることの意味は、「好きではないから」という可能性が高いのです。好きなら、気持ちに答えるかどうか悩むこともなく「相手の気持ちが嬉しい」と考えます。

好き「かも」と感じたら気持ちを抑えない

先にお伝えした「不安」とは違って、「好きかも」という感情があったら、それは「好き」な可能性が高いので、その気持ちを抑えないようにしましょう。

「そんなはずはない」とか「きっと違う」と思って、無理に行動や感情を抑えたりすることが、余計に自分の気持ちを分からなくして悩み、混乱する原因となります。

ここでお伝えした内容も参考にしつつ「やっぱり好きかも」と思えたのなら、それは「好き」だと考えて、相手との仲がより良くなるように、そのための行動を取っていきましょう。

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