マグロ漁船の給料・年収・生活!マグロ漁船に乗った女の実態

皆さんはマグロ漁船にどのようなイメージを持たれているでしょうか?一度漁に出たら何年も戻らない、過酷な肉体労働など様々なイメージがあると思います。マグロ漁船の給料・年収や食事や性などの生活の実態、マグロ漁船に乗った女性についての噂もまとめました。

マグロ漁船の給料・年収・生活!マグロ漁船に乗った女の実態のイメージ

目次

  1. 1マグロ漁船と聞いて一般の人が持つイメージ
  2. 2マグロ漁船で仕事!生活や仕事風景はどんな感じ?
  3. 3マグロ漁船で働いた場合の給料・年収は?
  4. 4女性がマグロ漁船で働くことは可能?実態は?
  5. 5バイトなどの求人は?マグロ漁船で仕事をする場合
  6. 6ウソか誠か?マグロ漁船の都市伝説
  7. 7海に囲まれた職場!マグロ漁船の人権問題
  8. 8マグロ漁船が日本の食を支えている!

マグロ漁船と聞いて一般の人が持つイメージ

日本人はマグロが大好きで、日本は世界有数のマグロ消費国です。では、そんなマグロを海から採ってくるのがマグロ漁船です。

日本の食事を支えているマグロ漁船について、一般の方はどのようなイメージを持っているのでしょうか?

命がけの過酷な仕事!しかし高収入!

多くの方は、「マグロ漁船は過酷な仕事」とイメージする方が多いです。実際、マグロ漁船は一度漁に出てしまうと、1年以上家に帰ってこないということはよくあります。ほとんど、船の上で過ごすので、船酔いで体調を崩すこともよくあるそうです。

しかし、その反動ではありませんが給料は高く、年収も普通のサラリーマンよりも高いイメージを持つ人が多いです。実際に、一獲千金を狙って、マグロ漁船に乗るという人もいます。

借金の返済にマグロ漁船に乗せられる?

映画やドラマで、借金取りが「マグロ漁船に乗って借金を返す」と脅してくる場面を見たことがある人も多いでしょう。女性ですと、風俗に売られるということが多いですが、男性の場合はマグロ漁船ということが良いです。

マグロ漁船で働けば、給料は高く、一般の会社員よりも年収が高いのですが、本当に借金返済のために乗る人はいるのでしょうか?

実際に、マグロ漁船の乗組員の求人が出ていますが、マグロ漁船に乗られている乗組員が、マグロ漁船に乗る動機も「お金」なのでしょうか。

掘るか掘られるか!男だけの世界!

マグロ漁船に乗る乗組員さんは、男というイメージが強いです。筋肉質のガタイのいい男性が、共同生活をしていて、食事も風呂も寝るのも常に一緒。男だけの集団で、1年以上も共同生活をします。

男に興味のない人も、男に興味を持ち、同性愛の世界にはまっていくというイメージを持つ人も。それまで男性に掘られることが無かった人が、急に掘られるというの噂もあります。

女性がいないため、性欲のはけ口は少なく、男性の世界に足を踏みいれ、若い乗組員は先輩に掘られるようなことがあるのでしょうか?

マグロ漁船で仕事!生活や仕事風景はどんな感じ?

借金返済のために乗るかどうかは置いておいて、実際に世界にはマグロ漁船に乗られて、日々マグロを採られれている漁師さんがいらっしゃいます。マグロ漁船では、どのような生活をされているのかまとめてみました。

マグロ漁船の仕事風景

マグロ漁船の一日の流れをご紹介します。まず、マグロ漁船での起床は朝の6時で、就寝はだいたい朝の3時で、食事休憩や仮眠などもありますが、1日の労働時間は約17時間ぐらいあります。実態として、長時間労働です。

遠洋漁業のマグロ漁船では「延縄漁」でマグロ漁が行われています。延縄にはたくさんの針があり、これでマグロを捕まえます。

まず、朝起きたら、「投縄」と言って、延縄を海に仕掛けます。この間に交代で朝食兼昼食の食事を取ります。投縄は終わるまで5時間以上かかり、終わるころには正午を過ぎています。

その後、「揚縄」と言って、延縄を引き上げる準備をし、エンジンを止めてマグロがかかるのを待ちます。この間に、休憩や仮眠を取ります。

そして、午後3時を過ぎたら、揚縄が始まります。仕掛けにかかったマグロが船に上がってきます。揚縄は半日かかる作業で、ひたすら引き揚げます。この間に、交代で休憩や食事を取ります。終了後、シャワーを浴びて就寝です。

基本的な流れは、投縄→待機→揚縄のサイクルを1日1回、毎日繰り返す生活になります。

食事面

マグロ漁船での生活ですが、食事はどのようなものが出されているのでしょうか。

遠洋漁業の漁船は、多くの食料を積み込んで出港します。1年以上は出た港には帰りませんが、食料などを補給するために、外国の港に寄ることがあります。

そのため、食事は陸上で生活するときとほぼ同じような食事が出ます。しかし、ほとんど海での生活なので、マグロや他の魚が食事に出ることが多いです。
 

マグロ漁船は、ほぼ毎日マグロを取っているわけですが、全てが良いマグロとは限りません。

中には、サメとかに食べられたりして、売り物にならないマグロもあります。売り物にならなければ、給料にならないし、年収も上がりません。また、マグロ以外の魚も捕まることがあるので、売り物にならない時は食事に出ます。

不良品は、乗組員の食事になるのです。ほぼ、毎食マグロの刺身が出ます。そのため、漁師を辞めた後、生魚を食べられなくなったという人もいます。これが、マグロ漁船の食事の実態です。

プライベートの時間

マグロ漁船の乗組員のプライベートの実態ですが、マグロ漁船亜は起きてから寝るまでが仕事と言って過言ではなく、プライベートはそもそも存在するのでしょうか。

実態として、マグロ漁船は一人になれる時間はありません。まず、寝室は個室ではなく大部屋です。しかも、ベットは狭くて背の高い男性なら、身体を折り曲げ無ければ寝られません。さらに、マグロ漁船のエンジンは常に回っているため、エンジン音でなかなか寝られない人もいます。

仕事はもちろん、寝るのも、食事をするのも、お風呂に入るのも、みんな団体行動です。しかし、食料調達などで、港に寄港した際は、一人になって行動をすることが可能です。寄港が唯一のプレイべーとな時間なのです。

性事情

1年以上も、海の上で男性だけの生活をすることになるマグロ漁船ですが、「食欲」「睡眠欲」になら人間の三大欲求の一つ、「性欲」はどのように対処しているのでしょうか。

先ほども触れましたが、食料の調達のために、マグロ漁船は必ず寄港します。食料を調達したら、すぐに出港するのではなく、数日間は漁を休みます。この休みが重要なのです。

遠洋漁業の漁船の寄港が多い町は、女の子のお店が多くあり、マグロ漁船の漁師は、そういったお店に行って、性欲を満たしているのです。外国は、日本と違い売春が合法化されているところも多いので、そういった街で女の子と遊んでも、犯罪に巻き込まれる危険は少ないです。

しかし、女性に会えるのは数か月から半年に一度です。男性だけの生活が続くので、女性ではなく身近な男性を好きになってしまう人もいます。寝室で寝てたら、隣の人に襲われて、掘られるという人もいます。最初は嫌がるのですが、何度も掘られるうちに、掘られることが開館になり、そちらの世界の住人になるとい人もいます。

そういった人は、別の人を掘っていき、どんどん掘られる仲間を増やしていくのです。しかし、そのように男性を掘られる人はごく少数です。

マグロ漁船で働いた場合の給料・年収は?

求人でも高収入と謳われ、一獲千金、借金をすぐに返せると言われているマグロ漁船ですが、マグロ漁船の給料や年収の実態はどのようになっているのでしょうか?

高い給料で高年収のマグロ漁船!

マグロ漁船の給料ですが、20代の新人で一か月の給料が30万円、年収で400万円弱と言われています。同年代の人と比べても高い給料と年収です。

まず、マグロ漁船の給料ですが、基本は基本給と歩合給です。個人ではなく、誰かに雇われてマグロ漁船に乗った場合、必ず基本給が支払われます。そして、漁を終えて日本に帰ってきたとき、マグロを売ったり駅から歩合給が支払われます。

マグロがたくさん取れれば、給料も年収も高いものになります。しかし、不漁だったら歩合給が無くなるので、給料も年収も低くなります。

ただ、1年以上船の上で生活し、食料は自己負担がほとんどなく、お金を使うことが少ないため、お金を貯められる環境にあります。

偉くなると給料と年収は高くなるの?

マグロ漁船の給料ですが、実態は普通の会社と同じで、役職につけば給料が上がっていきます。マグロ漁船では、船長、機関長、漁労長と言った役職があります。

これらの役職は、経験と実績にはなるのが難しいですが、給料や年収は船員よりは高く、求人を見ても役職者の給料は高いです。船長になれば、年収1000万円超えも普通にあります。

女性がマグロ漁船で働くことは可能?実態は?

男性だけの世界というイメージが強く、女性が働くのは不可能でないと思われているマグロ漁船ですが、最近は女性の乗組員もいらっしゃいます。女性漁師の実態はどのようなものなのでしょうか。
 

女性漁師が活躍中!

マグロの水揚げとして有名な青森県の大間では、女性のマグロ漁師が活躍しています。この方は、父親がマグロ漁船に乗っていて、その背中を追いかけてマグロ漁船に乗ることになりました。女性は、大間では初めてのマグロ漁師です。

他の漁師とともに、マグロ漁船に乗り込んでいますが、女性だからと特別扱いされることなく、他の漁師と一緒に活動されています。

また、他には女性の漁船団の代表という方もいます。この女性は、船には乗らず、漁船が捕ってきた魚の販売先の開拓や事業の多角化です。しかし、漁師さんと対等に話す姿は、まさに漁師そのものです。

女性でも働ける環境を目指して

マグロ漁船はブラックなイメージが強い世界でしたが、近年はそのようなイメージを払拭し、過酷と言われる労働環境を改善する動きがあります。漁業をやる人がいなくなったら、日本の食は崩壊してしまいます。そのため、国が挙げて改善を進めています。

漁船の労働環境が悪い根本的原因は、人手不足です。求人しても集まらないのです。そこで、最初に求人の改善を図りました。特に若い人材を確保するために、新卒者の求人を強化しました。

他にも立ち入り検査などをして、休憩や衛星などの環境の改善を図ること、給料面では基本給の割合を増やし収入を安定させる対策をしました。長時間労働、プライベートがない実態の改善に国を挙げて取り組んでいます。

バイトなどの求人は?マグロ漁船で仕事をする場合

さて、「マグロ漁船で仕事をしてみたい」と思ったら、どうすればマグロ漁船に乗ることができるのでしょうか。マグロ漁船に乗るまでの流れを見てみましょう。

募集地域は?

マグロ漁師の求人は、遠洋マグロ漁船は主に太平洋の漁港で求人があります。マグロ漁船は太平洋側の港から出るため、募集地域も太平洋側になります。他にも近海マグロ漁船というのもあるのですが、ほとんどが沖縄県です。

また、マグロ漁船に限らず、漁業の求人を扱う「全国漁業就業者確保育成センター」という組織があります。この組織では、全国各地の漁業の求人を確認することが出来ます。

マグロ漁船(漁師)の募集要項

マグロ漁船の乗組員の募集要項はどのようなものなのでしょうか。実際の募集要項を見てみましょう。

まず、性別や経験は不問としているものがおおいです。ただし機関士は資格が必要となっています。他には、「漁業が好きで体力に自信がある人」「仲間を引っ張っていく熱意のある方」といったメッセージが多いです。年齢は18歳から40歳くらいの間で募集していることが多いです。

待遇面ですが、休日は航海終了後に、1ヵ月以上の長期休暇を取得できることが多いですが、給料面については「労働協約に基づき支給」がほとんどですが、例として「新人は年収300万から450万円」としているところ多いです。

他には、福利厚生で「厚生年金」「健康保険」「労働保険」「乗組員共済」に加入しています。

正規雇用?非正規雇用?

マグロ漁船の乗組員は、基本的には正規雇用です。一回だけ乗る条件で雇うということはほとんどなく、長期間働くことが前提になっています。

一度、乗ったら1年以上は途中で帰るのが難しいので、非正規雇用をするところは皆無と言っていいでしょう。

しかし、マグロ漁船の所有者が、会社か個人かで変わってきます。オーナーが会社だと、乗組員は会社に雇われた会社員になります。しかし、個人だと雇用契約ではなく、付き合いで漁船に乗ることも可能なので、1回だけ乗るということも難しくありません。

ウソか誠か?マグロ漁船の都市伝説

マグロ漁船にまつわる都市伝説があります。それが「マグロ漁船に乗る女性」というお話です。

マグロ漁船は男性しか乗っておらず、しかも一度漁に出たら女性と会う機会は非常に少ないです。そのため、乗組員の性欲を処理するため、若い女性を乗せるというのです。通称「マグロ女」と言われています。

ところが、漁船の乗組員は登録をしなければならず、作業のできない人は乗組員にできません。ぞのため、「マグロ女」は登録しないで、隠れて乗るのです。しかし、食料調達で寄港するとき、船の検査があります。見つかると大問題なので、殺して海に捨ててしまうというのです。

しかし、そのような事件などはなく、実話である可能性は非常に低いです。昔は、今以上にマグロ漁船がありました。本当にあったら、とんでもない数の女性が行方不明になっているのです。

海に囲まれた職場!マグロ漁船の人権問題

長時間労働、常に死と隣り合わせの過酷な環境、マグロ漁船を取り巻く問題は様々ですが、実はマグロ漁船は人権問題も抱えています。

例えば、タイでは人身売買された労働者がマグロ漁船で働いているという話しがあります。お金で人を買って、その人に給料を払えばいいのですが、ただ働きで使うのです。日本国内では不可能なことです。まさに、奴隷労働です。

日本のマグロの調達ルートはインド洋系統なので、タイのほかにもインドネシアなどでもそのような話があります。タイについては、EUが人権問題を原因として、タイからの海産物輸入制限を警告しました。

マグロ漁船が日本の食を支えている!

マグロ漁船の実態についてまとめてみました。

給料や年収は、一般的な職業と比べて高いですが、マグロ漁船は過酷な環境です。しかし、少しずつですが改善に向かっています。

もし、マグロ漁船がこの世からなくなったら、日本の食は滅びると言えます。日本の食はマグロ漁船が支えているのです。女性も徐々に進出してきたマグロ漁船、これからも日本の食のために頑張ってほしいです。

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