相楽晴子の現在！木村一八や浜田雅功との真相！スケバン刑事ビー玉のお京役

相楽晴子さんは、1980年代中頃〜1990年代にかけて、テレビを中心に活躍していた女優です。主な活躍の舞台はテレビドラマでしたが、バラエティ番組の司会でも活躍していました。

当たり役だったスケバン刑事でのビー玉お京役のイメージが強烈でしたが、演技派女優となり、向田邦子新春ドラマシリーズの次女役の常連でもありました。また、女優にはつきもののスキャンダルも、木村一八氏や浜田雅功氏との間に噂されました。

最近は、テレビで見かけることもすっかりなくなってしまいましたが、相楽晴子さんは現在、どこでどのような生活を送っているのでしょうか？結婚をして、旦那さんや娘さんや息子さんはいるのでしょうか？

元自衛隊員で家具職人の父親と元美術教師の母親の下、5人兄妹の末っ子として生まれました。家が家具屋だったようで、お店に来たお客さんと良く話しをする子供だったようです。父親は、まだ相楽晴子さんが子供の頃に、交通事故で亡くなりました。小学校6年の頃に東京に引っ越し、世田谷区立深沢中学校を卒業しました。

家具屋を営んでいた父親が交通事故で急に亡くなったため、借金返済のために母親や兄、相楽晴子さん自身も働かなくてはならなくなったようです。彼女はスカウトされたことがきっかけで、中学校卒業後に芸能界にデビューしました。

デビュー翌年の1985年に、「スケバン刑事Ⅱ少女鉄仮面伝説」の準主役、中村京子（ビー玉のお京）役で、女優として一躍知名度を上げました。このビー玉お京が彼女の女優として最初の当たり役で、準主役ながら主役に引けをとらない人気ぶりでした。

1986年には、スケバン刑事Ⅱの挿入歌である「ヴァージン・ハート」で歌手としてもデビューしました。

スケバン刑事の中の挿入歌「ブレードランナー」も相楽晴子さんが歌っていました。この歌は、映画のブレードランナーとは関係がなく、ドイツのユーロビート系歌手、リリー・ビートが歌っていた歌の日本語版で、映画評論家の町山智浩氏がラジオ番組の中で紹介したことがきっかけで、ちょっとした話題になりました。

1988年の春に、深夜番組の「オールナイトフジ延長戦」の司会に抜擢されました。そこでの司会ぶりが評価され同年10月には「オールナイトフジ」の司会に昇格するなど、これを契機に女優だけではなく、バラエティ番組にも活躍の場を広げます。

相楽晴子さんは、1993年にスコラから「MOTHERS」という、幻想的でアート作品調の写真集を出し、その中でヌードを披露したことでも話題になりました。

また、この写真集の撮影で知り合ったゲイリー・ヘインズ氏が、後に彼女と結婚して旦那さんになることとなります。

相楽晴子さんご本人がインスタグラムに投稿した画像です。雑誌に掲載された写真だと思いますが、右ページの少し暗くてクールな鋭い視線と左ページの柔らかくて優しい視線の違いがとても印象的です。

これも、相楽晴子さんご本人がインスタグラムに投稿した画像です。意志の強いたくましい感じの写真ですが、やはりどこか影のある感じが守ってあげたい気持ちを起こさせます。

これも、相楽晴子さんご本人がインスタグラムに投稿した画像です。岡っ引き役の写真です。横顔ですが、女だてらに岡っ引きになった勝気でちょっと可愛らしい娘っぷりを思わせる立ち姿です。

それでは、相楽晴子さんが出演されたテレビドラマと映画をそれぞれ3作品ずつ紹介します。

まずは、テレビドラマの出演作品を紹介します。

彼女のドラマの代表作ともいえる作品で、和田慎二氏作の漫画「スケバン刑事」が原作のテレビドラマです。札付きのスケバンである麻宮サキが学生刑事（通称スケバン刑事）にスカウトされ、探偵の神恭一郎達と学園・学校という警察が介入しづらい組織に次々と起こる事件を解決していくという、学園刑事モノのシーズン２です。

シーズン２は、原作の第２部をベースにしていますが、ストーリーは原作から離れています。しかし、スケバン刑事であるサキの「常に孤独でありながら、自分のためではなく他人のために戦う」という生き様や、「敵と戦って友や仲間を得ていく」部分については、もっとも原作であるスケバン刑事のイメージに近い形で作られていると、原作者も絶賛しているそうです。

相楽晴子さんは、第３回から登場し、2代目麻宮サキ（南野陽子）と戦った後に、スケバン刑事の仲間に入る中村京子（ビー玉のお京）役です。ビー玉を武器として、つぶて（礫）として投げる他、大量にばらまいて追手を転ばせて妨害したりもしていました。ショートカットで目つきが鋭い姉御肌の設定で、相楽晴子さんの容貌にぴったりの役どころでした。

里中満智子氏作の少女漫画「アリエスの乙女たち」が原作のテレビドラマです。名門の私立高校にパリからの帰国子女として転校してきた水穂薫（南野陽子）と彼女に憧れるクラスメートの久保恵美子（佐倉しおり）は、実は異母姉妹でした。この姉妹がそれぞれに苦境を乗り越えながら、それぞれの愛を貫いていく物語です。

相楽晴子さんは、水穂薫が愛した結城司（松村雄基）の妻となる津川敬子の役を演じました。敬子は司の元カノでしたが、妊娠したことを司に伝え、結婚してくれなければお腹の子と一緒に死ぬと自殺を図り、無理やり結婚してしまいます。

その後も司と薫が気持ちの上で繋がっていることに嫉妬し、薫が自分の子供を誘拐したという事件をでっち上げたりと、なかなかのトラブルメーカーぶりでした。

遊川和彦氏脚本のブギ3部作の最終作が、この「ADブギ」です。加勢大周氏演じる主役の新米AD久堂和繁を中心に、チーフADの杉田巧（浜田雅功）、セカンドADの藤井貴之（的場浩司）の青春群像劇です。

相楽晴子さんは、杉田巧と同棲しているデザイン学校に通う香坂直子役を演じました。この2人の掛け合いが、ドラマの人気の一翼を担っていました。また、2人のキスシーンが印象に強く残っているという視聴者も多かったようです。

次に、映画の出演作品を紹介します。

氷室冴子氏の小説が原作で、大森一樹氏の監督・脚本で映画化されました。３人の女子高生の恋と友情を描いた作品です。

主役は斉藤由貴氏演じる吉岡多佳子で、その友人たちが、江波緑子（高井麻巳子）と志摩汀子（相楽晴子）でした。

森田芳光氏が総指揮と脚本を手がけたオムニバス形式の映画で、4話をそれぞれ別の方が監督した作品です。各話とも、平凡な主人公のストレスが鬱積し、最後には「バカヤロー！」と叫んでハッピーエンドになるという話しが原形になっています。

当時は結構話題になり、シリーズ化されて6本が公開されました。各話の監督や音楽には、映画であまり実績のない新人監督やミュージシャンを起用しており、その多くはその後各分野で活躍されています。

相楽晴子さんは、渡辺えり子氏（現在は渡辺えり）が監督した第一話の「食べてどこがいけないの？」に主演しました。庶民的な大家族の中で育った厚木静香（相楽晴子）は、冷徹で神経質な婚約者から、食事のマナーや体型について不満を漏らされます。

そこで彼を喜ばせようと食事制限をするのですが、世間体を気にする彼はなかなか彼女の努力を認めようとせず、細かいことをチクチクと指摘し続けます。そこで、ストレスが溜まった彼女は、両家の食事会の席で爆発してしまい、最後には家族同士で「バカヤロー！」と言い合うのでした。

当初は、日本コカ・コーラの主力商品、ジョージアのCM内ドラマでした。このCMがシリーズ化され、そのタイアップ企画として日本テレビ系列でドラマ化され、ついには映画化された作品です。

総合商社を舞台に、不況と戦うサラリーマンとその家族を軸にした群像劇で、吉本興業に所属するタレントが大勢出演しています。主役はダウンタウンの浜田雅功氏で、相方の松本人志氏は通行人として随所に色々な人として登場しています。

相楽晴子さんは、ドラマ版にも映画版にも出演しており、役どころは浜田雅功氏演じるトアール・コーポレーション営業13課の浜田課長と結婚して妻になった浜田貞代役でした。

色々な芸能人に色々な噂があるように、相楽晴子さんにもいくつかの噂がありました。その中で、木村一八氏と浜田雅功氏との噂を紹介します。

木村一八氏は、漫才師の横山やすし氏の長男で、幼少時からテレビ番組に出演していました。木村一八氏は中学校を卒業した後俳優としてデビューし、恵まれた容姿と不良っぽい言動で人気を博して活躍しましたが、父親ゆずりともいえる性格のため、1988年11月にタクシー運転手に対する暴行事件を起こして一時少年院に入りました。

相楽晴子さんと木村一八氏との噂は、この暴行事件に関わるものです。木村一八氏が起こした暴行事件の現場に、当時彼と交際していた飯島直子氏の他、木村一八氏の遊び仲間として相楽晴子さんも居合わせて、事件を見ていただけではなく、仲間たちと一緒に木村一八氏を煽っていたというものです。

噂が真実であるならば、相手の運転手に非はなく、別の運転手に乗車を拒否された木村一八氏が腹いせに難癖をつけて一方的に暴行し、脳挫傷まで負わせた事件ですから、たとえ煽らずに傍観していただけだったとしても、許される行為ではなかったといえるでしょう。

木村一八氏の著書「父・横山やすし伝説」によると、現場に相楽晴子さんがいたのは事実のようです。しかし、喧嘩の原因は相楽晴子さんの彼だった少年Hで、身体の小さい少年Hが身体の大きい運転手に負けそうだったので加勢した回し蹴りが運転手の頭に入ってしまったということでした。

喧嘩慣れも警察慣れもしていない少年Hを庇って全ての罪を被ったのだというのです。その後、記憶にないと全く謝罪に行かない少年Hに腹を立てた相楽晴子さんは、少年Hと別れたそうです。事件現場に居合わせたことは事実のようですが、周りにいた遊び仲間が囃し立て、煽っていたというのは、信ぴょう性に欠ける、単なる噂のようです。

浜田雅功氏はダウンタウンというコンピを組んでいる漫才師で、漫才やお笑いタレントとしての活動の他に、俳優や歌手としても活動しています。相楽晴子さんは、この浜田雅功氏と不倫をしているという噂がありました。

浜田雅功氏の不倫といえば、グラビアアイドルとの話しが有名です。彼が反省し、家庭が平穏であることを、浜田雅功氏の夫人である小川菜摘氏が自身のブログで発信するほどでした。しかし、相楽晴子さんとの噂については噂の域を出るものではなく、本当にただの噂だったようです。

噂の発端は、すでに紹介している「ADブギ」や「明日があるさ」での共演で浜田雅功氏と息の合った演技を見せたことによるのではないでしょうか。メディアも、番宣としてその噂をうまく使っていた部分があるのかもしれません。

現在、相楽晴子さんはどこでどのように生活しているのでしょうか。旦那さんはどんな人で、娘さんや息子さんはいるのでしょうか？また、結婚生活は幸せなのでしょうか？

過去の相楽晴子さんを見てきましたが、ここからは現在の相楽晴子さんを見ていきましょう。

1992年に写真集「MOTHERS」の撮影で、相楽晴子さんは撮影ディレクターだったゲイリー・ヘインズ氏と出会いました。3年間の遠距離恋愛の末、彼女は1995年にロサンゼルスに移住し、ゲイリー氏と結婚しました。

旦那さんは元アメリカ陸軍の落下傘部隊の隊員だったそうで、彼女は旦那さんに惹かれた理由として「（元自衛隊員だった）父親に似ていたからではないか」と語っています。

相楽晴子さんと旦那さんが長い遠距離恋愛から結婚に至ったきっかけはお子さんを授かったことのようで、ジョイ・ヘインズさんという娘さんがいます。今年で22歳になりました。相楽晴子さんに似ている綺麗な娘さんです。親子３人でとても仲が良いようで、相楽晴子さんのインスタグラムにも良く登場しています。

また、相楽晴子さんのインスタグラムにはミナミさんという若い女性もよく登場します。彼女はミナミさんのことを「義理の娘」と呼んでおり、相楽晴子さんともジョイさんとも、とても仲が良いようです。詳細な説明はありませんが、ミナミさんはおそらく旦那さんの前妻との娘さんなのではないでしょうか。

現在、相楽晴子さんは結婚をして旦那さんや娘さん、義理の娘さんと一緒にハワイに住んでいます。では、現在、相楽晴子さんはどんな生活をし、現在の芸能活動はどのようになっているのでしょうか。女優として私たちに彼女の演技を見せてもらえることはあるのでしょうか？

現在の相楽晴子さんの芸能活動は、実質的には引退と言っても良いような状況のようです。マネジメント事務所とも契約していません。しかし、公的には引退とは表明しておらず、休業と言っているようです。したがって、彼女の女優としての活躍は、当分見ることはできなさそうです。

しかし、仕事の関係もあり、インスタグラムでの情報発信をこまめに続けていますし、テレビ等のメディアにも、現在の仕事の関係でたまに取り上げられることもあるようです。

ロサンゼルスに移住した相楽晴子さんは、最初のうちは言葉もままならず、また人種差別もありで、随分と苦労したようです。旦那さんのゲインズ氏は横須賀生まれ、横須賀育ちの日米ハーフで、流暢に日本語を話すそうなので、家庭生活ではあまり英語力を必要とはしなかったのでしょう。

旦那さんはCM撮影のバイリンガル1stADとして数々の日本のCMや広告の撮影現場監督の仕事をしており、彼女はその手伝いをしながら絵画、エッセイ、ジュエリーデザインなどを手がけていたそうです。

しかし、2001年9月11日のアメリカでの同時多発テロをきっかけに、娘のためにとご夫婦でハワイへの移住を決意しました。そして現在、旦那さんと2人で「ZEKOO HAWAII LLC.（是空ハワイ）」というハワイツアーをコーディネートする会社を経営し、オーナー兼ガイドとして生活しています。興味のある方は<http://www.zekoohawaiillc.com/>を参照してください。

ZEKOO HAWAII LLC.では、旦那さんであるゲインズ氏のCM撮影現場監督のスキルを活かして、ハワイツアーのコーディネートだけではなく、撮影のコーディネートもしており、日本テレビ、テレビ東京、フジテレビ、TBSやHISのCMなど、数多くの撮影コーディネートの実績があります。

この撮影コーディネートの関連で、相楽晴子さん自身がレポーターやゲスト出演を受けることもあり、直近では2016年にTBSの「世界の日本人妻は見た・スペシャル」にも出演されていました。女優としてではありませんが、彼女をテレビで目にする機会は、まだこの先もありそうです。

80〜90年代を彩ったアイドルの1人で、演技派女優としても人気の高かった相楽晴子さんの過去と現在を見て来ました。結婚をした彼女の現在の生活は、インスタグラムで垣間見ることができます。家庭菜園をし、旦那さんや娘さんやペットに囲まれて、自由にのびのびと生活している様を見て、なんだかほっとした気持ちになりました。

かつて相楽晴子さんのファンだった方は、ぜひ彼女のガイドでハワイツアーを計画されてみてはいかがでしょうか。