スマホ・iPhoneのゴーストタッチの原因!勝手に動く暴走や誤作動の改善方法

ゴーストタッチという言葉をご存知でしょうか。ゴーストタッチとは、iPhoneなどのスマホが誤作動し、タッチパネルに触れていないのに暴走して勝手に動く現象のことです。別名お化けタップとも呼ばれる現象の原因や改善方法、修理方法などをご紹介します。

スマホ・iPhoneのゴーストタッチの原因!勝手に動く暴走や誤作動の改善方法のイメージ

目次

  1. 1スマホが勝手に動く!ゴーストタッチをなんとかして!
  2. 2そもそもゴーストタッチとは?
  3. 3ゴーストタッチの原因は?
  4. 4iPhoneのゴーストタッチの改善方法
  5. 5Androidのゴーストタッチの改善方法
  6. 6ゴーストタッチの修理代ってどのくらい?
  7. 7ゴーストタッチに悩まないための予防策
  8. 8画面が勝手に動くお化けタップサイトに注意!
  9. 9お化けタップは回避できる!

スマホが勝手に動く!ゴーストタッチをなんとかして!

スマホを使っている時に、画面が勝手に動く経験をしたことはあるでしょうか。スマホに触っていないのに画面が勝手に動くことや、思ったように操作できなくなることがあります。この現象をゴーストタッチ、またはお化けタップと言います。

スマホが勝手に動くゴーストタッチで困っている人向けに、ゴーストタッチの原因や改善方法、修理する際のポイントなどをご紹介します。スマホがゴーストタッチにならないようにする予防法も合わせてご紹介します。

そもそもゴーストタッチとは?

ゴーストタッチとは、タッチパネルに触っていないのに画面が勝手に動く場合や、操作と関係ない動きをする現象のことを言います。スマホが誤作動を起こして暴走し、まるで誰かが勝手に動かしているかのように感じることから、お化けタップとも呼ばれます。

ゴーストタッチの症状例

ゴーストタッチが起きると、タッチパネルを触っていないのに、画面が誤作動でスクロールしたり、スマホが暴走してアプリが立ち上がったりします。サイトがまともに見られなくなったりゲームができなくなったりするので、非常に不便です。

最も困るのが、お化けタップによって勝手に電話をかけ続けてしまい、高額な通話料が発生してしまうことです。ここまで暴走してしまうと、さすがに急いで修理する必要があります。

ゴーストタッチの原因は?

ゴーストタッチは、スマホが誤作動で暴走し、勝手に動くという困った症状を引き起こしますが、ゴーストタッチの原因とは何なのでしょうか。これまでにわかっている原因をご紹介します。

ソフトウェアの不具合

ゴーストタッチの原因として、スマホのソフトウェアが暴走している場合があります。プログラムに不具合があるか、ウイルスによってプログラムが書き換えられている可能性が考えられます。プログラムに完璧はありません。

ソフトウェアがアップデートされれば、新しく脆弱性も出てきます。また、コンピューターは常にウイルスに感染する危険性があります。いくらウイルス対策をしても、ウイルス感染の可能性をゼロにすることはできません。

タッチパネルの不具合

他にも、タッチパネルの不具合が原因でゴーストタッチが起きる場合もあります。タッチパネルに傷があったり、汚れやほこりが付いたりすることで誤作動が起き、暴走して勝手に動くことがあります。

スマホのサイズは昔に比べて大きくなっているので、スマホを落としてしまう人が増えています。特に女性は男性よりも手の小さい人が多いので、スマホを落として傷つけてしまう人の割合が多くなっています。

また、タッチパネル自体が原因ではなく、保護シートが原因となっている場合もあります。保護シートの間に気泡やほこりが入り込んでいることで誤作動を起こし、暴走して勝手に動くことがあります。

端末本体・ハードの不具合

ゴーストタッチの原因として多いのが、端末自体に不具合がある場合です。端末の場合は、原因がいくつか考えられます。バッテリーの熱膨張、コネクターの接触不良、ネジの緩みなどです。バッテリーは、スマホに負荷がかかりすぎると熱を持ちます。

温度が高くなるとバッテリーは膨張する性質があるので、スマホも押し広げられます。その結果、誤作動や暴走が起きて勝手に動く、ゴーストタッチの原因になります。

コネクターは、長い間使っていて消耗していたり、落とした衝撃で壊れたりと、さまざまな原因で故障することがあります。

機種によってはネジの緩みが原因でゴーストタッチを起こしている場合もあります。何度も衝撃を与えられたことによって、ネジが緩んだか、逆にネジが必要以上に締まった場合が考えられます。

iPhoneのゴーストタッチの改善方法

誤作動で暴走し勝手に動くゴーストタッチの原因はいくつかあることがわかりました。では実際にどのような方法でゴーストタッチを改善すれば良いのでしょうか。まずはiPhoneのゴーストタッチを改善する方法をご紹介します。

保護シートの掃除や交換

iPhoneのゴーストタッチを改善する方法として、簡単に取り掛かれるのが保護シートの掃除や交換です。ゴーストタッチは、タッチパネルの間に入った気泡やほこりが原因だったり、保護シートに着いた皮脂などの油汚れが原因で起こったりすることがあります。

まずは保護シートを綺麗に拭いてみて、それでも駄目であれば保護シートを交換します。保護シートは少し高級な物にした方が不具合を減らせます。保護シートを貼るのに自信がなければ、ショップで貼ってもらうのが確実です。

タッチパネルの修理や交換

保護シートを綺麗にしてもゴーストタッチが改善されない場合は、タッチパネルに原因があるかもしれません。iPhoneを何度も落とすなどしてタッチパネルに傷やひびが入っていることがあります。

もしタッチパネルを綺麗にしてもゴーストタッチが改善されない場合は、タッチパネルの交換が必要になります。タッチパネルはiPhone修理の専門店で交換できますが、交換には、機種にもよりますが大体1万円前後の費用がかかります。

タッチパネルを交換する前に、しっかりとゴーストタッチの原因を突き止めてもらった方が、結果的に出費が少なく済みます。

ソフトウェアのアップデート

iPhoneの場合は、ソフトウェアのアップデートでゴーストタッチが改善されることもあります。最近では少なくなりましたが、iPhoneは新しいバージョンにアップデートすると深刻な不具合が起きることがよくありました。

そのため今でも、ソフトウェアアップデートのお知らせが来てもすぐにアップデートしない人が多くいます。また、アップデートは時間がかかるので、面倒でしばらく更新していないという人もいます。

しかしソフトウェアをアップデートしないと、不具合や脆弱性が改善されません。もししばらくアップデートしていないという場合は、試しに更新してみることをおすすめします。

端末の修理や交換

長い間iPhoneを使っていることで、端末が故障している可能性もあります。誤作動による暴走で勝手に動く原因が端末自体なのであれば、自分で修理するのはほぼ不可能なので、修理するか買い替えることになります。

Appleによる修理の場合、条件によってサポートが受けられたり受けられなかったりするので、Appleのサポートセンターでしっかりと確認した方が良いです。

また、修理期間がかなり長いので、その間どうするかも考えておく必要があります。Appleでサポートを受けられないようであれば、街のiPhone修理店で修理した方が簡単で値段も安く済むことがあります。

Androidのゴーストタッチの改善方法

Androidでも誤作動による暴走は起きますが、iPhoneとは違った改善方法になる場合があります。Androidのゴーストタッチの改善方法をご紹介します。

不必要なアプリの削除

AndroidはiPhoneよりもアプリの審査が緩いので、問題のあるアプリをダウンロードしてしまっている場合があります。また、アプリをダウンロードしすぎてメモリを圧迫していることがゴーストタッチの原因になっていることもあります。

アプリによって誤作動や暴走が起きている場合は、原因となっているアプリを削除することでゴーストタッチが改善されます。どのアプリがゴーストタッチの原因になっているかわからない場合は、まず使っていないアプリをすべて削除してみることが有効です。

ソフトウェアの初期化

Androidは、機種によってはソフトウェアに不具合が起きやすいものもあります。その場合は、一旦ソフトウェアを初期化してみると、ゴーストタッチが改善されることがあります。

初期化する時は、あらかじめデータをバックアップしておくことが必須です。初期化する時以外でも、定期的にバックアップをしておくと安心してスマホを使うことができます。

ウイルス対策アプリの導入

悪質なアプリやサイトが影響してゴーストタッチが起きている場合は、ウイルス対策アプリを導入することで解決することもあります。しかし、無料のウイルス対策アプリは逆に不具合を起こすものもあります。

もしウイルス対策アプリを使う場合は、信用度が高く有料のウイルス対策アプリを使った方が有効です。ただし、Androidにウイルス対策アプリは必要ないというスタンスをGoogleはとっています。

この点については専門家によって意見が分かれるところなので、よく調べてから使う必要があります。

ネジの調整

Androidの機種によっては、端末内のネジを調節することでゴーストタッチが直ったという報告もあります。しかし端末内のネジの調整はかなり繊細な作業です。

逆に誤作動や暴走がひどくなる場合もありますし、状態によっては余計出費がかさむことになってしまうかもしれません。端末内を自分でいじることは極力避けて、専門ショップにお願いした方が間違いありません。

ゴーストタッチの修理代ってどのくらい?

誤作動で暴走するゴーストタッチが起きてしまったら、なるべく早く修理したいものですが、心配なのは修理代金です。ゴーストタッチの修理にはいくらかかるのでしょうか。iPhoneとAndroidの修理代金の目安をご紹介します。

iPhoneのゴーストタッチの修理代

ゴーストタッチの修理代は、原因となっている症状によって変わります。タッチパネルが原因の場合、iPhoneXが3万円前後、iPhone8やiPhone7が1万円前後、iPhone6以下であれば5千円程度で修理できるお店がほとんどです。

コネクターが原因の場合は、iPhoneXが2万円前後、iPhone8やiPhone7が6千円から1万円ほど、iPhone6以下であれば5千円以下というお店が多いです。

バッテリー交換であれば、iPhoneXが1万円前後、iPhone8やiPhone7が5千円から8千円くらい、iPhone6以下であれば5千円以下となっています。

Androidのゴーストタッチの修理代

Androidの場合は、機種やお店によってかなりのバラつきがあります。もしゴーストタッチを修理する場合は、近くの修理店を複数回るなどして料金比較をした方が良さそうです。

近くに良さそうな修理店がない場合は、郵送で修理してもらうことができるお店もありますが、日数がかかってしまうのが難点です。

タッチパネルの修理は、Xperiaの安い機種で1万円前後、Nexusは2万円前後、Galaxyは、安くて2万円前後、高いものでは4万円から5万円ほどです。バッテリー交換はどの機種も1万円から2万円前後で交換できるお店が多いです。

ゴーストタッチに悩まないための予防策

1度ゴーストタッチの状態になってしまうと、原因を見つけるために多くの時間とお金がかかってしまいます。誤作動の暴走はストレスも溜まります。

そうなる前に、ゴーストタッチを予防することが必要です。ゴーストタッチで悩まないための予防策をご紹介します。

高性能な保護シートや保護カバーを使う

スマホはPCよりも衝撃に強く作られているとはいえ、精密なコンピューターです。何度も落としたり、乱暴に扱っていると、壊れる可能性が高くなります。

しかし現在のスマホはサイズが大きくなっているので、落としてしまうことはある程度仕方がありません。落としてしまってもなるべくスマホが壊れないように、保護シートや保護カバーをなるべく高性能なものに変えることで、ゴーストタッチの予防にもなります。

動画サイトやゲームアプリを控える

現在は通信速度が向上し、動画コンテンツも充実しています。その結果、動画サイトを見る時間がかなり増えています。また、他のアプリやサイトを立ち上げたまま動画サイトを視聴する人も多くいます。

ゲームアプリも、どんどんクオリティが高くなっています。その分スマホにかかる負担もどんどん大きくなっているのが現状です。なるべくスマホの負担を減らすことで、誤作動で暴走することを防げるだけでなく、スマホの寿命も伸ばすことができます。

画面が勝手に動くお化けタップサイトに注意!

これまではスマホが原因で勝手に動くお化けタップをご紹介してきました。しかし、実は閲覧しているサイトが原因で勝手に動くお化けタップが起きている場合もあります。

広告の誤クリックを誘導する目的で、サイトを勝手に動くお化けタップに見せかける業者がいます。また、アプリの中にも、お化けタップで勝手に動くようにし、課金させようとする悪質なアプリもあります。

このような業者にお化けタップをさせられないためにも、違法性があったり、アダルト系のサイトやアプリは使わないことです。

お化けタップは回避できる!

長い間同じスマホを使っていれば、お化けタップなど何かしらの故障が起きることは仕方がないことです。しかし、スマホは繊細なコンピューターだということを意識して丁寧に使っていれば、お化けタップの可能性は格段に減らすことができます。

現在は、スマホがないと生きていけない時代になってきました。しかしスマホの値段は、新機種が出るたびに高くなってきています。スマホは自分の分身だと思って、優しく使って寿命を延ばしてあげましょう!

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