麻田奈美の現在！林檎写真で人気になったグラビアアイドル！

みなさんは麻田奈美さんという、70年ごろに突然現れた、伝説のグラビアアイドルをご存知でしょうか。当時の青少年たちを熱中させ、「林檎ヌード」で人気を誇ったグラビアアイドルです。

知らない方も、懐かしい方も、この記事で、麻田奈美さんを改めて知っていただければと思います。それでは、まずは、麻田奈美さんのプロフィールを見ていきましょう。

現在では、わが子をグラビアアイドルにさせたいと思う母親は、なかなかいないかもしれません。しかし、タイトルにある通り、麻田奈美さんの母親は、どうしても麻田奈美さんに対して願いがありました。それでは、詳しく見ていきましょう。

麻田奈美さんは、習い事のクラシックバレエや部活のバスケットボールのおかげか、高校を卒業する頃には、当時の日本人では珍しい肉感的な体をしていました。

その素敵な巨乳と大きなヒップを持つ豊満な体は、麻田奈美の母親を魅了したのでしょう。麻田奈美さんの母親は、その珍しい肉感的な体をどうしても残してやりたいと考えたそうです。

1972年に麻田奈美さんの母親は、当時18歳だった麻田奈美さんを写真家である青柳陽一さんにヌード写真を依頼します。そして、そのヌード写真は、雑誌グラビアのデビューにつながったのです。

1973年1月29日号の『平凡パンチ』に、麻田奈美さんの初となる、グラビア写真が掲載されます。麻田奈美さんの母親が感じた肉感的な体は、世の青少年たちも魅了されました。

しかし、平成パンチには、ほかにも多くのグラビアアイドルがいたので、初のグラビア写真は、まだ伝説には繋がりませんでした。

その2か月後、1973年3月12日号の『平凡パンチ』で、麻田奈美さんは、伝説のグラビアアイドルになるのです。

麻田奈美さんを伝説のグラビアアイドルにさせた写真は、青柳陽一さんが撮った見開きグラビア写真、麻田奈美さんの股の間を赤い林檎で、遠慮がちに隠した写真でした。

現在もその写真は、画像としても残っており、上記の画像は、その伝説の「林檎ヌード」の画像です。

1970年代は、警察による厳しい規制が始まった時代でもあり、ヘアヌードは解禁されていない時代で、この写真は、当時の青少年たちを騒がせ「林檎ヌード」と呼ばれるようになり、無名だった麻田奈美さんを瞬く間に人気にさせました。

林檎ヌードの写真は、後々ポスターが発売されたのですが、すさまじい人気で当時の男子高校生の部屋には、麻田奈美さんの林檎ヌードの写真が飾られたと言われていたほどでした。

麻田奈美さんは、「林檎ヌード」の撮影秘話をインタビューで、このように話しています。

「林檎ヌード」は、初めてのスタジオ撮影で、いつもとは違うピリピリした雰囲気でした。しかし、次第に周りが気にならなくなり、カメラに集中していきました。

そして、林檎を持ち、青柳陽一さんに「カメラに向かって、睨め！」と言われ、何か吹っ切れたというか、自分に自信が持てなかった過去から解放されたような感覚になったことを覚えています、と話されています。

また、「林檎ヌード」を撮影したカメラマンの青柳陽一さんは、週刊誌内で、麻田奈美さんのことをこのように言っていました。

「初対面の人とは口もきけない、おとなしい子でした。僕が撮りたいのは裸ですよと言ったら、母親に促されて上着もパンツもパッと脱いだ」「路上撮影では通行人が来てもお構いなしで脱いだ」「自然体の表情が変わらず、服を着ていても着ていなくても同じ顔」と、18歳の女の子とは思えない麻田奈美さんの凄さを語っていました。

その「林檎ヌード」の写真により、麻田奈美さんは、有名人の仲間入りを果たします。

「林檎ヌード」以降は、ブラジルのコパカバーナビーチやサンパウロ市街などの海外ロケをしたり、テレビCM(本田技研工業・ヤシカの)の出演や、レコードデビュー（日本コロムビア『おそい夏 C/W カトレアの花』）など、グラビア以外の活動もしていました。

麻田奈美さんは、1978年に華やかな芸能界から離れます。そして特に目立った活動はあまりないまま、一般女性として麻田奈美さんは、幼馴染と結婚します。

そして、2018年5月NEWSポストインタビュー内で、麻田奈美さんは、現在の自分を、「介護に追われ、孫もいる普通のおばさんになった」と答えています。現在では、「林檎ヌード」で一世を風靡したあの頃とは、別人のように感じているようです。

しかし、おばさんになってしまったけれど麻田奈美さんは、「あの頃の輝いていた麻田奈美をいつまでも心に残し、青春時代を思い出していただけたら幸いです」と話しています。

現在の麻田奈美さんはもうおばさんかもしれませんが、麻田奈美さんの母親が「美しい姿を残したい」と言う気持ちによって、グラビア時代の麻田奈美さんの伝説は、永遠に消えることはなく、現在にも伝わっているのかもしれません。

インタビューの中で、初めて撮影していただいた日のことも、話されていました。

麻田奈美さんの内気な性格を心配した母親に「きれいな写真を撮ってもらったら、自分に自信が持てるようになるから」と勧められて、母親と一緒にカメラマンの青柳陽一さんの事務所を訪ねました。

青柳陽一さんは一見すると強面で、緊張しながらカメラの前に立ったのを覚えています。青柳陽一さんに「八重歯がかわいいね、素敵な笑顔だよ」などと褒めてくれていく中で、だんだん撮られることが楽しくなっていました。

慣れてきたころに母親から「脱いでごらん」と言われ、不思議と抵抗感がなく、新しい自分に生まれ変わったような気になったと話されていました。

現在は普通のおばさんかもしれませんが、麻田奈美さんの伝説は、現在も写真集として残っています。

今回は、特に有名な写真集を紹介していきます。もしかしたら、画像として残っている写真集もありますので、懐かしく感じる方もいるかもしれません。

この写真集は、麻田奈美さんのグラビア時代の5年間を一冊にまとめたものです。なので、麻田奈美さんのデビュー当時のあどけない画像から伝説の画像などすべてといってもいいほどの麻田奈美さんが収められております。

女性の方も、麻田奈美さんに魅了させられる素敵な写真集になっています。

この写真集は、麻田奈美さんのデビューのきっかけの『平凡パンチ』から発売された写真集です。全てがカラー写真に、海岸・温泉などさまざまな場所の画像を見ることができます。

この写真集は、麻田奈美さんの「最後の写真集」と言われています。また、過去の写真集より画質も良好なので、背中や、お尻の画像が多数収録されています。

麻田奈美写真集 『林檎の記憶』2「林檎と檸檬」では、この「林檎ヌード」に加え、ファンに幻の作品である「檸檬ヌード」の画像が収録されています。また、「林檎ヌード」で有名になる前に撮られた下田、大島、新島、式根島、福生、富士山ロケの作品が集めた写真集です。

72年から73年にかけての麻田奈美さんは、未知の世界に飛び込んだ乙女のように、羞恥心も幼さも、魔法がかかったように変身し、麻田奈美さんのかすかなたたずまいの一瞬を、青柳陽一さんがみごとにとらえ、「まだ何者でもない彼女」という繊細な美しさあふれる姿を描いた作品集となっているようです。

伝説の「林檎ヌード」で有名になった麻田奈美さんは、現在一般男性と結婚し、素敵なお孫さんと、介護に追われている、普通のおばさんになっていました。しかし、あの爆発的人気になった「林檎ヌード」は、現在でも、男性たちを魅了させているのです。