マーガレットの花言葉は？色別(白,ピンク,赤,オレンジ,黄,紫)の意味

そもそも、マーガレットはどんな花なのかを詳しく見ていきましょう。
 

マーガレットの名前の由来は、「真珠」を意味するギリシャ語の「マルガリーテス」に由来しています。マーガレットの花の丸く咲き誇る姿が、真珠に似ているからと言われています。

当時のギリシャの人々には、真珠の控えめで繊細なイメージが、マーガレットの花につながったのかもしれません。

マーガレットの原産は、アフリカ北西部のカナリア諸島と言われています。そして、フランスを中心に品種改良がなされ、世界中に広まったと言われています。

名前の由来からもあるように、「真珠」を意味するギリシャ語の「マルガリーテス」の清楚で可憐なイメージがあるためからか、外国では、女性の名前にもマーガレットはよく使われています。

マーガレットは、アフリカ北西部のカナリア諸島で、カナリア諸島は温暖な気候なので、日本でマーガレットが咲く時期は、5月～7月です。また、マーガレットの品種によっては、10月～11月頃に咲くものもあります。

また、カナリア諸島は温暖な気候の育ちのマーガレットは、暑すぎもダメですし、寒すぎダメな植物です。なので夏と冬には、マーガレットは咲きませんが、春と秋の花の季節が長く、見かける機会も多いかもしれません。

またマーガレットは、1年で株の寿命が終わってしまう一年草ではなく、毎年花を咲かせる多年草なので多くの園芸家からも愛されている花です。

花の形の特徴は、原種だと一重咲きのものしかありませんが、葉は細く尖端がギザギザと尖っているのが特徴です。

そもそも、誰が花言葉をつけたのかと思うことがあると思います。今回は、花言葉の由来もしょうかいしていきます。

花言葉は、１７世紀頃のイスタンブール(現在のトルコ)で発祥したといわれています。そして、花言葉がぶームになり、ヨーロッパから世界へと広まっていきます。

そして、その土地土地の花のイメージで自由に花言葉が作られていきました。そのため、花言葉の意味や由来は、一つではなく、また国によっても違う意味を持っているのです。

日本での花言葉の意味や由来は、花に携わる人たちが、それぞれの花の特徴と四季に注目し、作ったそうです。現在でも、花言葉を自由に作る文化は残っており、花卉業界の団体が中心に今でも作られています。

時々ですが、新種の花を作ったときになどに生産者が、消費者から募集することもあるので、今でも花言葉をつけるチャンスはあるようです。

花言葉について知って頂いたところで、今度は日本と海外のマーガレットの花言葉について、見ていきましょう。マーガレットは、恋愛に関するものから友情に関するものまで幅広い意味を持っている花なので、今回は、代表的な花言葉の意味をチョイスしました。

先ほども話ましたが、マーガレットの花言葉は、「恋占い」「信頼」「友情」「優しい思い出」など、幅広い意味を持つ花です。

まず、マーガレットの花言葉でも代表的な意味をもつ花言葉が、「恋占い」です。よくアニメやドラマなどで花びらを一枚ずつちぎりながら、「好き、嫌い、好き」と行う恋占いは、別名「マーガレット占い」とも言われています。

「マーガレット占い」の由来は、フランスの少女たちがマーガレットを使用し占っていたことが起源となっているそうです。マーガレットの可憐な姿が、少女のような純粋な甘い恋を連想するかのような遊びが定着したからなのかは分かりませんが、マーガレットの花言葉には、「恋を占う」、「恋占い」の花言葉があります。

マーガレットの「真実の愛」の由来ですが、ギリシャ神話の月の女神アルテミスへの捧げ物としてのイメージからの由来だと思われます。

月の女神アルテミスは処女神で、出産と山野の獣の守護者と言われており、女性たちの守り神でもあったため、月の女神アルテミスに縁のある花ということで、女性にとって最高の幸せという意味を表して、マーガレットの花言葉は「真実の愛」になったそうです。

マーガレットの花言葉「信頼」の由来は、「真珠」を意味するギリシャ語の「マルガリーテス」の名前の由来からの花言葉だと思われます。

マーガレットの花の丸く咲き誇る姿は、真珠に似ていることから、清楚で可憐なイメージで「信頼」の花言葉になったと思われます。

また、マーガレットは信頼のおける愛情や友情などの幅広い意味を表しているので、長年連れ添った家族や恋人、友達に贈る花として人気です。

後々紹介する花言葉もありますが、3つ以外のマーガレットの花言葉を表にしたので、ご覧ください。
 

先ほども話しましたが、花言葉の意味は、その土地土地の花のイメージで自由に作られてきました。なので、国によっても違う意味を持っているのです。マーガレットの場合は、国によって変わるのか見ていきましょう。

フランスでのマーガレットの花言葉は、「 innocence　（純粋さ・無邪気）」、「estime（尊敬）」、「 confiance （信頼 ）」、「amour timide（内気な愛）」の意味を持っています。似たような意味ですが、フランスのマーガレットと日本のマーガレットとは、違う点があります。

それは、フランスのマーガレットは、日本では、「フランスギク」を指し、日本でいうマーガレットとは別の花なのです。日本のマーガレットは、フランスでは、「木のマーガレット」と呼ばれ、見た目がそっくりな白い花なのですが、葉の形が違います。

しかし、フランスではどちらもひっくるめて「マーガレット」と呼ぶことも多く、区別はあまり厳密にはないようです。

フランス以外のマーガレットの花言葉を表でまとめましたので、ご覧ください。
 

海外の花言葉以外にも 、マーガレットの花の色によっても、少しずつ花言葉が変わってきますので、ご紹介します。

みなさんが、イメージするマーガレットは、白色のマーガレットではないでしょうか？

そんな白色マーガレットの花言葉は、「秘めた愛」です。

白色は心理学的に、純粋、汚れないイメージの色です。そんな白のマーガレットには、白色からはイメージもつかないですが、なにか白色のマーガレットの姿から「秘めた恋心」を感じたのかもしれません。

ピンク色のマーガレットの花言葉は、「真実の愛」です。

ピンク色は心理学から見ると、身につけてると若くなったり、緊張が和らいだりする色のようなので、ピンクのマーガレットを部屋に飾っておくのも、いいかもしれません。

また、ピンク色のマーガレットは、品種改良の中でできた色で、可愛いらしいピンク色のマーガレットがたくさんありますので紹介します。
 

赤や紫に近い花色はありましたが、赤や紫色のマーガレットが最近の品種改良で出てきました。なので、赤や紫のマーガレットには、特に決まった花言葉は、ないようです。

マーガレットの紫は濃いピンク色のような色しています。もしかしたら、赤、紫のマーガレットは、ピンクのマーガレットの花言葉「真実の愛」に、当てはまるかもしれません。

紫色のマーガレットを見たことない方に、赤や紫色のマーガレットを紹介します。
 

黄色やオレンジのマーガレットの花言葉は、「美しい容姿」です。黄色やオレンジ系のマーガレットには、「カナリアクイーン」という品種があり、クイーンにぴったりな花言葉に感じます。

黄色やオレンジ色は明るい色から、心を弾ませ楽しい気分にさせ,ポジティブな印象なので、黄色やオレンジのマーガレットは、花壇や寄せ植えを明るい印象にしてくれます。そんな黄色やオレンジのマーガレットを紹介します。
 

マーガレットの花言葉のほとんどが「真実の愛」でも、登場しました、ギリシャ神話のアルテミスに関連するものが多いのです。

また、ギリシャ神話の月の女神アルテミスに捧げられた花だからなのか、ただ可愛らしい意味だけでなく、メッセージ性も強いものが揃っています。

「貞節」の花言葉は、「真実の愛」でも話した通り、女性を守るとされるアルテミスに捧げられたことから花言葉がつけられたと考えられています。

また、「誠実」の花言葉には、仲間内に対して慈悲深かったアルテミスに対する、下の者から尊敬や信頼などから、付けられたと考えられます。

実は、マーガレットの花言葉には、明るいものだけでなく、「優しい思い出」「私を覚えていて」「忍耐と悲しみ」といった別れを連想させる意味もあります。

もともとの意味もあるので、友情などの親しい人との別れの時などに、マーガレットを渡すことで、「またいつか再会しましょう」などの素敵な意味として使う方が、いいかもしれません。

マーガレットには、色々な花言葉があることから、様々なシチュエーションで渡すことができます。もしかしたら、参考にしてみてください！

白いマーガレットの花である「心に秘めた愛」を使い、片思いの人に、これまで言葉にできなかった心の想いを、白いマーガレットの花束に込めて贈ってみるのもいいかもしれません。

純粋に相手を思う一途な気持ちは、マーガレットの純粋な白い花のイメージはとてもよく合いますし、花言葉にメッセージを込めることで、より「心に秘めた愛」を感じさせます。

片思いの純愛なイメージだけでなく、マーガレットには「信頼」という花言葉もあるので。多くの時間を共に過ごしてきた恋人や夫婦の花として使うこともできます。

時間がたって愛を伝えるのが恥ずかしい時には、マーガレットの「信頼」という花言葉がぴったりです。

記念日のプレゼントに、マーガレットの花を添えて贈ると良いかもしれません。

最後はマーガレットの「真実の友情」という花言葉から、親友の誕生日や特別な日にマーガレットの花を贈って、二人の友情を表現するのもよいかもしれません。

マーガレットの純真で誠実な印象と、あなたと友人にとってゆかりのある品をプレゼントすることで、これまでの二人の友情を改めて感じることができるかもしれません。

実は、マーガレットをメインにしたスポットはあまり多くありません。

今回は3つを紹介していきます。

広大な農地に広がるマーガレットやキンセンカ、コスモスなどが見られる市営の花畑です。中でも5月に咲くマーガレットが、満開になる美しさは格別で、一面が真っ白い花に埋め尽くされます。

そんな花畑から見える、瀬戸内海も素敵ですので、マーガレットの花の香りと共に、美しい旅の1ページになります。また、5月中旬にマーガレットの花摘みイベントもあるそうです。

住所・香川県三豊市詫間町積528-1
電話番号・0875-83-3639（花と浦島イベント実行委員会）

こちらは、館山市のはずれ（千葉県最西端）で、東京湾の入り口に位置する「洲埼灯台」にあります。

かつて「マーガレット岬」と呼ばれた灯台で、まだまだ発展途上ですが、洲崎マーガレット岬の会の方々が、灯台周辺を花いっぱいにすることを目標に頑張っているそうです。

住所・294-0014 千葉県 館山市山本1035-2
電話番号・090-1651-4687

伊浜は、日本一マーガレット栽培が盛んな地区で、段々畑に重なって咲くマーガレットは見ごたえがあります。

また、海側からの段々畑のマーガレットも素敵で、冬には可憐な花を咲かせるそうです。4月ごろには花摘みもあります。

住所・静岡県南伊豆町伊浜
電話・0558-62-0141

今回紹介したプレゼントする方法以外にも、マーガレットには、素敵な意味がたくさんあるので、自分にあった花言葉から、マーガレットをプレゼントするのもいいと思います！ぜひ、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。