葉牡丹(ハボタン)の花言葉は?種類や意味や由来を紹介

葉牡丹(ハボタン)の花言葉をご存知でしょうか。葉牡丹(ハボタン)の花言葉には縁起の良い意味が複数あります。正月時やプレゼントなどに使われる葉牡丹(ハボタン)の種類や意味や由来などについて、今回は紹介をしていきたいと思います。

葉牡丹(ハボタン)の花言葉は?種類や意味や由来を紹介のイメージ

目次

  1. 1葉牡丹(ハボタン)とはどんな花?
  2. 2葉牡丹の花言葉と意味
  3. 3葉牡丹の花言葉の由来
  4. 4葉牡丹の種類
  5. 5縁起の良い花言葉の葉牡丹を素敵にアレンジ
  6. 6葉牡丹が楽しめるおすすめスポット2選
  7. 7自分なりの葉牡丹の楽しみ方を

葉牡丹(ハボタン)とはどんな花?

葉牡丹(ハボタン)という花の名前を聞いたことはありますでしょうか。葉牡丹(ハボタン)とはどんな花でしょうか、葉牡丹(ハボタン)には縁起の良い意味があり、正月などにはよく使われます。

ですが、正月などに使われると言われてもすぐには葉牡丹(ハボタン)の姿は思い浮かばないでしょう。今回は、そんな葉牡丹(ハボタン)について紹介していきたいと思います。

葉牡丹の名前の由来

葉牡丹(ハボタン)の名前の由来は、花の姿が「牡丹」に似ていることから来ています。ですが、花ではなく葉っぱに色が付くため、「葉牡丹(ハボタン)」という名前が付けられました。

また、多年生植物として育てることで枝を伸ばしてその先に花を咲かせるということも可能で、その状態を「踊り葉牡丹(オドリハボタン)」と呼びます。

英語名ではFlowering kaleやOrnamental kale、Ornamental cabbageなどと呼ばれており、日本語に訳すと観賞用のキャベツなどになります。キャベツとは全く異なる植物ですが、見た目が似ているということからそう呼ばれているのでしょう。

ケールとは、キャベツの原種でヤセイカンランというアブラナ科アブラナ属の野草に近い植物とされていて、青汁の原料として有名な植物です。

英語名はこの三つ以外にもいくつかありますが、今回は代表的なこちらの三つを紹介しました。気になる方は是非、調べてみてください。

葉牡丹の歴史

葉牡丹(ハボタン)の歴史について紹介していきたいと思います。葉牡丹(ハボタン)の祖先はケールという植物です。

ケールはブロッコリーやカリフラワー、芽キャベツや黒キャベツ、葉牡丹(ハボタン)などの原種です。ケールは約4500年前に誕生して約2000年前、ちょうど紀元前にはギリシャで栽培されていました。

18世紀の江戸時代初期頃にケールが初めて日本に伝えられましたが、野菜としてのケールではなくて園芸用としての品種改良された葉牡丹(ハボタン)が広まりはじめて、観賞用として栽培されていき、品種改良が頻繁に行われていきました。

江戸時代から始まり、品種改良などが頻繁に行われてきた葉牡丹(ハボタン)は、古典園芸植物と言われる、江戸時代に日本で育種、改良されることにより独自の発展を遂げた園芸植物で、明治時代以降もその美しさを基準に栽培、育種されてきた植物の一つです。

現在では海外でも葉牡丹(ハボタン)が栽培されております。葉牡丹(ハボタン)は日本発信の植物です。葉牡丹(ハボタン)は美しさだけでなく縁起の良い意味もあるので人に渡すなどの場合でも重宝するでしょう。

ケールはとても長い間受け継がれてきており、葉牡丹(ハボタン)になっても様々な人々に愛されてきています。これからも葉牡丹(ハボタン)は様々な人々に愛される植物として長く受け継がれていくでしょう。

葉牡丹の特徴

葉牡丹(ハボタン)の特徴は、ボタンのような見た目をしており、姿形はキャベツのような見た目をしている葉牡丹(ハボタン)。キャベツから品種改良をされはじめて今の形になっていると言われています。

葉牡丹(ハボタン)は夏にタネを蒔きはじめて育て、寒くなるとともに色づく葉を冬の季節から春の季節にかけて観賞する植物です。日本には江戸時代に食用として外国から海を超えて渡ってきましたが、その後は観賞用として改良されていきました。

葉牡丹(ハボタン)は縁起の良い意味を持っており正月などによく使われております。その美しい見た目や縁起の良い意味を持っているのも、葉牡丹(ハボタン)の素晴らしい特徴の一つになります。

葉牡丹の花言葉と意味

葉牡丹(ハボタン)には四つの縁起の良い意味の花言葉が存在しています。葉牡丹(ハボタン)の四つの縁起の良い意味の花言葉を知ることは誰かに葉牡丹(ハボタン)を贈るときに役立ちます。意味を知らないのに花言葉のあるものを贈るのは怖いでしょう。

今回はその葉牡丹(ハボタン)の正しい花言葉と意味について一つずつ紹介していきたいと思います。是非、誰かにプレゼントなどする際にお役立てください。

葉牡丹の花言葉①「利益」

葉牡丹(ハボタン)の花言葉の一つ目には、「利益」という花言葉があります。「利益」という花言葉は、商売で儲かることを祈って、取引先などの相手に正月の葉牡丹(ハボタン)と一緒に贈りたい花言葉です。

是非、機会があったら積極的に取引先などの相手に正月の葉牡丹(ハボタン)を一緒に贈りましょう。縁起も良いですし相手も良い気持ちになり好印象間違いなしだと思われます。

取引先などの相手と良好な関係を築いていくにはこういったプレゼントはかなり効果的な手段であると思います。お互いに「利益」になるように葉牡丹(ハボタン)を贈りましょう。

葉牡丹の花言葉②「慈愛」

葉牡丹(ハボタン)の花言葉の二つ目には、「慈愛」という花言葉があります。「慈愛」という花言葉は、愛する人に葉牡丹(ハボタン)と一緒に贈りたい花言葉です。

是非、好きな人へのアピールや親しい人に葉牡丹(ハボタン)を贈ってみましょう。相手との信愛度が高まりより良好な関係になるでしょう。

この葉牡丹(ハボタン)のプレゼントが何かのきっかけになることもあります。積極的に葉牡丹(ハボタン)を贈って自分の気持ちを伝えましょう。

葉牡丹の花言葉③「祝福」

葉牡丹(ハボタン)の花言葉の三つ目には、「祝福」という花言葉があります。「祝福」という花言葉は「利益」という花言葉と同様に、正月というおめでたい時にもってこいの言葉です。他にも誕生日のお祝いなどにも向いている花言葉です。

正月などのおめでたい時や友達や恋人などの親しい人への誕生日のお祝いの時などに是非、縁起の良い葉牡丹(ハボタン)を贈りましょう。友達や恋人などの親しい人など相手に喜ばれること間違いないです。

祝われて嫌な気持ちになる人はいません。是非、積極的に葉牡丹(ハボタン)をプレゼントして祝福する気持ちを伝えていきましょう。

葉牡丹の花言葉④「物事に動じない」

葉牡丹(ハボタン)の花言葉の四つ目には、「物事に動じない」という花言葉があります。「物事に動じない」という花言葉は、いつも自分が頼りにしている人に葉牡丹(ハボタン)と一緒に贈りたい花言葉です。

いつも自分が頼りにしている人に対して頼りにしているということや尊敬しているということを伝えるときによいでしょう。是非、いつも自分が頼りにしている人に葉牡丹(ハボタン)を贈ってみましょう。お互いの関係がより良好になるでしょう。

「物事に動じない」というのは頼りになるという良い意味です。悪い意味に取られることは早々ないので、積極的に葉牡丹(ハボタン)をプレゼントして自分の頼りにしているという気持ちを伝えていきましょう。

葉牡丹の花言葉の由来

葉牡丹(ハボタン)の花言葉の由来をご存知でしょうか。花言葉の由来を知ることはあなたの知識を増やすことにもつながります。今回はそんな葉牡丹(ハボタン)の花言葉の由来について紹介していきたいと思います。

花言葉「慈愛」の由来

葉牡丹(ハボタン)の花言葉の「慈愛」は、中心の花の赤ちゃんを包み込んでいる葉牡丹(ハボタン)の葉っぱに由来しているといわれています。

花言葉「利益」の由来

葉牡丹(ハボタン)の花言葉の「利益」は、中国三国時代の政治家であり軍人でもあった諸葛孔明が行く先々の戦場にてキャベツを栽培して兵士の食料にしたという故事に由来していると言われています。

他にも、葉牡丹(ハボタン)は幾重にも重なるようにして葉が付いているので、その姿に由来しているとも言われています。キャベツも幾重にも重なるようにして葉が付いている姿をしています。そしてキャベツの花言葉も「利益」です。

花言葉「祝福」の由来

葉牡丹(ハボタン)の花言葉の「祝福」は、紅白の色合いがおめでたいとされており、正月飾りとして皆から親しまれていることに由来しているといわれています。昔から葉牡丹(ハボタン)は紅白の2色がセットで植えられているのが一般的でした。

紅白は、おめでたいときには必ず用いられる色です。紅白の2色がセットで植えられているのが定番の葉牡丹(ハボタン)もまた、その色から縁起が良い植物だと考えられており、そのことから「祝福」の花言葉が付けられたそうです。

葉牡丹の種類

葉牡丹(ハボタン)にも複数の種類の葉牡丹(ハボタン)があります。葉牡丹(ハボタン)の種類によって様々な特徴があります。葉牡丹(ハボタン)の種類を理解してアレンジや飾り付けなどに活かしましょう。

今回はそんな葉牡丹(ハボタン)の様々な種類の葉牡丹(ハボタン)について紹介していきたいと思います。

東京丸葉系

葉牡丹(ハボタン)の種類の「東京丸葉系」は、江戸時代から栽培が始まった最も古い葉牡丹(ハボタン)の種類です。見た目がキャベツに似ていて、丸みがあるのが特徴的です。

名古屋ちりめん系

葉牡丹(ハボタン)の種類の「名古屋ちりめん系」は、名古屋で生まれた葉牡丹(ハボタン)の種類です。根の成長が遅いので、花壇などを作る際の栽培などには向きません。葉の淵が波がかっているのが特徴的です。

大阪丸葉系

葉牡丹(ハボタン)の種類の「大阪丸葉系」は葉牡丹(ハボタン)の種類の「東京丸葉系」と葉牡丹(ハボタン)の種類の「名古屋ちりめん系」を交配させて、誕生させたのが「大阪丸葉系」です。葉の発色が良いというのが特徴的です。

さんご系

葉牡丹(ハボタン)の種類の「さんご系」は、ロシアから日本に伝わった葉牡丹(ハボタン)の種類です。葉に細く深い切れ込みがあるのが特徴的で、観賞用には最適の葉牡丹(ハボタン)の種類です。

縁起の良い花言葉の葉牡丹を素敵にアレンジ

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縁起の良い花言葉の葉牡丹を素敵にアレンジした姿はとても美しいです。正月の葉牡丹だけではなくアレンジされた姿を是非見てみましょう。

というわけで今回は縁起の良い花言葉の葉牡丹(ハボタン)を素敵にアレンジした葉牡丹(ハボタン)のオシャレな寄せ植えと葉牡丹(ハボタン)の素敵なリースのアレンジを二つほど紹介していきたいと思います。

葉牡丹のオシャレな寄せ植え

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カラフルな色合いで上のほうに構える大きい葉牡丹(ハボタン)以外にも視線を奪われないようにしており、とてもバランスが良く、下のほうにも少量の青い葉牡丹(ハボタン)を入れることにより上と下のサイズのアンバランス感をバランスよく保っています。

それでいて綺麗な入れ物の雰囲気ともあっていて大変美しいアレンジの葉牡丹(ハボタン)のオシャレな寄せ植えです。

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正月らしい雰囲気を残しつつもどこか不気味でもあり美しくもある綺麗さが見えます。黒と赤を並べることにより不気味さが際立ってきますが中央は全体的に明るめな色の葉牡丹(ハボタン)で構成されており右下の紫により良い感じにバランスが保たれています。

全体の色のバランスが保たれているため、不気味さをカバーしている美しいアレンジの葉牡丹(ハボタン)のオシャレな寄せ植えです。

葉牡丹の素敵なリース

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明るい色の葉牡丹(ハボタン)と暗い色の葉牡丹(ハボタン)を上手く組み合わせることによりシンプルに綺麗なアレンジです。ですが、細かいところにこだわりが感じれる素晴らしいアレンジの葉牡丹(ハボタン)のオシャレで素敵なリースです。

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まるでおとぎ話のような不思議な感覚を思わせる色合いと配置で、似たような色のようで若干違う右下の薄紫色の葉牡丹(ハボタン)がよりその不思議な感覚を際立たせています。他にも中間に小さなギザギザの葉を少し混ぜることにより綺麗さを表現できています。

とても綺麗で美しい、それでいて不思議な感覚を思わせる素晴らしいアレンジの葉牡丹(ハボタン)のオシャレで素敵なリースです。

葉牡丹が楽しめるおすすめスポット2選

綺麗で美しい葉牡丹(ハボタン)、今回はそんな葉牡丹(ハボタン)が楽しめるおすすめのスポットを二つ紹介していきたいと思います。

平家物語にも登場した祇王寺

祇王寺は、竹林と楓に囲まれた場所で、「平家物語」にも登場した場所として知られております。本堂横の葉牡丹(ハボタン)は新春を感じることができます。新春の時期に是非見に行ってみましょう。

葉牡丹展が開かれる吉祥院天満宮

吉祥院天満宮は、京都市南区にある神社です。吉祥院天満宮では新春恒例の葉牡丹(ハボタン)展が、開かれます。こちらも同様に新春の時期に是非見に行ってみましょう。

自分なりの葉牡丹の楽しみ方を

今回は、葉牡丹(ハボタン)の花言葉や種類、意味や由来について紹介させていただきました。葉牡丹(ハボタン)の花言葉には縁起の良い意味のものが多く、正月などの際には是非親しい人などに渡してみましょう。

他にも縁起の良い花言葉の葉牡丹(ハボタン)を素敵にアレンジしてみたり、葉牡丹(ハボタン)が楽しめるおすすめスポットに行ってみたりするのもいいでしょう。自分なりの葉牡丹(ハボタン)の楽しみ方を是非、探してみましょう。

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