菊(キク)の花言葉は?種類や色別(白,ピンク,赤,黄)の意味や由来

菊(キク)の花言葉を知っていますか?今回は菊(キク)の種類や色別の花言葉や、意味、由来など、菊(キク)の花言葉や名所などについて紹介していきます。赤色、白色、黄色、ピンク色などの各種類の菊(キク)の意味や由来について詳しく紹介していきます。

菊(キク)の花言葉は?種類や色別(白,ピンク,赤,黄)の意味や由来のイメージ

目次

  1. 1菊(キク)とはどんな花?
  2. 2菊の花言葉
  3. 3菊の花言葉と意味【色別】
  4. 4菊の花言葉と意味【種類別】
  5. 5菊の花言葉の由来
  6. 6菊を楽しもう!名所3選
  7. 7色や種類で様々な花言葉
  8. 8菊を贈る

菊(キク)とはどんな花?

菊(キク)という花について紹介していきます。菊(キク)はキク科キク属の植物です。日本では、日本で観賞用多年草植物として発展した品種郡を和菊と呼び、西ヨーロッパで育種されて生まれた品種郡を洋菊と読んでします。

秋に咲く花ですが、短日性植物で、電照などを用いた作型の分化により、周年供給されています。種類も豊富で、世界中に20000種以上が自生しています。日本の野菊だけを350種ほど自生しています。

菊の名前の由来

菊(キク)の名前の由来について紹介していきます。菊(キク)の名前の由来はどのようなことから来ているのでしょうか。菊(キク)の名前の由来について見ていきましょう。菊(キク)の名前の由来は、黄金色の菊(キク)の英名の「クリサンセマム」はギリシャ語の黄金と花から因んでいます。

和名の菊(キク)は一説によると、日本書紀の中の黄泉の国にまつわる神話に出てくる「菊理姫」が由来と考えられていたりします。その他、菊(キク)の由来としては、中国語での菊(キク)の発音「kuk」がそのまま日本に伝えられたとも言われています。

日本でやがてキクに変化したといわれています。そのため「菊」という漢字には音読みしかないようです。このようなことが菊(キク)の名前の由来として考えられています。

菊の歴史

菊の歴史について紹介していきます。日本においては、菊は元々外来種であり薬草や観賞用植物として中国から伝来し、平安時代に用いられ始めて宮中では菊の節句とも重陽の節句(旧暦9月9日)が明治時代まで行なわれています。

現在でも皇室園遊会(観菊御宴)として行なわれています。日本で菊の栽培が盛んになったのは、栽培のプロセスが冬に芽をとり、春に植え、夏に成長させ、秋に鑑賞するといった具合で、イネの栽培と類似していることが影響していると言う説もあります。

物品への意匠として用いられることも多く、後鳥羽上皇が身の回りのものに施したことにより天皇及び皇室の紋になったといわれ、鎌倉時代には蒔絵や衣装の文様として流行しました。日本の南北朝時代以降には天皇より下賜されることにより公家や武家の間で家紋として使用されるようになったそうです。

菊の特徴

菊の特徴について紹介していきます。菊の葉っぱは楕円形で、波状に切れ込みが入ります。また、葉の縁にはギザギザがあります。花びらは一重もしくは八重で、大きさによって「大菊」、「中菊」、「小菊」の3タイプに分かれます。

開花期は主に秋から冬にかけてですが、菊には種類や品種が多く、1年を通して何かしらの菊を鑑賞することができます。

菊の花言葉

菊の花言葉について紹介していきます。ここでは、日本での聞くの花言葉と、海外での聞くの花言葉について紹介していきます。菊にはどのような花言葉があるのでしょうか。幾つか取り上げて紹介していきます。では、見て行きましょう。

菊の日本での花言葉

まずは日本での菊の花言葉について紹介していきます。日本ではどのような花言葉が知られているのでしょうか。では、見て行きましょう。

花言葉①高貴

菊の花言葉として挙げられるのが、「高貴」です。高貴とは、身分、家格などが高く貴いことまた、そのさまです。「高貴の出」や「高貴な家柄」などです。その他、人柄などに、気品があるさま。「高貴な精神の持ち主」などです。

また、値段が高く貴重なこと、また、そのさまです。「高貴な薬」などです。このように菊の花言葉には「高貴」という意味があります。

花言葉②高潔

菊の花言葉として挙げられるのが「高潔」です。高潔とは、人柄が立派で、利欲のために心を動かされないこと。また、そのさまです。「高潔の士」、「高潔な人柄」などです。また、心が気高く、清らかなことです。「高潔な人格」などです。

このように菊の花言葉には「高潔」という意味があります。

花言葉③高尚

菊の花言葉として挙げられるのが「高尚」です。高尚とは、学問技芸、言行などの程度が高く上品なことです。また、気高くて立派なことです。またそのさま、「高尚な趣味」、「高尚な話題」などです。このように菊の花言葉には「高尚」という意味があります。

菊の海外での花言葉

次に海外での菊の花言葉について紹介していきます。海外ではどのような菊の花言葉が知られているのでしょうか。では、見て行きましょう。

花言葉①上機嫌元気

海外での菊の花言葉として「上機嫌、元気」が挙げられます。上機嫌とは、非常に機嫌の良いこと、また、そのさまです。「上機嫌な声で話す」などです。このように海外での菊の花言葉には「上機嫌、元気」という意味があります。

花言葉②あなたはとても素晴らしい友達

海外での菊の花言葉といて「あなたはとても素晴らしい友達」が挙げられます。海外での菊の花言葉にはこのような意味があります。

花言葉③その他

海外で知られている菊の花言葉は上記の2つが主なものとなっているようです。その他には海外では菊の花言葉はありませんでした。

菊の花言葉と意味【色別】

菊の花言葉を菊の花の色別で紹介していきます。菊の色別ではどのような花言葉が多く知られているのでしょうか。では、見て行きましょう。

白い菊の花言葉

白色の菊の花言葉について紹介していきます。白い色の菊にはどのような花言葉があるのでしょうか。では、白色の菊の花言葉を見て行きましょう。白い色の菊には「真実」「誠実」といった花言葉ががよく知られています。

「真実」とは、うそ偽りのないこと。本当のことまた、そのさまです。「真実を述べる」、「真実な気持ち」などです。絶対の真理、真如です。白の菊にはこのような花言葉がありました。菊といえば白を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。

そのくらい菊といえば白というイメージになっています。以上が白い菊の花言葉となります。白い菊の花言葉を使ってみるのもいいのではないでしょうか。

ピンクの菊の花言葉

ピンクの色の菊の花言葉について紹介していきます。ピンクの色の菊にはどのような花言葉があるのでしょうか。ではピンクの色の菊の花言葉について見ていきましょう。調べてみたところ、ピンクの色の菊には花言葉はないようです。

細かく調べましたが、ピンクの菊にこれといった花言葉は存在しません。ピンクの菊には花言葉は現在ないようでした。ピンクの菊は多くあるようです。ピンクの菊を好む人も多いでしょう。しかし、ピンクの菊には花言葉はありません。

黄色い菊の花言葉

黄色の菊の花言葉について紹介していきます。黄色の菊の花言葉にはどのようなものがあるのでしょうか。では黄色の菊の花言葉について見ていきましょう。黄色の菊に花言葉には、「破れた恋」、「軽んじられた恋」などがありました。

黄色の花にはこのようなネガティブなイメージの花言葉が多くあります。黄色の菊にも同様にこのような花言葉があるようです。黄色の菊を送る場合などには注意が必要です。以上が黄色の菊の花言葉についてでした。

送ることがある際には黄色の菊は避けるか、何かメッセージを添えるなどの心遣いが必要になってくるのではないでしょうか。黄色の菊の花言葉には、そのような意味があります。

赤い菊の花言葉

赤い菊の花言葉について紹介していきます。赤い菊の花言葉にはどのような意味があるのでしょうか。赤い菊の花言葉について見ていきます。では赤い菊の花言葉について詳しく見て行きましょう。赤い菊の花言葉には「あなたを愛しています」という意味があります。

赤い色が現すものは、多くは愛情や情熱であることがほとんどです。赤い菊にもそのような意味がありました。また、エネルギッシュで活動的なイメージもあります。愛の告白などにも赤い菊は合っているといってもいいのではないでしょうか。

以上が赤い菊の花言葉になります。愛を表現するために赤い菊を選ぶということも試してみてもいいのではないでしょうか。

濃い色の菊の花言葉

菊には多く種類があり、その中でも濃い色の種類の菊の花言葉について紹介していきます。濃い色の菊の花言葉にはどのような意味があるのでしょうか。濃い色の菊の花言葉について見ていきましょう。濃い色の菊の花言葉には「わたしを信頼してください」という意味がありました。

信頼関係を築きたい相手などにも使うことが出来るのが、この濃い色の菊の花言葉になります。そんな場面がある場合にはこの濃い色の菊を使ってみるのもいいのではないでしょうか。

その他の色の菊の花言葉

菊には数多くの種類があります。その種類の中には、緑やオレンジなどといったものも多く種類としてあります。

しかし、そのような色の菊には基本的に花言葉がないようです。多くの種類がある菊の中でもそのような色の菊には花言葉はないようです。

菊の花言葉と意味【種類別】

菊の花言葉と意味について種類別で紹介していきます。菊の花言葉は種類別ではどのような花言葉があるのでしょうか、では、菊の花言葉を種類別に見て行きましょう。

スプレーマムの花言葉

スプレーマム、スプレーギクの花言葉について紹介していきます。スプレーマムの花言葉にはどのような意味があるのでしょうか。では詳しくスプレーマムの花言葉について見ていきましょう。スプレーマムの花言葉には「私はあなたを愛しています」という意味があるようです。

スプレーマムは色の種類も多く贈る人のイメージや自身の気持ちや感情などで選ぶことができ、恋人など思いをを寄せる人に贈るのにぴったりの花言葉といえるのではないでしょうか。

小菊の花言葉

小菊の花言葉について紹介していきます。小菊にはどのような花言葉があるのでしょうか。小菊の花言葉について詳しく見て行きましょう。小菊の花言葉は、「純情」という意味があるようです。純情とは、純真で邪心のない心、その心を持っているさまです。

このように小菊にはこのような花言葉があります。自分気持ちが純粋で邪心がないことを示したりするにはぴったりの菊になっています。この花言葉も活用してみるのもいいのではないでしょうか。

寒菊の花言葉

寒菊の花言葉について紹介していきます。寒菊の花言葉にはどのようなものがあるのでしょうか。寒菊の花言葉について詳しく紹介していきます。では、見て行きましょう。寒菊の花言葉には、「健気な姿」、「繊細」、「真の強さ」、「忍ぶ恋」などがあります。

この花言葉の「健気な姿」というのは寒い時期に凍えてしまいそうな冷たい風に揺られながらもしっかりと策気品のある花の様子からつけられたようです。このように寒菊にはこのような意味の花言葉がありました。

菊の花言葉の由来

菊の花言葉の由来について紹介していきます。菊の花言葉の由来はどのようなものなのでしょうか。菊の花言葉の由来について詳しく見て行きましょう。

花言葉「高潔」「高貴」「高尚」の由来

菊の花言葉である「高貴」、「高潔」、「高尚」ですが、どのようなことが由来となっているのでしょうか。詳しく調べて紹介していきます。では、見て行きましょう。これらの由来については、気高く気品に満ちた菊の花姿に由来しているといわれているようです。

菊を楽しもう!名所3選

菊を楽しめる名所を3箇所ほど取り上げて紹介していきます。菊の名所はどのような場所があるのでしょうか。見ごろなどについても詳しく調べて紹介していきます。では、見て行きましょう。

名所①きたみ菊まつり(北海道)

きたみ菊まつりは、役1万5千鉢もの豪華絢爛な菊で彩られる北海道でも屈指のイベントです。大河ドラマをテーマにした菊人形をはじめ、美を競い合う菊花コンクール展などもあり、丁寧に育てられた優美な菊が一堂にに揃うイベントです。

10月頃に行なわれるのでそのくらいの時期が見ごろということになります。

名所②湯島天神菊まつり(東京都)

東京都内で菊人形を見ることの出来る貴重な菊まつりとなっています。「学問の神様」で有名な湯島神社で開催されています。艶やかな菊人形のほか、崖から垂れ下がるように斜めに仕立てられた菊、一株からたくさんの花を咲かせた菊などがあります。

約2000株の華麗な菊花が境内を埋め尽くし、多くの観光客で毎年賑わっているようです。

名所③たけふ菊人形(福井県)

江戸時代の頃から菊の品評会が行なわれてきた福井県越前市の菊人形祭りです。会場の越前市武生中央公園が約2万株の菊花で埋め尽くされ、清々しい菊の香りでいっぱいになります。2年の歳月をかけて仕立てた巨大な千輪菊や愛好家の育てた美しい菊などが数多く見られます。

今回紹介した名所はどれも秋に見ごろを迎えます。大体10月~11月が見ごろとなります。

色や種類で様々な花言葉

菊には多くの種類があり、その色や種類で様々な意味の花言葉がありました。意味を知って正しい場面で花言葉を活用できるようにすることが非常に重要となってきます。また贈る相手のことや自分自身のことなどをしっかり把握して贈るようにすることが大事です。

菊を贈る

日本をはじめ多くの国では菊は仏花として使われていますが、今回紹介したポジティブなイメージの花言葉を使って、菊を贈ってみるのもいいのではないでしょうか。

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