不思議な人の特徴とは？不思議な人と言われる人はどんな人？

学校や職場で、ミステリアスな雰囲気を持った、不思議な人を見かけませんか？
周囲とは違った特徴があり、不思議な人に違和感を感じている人もいるでしょう。

集団行動になじまなかったり、独特な言動をする、少しズレている人を見かけませんか？「不思議な人だ」と思われて、周囲の目から疎まれることが多いです。

しかし、実際にはたくさんの魅力を隠しているのです。

そのズレの正体は自分だけの世界観です。これをきちんと樹立しているからこそ、不思議な人は周囲の人間とはズレた言動が目立つのです。言い換えれば、「こだわりが強い人」という事です。

話しかけても、そっけない態度で返されたり、焦点を外した返答をされたりと、ミステリアスな特徴を備えている不思議な人とのコミュニケーションは、戸惑いや忍耐力が必要なのも事実です。

中には、その特徴的なオーラに近づきがたいと感じる方もいるでしょう。
不思議な人に共通している魅力である、「自分だけの世界観」を探り、距離を縮めるヒントを見つけましょう。

一口に特徴的な人と言っても、ヲタク気質な人や、中二病など、様々な分類があります。
それを大きく分けると、「変な人」と「不思議な人」の２つに分類することが出来ます。

変な人に共通している特徴は、常識を逸脱した自分のルールや価値観が、他人のスペースまで侵食してしまい、もはやただのわがままになっているという点です。
それに対して不思議な人に共通している特徴は、常識の範囲は飛び出ているけれど、他人のスペースまでは至らずに完結していることです。

要するに、周囲に迷惑をかけていないか、価値観を強要していないか、と言う特徴を基準に分けることが出来ます。

例えば、いくら綺麗な歌声でも、授業中や会議中に歌い始めては迷惑です。教室や会議室で歌い始めるのは変人、公園でパレードするのが不思議な人、と言う認識で間違いはありません。

不思議な人に多く見られる特徴をまとめました。

各項目の最後の行に診断チェックがあります。
自己診断してみましょう。

不思議な人の核にあるものです。

不思議な人は、自分の好きな事や、疑問に思っていることに対して、非常に熱い気持ちを持っています。
その為、周りが見えなくなってしまうことも多々あります。
それが、「不思議ちゃん」と言われる所以にもつながっています。最大の共通項だと言っても、過言ではありません。

他人の目を気にせずに、自分のこだわ好きなものやこだわりを突き詰めて、自分の世界を構築しているので、他の人から見ると、ミステリアスにみえる言動が多く見られます。

特徴的なファッションや小物を身に着けていることが多いですが、これも、好きなものに素直な証拠です。

多くの人が、「可愛いけれど、着るのはちょっと恥ずかしいな……」と思っているような、特徴のある服でも、自分が好きだと思ったら、迷わず着ることができます。

自分に似合うか、似合わないか、という問題は二の次で、その服が好きか、着たいと思うかどうかで判断します。

反対に、嫌いなものに対しても、すさまじい拒否反応を示します。
その為、「飽きっぽい」「集中力がない」と言われることも多いです。

集団で遊びに行っても、いつの間にか単独行動をしていることもあるので、不思議な人と一緒に出掛ける際には、すぐに連絡が取れる様にしておきましょう。
 

まっすぐな所は魅力の一つでもありますが、あまりにも集団行動を乱されてしまうのも困りものです。
周囲の人に「イタイ」と言われるのも無理はありません。

しかし、それでも等身大の自分で居られるのは、間違いなく強さです。

診断：自分の感情を素直に表に出すことが出来るｙｅｓ／ｎｏ

独り言を言っている人はかなりミステリアスに見えます。
不思議な人には共通して、哲学的な部分があります。普段から、なかなか答えの出ない問題や、答えのない問題について、自分なりの答えを模索しています。

多くの人は頭の中で試行しますが、思考をまとめるために、声に出した方が整理しやすい、という点に加え、自分の世界に入って熱中してしまうと、思わず独り言がポロリと零れてしまいます。

そういうときには、「何言ってるの？」なんて言わずに、静かに聞いておくことが一番です。
声を掛けるなら、一緒に前向きに考えられるような言葉がよいでしょう。

あまり人と関わらず、ミステリアスな部分も多いですが、やはり、他人からの様々な意見を聞くことも、刺激となります。

不思議な人も、自分の軸は譲らなくても、少しずつ他者の意見を聞いて、より価値観に磨きをかけていくのです。

診断：ついつい独り言をこぼしてしまうｙｅｓ／ｎｏ

不思議な人は共通して、自分の世界を追求する性格にあります。
それゆえに、自分の『好き』とは食い違ったものに、目が向かないことも多いです。

また、集団行動に価値を見出せず、一人でいることも多いため、「他人に興味がない」という印象に拍車がかかっています。

それに加え、不思議な人は警戒心も強いので、きちんと向き合ってもらうためにはかなりの時間と根気が必要になってきます。

しかし、興味がないとはいえ、先ほども述べた通り、きちんと向き合ってもらうためにはかなりの時間と子運気が必要になってきます。

しかし、興味がないとはいえ、先ほども述べた通り、他者の意見を聞くことは苦ではないのです。積極的に話しかけてみましょう。

簡単には心を開かないけれど、だからこそ、その殻を破って仲良くなった人とは、特別な友人になれます。

診断：あまり他人に興味がなく、自分の事に集中したいｙｅｓ／ｎｏ

不思議な人は、常に純粋に、自分の感情に素直に行動しているので、冗談という概念がありません。
こちらが冗談のつもりで言った言葉でも、本気でとらえられてしまうため、話の腰を折られることも多々あります。

しかし、「冗談だよ」と言った時に、笑えるようなジョークを飛ばせばよいのです。

ミステリアスな雰囲気をも取っていても、心はとても純粋です。
冗談ばかり言っていると、警戒心を強めてしまう可能性があるので、注意が必要です。

不思議な人と円滑に関係を築くには、冗談ばかりではなく、きちんと筋の通った自分の意見が必要です。

診断：冗談を流せずに、本気で傷ついたり、感心してしまうｙｅｓ／ｎｏ

不思議な人には共通して、思い立ったことを実際に行動に移せる、アクティブな一面があります。

自分が決めた目標地点にたどり着くのに必要な事であれば、普段纏っているミステリアスなオーラを脱ぎ捨て、貪欲に動きます。

しかし、好きな事に夢中になると、それよりも優先順位が高いタスクがあっても、それを後回しにして熱中してしまう事があります。

不思議な人の作業が滞ることで周囲に影響が出そうな場合は、声を掛けたり、一緒に作業してみるとよいでしょう。

診断：突飛な事でも思い立ったら行動に移したくてたまらない時があるｙｅｓ／ｎｏ

不思議な人の、その特徴的なセンスは、笑いのツボにまで及びます。

例えば、周りの人間が驚いたり、残念に思うようなことでも、不思議な人にとっては、笑いの種になり得るのです。

そこで距離をとってしまう人が多いですが、多くの人が共通してマイナス感情を抱くような話題を、笑い話に変えられる感性を持ち合わせているのはとても素敵な事です。

不思議な人に、思い切って悩み事を話してみると、笑い話に変えてくれること間違いなしです。話していくうちに、その感性が身についてくるでしょう。

嫌な事を、自動的に笑い話に変える処理能力は、強力な武器と言えます。ぜひ身につけたい能力です。

診断：周囲の人間が笑っていない場面や真剣な話をしている場面で笑ってしまう事があるｙｅｓ／ｎｏ

自分が不思議な人であることを自覚している人と、そうでない人がいます。それによっても変わりますが、「変わってるね」と言った時の反応は、それぞれで全く異なります。

【喜ぶタイプ】
自分の世界が、他とは違うものとして確立されていることが判り、嬉しい。

【嫌な気持ちになるタイプ】
「変わってるね」イコール「常識がない」と言われているように感じる。

このように二極化されてしまうため、「変わってるね」「不思議ちゃん」等、人とは違うことをほのめかすような言葉は、あまり伝えない方がよいでしょう。

しかし、不思議な人には特別な魅力を感じてしまうのも確かです。
そういうときには、「そういうところが好き」と、ストレートに伝えましょう。

診断：「変わってる」「不思議」という言葉に過敏に反応してしまうｙｅｓ／ｎｏ

不思議な人には自然と人が引き寄せられることが多いです。その秘訣とは。

テレビ番組を見ていると、「この続きはCMの後で！」という言葉をよく耳にします。

これは、ツァイガルニック効果と呼ばれるものを利用して、視聴者の「続きが気になる」という心理を掻き立て、番組に引き付けるための文句です。

これが、不思議な人がモテると言われている所以なのです。

不思議な人の特徴的な言葉から、「次はどんな言葉が出てくるんだろう」「どう思うのだろう」と、予測できないレスポンスに中毒性があるのです。

ここで重要なのが、ただ、「人と違う」だけでは人を惹き付けることはできないという事です。確固たる自分の世界観や、軸が成立していてこそ、そこに魅力が生まれるのです。
 

しかし、そのミステリアスなオーラは、ただのきっかけに過ぎないのです。
重要なのは、ただ人と共通する特徴が少ないだけでは、恋に落とすには足りない、ということです。

街中で、顔の整った人を見かけても、そのたびに恋に落ちるなんてことはありません。
それと同じように、少し特徴的で、不思議な人だからといって、恋に落とせるわけではないのです。

初めのうちは、ミステリアスに惹かれて近づいてくれるでしょう。
しかし、もっとあなたの事を知りたいと思って本質に触れたとき、あまりにも薄っぺらい世界観だと、「雰囲気だけか…」とがっかりされてしまいます。

ミステリアスなオーラで引き寄せた後、完全にホールドするためには、その人にしかない魅力が必要不可欠です。
それが、「自分だけの世界観」または「価値観」や「ものの見方」です。

人に無理に合わせることなく構築してきたそれらには、唯一無二の輝きがあります。そこで、ようやく心に響かせることが出来るのです。

「モテたい！」と言う理由で不思議な人を目指すのはお勧めしません。
まずは、絶対に譲れないこだわりを見つけましょう。そのこだわりを突き詰めていくことで、自然と、周囲とは一線を画した魅力が生まれるのです。

不思議な人に対する声を集めてみました。

「修学旅行で、夕方になってから別人になった。班の子たちがはしゃいでるときは静かなのに何もないようなときに笑っていた」（18歳／女性）

「理不尽な理由で先生に怒られた時、正論で先生を撃退してくれた」（18歳／女性）

「クラスＬＩＮＥに入ってくれなくて連絡が面倒だった。個人でも友達承認してくれなかった」（19歳／男性）

「なぜか客にうけていた」（38歳／男性・接客業）


このように、賛否両論ありますが、やはり良いイメージを抱いている人は多くありません。

診断結果に５つ以上ｙｅｓがあった方は、周囲に不思議な人認定されている可能性が高いです。

しかし、診断結果で悩む必要はありません。また、学校や職場で、「変わってる」「不思議ちゃん」と言われ、複雑な感情を抱いている方も、悩まなくて良いのです。

周囲の人間に染まらず、自分の世界をきちんと確立できているあなたは立派です。それを恥ずかしく思う必要はありません。

不思議な人ではないという診断結果が出た方にも、きちんと魅力的な個性があることを、周囲の人は知っています。

いかがでしょうか。不思議な人に対するイメージが、少しでも変わっていたら、幸いです。話の通じない相手だ、と決めつけてかからずに、まずは挨拶をしてみましょう。仲良くなるには果てしない道のりを越えなければなりません。

しかし、不思議、というのは、「分からない」「理解しがたい」という事です。不思議な人でも、たくさん話して少しずつ知っていけば、不思議ではなくなります。

異常に見えていた言動も、意味があったりなかったりですが、思っていたよりも、地に足の着いた、しっかりした人だという印象を受けることも多いです。

しかし、仲良くなるために無理に共通点を探す必要はありません。ミステリアスな世界観も、「そういう考え方も面白いかも」と、軽く受け止めれば良いのです。

そうして、徐々に距離が縮まるにつれて、「不思議な人」から、「こだわりの強い人」という認識に変わる日も訪れるでしょう。

不思議な人も、そうではない人も、絶対に譲れない、自分のこだわりを見つけましょう。
そこからあなたの世界は豊かになっていきます。そこで、魅力が生まれるのです。