男尊女卑の意味とは?男尊女卑だと感じる瞬間9選!

男尊女卑の意味をご存知でしょうか。また、無意識に男尊女卑をしていないでしょうか。男尊女卑は男性がナチュラルに行ってしまうこともあります。そうならないように今回は男尊女卑の意味や歴史・男尊女卑だと感じる瞬間を紹介していきたいと思います。

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目次

  1. 1男尊女卑と感じる時ってある?
  2. 2「男尊女卑」の意味とは?
  3. 3男尊女卑の考えはいつからあるの?
  4. 4男尊女卑と感じる瞬間9選
  5. 5男尊女卑されやすい女性のタイプ
  6. 6男尊女卑をしない男性の意識
  7. 7男尊女卑の社会を変えて平等な世界へ

男尊女卑と感じる時ってある?

皆さんは男尊女卑と感じる時は、ありますでしょうか。

また、男尊女卑の意味を正しく理解していますでしょうか。今回は、男尊女卑の意味や日本の男尊女卑の歴史、男尊女卑だと感じる瞬間や男尊女卑されやすい女性のタイプ、男尊女卑をしない男性の意識などを紹介していきたいと思います。

「男尊女卑」の意味とは?

「男尊女卑」の意味とは、男性を重視して優先し、女性を軽くみて男性に従うものとすることや、また、そのような考え方や風習についてが「男尊女卑」の意味です。

「男尊女卑」の意味とは、女性を劣ったものとしてみる女性蔑視の意味合いも含まれています。男尊女卑は単体でも差別的な意味を持つ考え方ですが、さらにそこから派生して別の差別を発生させてしまう可能性もあります。

男尊女卑の考えはいつからあるの?

男尊女卑の考えとはいつから歴史があるのでしょうか。日本の男尊女卑の歴史や世界の男尊女卑の歴史についてご存知でしょうか。今回は、日本の男尊女卑の歴史や男尊女卑となった理由について紹介していきたいと思います。

日本の男尊女卑の歴史

日本における男尊女卑の歴史は、日本でいう昭和の、理想とされる父親像の時点で、すでに男尊女卑という考え方が生まれていました。なので、日本ではそれよりもさらに昔の歴史から男尊女卑は始まったことになります。

日本で男尊女卑の考え方が生まれ始めたのは、歴史を遡り、江戸時代頃であると言われています。 江戸時代は、幕府が日本を統治していて、武士に大きな権力がありました。日本では武士という身分は家柄などによって決まる身分制度の一つでした。

ですが、女性が武家の家系に生まれても女性は武士になることは叶わず、生まれた時点で男性よりも地位が劣っており、これが日本での男尊女卑の歴史の始まりの理由であったと言われています。

男尊女卑となった理由

次に日本の歴史ではなく男尊女卑の世界的な始まりの歴史をみていきましょう。ヨーロッパは土地が痩せていて貧しく、ヨーロッパの中東のほうは、厳しい気候であり、女性が一人で生きていくのは困難です。

過酷な環境で生き抜くためには、農業や遊牧をするにしても肉体的な強さがないといけません。男性に比べて、力や体力の劣る女性を男性に劣る存在としてそれを理由に男性の保護下に置いたと言います。それが男尊女卑の考え方に繋がった理由だと言われています。

日本でも世界でも男尊女卑の始まりの歴史は似たようなもので、男性からは女性は劣る存在として見られています。ですが、昔は今ほど女性が男性ほど活躍できる場は少なく、どうしても力や体格などが重要視されてしまっていたので仕方ないのでしょう。

ですが、その男尊女卑が今も残っており、尚も女性を男性より劣る存在としてみているのには疑問を感じてしまいます。昔は仕方がありませんでしたが、今はそんなことはないはずです。

もしこの記事を読んでいる方で男尊女卑の考えを持っている方は今一度自分の考えを見つめ直してみてください。自分自身の考えを昔の考え方に縛られずにゆっくりと考えてみましょう。

男尊女卑と感じる瞬間9選

皆さんは男尊女卑と感じる瞬間はありますでしょうか。もしかしたら無意識に男尊女卑を見逃してしまっているかもしれません。今回はそんな男尊女卑と感じる瞬間を9つほど紹介していきたいと思います。

無自覚に下に見られる

無自覚に下に見られるという覚えはないでしょうか。男性は無意識に女性を下だと見ていてそれが言動に現れる瞬間があります。たとえば、男性が女性を褒める際に「女性なのに」という前置きを入れて褒めてくる場合があります。

これは、理由としては、男性よりも女性のほうが劣っていると、自分のほうが優れていると本音が見え隠れしています。そして、男性が女性をけなす発言をするときにも同じように「女のクセに」という態度が体や言動に現れることが多いです。

しかも、それは世間一般的に珍しくないことであり、長い間続いている男尊女卑の風潮として残っている理由でありとても厄介です。これが男尊女卑の考えであり男尊女卑と感じる瞬間の一つ目です。

家庭のことは全て女性がやるべきという風潮

家庭のことは全て女性がやるべきという風潮が存在します。家のことや子どものことなどは女性のほうが優先してやるのが当たり前だと思われがちですが、仕事をしてキャリアを積んで行きたいという女性も少なくないです。

ですが、どちらか片方が家庭のことを見なければならない状況になると、ほとんどの場合で女性のほうが我慢を強いられてしまう状況が作られてしまいます。

それだけでなく、子どものことなどで理由があり、仕事を休もうとすると男性の上司などから嫌味を言われたり、新しく仕事を始めようと面接を受ければ、偏見から嫌なレッテルを張られるなどもあります。

そして最も厄介なこととは、自身のパートナーもそういった男尊女卑を理解していないことが多いということです。

女性は家で子どもの世話や家庭のことをやっていて当然という風潮で、女性が仕事をしやすい環境の整備が進んで行ってるといっても、まだまだ男尊女卑は無くならず、男尊女卑の社会であると言えます。これが男尊女卑と感じる瞬間の二つ目です。

雑用をさせられる

同じ役職で同じ内容の仕事をしていても男性よりも女性のほうが雑用を多くさせられるというのがあります。

来客に対するお茶出しなど、男性か女性の一方が仕事を中断して行わなければならないという状況の場合、女性が高確率で来客に対するお茶出しなどを行うことになります。

これは上司のセクハラじみた理由や男性側のこれは男性の仕事じゃない、女性の仕事だ、という男尊女卑の考え方によって生まれています。これが男尊女卑と感じる瞬間の三つ目です。

先に何かをすると不機嫌になる

今の時代では、ほとんど見ませんが。女性が先に何かをすると不機嫌になる男性がいます。例えば女性が男性よりも先に車から降りたり、女性が男性より先に食事を済ませてしまうなどするとなぜか不機嫌になってしまう男性もいます。

酷い男性になると表情や態度に出すだけでなく、言葉に出してくる男性もいます。これが繰り返されることにより女性のほうの意識も変わってしまい、より男尊女卑の社会が進んでしまう理由になっていきます。これが男尊女卑と感じる瞬間の四つ目です。

料理に文句をつけてくる

日本では、一般的には料理作りの担当は女性が主流です。女性が作った料理に対して、文句をつけてくる男性がいます。女性が時間や労力を費やして作った料理に文句を言えるというのは男尊女卑の意識を持っているとしか思えません。

もしその男性がその女性よりも料理が上手でしたら話は変わってきますが、料理をしたこともなければ、できもしないのに文句をつけてくるのは完全に女性を下に見ていると思っていいです。

理由や主張があり、一見当たり前のように思っていて見落としがちなことですが、これは明らかに男尊女卑の考えの表れだと言えます。これが男尊女卑と感じる瞬間の五つ目です。

女性の活躍を喜べない

政治や経済などの場面で、より多くの女性が活躍できるような社会にしようと社会全体が後押ししていこうという姿勢が見えます。

ですが、テレビなどで女性が取り上げられているとそれをいい顔をせずにみて、しまいにはその女性を貶すような発言をする男性がいます。これの理由は心のどこかに男尊女卑の思想があるからです。

性別など関係なく素晴らしいことをした人には素直に賞賛の言葉をかけてあげるべきなのに女性に対してだけそれができないというのは男尊女卑をしていることに他ならないのでしょう。これが男尊女卑と感じる瞬間の六つ目です。

運転に文句を言う

前を走る車をダメだしする際に乗っている人が女性だった場合、やっぱり女が運転してるよ、などという男性がいますが、これも男尊女卑です。女性は運転が苦手という決めつけは完全にいいがかりです。男性にも女性にも運転が苦手な人はいます。

男性自身もそれを理解しているはずですが、こういう発言がでてきてしまうのは、男尊女卑の意識があるからだと言えます。これが男尊女卑と感じる瞬間の七つ目です。

男は良くて女の浮気は許されない

男性は自分たち男側の浮気は許されるべきと思っています。ですが、女性の浮気は許されるべきではないとも思っています。これも男性は良くて女性は駄目という考え方なので男尊女卑の意識が感じられます。

もし相手が浮気をしてきた場合は男性だからや女性だから、をなくして浮気についてだけを攻める姿勢で行きましょう。これが男尊女卑と感じる瞬間の八つ目です。

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過剰な反応をする

大して重くない物などを持つ際に、持とうとしてくれる男性がいますが、それも男尊女卑だと思われる可能性があります。女性からすると男性に、女性はどうせ何もできないだろと思われていると思ってしまいます。

男性側はもしそういう声掛けをする場合は、もし大変だったらなどの前置きをしてからいうと誤解を生まないで済むはずです。これが男尊女卑と感じる瞬間の九つ目です。

男尊女卑されやすい女性のタイプ

男尊女卑されやすい女性のタイプとは一体どんな女性でしょう。あなたは大丈夫でしょうか。今一度チェックしてみてください。というわけで今回は、男尊女卑されやすい女性のタイプを紹介していきたいと思います。

罪悪感を感じやすいタイプの女性

一つ目は、罪悪感を感じやすいタイプです。問題のある男性と付き合った際に、自分にも悪い部分があると思ってしまい別れるなどの決断にいたらず周りからみると常に男尊女卑をされているような状況に陥ってしまっている場合が存在します。

問題のある男性は、この罪悪感を巧みに利用して罪悪感を感じやすいタイプの女性を支配しようとしてきます。もし心当たりのある方は自分の行動や言動を客観的に見て、自分自身で解決できない場合は友人などの力を積極的に借りてみましょう。

そうすることで今の状況を打開できるはずです。それでも罪悪感を感じてしまうかもしれませんが、気にしないで大丈夫です。もし罪悪感を感じてしまうなら友人たちに支えてもらいましょう。あなたは一人ではありません。

期待に応えようとするタイプの女性

二つ目は、期待に応えようとするタイプです。期待に応えようとするタイプは、問題のある男性の要望や期待を完璧に叶えようとします。

期待に応えようとするタイプは、自分の欲望をあまり持つことができずその問題のある男性の要望や期待に応えることを自分の生きる意味としてしまいます。

なので相手がどうであれ、自分から男尊女卑の形を作るような状況になってしまっています。もし心あたりがある場合は、今一度自分を見つめ直してみましょう。

自己評価が低いタイプ

三つ目は、自己評価が低いタイプです。自己評価が低いタイプは、どんなに真面目で努力家で周りからの評価が高くても自分のことをたいしたことない人間だと思う意識があり自分に自信を持てません。

なので自己評価が低いタイプは、相手に捨てられないようにと、問題のある男性からの理不尽な扱いも自分が悪いと思って耐えようとしていまい、男尊女卑の形になってしまいます。

もし自分が当てはまると思った、またはほかの人からそう言われたなどの場合は、一度気持ちを強く持って理不尽な扱いに立ち向かってみると良いと思います。

男尊女卑をしない男性の意識

男尊女卑をしない男性は一体どういった意識で毎日を生きているのでしょうか。今回はそんな男尊女卑をしない男性の意識について紹介していきたいと思います。

気にしていない

男尊女卑をしない男性の意識の一つ目は、気にしていないです。男性の中には特に男尊女卑の意味など気にせずに生きて、男性も女性も平等だと思っているからこそ男尊女卑が起きないという男性もいます。

人々に感謝をする

男尊女卑をしない男性の意識の二つ目は、全ての人に感謝を忘れないです。全ての人に感謝を忘れないそんな男性は、男性にも女性にも敬意を忘れず振る舞い、全ての人々からの与えられた行動に感謝をします。

なので、女性がやって当たり前などというお門違いなことは思わないので、男尊女卑には繋がりません。

成果に値する報酬を

成果に値する報酬をという考えの男性は、男性か女性か、ではなくその人がやったことを見ています。なので女性だからと見下すようなことはせず平等に人を見れていると言えるでしょう。なので男尊女卑には繋がりません。

男尊女卑の社会を変えて平等な世界へ

今回は男尊女卑の意味や男尊女卑だと感じる瞬間について紹介していきました。男尊女卑は日常に潜んでおり、それを感じる瞬間というのは以外にも多いことが分かったでしょう。女性はそうならないように、男性はそうしないように日々を生きていきましょう。

女性が活躍できるように様々な場所で後押ししていこうとする姿勢が見えます。自分たちも日常的に小さなところから変えていこうとすることで男尊女卑の社会を変えて平等な世界が訪れるのも近いのかもしれません。

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