フードファイター小林尊の現在！逮捕された？大食いで活躍した人の今

皆さんは「小林尊」さんをご存知でしょうか。かつて、TVチャンピオンの大食い王決定戦などで活躍をし、「フードファイター」の名で世間で有名となりました。

日本では「大食い」ブームが収束し、小林尊さんをテレビで見る機会が減っていきましたが、実は小林尊さんは過去にはある事件がきっかけとなり、アメリカで逮捕されたこともあるのです。

そんな小林尊さんの知られていない波乱万丈の人生と、現在について見ていきましょう。

今年で40歳となる小林尊さん。実は「小林尊」という名前は芸名でもあり、実名でもあるのです。小林尊さんは長野県出身で、身長173cm、体重58kg。現在はフリーのフードファイターとして、海外でも活躍をされています。

では、小林尊さんは、どのようにして人々に知られ、「最強のフードファイター」として、人気となったのでしょうか。

小林尊さんの現在までの経歴について見ていきましょう。

小林尊さんは、まず2000年に「TVチャンピオン全国大食い選手権」に出演し、最強の胃袋を持つ選手として、一躍有名となりました。

かつて、日本では大食い選手権が人気となりました。現在は人気は少し低下してしまったのですが、大食いタレントさんなどがテレビで活躍している姿が見受けられます。

小林尊さんが「最強」と言われている理由は、やはり小林尊さんの残した記録が世間の人々に衝撃を与えたからです。

「TVチャンピオン大食い選手権」では、カレー13杯を10分以内にすんなりと完食。また、にぎり寿司も４０貫を１分以内に完食するなど、大食い選手として、素晴らしい活躍をしました。

普通の人にとって、寿司40貫は回転寿司で20皿。一般の男性の回転寿司で食べる寿司の平均数は11-13皿、つまり22-26貫です。

このように食べるスピード・脅威の胃袋を持ち合わせている小林尊さんはTVの出演とともにすぐに人気となりました。

また、小林尊さんの活躍は日本だけではありません。小林尊さんは毎年アメリカの独立記念日、7月4日に開催されている「国際ホットドック早食い選手権」に出場した経験があり、2001年から6年連続で優勝し、「The Tsunami（ザ・）ツナミ」というニックネームで親しまれています。

「国際ホットドック早食い選手権」では、10分間で69本のホットドックを完食するという記録を保持しています。世界でも最強のフードファイターとして活躍していることが分かります。

実は、アメリカでは日本とは少し異なっていて、大食い（フードファイター）はスポーツの１つとしてとても人気があるのです。

小林尊さんはアメリカのテレビチャンネル、FOXスポーツネットで「スポーツ界でもっとも恐れられている選手10人」の1人として選出されました。また、小林尊さんの他には、元プロボクサーでありコメディアンのマイク・タイソンも選出されています。

また、2004年にはニューズウィーク日本版の「世界が尊敬する日本人100人」に選出されました。他の選出された日本人の中には、Softbankの社長・孫正義、ゴジラの名称で知られる野球選手・松井秀喜、伝説の野球選手・イチローがいます。

そして、2009年にはCNNにより、「アジアの偉大なスポーツ・ヒーロー」に選出されました。ブルース・リー、王貞治らも同じく選出されています。

今はグローバルに活躍をしている小林尊さんですが、実は小林尊さんはギネス世界記録の保持者なのです。

イタリアのギネス世界記録番組「Lo Show Dei Record」に日本人のフードファイターとして出演し、イタリア人のフードファイターと、「3分間に食べれるハンバーガーの最大量」に挑戦しました。

細身な体格である小林尊さんの姿をみた観客は、小林尊の勝利を期待していませんでしたが、小林尊さんの実力は正真正銘の本物でした。

挑戦が始まると、観客を虜にするような速さでハンバーガーを食べ進め、3分間で12個ものハンバーガーを食べて勝利、ギネス世界記録保持者となりました。

実は、小林尊さんは、アメリカで過去に逮捕されたことがあります。小林尊さんが逮捕されたということはあまり日本では知られませんでした。

こちらの動画は、小林尊さんが逮捕された瞬間です。小林尊さんの現在の奧さんであるマギーさんの反論が大きな声で聞こえてきます。

なぜ、小林尊さんは逮捕されたのか。その真相について詳しく見ていきましょう。

小林尊さんは、「ネイサンズ国際ホットドッグ早食い選手権」での優勝がきっかけで、アメリカでも広く知られることになったのですが、「ネイサンズ国際ホットドッグ早食い選手権」で優勝を重ねるにつれ、運営元の大手ホットドック・チェーン店であるネイサンズから直接契約のオファーを受けることになりました。

その契約の内容として、小林尊さんに400万円を支払う代わりに、他の大会への出場をしないことや、メディアへの露出制限など、小林尊さんに対して不利益を被るものばかりでした。

小林尊さんはこの契約書に腹を立てて契約を拒否。ネイサンズは小林尊さんが契約しないことを知ると、小林尊さんの大会への出場を認めませんでした。

小林尊さんは観客として大会を観戦していたのですが、試合終了後に強引に舞台に上がろうとしたため、警察官に取り押さえられて、逮捕されました。

逮捕後は、無事に釈放されたものの、小林尊さんはこの逮捕の騒動があった2010年は、「ネイサンズ国際ホットドッグ早食い選手権」に出場できなかったため、小林尊さんの連覇記録はストップしてしまいました。

小林尊さんは、フードファイターとして成長するために、筋肉トレーニングも欠かさずに行っていました。

アメリカではほとんどの大食い選手権は10－20分間。アメリカで「最強の胃袋」になるためには、早食いと大食いの二つのスキルを磨く必要がありました。短時間の大食い選手権では、素早く食事をするために筋肉が必要となります。

小林尊さんのファンからは「最強の肉体」と呼ばれていたのですが、現在の小林尊さんの肉体はどのようになっているでしょうか。また、気になるトレーニング法も見ていきましょう。

アメリカでフードファイターはスポーツの一種のため、シーズンオフの期間があります。その間に小林尊さんは短期間で肉体改造を行いました。

フードファイターとして必要な筋肉は、咀嚼力や、胃の耐久力(胃袋の容量)、食べるスピードなどがあります。

日本人の小林尊さんはアメリカ人に比べると比較的細身であったことから、胃の筋肉トレーニングを中心とした肉体改造を行いました。

また、水をたくさん飲んで胃の容量を増やすトレーニングも行っていて、試合の前には必ず水を飲んで胃の容量を拡張させていました。

同時に、体の基礎代謝量を上げるための筋肉トレーニングも行い、短期間で見事肉体改造に成功しました。

「最強の身体」を手にした小林尊さんですが、トレーニング時に歯を食いしばることなどによって、顎関節症を発症してしまい、一時期のボディビルダーのような体型から、現在は普通の身体に戻っています。

普通の体型に戻ったあとも、筋肉トレーニングは行っていたため、アメリカのファッション誌では、モデルとして取り上げられたこともあります。

最強のフードファイター小林尊さんの挑戦は、グローバルな挑戦だけではありません。2018年正月特番では人類を代表して、百獣の王であるライオンのレオン君と早食い対決を行いました。

その結果は、どちらが勝利したのでしょうか。

2018年放送の正月特番「ニッポンよ!セカイを倒せ!フジヤマ～日本のNo.1vs世界のNo.1～」において小林尊さんは、百獣の王ライオンのレオン君と、10分間400ｇのステーキ大食い対決を行いました。

男性の平均ステーキ摂取量が300ｇ、ライオンの一食の食事量が4-5kgであることから明らかに小林尊さんが不利であることが分かります。

気になる勝者は、小林尊さんでした。ライオンのレオン君は12皿、小林尊さんは17皿を完食し、見事に勝利を飾りました。

小林尊さんは10分間で約7kgのステーキを完食したことになり、視聴者は驚きに包まれました。

実は、小林尊さんが戦った動物はライオンだけではありません。小林尊さんの対戦相手は人類だけではなく、動物たちも対象に含まれています。

どんな動物たちと戦ったのか。また勝利はどちらが手にしたのかについて見ていきましょう。

小林尊さんは、クマとも以前に対決していました。今回の対決内容は「ソーセージ早食い選手権」。

対決の結果は、クマの圧勝でした。敗因として、クマが飢えるほどお腹をすかせていたことが挙げられていますが、やはり人間はクマに勝つことはできないことが証明されました。

そして、小林尊さんは以前に、ハムスターとも早食い対決を行っていました。対決の内容は「ホットドッグ早食い対決」。ハムスターはハムスター用のホットドックで小林尊さんに挑みました。

結果はハムスターの勝利。体型が全く異なることから、ネット上では判断がつけにくいとの声も上がりましたが、謙虚である小林尊さんはハムスターの勝利をお祝いしました。

現在は、グローバルに活動を続けている小林尊さんですが、気になるのは小林尊さんの奧さんや、現在はどこで暮らしているのか。

小林尊さんの現在の生活について見ていきましょう。

小林尊さんのプライベートでは、アメリカ人の女性の方と結婚なさっていることが知られています。奧さんは一般女性の為、詳しい情報は公開されていません。日本のバラエティ番組では、土屋アンナさんに似ているとして紹介もされていました。

小林尊さんのInstagramにも奧さんとの写真が頻繁にアップされていることから、夫婦仲睦まじい様子が見受けられます。

フードファイターとしてアメリカでは日本よりも高い知名度を誇っている小林尊さん。

現在は小林尊さんはアメリカ・ニューヨークに在住しており、家賃35万円のセレブ暮らしが報道されています。日本の有名なアスリートの方も小林尊さんのご自宅に遊びに行ったことがあるそうです。

小林尊さんのInstagramからは、豪華な生活の一部を垣間見ることも出来ます。

最強の胃袋を持つ男、小林尊さんですが、現在はどこで、何のお仕事をされているのでしょうか。

そんな小林尊さんの現在について見ていきましょう。

40歳になってもなお、小林尊さんの活躍は止まりません。現在はアメリカを拠点とし、活動をしているのですが、今もなお、最強の胃袋を持っています。

2018年にアメリカで開催されたリンゴ・バンディト・タコス・チャレンジ(タコス早食い選手権)では優勝しており、8連覇を成し遂げています。

また、カナダで開催されたパイ・イーティング・コンテスト(ピザ早食い選手権)でも2010年から2016年まで6連覇を成し遂げています。

アメリカでは、フードファイターはスポーツの1種として多くの人に愛されており、収入についてもスポーツ選手の収入と変わらないと言われています。

小林尊さんは多くの大食い選手権において最高記録保持者でありますし、アメリカの大会でも何度も優勝をしています。
 

小林尊さんのアメリカでの知名度は非常に高く、最強のフードファイターとして認知されていることから、年収は軽く1000万を超し、現在までに、すでに数億円を稼いでいることが推測されています。

また、小林尊さんはフリーのフードファイターとして活動していることから、才能をグローバルに発揮し、自ら素晴らしいキャリアを築き上げたことが分かります。

いかがだったでしょうか。日本のみならず海外でも大活躍を遂げた小林尊さん。活躍の裏には、フードファイターとしての不断の努力がありました。

また、アメリカでの逮捕騒動など、人生は一本道ではなかったものの、現在は素晴らしいキャリアを築き上げ、また愛する家族と共に生活を送っています。

この先もストイックな小林尊さんの活躍はとどまることがないでしょう。