ひねくれ者の心理や特徴!ひねくれてる・ひねくれた人の性格とは?
あまり関りたくないという性格に、ひねくれ者の性格があります。ひねくれ者の性格である人とはどうして関わり合いたくないと感じるのでしょうか。今回はひねくれ者の心理や特徴を紹介します。どうしてもひねくれ者と付き合わなくてはいけないときの付き合い方もまとめます。
目次
ひねくれ者とは?
人とコミュニケーションをとっていく上で困ってしまうのが、ひねくれ者ではないでしょうか。ひねくれ者というのは、悪い意味で使わることが多い言葉になります。
今回はひねくれ者の心理や特徴、ひねくれている人やひねくれた人の性格なども紹介させていただきます。
ひねくれ者のことを知るためにも、まずはひねくれ者やひねくれているという言葉の意味から理解をしていきましょう。
ひねくれ者の意味
ひねくれ者とはどんな言葉の意味になるのでしょうか。ひねくれ者は漢字で書くと捻くれ者となります。ひねくれ者とはひねくれ+者と分けることができる言葉です。者とは人という意味があります。
ひねくれ者というのは、素直ではない性格の人や、性格が歪んでしまっている人という意味があるようです。
植物がくねくねとしているような状態をひねくれている、ひねくれたと表現することもあるようです。
ひねくれているを使った例文
ひねくれ者とは素直ではないや歪んでしまっているという意味があるようですが、ひねくれているという言葉を使った言葉には、どんな言葉があるのでしょうか。ひねくれているという言葉を使った例文をみていきましょう。
ひねくれているを使った例文①ひねくれたものの言い方をする
ひねくれているという言葉を使った例文には、「ひねくれたものの言い方をする」というものがあります。
ひねくれたものの言い方というのは、素直ではないものの言い方や、歪んだ考え方をした言い方という意味になるようです。
ひねくれているを使った例文②ひねくれた幹の植物だ
ひねくれたという言葉は人だけではなく、植物や物などにも使うことができる言葉です。「ひねくれた幹の植物だ」というのは、幹がくねくねとしている植物を意味しています。
ひねくれたという言葉には、素直ではないという意味や歪んでいるという意味だけではなく、真っすぐではない状態の意味にも使うことができる言葉になるようです。
ひねくれ者の心理
ひねくれ者というのは、素直ではない人や歪んでいる人という意味があります。言葉の意味だけでも面倒くさい人であることはわかりますが、ひねくれ者の心理とはどんな心理なのでしょうか。
素直になれない
ひねくれ者の心理には、素直になることができないという心理があります。素直ではない人という意味があるひねくれ者は、素直になれない心理でもあるのです。
素直ではないので、自分の気持ちを相手に素直に伝えることもとても苦手であるとうい特徴もあります。
ひねくれ者が素直になれない心理には、プライドが高い性格であったり、自分のことなどかまってもらえないという心理が影響していることがあるようです。
否定的である
どんなことでも否定的であるというのも、ひねくれ者の心理になります。とりあえず否定することから物事を考えるところがあるというのは、ひねくれ者の心理的な特徴になります。
否定的な心理の特徴を持っていることで、関係する人に対しても否定的であるという特徴があります。人の良い点ではなく悪い点から探してしまうのは、何に関しても否定的な性格が影響しているようです。
自分は違うと思っている
ひねくれ者は自分は周りの人とは違うと思っているという心理があります。良い意味でも悪い意味でも、自分は特別なのだという心理を持っているのが、ひねくれ者の特徴と言えます。
良い意味で特別だと思っているひねくれ者は、もっと自分の能力は高いと自分のことを過大評価しているところがあります。悪い意味で特別だと感じている人は、自分のことを過小評価している場合があるようです。
ひねくれ者の特徴
ひねくれている人の心理とは、性格などにも通じるものがあるようです。それではひねくれている人である、ひねくれ者の特徴にはどんな性格や言動の特徴があるのでしょうか。ひねくれた性格やひねくれた言動をチェックしてみましょう。
協調性がない
ひねくれ者の特徴には、協調性がないという特徴があります。ひねくれてる人と診断された人というのは、周りの人と足並みをそろえることが苦手な人でもあります。
自分は特別だと思っていることで、誰かと協力して物事を進めるようなことはしないというタイプであったり、みんなが完成したと思っていることでも、納得がいかないからと始めからやり始めるようなタイプです。
協調性がないということから、ひねくれた人だという評価をされてしまうこともあるようです。
人を振り回してしまう
人を振り回してしまうというのも、ひねくれ者の特徴になります。ひねくれ者は素直な性格ではありません。そのため人によっては、素直ではない様子がわがままに感じてしまうということもあるようです。
例えば何か食べたいものがあるかと聞いても、ひねくれ者は素直に自分の食べたいものを言うことができません。ラーメンやカレー、焼肉などを提案してもなかなかひねくれ者は食べたいものを言わずに、ただ「気分じゃない」というようなことを言うのです。
人を見下している
ひねくれ者の中には、人を見下しているという人もいます。自分は良い意味で特別な人間だと感じているようなひねくれ者の場合、周りの人のことを理由もなく見下している場合があります。
ひねくれ者よりも立場が低い人や、ひねくれ者よりも仕事での経験が浅い人に対しては、見下したような態度をとってしまうという特徴もあるようです。
本音はわからない
ひねくれ者の特徴には、本音がわからないという特徴もあります。ひねくれ者というのは、素直な性格ではありません。そして自分の気持ちは簡単には周りの人にはバレないようにするという特徴もあるのです。
ひねくれ者とは、本音を言うことも素直になることもないので、何を考えているのかわからないという特徴もあります。
ひねくれ者であっても人を褒めることがありますが、その褒め言葉が本音なのか社交辞令なのかはわからないという特徴もあるようです。
感謝の言葉がない
ありがとうなどの感謝の言葉がないというのも、ひねくれ者の特徴になります。ひねくれ者とは、素直ではないという性格です。素直ではないので、ありがとうと素直に言うことができないという場合があります。
またひねくれ者の中には、人のことを見下しているタイプもいます。人のことを見下しているタイプのひねくれ者は、そもそも人に感謝をするという考え方がないという場合もあるようです。
ひねくれてる・ひねくれた人の性格とは?
ひねくれ者の特徴をみてみると、やはり扱いにくい面倒くさい特徴であることがわかります。それではそんな面倒くさい人である、ひねくれてる人とはどんな性格をしているのでしょうか。素直ではないという性格以外の特徴もあるのでしょうか。
プライドが高い
ひねくれてる人の性格とは、プライドが高い性格であるという特徴があります。ひねくれてる人の中には、自分はとても特別な人間で、今はその能力が出しきれていないだけだと感じている人も多いと言われています。
能力はそれほどでもないけれど、プライドばかり高い性格であるがゆえに、ひねくれてる人だといって周りの人から敬遠されてしまうことも少なくないようです。
自己評価が低い
ひねくれてる人と診断された人の中には、プライドが高いのではなく逆に自己評価が低いという性格のひねくれてる人もいるようです。
自己評価が低いことでひねくれてる人というのは、考え方がネガティブで、どうせ自分なんかと思ってしまうタイプの性格になります。
どうせ自分なんかが何をいっても聞いてもらえないという気持ちから自分の本音を言わなかったり、周りの人の言葉に素直になることができずにいるのです。
人の幸せを喜べない
人の幸せや人の成功を喜ぶことができないという性格をしているのも、ひねくれてる人の特徴になります。
ひねくれてる人は自分が幸せになることに関しては貪欲ですが、自分以外の誰かが幸せになることは好きではありません。どうしてその幸せが自分に回ってこなかったのかと、神様を恨むようなタイプの性格なのです。
人の幸せを喜ぶことはできませんが、その人の前では社交辞令でお祝いと嫌味を述べることはできるというのも、ひねくれてる人の特徴になります。
人とは違っている自分が好き
ひねくれてる人の性格の特徴には、人とは違っている自分が好きであるという特徴もあります。ひねくれてる人というのは、「特別」や「限定」「あなただけ」という言葉に弱いのです。
こんな仕事のやり方はみたことがない、こんなファッションはみたことがない、こんなレアなものはなかなか見ることができないと言われることが、とても大好きであるという性格なのです。
ひねくれてる人というのは、自分のことを特別だと思いたいのです。自分のことを特別だと思うために、限定品や希少価値のある商品を好むという特徴があります。
匿名では強気
直接誰かに何かの意見を言うということが苦手なひねくれた人ですが、匿名で意見を言うというのは得意だという特徴もあります。
ひねくれ者は立場が上の相手など、自分の立場が危うくなりそうな人や、自分よりも強い性格の人に対しては強い態度で出ることができません。
しかしSNSや匿名のアンケートなど、自分の実名を出して意見を言わなくてもいいという場面になると、突然強くな発言をするという特徴があるようです。
ひねくれ者になる原因
ひねくれ者の特徴や、ひねくれてる人の性格を紹介させていただきましたが、そもそもひねくれ者になる原因とは何なのでしょうか。周りの人にも迷惑をかけることにもなる、ひねくれ者になる原因を紹介させていただきます。
人のことを信じていない
ひねくれ者だと診断されてしまう原因には、人のことを信じることができないということが原因になっています。
ひねくれ者が人のことを信じることができないのは、もともとの性格である場合と、信頼していた誰かに裏切られたトラウマによるものとがあるようです。
もともと人を信じることができない性格の人もいますが、裏切られたトラウマで人を信じることができない人は、自分以外には味方がいないと感じていることも原因となっているようです。
甘えることが苦手
甘えることが苦手であることが原因で、ひねくれ者だと言われるようになってしまうこともあります。
子供の頃から甘えるのが苦手であったり、厳しい家庭環境だったために誰かに甘えるということをしてこなかった場合、人に上手に甘えることができずに、素直ではないひねくれ者になってしまうということもあるようです。
甘えることが苦手なひねくれ者は、家族や恋人にも甘えることが苦手であるという特徴もあるようです。
人の目を気にしすぎる
ひねくれ者だと診断されてしまう人の中には、人の目を気にしすぎることで、ひねくれ者になってしまったという場合もあるようです。
周りの人から優秀だと思われたい、仕事ができると思われたい、特別だと思われたいという気持ちが強くなりすぎてしまうことが原因で、ひねくれ者になってしまうのです。
イメージや理想が高くなりすぎてしまってひねくれ者になってしまった人は、挫折をしてしまうとなかなか立ち直ることができないという特徴もあるようです。
ひねくれ者の仕事での傾向
困ったちゃんと言われる種類の人間になるひねくれ者ですが、ひねくれ者は仕事ではどんな迷惑な行動をしてしまうのでしょうか。ひねくれ者だと診断された人がしてしまう、仕事での傾向を紹介させていただきます。
経営者に向いている?
ひねくれ者の仕事での傾向は、実は経営者向きの性格だと言われています。ひねくれ者というのは、周りの人と同じような行動や考え方を嫌うという特徴があります。
周りの人と違うことをしようとする行動力は、経営者に向いていると言われることが多いようです。ただし経営者になるためには、他の従業員を教育できるような、ひねくれ者ではない優秀な右腕も必要になりそうです。
ひねくれ者だけで会社を経営していこうと思っても、他のスタッフはついては来ないというのもひねくれ者の仕事での傾向になります。
上司になると嫌われやすい
上司になると嫌われてしまうことが多いのは、ひねくれ者の仕事での傾向でもあります。ひねくれ者の上司というのは、考えただけでも面倒くさい存在になりそうです。
ひねくれている上司になるので、仕事の指示なども的確ではないことが多いのです。人の成功を喜ぶことができない性格をしているので、自分よりも部下が仕事ができると思われるのをとても嫌います。
仕事を教えるどころか、むしろ仕事の足を引っ張ってくるようなタイプになるのが、ひねくれ者の上司になりそうです。
部下になると扱いにくい
ひねくれ者の上司も嫌ですが、ひねくれ者の部下というのも仕事では扱いにくい存在になりそうです。ひねくれ者の部下は、何を考えているのかわからないことで苦労をしてしまうことが多いでしょう。
仕事の説明をしているときには、メモを取りながら真剣に話を聞いているのに、いざ仕事を任せてみたら全然できないということもあるかもしれません。
ひねくれ者の部下は経験や知識がないくせにプライドだけは高く、わからないことを聞くことができないという場合もあるのです。
ひねくれ者との上手な付き合い方
プライベートだけではなく、仕事仲間の間にもいるひねくれ者ですが、どんな人とでも円滑なコミュニケーションを取りたいと考える人もいるかもしれません。困ったちゃんであるひねくれ者との上手な付き合い方とは、どういう付き合い方になるのでしょうか。
リアクションを楽しむ余裕を持つ
ひねくれ者だとあなたが診断した人とも、上手にコミュニケーションを取る付き合い方がしたいというときには、あなたが心に余裕を持つということが大切になりそうです。
ひねくれ者のリアクションにイチイチいらいらするのではなく、素直ではないリアクションを「また素直じゃない態度をとって」と楽しむくらいの心の余裕が必要になりそうです。
ひねくれ者がどうしてそんなリアクションをとってしまうのか、考えるくらいの余裕を持つことで、上手な付き合い方ができるかもしれません。
意見を肯定してあげるようにする
ひねくれ者というのは、基本的にどんな場面でも嫌味なことを言います。本音ではないかもしれませんが、どうしてそんな言い方しかできないのだろうというような言い方をするのが、ひねくれた人なのです。
そんなひねくれ者とも上手に付き合っていくためには、ひねくれ者の意見を否定するのではなく、一旦は肯定をしてあげるようにすることも大切です。
そういう考えもあるけれど、こうは考えられないだろうかと提案をする形でひねくれ者の意見を修正していけるようにすることが大切です。
浅い関係を保つ
ひねくれ者と付き合うというのは、とてもストレスを感じる作業になります。深く関わらなくてもいい関係なのであれば、そのまま浅い関係を保つというのも、人間関係をスムーズにする1つの方法になります。
否定的なことを言われても反論することなく聞き流すようにしたり、嫌味を言われても言い返すようなことをしなければ、ひねくれ者のほうから距離を保ってくれるようになるでしょう。
ひねくれてる・ひねくれた性格を直す方法
ひねくれ者というのは嫌われてしまいやすい存在です。あなたがひねくれ者だという診断をされてしまったときには、できればその性格を直す努力をしたほうがいいでしょう。性格を直すというのは、とても努力が必要なことです。
ひねくれている性格を直すためには、どんな努力をする必要があるのでしょうか。ひねくれた性格を直す方法をみていきましょう。
意地を張らないようにする
ひねくれ者という診断をされてしまった人がひねくれた性格を直す方法には、意地を張らないようにするということが大切です。
自分が正しいと思ったことに、ムキになりすぎないようにするということです。何かの理由や理論があって、自分の考えが正しいと思っているときには、どうしてそう思っているのか、周りの人にもわかりやすく説明できるように努力をすることも大切です。
まずはあなたがどうしてそう考えるのか、思っているのかを、包み隠さず話す努力をしていくことから始めてみましょう。
ありがとうと言ってみる
性格を直すということは大変ですが、口癖を変えるというのは簡単なことかもしれません。感謝の気持ちを言うことが苦手だという人であれば、ありがとうという言葉を言うようにしてみることも大切です。
ひねくれ者は感謝の言葉を言わないという特徴があります。しかし心の中では感謝しているという人もいます。
心の中で思うだけではなく、声にだして相手に伝えられるようにすることも大切です。どんな些細な事でも嬉しいとかありがたいと感じたときには「ありがとう」と言ってみましょう。
ありのままの自分を好きになる
ひねくれ者がひねくれてしまった理由には、誰も自分のことなど愛してくれていないという過小評価が原因になっていることがあります。
そんな過小評価をしてしまう自分も含めて、好きになる努力をしてみることも大切です。誰かに好きになってもらうためには、まずは自分が自分を好きになる必要があります。
自分が自分を好きになることで、自分のアピールポイントを見つけることができるようにもなっていくはずです。
あなたはひねくれてる人?診断してみよう!
あなたの周りにはひねくれ者の特徴に当てはまる人はいたでしょうか。もしかしたら自分がひねくれ者かもしれない、そんな不安な気持ちになった人は、早速ひねくれている人かどうか診断してみてください。
ここではあなたがひねくれ者かどうかわかる、簡単なチェック診断を紹介させていただきます。
ひねくれてる人診断
□自分で素直ではないと思う。
□心の中では感謝しても言葉で伝えられない。
□本音は言わないようにしている。
□人の成功はなくなればいいと思う。
□褒められると、裏があるのではないかと思う。
□彼氏や彼女にも甘えるのが苦手だ。
□自分は個性的だと思う。
□レアな物や限定品に弱い。
□「でも」や「そうかな?」が口癖である。
□SNSではニックネームにしている。
診断結果
【0から3チェックの診断 普通の人です】
チェックが0から3つだったという人は、ごくごく普通の人になります。人は誰しもちょっとだけひねくれているところがあるものです。
【4から6チェックの診断 素直ではない人です】
チェックが4から6つだったという人は、ひねくれているわけではありませんが、素直ではない人になるようです。
【7から9チェックの診断 ひねくれ者です】
チェックが7から9つだったという人は、ひねくれ者だと周りの人から思われている可能性があります。周りの人のことも考えて行動をしましょう。
【10チェックの診断 嫌われるタイプかも?】
チェックが10つだったあなたは、周りの人からすでに距離をおかれているかもしれません。ひねくれ者の性格は、努力すれば直すことができるものです。ぜひ直す方法を試してみてください。
ひねくれ者というのは嫌われることが多い
今回はひねくれ者の心理や特徴、ひねくれてる・ひねくれた人の性格について紹介させていただきました。ひねくれ者というのは、かわいい性格とはとても言えないようです。仕事仲間であっても、友達であっても嫌われてしまうことが多いようです。
しかし自分がひねくれ者かもしれないと分かったときには、その性格は直すことができるものでもあります。またひねくれ者の友達や仲間がいても、付き合い方を理解していれば、あなたに害を与えることなく付き合うこともできるかもしれません。
ひねくれ者のことをしっかりと理解をして、上手にコミュニケーションをとっていきましょう。