安田純平は現在死んでいる?嫁や本名などの最新情報!【シリア拘束】

シリアに拘束され、死んだ・安田は本名ではないなど様々な憶測がされるフリージャーナリストの安田純平。ここでは、そんな安田純平の現在の安否や日本政府がもたらした最新情報・妻であるMyuについて、安田純平の本名など判明した最新情報を紹介しています。

安田純平は現在死んでいる?嫁や本名などの最新情報!【シリア拘束】のイメージ

目次

  1. 1安田純平とは?
  2. 2安田純平は今現在どこにいる?
  3. 3安田純平は死んでいるのか?
  4. 4安田純平の安否についての調査は?
  5. 5安田純平に対する自己責任論
  6. 6様々な憶測がなされる安田純平に関する最新情報とは

安田純平とは?

2015年6月に、シリア軍に拘束されたとして画像が公開され、その名が世に知れ渡った安田純平ですが、安田純平とはどのような人物なのでしょうか?安田純平について経歴などを紹介していきます。

安田純平がフリーのジャーナリストになるまで

安田純平は埼玉県入間市に生まれ、一橋大学社会学部を卒業後、1997年に信濃毎日新聞に入社しました。信濃毎日新聞に入社から5年が経過した頃に長期の休暇をとってアフガニスタンを取材しに行くなど、ジャーナリストとして精力的に活動していました。

アフガニスタンに取材に訪れた2002年4月には信濃新聞の文化部に移動しましたが、12月には再び休暇を取得してイラクに取材に向かっています。このイラク戦争で行われた「人の盾作戦」の画像は世界に反響を与えました。

このイラクでの取材がきっかけとなり、翌年1月には新聞社を退社して安田純平は世界の戦争地の近況をもっと世間に知らしめたいと願い、フリーのジャーナリストとなりました。

安田純平の拘束回数は世界2位の多さ

安田純平はフリージャーナリストになってからしばらくイラクに滞在し、ナジャフ県・バグダード・サマークなどを取材していましたが、シリアに拘束される以前のイラク滞在中にも、イラク警察や軍により度々拘束されていました。

ジャーナリストとして各国に拘束された記録によると、安田純平の拘束回数が世界で2位と言われている程の回数となっています。

拘束の目的は米軍からの攻撃を抑止するためとされていましたが、米軍に対して効果を発揮しなかったため、イラク軍からは開放されました。

フリージャーナリストになってからシリアに拘束されるまで

その2年後にはスマトラ島沖地震の被災地であるアチェ州やヨルダン・シリア・イラクを度々訪れ、取材を繰り返していました。

これ以外にも、内戦のために取材が困難とされたイラクを取材するために、イラク軍の関連基地で料理人をするなどして入国のチャンスを狙うなど、ジャーナリストとして貪欲に活動を行っていきました。

安田純平がシリアに拘束されたとの声明が発表される

フリージャーナリストになってから、世界各国を取材して回っていた安田純平でしたが、2015年6月にシリア人のブローカーとともにシリアのイドリブ島に密入国し、6月21日のツイートを最後に消息が不明となりました。

同年12月22日に「シリア軍の武装勢力に拘束されている」との声明が出され、国境なき記者団がシリアに拘束されていることが、世間の知るところとなりました。しかし、この声明は後に「確認が不十分だった」として国境なき記者団から撤回されています。

安田純平はまだシリアに拘束されている?

「確認不足」として声明が取り消されましたが、翌年3月16日には安田純平と見られる人物が拘束されている姿が映された映像が発見されました。

「3月16日現在の今も拘束されているのでは?」と再び世間から安田純平という人物とともに、拘束されるフリージャーナリストたちに注目が集まることとなりました。

同年5月29日には「助けてください。これが最後のチャンスです。」と書かれた紙を持った安田純平の画像が公開され、2018年2月時点でも安田純平の今現在の消息は不明となっています。

日本政府も最新情報の収集に尽力を注いでいますが、いまだ人質解放の糸口は見つかっていませんでした。

安田純平の本名は「安田」でない可能性も

安田純平がシリアに拘束された頃から、安田純平について様々な憶測が飛び交っていました。その内のひとつが、「安田純平の本名は「安田」でなないのではないか?」というものです。

というのも、安田純平に関する情報として公開された画像に、安田純平のパスポートが公開されていましたが、その画像の苗字にモザイクがかけられていたために「本名は安田ではない」との憶測が出たのです。

ただ、モザイクがかけられていたのが苗字の部分のみで、名前は公開されていたことから「「純平」は本名で間違いないだろう」との憶測も同時に飛び交っているようです。

安田純平は日本人ではない?安田純平の国籍は?

先ほど紹介した通り、公開された「安田純平の本名が安田ではないのでは?」と言う憶測から、安田純平の国籍にもとある憶測がなされています。それは「安田純平は在日挑戦人や在日韓国人ではないか?」との憶測です。

今のところ、これらの憶測を肯定する事実は出ていませんので、あくまでも憶測の域を出ませんが、安田純平の苗字が本名でない場合、安田純平の両親の苗字もまた本名ではない可能性が浮上します。

ただし、安田純平がジャーナリストであったことから在日韓国人や在日朝鮮人ではなく、ただジャーナリストとしてのペンネームであった可能性も大いにありえます。

どちらにせよ、メディアによって伏せられた苗字は、安田純平が本名でない可能性を示唆しています。

実は既婚者だった!安田純平の妻

安田純平は、シリアに拘束される6年前の2009年にヒーリングシンガーとして活動しているMyuと結婚していました。

2015年のシリア拘束の一報が騒がれた当時には、安田純平の妻として「夫・安田純平が無事帰国するまでは、絶対に涙は流しません。」とコメントし、話題になりました。

また、妻として「危険地報道を考えるジャーナリストの会」に参加し、安田純平をはじめとするジャーナリストの救出活動を政府に嘆願するなど、安田純平のために活動をしています。

シリアに拘束されてから数年が経過した今現在でも、妻としてこの運動に力を注いでいます。

安田純平の両親

安田純平の両親としてメディアに露出しているのは、父・安田英昭、母・安田幸子です。2004年にイラク軍から開放された際、写真が公開されていました。

イラク軍から開放された画像から安田純平本人だと認めたのは母である安田幸子でした。

当時、「無事に開放されて嬉しい」とは両親からのコメントです。父・安田英昭、母・安田幸子の間に安田純平以外の子供はおらず、両親は今でも安田純平の解放を願い、妻であるMyuとともに日本政府に働きかけています。

妻との出会いや子供は?

安田純平が妻・Myuと出会ったのは2009年でした。きっかけはジャーナリスト繋がりとされており、同年には結婚に至りました。

安田純平と妻・Myuの間には子供はいません。妻・Myuは現在もヒーリングシンガーとして活動をしている傍ら、今でも夫・安田純平の安否を気にかけています。

妻・Myuの経歴

安田純平の妻・Myuは1998年に開催されたヴォーカルクイーンコンサートで優勝し、2000年に上京して2001年には尾崎亜美の25周年ライブに登場しています。2002年には尾崎亜美のプロデュースによりCDデビューを果たしました。

その後は徐々にメディアへの露出も増えていきましたが、2004年に契約していたレコード会社との契約が切れたのと同時に、尾崎亜美のプロデュースからも卒業しています。

その2年後には他アーティストとのレコーディングに参加し、その3年後に安田純平と出会い、結婚に至りました。

現在は、安田純平の両親とともにジャーナリストの会に参加し、シリアに拘束された安田純平の解放に注力する傍ら、ヒーリングシンガーを始め、MCや女優などの仕事をこなしています。Myuの本名は公開されていません。

安田純平は今現在どこにいる?

安田純平がシリアに拘束されたとされる日から既に3年もの月日が流れました。安田純平はまだシリアにいるのでしょうか?安田純平の現在の居場所について紹介していきます。

シリアに拘束された安田純平の今

2015年6月21日のツイートを最後に消息不明となっている安田純平ですが、シリアに拘束されたとされる2016年5月から2018年6月に至る今現在まで、消息はいまだ不明となっています。

一部では、画像が公開される前に死んだのでは?などの噂も流れていたほどです。

シリアに拘束され、最後に発表された声明の後、開放されたと言う発表はありません。声明が発表されてから現在に至るまでシリアに拘束されている可能性も考えられますが、これも確かな情報とは言いきれません。

日本政府からは、「2017年9月22日時点で生存が確認された」と公開されて以来進展がありません。

安田純平の安否が分かる最新情報

シリアに拘束されてから3年の月日が流れた今、シリアとの交渉を担当している常岡浩介によってもたらされた最新情報は「安田純平に関する情報は入手できなかった」とするものでした。

ただ、2017年「9月22日現在での生存情報あり」と、常岡から最新情報が公開されていることから、現在も安田純平の開放についてシリア軍と交渉を行っているのは間違いないようです。

しかし、「開放の鍵となるトルコへの働きかけが見られない」として中央公私である水谷尚子は苦言を呈しています。

このことからも、安田純平の安否確認や捜索があまり精力的でないとの最新情報もあり、両親や妻であるMyuが政府に積極的に働きかけるに至ります。

安田純平は死んでいるのか?

安田純平に関して、最後の画像が公開される前に死んでいるのではないか?と言う憶測があります。果たして安田純平はすでに死んでいるのか、その真相について紹介していきます。

安田純平は最後の画像公開前には死んだと言う説

安田純平が死んだとする情報は早い段階だと、「最後の画像が公開される前にはすでに殺されているのでは?」とする憶測がなされています。

しかし、安田純平が死んだと判断するにはまだ早いとの説もあります。それは、安田純平を拘束したとされているISの人質の扱いが関係しています。

安田純平が死んだと判断するのはまだ早い?

安田純平を拘束したISは人質は殺さず、また身代金などを受け取らなくても開放している事実があります。それにてらうと安田純平が死んだと判断するのはまだ早いと言えるのです。

ただ、3年が経過する今日に至っても発見されたと言う報道もなければ、安否に関しても進展が無く「死んだ」とささやかれるのも無理はないのでしょう。

安田純平の安否についての調査は?

現在も行方不明・安否不明とされ、死んだとも言われている安田純平の調査はどうなっているのでしょうか?安田純平に関する最新情報とともに紹介していきます。

安田純平の安否調査についての最新情報

安田純平に関する最新情報は2017年に政府から発表のあった生存確認が最後となっています。引き続き調査と交渉を行っていく方針であると政府から発表されています。

しかし、2018年6月現在に至るまで、この発表以降の最新情報はもたらされていません。生存が確認された今、開放に向けて交渉中の可能性が高いと言えます。

安田純平の家族からは「忘れないで」との声も

安田純平がシリアに拘束されたとされる2016年6月から1年10ヶ月後に家族からは「忘れないでほしい」との声が上がっているように、今現在でも安田純平の安否についての最新情報はもたらされていません。

さらに、2018年4月には両親や妻・Myuが活動しているジャーナリストの会を通じてアメリカ政府がアメリカ人ジャーナリストを救出した例を挙げて、日本政府に働きかけています。

安田純平に対する自己責任論

安田純平に限らず、危険地にて活動しているジャーナリストに対して投げかけられた非難とも取れる解釈です。果たしてフリージャーナリストの活動における、危険地への訪問は自己責任なのでしょうか?

ジャーナリストの自己責任論を流したのは小池百合子環境相とも

この自己責任論の裏側には、安田純平のシリア拘束がきっかけではありませんが、2004年にイラクで安田純平を含む3人が拘束された際に小池百合子当時環境相の発言が端を発しています。

小池百合子当時環境相が「危ないと言われている地に行くのは自己責任」と言いきったのを発端に閣僚たちがジャーナリストの現地取材における、現地軍拘束は「自己責任である」と言う考えを流し始めました。

そのために、国民の間ではジャーナリストが現地で拘束されるのは自己責任であり、それに国税を費やすのは遺憾とする意見が出るようになってしまいました。

安田純平のシリア拘束でも同じように、現地に赴いた安田純平本人が悪いと言う意見も飛びかっています。

本当に「ジャーナリストが危険地に赴くのは自己責任」でいいのか?

政府が流してしまったジャーナリストが危険地に踏み入ることが自己責任によるものと言う認識は、SNSなどのメディアを通じて、世間一般に広く広まっていきましたが、一部の人から非難の声も上がっています。

安田純平と同じジャーナリストである高世仁は「政治家が決して口にしてはいけないことを言い、自己責任を国民に浸透させた」として、国民1人を救うのに国税を使うことを渋る考えを国民に植えつけたことを非難しています。

また、映画監督の綿井健陽は救命士に例えて、人1人の命を救うことの大切さを解いています。テロリストには屈しないと言う政府の宣言も納得ですが、果たして人1人の命と引き換えにしてもいいと言うのでしょうか?

様々な憶測がなされる安田純平に関する最新情報とは

シリアに拘束・画像が公開されてから既に2年もの月日が流れてしまいました。シリアに拘束されてから一躍時の人となり、「安田は本名ではない」「画像が公開される前には死んだ」など様々な憶測がなされた安田純平。

しかし、安田純平を拘束したと見られるISは人質を殺さず開放する場合がほとんどなので、死んだと推察するにはまだ早いと言えるでしょう。

今現在もシリアに拘束されていると考えるのが妥当と言えますが、日本政府からはいまだ最新情報がもたらされてません。

これでは「死んだ」と言う説もあながち憶測ではないのかもしれません。ジャーナリストの危険ち訪問は自己責任と言われる日本ですが、まだ死んだとする確証がないのであれば、最新情報の収集に尽力してもらい、無事に開放される日はくるのでしょうか?

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