安藤玉恵はフィリピンとのハーフ?結婚して旦那や子供がいる?
日本のドラマや映画界には、劇団出身の名バイプレーヤーが活躍しています。安藤玉恵さんもその一人です。ハーフだとの噂が出る程の魅力と個性的な演技は、これからも日本のドラマ、映画界になくてはならない存在です。安藤玉恵さんの実家のとんかつ屋も紹介します。
目次
名作は名バイプレーヤーによって作られる
名作には必ず名バイプレーヤーが存在しています。どんなに華やかで二枚目や美人の主役がいても、しっかりした演技力があり、派手ではなくても存在感のある名バイプレーヤーがいてこそ、その作品には深みが生まれ、印象深い作品となるのです。
日本には、男女を問わず名バイプレーヤーと呼ばれる名優が大勢いて、ドラマや映画で活躍しています。名バイプレーヤーと呼ばれる役者には、若い頃に劇団で活躍し、研鑽を積んだという経歴の人達が多いようです。
今回取り上げる安藤玉恵さんも、そんな名バイプレーヤーの一人です。安藤玉恵さんの経歴や私生活を垣間見ながら、今後の安藤玉恵さんの活躍に期待を込めつつ応援していきたいと思います。
安藤玉恵さんとは?
安藤玉恵さんは、東京都荒川区で生まれ育ちました。外交官に憧れていた安藤玉恵さんは、上智大学に進学しましたが、夏休みに違和感が高じて中退し、改めて早稲田大学に入学します。そこで「早稲田大学演劇倶楽部」に入り、芝居と出会うことになりました。
早稲田大学演劇倶楽部に入ったのは、クラスの男子学生から「今日は女性が足りないから来てみない?」と誘われたことがきっかけだったそうです。しかし、そこですっかり演劇の魅力にとりつかれた安藤玉恵さんは、どんどん演劇の深みにはまっていったようです。
では、安藤玉恵さんがどのような人なのかを知るために、まずはプロフィールを確認しましょう。
安藤玉恵さんのプロフィール
本名 | 谷野玉恵 (旧姓:安藤) |
生年月日 | 1976年08月08日 |
現在の年齢(2018年現在) | 42歳 |
出身地 | 東京都荒川区 |
血液型 | O型 |
活動内容 | 女優 |
所属グループ | ー |
所属事務所 | マッシュ |
安藤玉恵さんの経歴
では、安藤玉恵さんの女優としての経歴を振り返ってみましょう。
劇団「ポツドール」の看板女優として活躍
大学を卒業した後、安藤玉恵さんは劇団「ポツドール」に所属します。劇団「ポツドール」は小劇場の劇団で、1996年に早稲田大学演劇倶楽部の10期生だった三浦大輔氏が、同倶楽部のメンバーを中心に結成した劇団です。
旗揚げは、三浦大輔氏の作・演出の「ブサイク 〜劣等感を抱きしめて!〜」でした。安藤玉恵さんは、この劇団で看板女優として活躍していました。
2003年「ヴァイブレータ」で映画デビュー
劇団「ポツドール」の舞台に立っていた安藤玉恵さんを観た映画監督の廣木隆一氏が安藤玉恵さんに声をかけ、安藤玉恵さんは2003年に映画「ヴァイブレータ」に出演して本格的な映画デビューを果たしました。
2004年に演劇大賞最優秀女優賞を受賞
2004年の劇団「ポツドール」の公演「激情」が、日本インターネット演劇大賞の最優秀演劇公演賞を受賞し、安藤玉恵さんも同じく最優秀女優賞を受賞しました。
そして、安藤玉恵さんは2007年8月に、同劇団を退団しました。
2013年に高崎映画祭最優秀助演女優賞を受賞
その後も安藤玉恵さんは、「余命1ヶ月の花嫁」(2009)、「松ヶ根乱射事件」(2006)、「ぐるりのこと。」(2008)など、次々と数多くの映画に出演していきます。
そして、「夢売るふたり」(2012)で、第27回高崎映画祭最優秀助演女優賞を受賞しました。
安藤玉恵さんの主な出演作
それでは、安藤玉恵さんが出演した主なドラマ、映画、舞台等の作品についてみていきましょう。
安藤玉恵さん出演のドラマ
まずは、安藤玉恵さんが出演したテレビドラマを3作品ご紹介します。どのドラマも、名バイプレーヤーとしての安藤玉恵さんの個性が活かされていて、味わい深く面白い作品に仕上がっています。
「深夜食堂」
「深夜食堂」は、ビッグコミックオリジナルに連載されていた同盟の漫画をドラマ化したものです。2009年10月期に放送されて人気が出、2011年10月期に続編が、2014年10月期に第3部が放送され、2015年1月には劇場版も公開されました。
新宿・花園神社界隈の路地裏にある、小林薫氏が演じるマスターが一人で深夜に営業しているので深夜食堂と呼ばれている小さな飯屋を舞台に繰り広げられる、マスターと客たちの交流を描いたドラマです。
安藤玉恵さんは、お店の常連で、新宿ニューアートの看板ストリッパーであるマリリン松嶋を演じ、第9-10話、第19-20話、第26話、第30話、第32話に登場しました。
特に、第26話は福島で暮らしているマリリンの母エリ(柴田理恵)がマリリンを訪ねて東京へやって来るエピソードで、これまでに多くの男性と関係を持ってきた母とそれを嫌がる娘マリリンの、ちょっと切なくて人情味溢れる話しがとても評判になりました。
今回もいい話だったなぁ〜|ロールキャベツにちょっと絡めた、母娘のぎこちないながらも、ほろっとくる話。柴田理恵と安藤玉恵の渋いけどいい演技が光る>深夜食堂 3 第6話「ロールキャベツ」 http://t.co/HIjhiQrYPb #ガラポンTV
— Kiyoshi (@Kiyoshileo) November 29, 2014
「あまちゃん」
「あまちゃん」は、2013年度上半期にNHKで放送された、連続テレビ小説の第88シリーズのドラマです。宮藤官九郎氏の脚本によるオリジナルドラマで、劇団出身の個性的な役者陣が脇をしっかりと固めた、とても面白いと評判のドラマでした。
三陸海岸沿いにある架空の町、北三陸市を舞台に、東京の女子高生アキ(のん:当時、能年玲奈)が母の故郷で祖母の跡を継いで海女になり、地元のアイドルとなっていく物語です。
安藤玉恵さんは、北三陸市の観光協会で働く職員の栗原しおりを演じました。栗原ちゃんと呼ばれて一見普通の人なのですが、職場に誰もいないと思い込んで、頭の中の音楽に合わせて一人で踊りまくったりするような面白いキャラクターでした。
【NHK人x物x録 #安藤玉恵 『連続テレビ小説 あまちゃん』】最初に『あまちゃん』出演のお話をいただいたときはビックリしました。宮藤官九郎さんの脚本だというウワサがあったので、「何としても出たい」とは思っていましたが、私と……続きは https://t.co/NCigA4EsbK #NHK人物録 #朝ドラ pic.twitter.com/xByAAw9hvr
— NHKアーカイブス (@nhk_archives) August 20, 2018
「悦っちゃん~昭和駄目パパ物語~」
獅子文六氏初の新聞連載小説「悦っちゃん」が原作のドラマで、2017年7月〜9月にNHK総合テレビの土曜時代ドラマ枠で放送されました。
昭和10年の銀座を舞台にしたラブコメディを21世紀版にアレンジし、昭和モダニズムに溢れていつつもおしゃれなドラマに仕上げられたドラマ作品です。
安藤玉恵さんは、スイートレコードの春奴という、ウグイス芸者と呼ばれた歌手の役を演じました。三味線一本で東京音頭を歌い上げるシーンがあり、かなり練習したそうです。
【NHK人x物x録 #安藤玉恵 『悦ちゃん』】私が演じた春奴は原作にない役だったので自由にやらせてもらえました。ウグイス芸者と呼ばれた歌手の役で、登場シーンが東京音頭を三味線一本で歌い上げるお芝居。クランクインの2か月ほど前から週に……続きは https://t.co/6yqR4fZbIN #NHK人物録 pic.twitter.com/AuWej6LLjV
— NHKアーカイブス (@nhk_archives) August 22, 2018
安藤玉恵さん出演の映画
次に、安藤玉恵さんが出演した映画を4作品ご紹介します。こちらも、安藤玉恵さんの名バイプレーヤー振りが活かされた面白い作品です。
「ヴァイブレータ」
赤坂真理氏の同名小説の映画化作品です。頭の中に声が氾濫して悩まされ、不眠や過食(食べては吐き)を繰り返していたアルコール依存症のルポライター(寺島しのぶ)が、長距離トラックの運転手と行きずりの関係となり、しばらく一緒に旅をして自分を取り戻していく話しです。
本作品は、安藤玉恵さんの本格的な映画デビュー作となりました。
「松ヶ根乱射事件」
2006年に公開された、山下敦弘監督の6作目の映画作品です。1990年台前半の田舎町を舞台にした映画ですが、実在の事件とは関係のない、フィクションです。双子の弟、光太郎(新井浩文)は田舎町の警察官です。
仮死状態だったひき逃げ被害者の女が検死中に生き返ります。実はひき逃げ犯は双子の兄、光(山中崇)で、生き返った被害者と町で出くわしてしまい... という話しです。
安藤玉恵さんは、国吉春子という床屋の若い娘の役を演じました。
映画【松ヶ根乱射事件】(2007年)、三浦友和が「台風クラブ」の時の駄目教師役とダブる駄目親父キャラ。この演技が良かったです。妻子がある、やる気なしのオッサン。床屋の若い娘を孕ませてしまう。それが #あまちゃん の栗原ちゃんこと安藤玉恵。トロい役。
— ヘルベルト•フォン•スダヤン (@suda_yan) July 21, 2013
「探偵はBARにいる」
東直己氏の推理小説「ススキノ探偵シリーズ」を原作とした映画で、1作目は2011年に、2作目は2013年に、3作目は2017年に公開されました。
ススキノのバー、「ケラーオオハタ」に入り浸っている主役の探偵<俺>(大泉洋)とその助手高田が事件に巻き込まれながら真相に迫っていくというハードボイルド作品です。
安藤玉恵さんは、<俺>が通う喫茶「モンデ」の露出の多い看板娘、峰子役を演じて、全作に出演しています。
探偵はBARにいる名物?の謎のセクシー喫茶店員。この映画に限らず安藤玉恵さんは出てくるシーン全てをかっさらっていきますねwほんと好きな女優さんです。 #探偵はBARにいる3 pic.twitter.com/MmvUhE3YKf
— タイマちゃん (@taimaximum) December 1, 2017
「夢売るふたり」
2012年に公開された、西川美和監督の長編映画第4作目の作品です。第37回トロント国際映画祭のスペシャル・プレゼンテーション部門に正式出品されました。
小料理屋「いちざわ」を営む夫婦(松たか子、阿部サダヲ)が調理場の失火から店を失い、店の再建のために夫婦で共謀し、結婚詐欺で女性からお金を騙し取るようになる話しです。安藤玉恵さんは、夫に騙される、男運の悪い風俗嬢の太田紀代の役を演じました。
この作品は、2013年 第27回高崎映画祭で最優秀監督賞(西川美和)、最優秀主演女優賞(松たか子)、最優秀助演女優賞(安藤玉恵)を受賞しました。
『夢売るふたり』を見た。原案脚本監督は西川美和。主演は阿部サダヲ×松たかこ。脇を固める鈴木砂羽や安藤玉恵がまたすばらしい。登場する女性が皆、自分の枠から飛び出す瞬間があって爽快…驚きの展開なのになんともいえぬ余韻が残る。ゾクゾクするシーンが盛り沢山で、見終わりたくない映画だった。
— 足立真穂 (@homahomahoma) October 18, 2012
安藤玉恵さん出演の舞台
最後に、安藤玉恵さんが出演した舞台作品を3作品、ご紹介します。
「激情」
劇団「ポツドール」の作品です。裏切りがテーマの人間愛憎劇です。田舎のとある一軒家が舞台の、劇団「ポツドール」版北の国からと言われています。初演は2004年で、同年にCX系列の「劇団演技者。」で、テレビドラマ化されました。2007年に再演もされています。
安藤玉恵さんは、主人公の菅原(米村亮太朗)が、農地拡大に失敗して自殺した両親の通夜で知り合い関係を持ってしまう人妻の岩田の役を演じています。
ちなみにあまちゃんにも出てた安藤玉恵は元ポツドールで、自分も学生時代本田劇場で見た『激情』を見たけどものすごい存在感だったのを覚えている。今回は三浦大輔が監督もやるという事でこれは期待大だ!
— くるりるり (@FUCKBOTTOM) January 12, 2014
「アンダーグラウンド」
庭劇団「ペニノ」の2006年の公演です。舞台脇で、ジャズのトリオが時折演奏する中、舞台上で女性の看護士達が獣のような男を手術台に乗せて切開手術を行っています。舞台上には本物の器具が並び、まるでリアルな手術室です。
女達は、時折ひそひそと話す他はほとんど喋らず、黙々と手術が進んでいきます。台詞がないため、観客はすべての役者の様子が気になります。演奏の高鳴りと手術の佳境が重なり、手術台の周りをうろちょろしていた小人役者が男の腹から内臓が釣り上げます。
女達が手術室を出て行った後、小人役者が管のように開いた男の腹に枯葉を敷き詰めていきます。台詞を排除した演劇のポスト・モダニズムとは、小劇場がブームになった、あの時代の芝居と重なっていくかのようです。
「女のみち2012」
「女のみち2012」は、演劇ユニットブス会*の2012年の公演で、2015年にも再演されました。ブス会*とは、劇作家・演出家でテレビの映像ディレクター・脚本家、かつAV監督でもあるペヤンヌマキ氏が舞台作品を上演するために立ち上げたユニットです。
ペヤンヌマキ氏は安藤玉恵さんと同い年で、同じく劇団「ポツドール」の旗揚げに参加しています。そのためか、二人でタッグを組み、2017年にブス会*の新シリーズを立ち上げました。
その流れに繋がる、ブス会*の過去作品の中の一つが本作品です。とあるAV撮影現場の控室を舞台に、様々な事情を抱えた5人のAV女優達の人間模様が描かれています。
ブス会「女のみち」安藤玉恵と内田慈がめちゃくちゃカッコよかった!!というか全員カッコよかった!彼女たちみたいな女優が美しく輝くような日本の映画ってないのかな〜。「mommy」みたいなアラサーアラフォーの演技力のある強い女優が輝く映画もっとあったらいいのになぁ。。
— そばたべたい (@sobatabetai1234) May 23, 2015
安藤玉恵さんはフィリピンとのハーフって本当?
安藤玉恵さんは、童顔で可愛らしい顔立ちをしており、派手なメイクや人工的な美しさとは異なるピュアな顔立ちと健康的な美しさを持っています。そのせいか、巷では安藤玉恵さんはフィリピン人とのハーフではないかという噂もあるようです。
果たして、安藤玉恵さんは本当にフィリピン人とのハーフなのでしょうか。ここからは、安藤玉恵さんのプライベートにも目を向けてみましょう。
安藤玉恵さんの父親も母親も日本人
日本人男性が結婚している外国人の国籍は、1位が中国人、2位がフィリピン人なのだそうです。そして、安藤玉恵さんのピュアで健康的な可愛らしい美しさは、フィリピン人を思わせるところがあるため、ハーフはハーフでも、フィリピン人とのハーフという噂が立ったようです。
しかし、安藤玉恵さんはハーフではありません。東京都荒川区の出身で、日本人のご両親の下に生まれ育ちました。
実は、白人男性にモテるアジア人女性のトップはフィリピン人なのだそうです。つまり、フィリピン人の女性は、白人からも日本人からも魅力的なようです。
フィリピン人とのハーフだと思われていたという事は、それだけ魅力的だということなのでしょう。その魅力故、フィリピン人とのハーフだというイメージが広まったのかもしれません。
もしかすると、フィリピン人とのハーフを思わせる魅力の要素が、安藤玉恵さんの役者としての魅力の一端を担っているのかもしれません
安藤玉恵さんとても好きなのですが、エキゾチックなお顔立ちなのでてっきりハーフなのかしらと思ったら違いましたね(*´Å`*)
— きれいな切手 (@ibaranatsu) June 3, 2017
安藤玉恵さんの実家はとんかつ屋
安藤玉恵さんの実家は、都電荒川線宮ノ前駅から東京女子医科大学東医療センターへ向かう商店街の中程にある、とんかつ屋「どん平(どんべい)」です。昭和25年に安藤玉恵さんのお父さんが創業し、現在は安藤玉恵さんのお兄さんが跡を継いでいるそうです。
安藤玉恵さんは、「身体をはって周りを楽しませる自身の性格は、父親譲りだ」と言っており、お父さんは戦後、とんかつ屋を始めるまでは紙芝居師などをしていたのだそうです。
実はこのどん平、「孤独のグルメ3」の第10話で取り上げられたお店なのです。ドラマの中で、主人公の五郎は、「炎の酒鍋セット」と「とんかつ麦とろミニミニセット定食」を食べていました。
炎の酒鍋セットは、豚しゃぶと具沢山の寄せ鍋のセットで、最初にお店の電気を消してお酒を燃やし、アルコールを飛ばします。吾郎さんはスープの美味しさに唸っていました。そして、やはりどうしてもとんかつが気になった吾郎さんは、続けてとんかつ麦とろミニミニセット定食まで頼んでしまいます。
どん平のとんかつは、豚の角煮をとんかつにしているため、とても柔らかくてとろっとろしたとんかつです。そして、上にはデミグラスソースがかかっていますが、お店のご主人、つまり安藤玉恵さんのお兄さんは、更にとんかつソースをかけることを勧めていました。
これらは、お父さんの代からの名物料理で、安藤玉恵さんのお兄さんが今でも受け継いでいるのだそうです。女性には、とんかつ麦とろミニセット定食がちょうど良い量かもしれません。
安藤玉恵さんは結婚してる?旦那さんは誰?
安藤玉恵さんは、風俗嬢やAV嬢等色気のある役、または、色気とは疎遠なお堅い職業の印象が強いので、あまり結婚されているイメージがありません。ただ、結婚したら、だらしない旦那さんを力強く支える奥さんというイメージも湧いてきます。
さて、安藤玉恵さんは結婚されているのでしょうか。されているのであれば、旦那さんはどなたで、どのような方なのでしょうか。また、子供さんはいるのでしょうか。
いよいよ、現在の安藤玉恵さんの私生活をみていきたいと思います。
安藤玉恵さんの旦那さんはタニノクロウさん
安藤玉恵さんの旦那さんは、庭劇団「ペニノ」を結成した劇作家で演出家、また精神科医でもあるタニノクロウさんです。1976年に富山県の医師の家に生まれたタニノクロウさん(本名:谷野九郎)は、昭和大学医学部に入学した後演劇部に入り、2000年に庭劇団「ペニノ」を結成しました。
旦那さんのタニノクロウさんは、同劇団の脚本、演出をしながら2003年に医師免許を取得し、以後は病院勤務の精神科医と演劇の二足の草鞋を履いて活動を続けています。2016年には、「地獄谷温泉 無明ノ宿」で第60回岸田國士戯曲賞と2016年度北日本新聞芸術選奨を受賞しました。
安藤玉恵さんの旦那さんがタニノクロウさんだということは、コアな演劇ファンには知られているようですが、一般的にはあまり知られておらず、旦那さんがタニノクロウさんだと知って驚いているツイートがたまに見られます。
じぇじぇ! 庭劇団ペニノ主宰のタニノクロウさんって安藤玉恵さんの旦那様だったのか。
— 法水 (@norimizu) October 7, 2013
安藤玉恵さんは、同じ演劇の世界で、自身とは異なる立場で活躍している旦那さんと結婚しました。が、安藤玉恵さんは早稲田大学演劇倶楽部時代、役者だけではなく制作や舞台監督にも携わっていたそうなので、旦那さんとも同じ視点に立つことができそうです。
二人が結婚した時期については、明確な情報がみつかりませんでした。安藤玉恵さんは2003年と2005年に庭劇団「ペニノ」の「Mrs.P.P.overeem」に、2006年に同じく「アンダーグラウンド」に出演していますので、それが旦那さんと結婚したきっかけかもしれません。
旦那さんは、演劇活動を続けながら精神科医としても働くユニークな方ですが、安藤玉恵さんの演劇への情熱と呼応し、相通ずるものがあったのでしょう。旦那さんの岸田國士戯曲賞授賞式にも駆けつけたりと、旦那さんと一緒に幸せな結婚生活を送っているようです。
タニノクロウさん(富山市出身)が第60回岸田國士戯曲賞受賞。受賞式に両親、女優で妻の安藤玉恵さんも駆けつけ。ー 富山の地方紙「北日本」 pic.twitter.com/rN8s5uijUZ
— 上田俊彦 (@jcptou) May 9, 2016
安藤玉恵さんに子供はいる?
安藤玉恵さんは、ツイッターにご自身のアカウントを持っており、よく情報発信をされています。そのツイートに、たまに息子さんの話しが出てきます。子供は、この息子さんお一人のようです。
2015年3月3日のYOMIURI ONLINEのyomiDr.のインタビュー記事で、子供の話をしています。この時点で子供は小学一年生で、一緒に映画を見に行くし、安藤玉恵さんが出演している静かな芝居もちゃんと見ることができると話しています。
まだ小学一年生の子供ですから内容までは理解できていないようですが、舞台で動く電車の仕組みを知りたがったり、宮藤官九郎氏が脚本を書いた歌舞伎の真似をしたがったりと、芝居に興味を持っているようです。
「初心に戻った方がいいよ」と、息子が図書館から借りてきてくれた本。おもしろいし、ありがたい。熟読して、稽古がんばります。 pic.twitter.com/8IvapDQWk1
— 安藤玉恵 (@tamaeando) October 29, 2018
上のツイートは、今年の10月29日に安藤玉恵さんがツイートしたものです。2015年3月で小学一年生だったということは、現在子供さんは小学五年生のはずです。
五年生の子供が母親に「初心に戻ったほうがいいよ」と本を借りてきてくれるなんて、やはり蛙の子は蛙、インテリの子供はインテリということでしょうか。
子供さんも芝居の道に進むかどうかはわかりませんが、将来が楽しみな子供さんです。
安藤玉恵さんはなかなかのナイスバディ?
安藤玉恵さん、実はストリッパーとかAV女優、無駄に露出の多い喫茶の看板娘、風俗嬢等、露出の多い役が多いように感じます。洋服を着ている時にはあまり目立ちませんが、確かに、安藤玉恵さんはなかなかのナイスバディの持ち主のようです。
「あまちゃん」での水着姿が話題に
「あまちゃん」での安藤玉恵さんの役どころは観光協会の職員でしたので、露出の多い役ではありません。しかし、栗原ちゃんは、無理矢理「ミス北鉄コンテスト」にエントリーされ、しかも水着審査があると騙されて、一人だけビキニ姿を披露するシーンを演じました。
ドラマの中の状況的にも実際のビキニ姿にも、共にインパクトがあり、しかも全国的に視聴されているNHKの連続テレビ小説ですから、この水着姿が話題になりました。
しかし、安藤玉恵さんは他のドラマや映画でも、惜しみなくそのナイスバディを公開していますし、濃厚な濡れ場も演じています。安藤玉恵さんは、濡れ場も演じられるし、また濡れ場なしの役も演じられる、まさに名バイプレーヤーなのです。
Yahoo映画に「あまちゃん出演女優」コーナーが。安藤玉恵さん(「あまちゃん」栗原ちゃん役)の記事も!当然メインの子達の記事もあるが、あえて大好きな安藤さんの記事をご紹介w #あまちゃん 「ナイスバディと話題の朝ドラ出演女優 」http://t.co/gpjtAql4Sb
— r i o n (@ri_on0044) August 16, 2013
女優安藤玉恵さんの今後の活躍にも期待
安藤玉恵さんは、見た目は地味な印象ですが、下町生まれで下町育ちの、周りを楽しませようというサービス精神旺盛な名女優だということが分かりました。タニノクロウさんという旦那さんと結婚し、子供さんも一緒に幸せな私生活を送っていることも分かりました。
フィリピンとのハーフという噂もありましたが、それは安藤玉恵さんの持つ魅力が素で広まった噂で、実際にはフィリピンとは関係のないことも分かりました。
そんな安藤玉恵さんは、これからも存在感のある演技で私たちを魅せてくれるに違いありません。安藤玉恵さんのこれまでの生き様を垣間見たことで、今まで以上に安藤玉恵さんを応援し、今後の活躍に期待をしたいと思います。
名バイプレーヤーに注目して楽しむドラマ・映画の楽しさ
ドラマや映画、舞台を鑑賞する時、あなたは何を基準に作品を選ぶでしょうか。原作、脚本、監督、劇場、出演者等々、人により観点は様々でしょう。
今後は、今までの観点に加えて、脇を固めているバイプレーヤーに注目してみてはいかがでしょうか。どんなに上手な役者が主役を演じていたとしても、名バイプレーヤーが出演していないドラマ、映画、舞台は味気のないものです。
原作や監督、主演俳優で作品を選んでいる方は、ぜひそこに、名バイプレーヤーが出演しているかという観点も加えて作品選びをしてみてください。