縁起の良い漢字の名前!名付けに使うといい意味の女の子・男の子の漢字

赤ちゃんが生まれたらどんな名前をつけたいですか?使いたい漢字はもう決まっていますか?呼びやすかったり縁起のいい名前にしたいという思いから、いろいろ考えることと思います。この記事では、縁起のいい漢字など赤ちゃんの名前を決める上で大切なことをまとめてみました。

縁起の良い漢字の名前!名付けに使うといい意味の女の子・男の子の漢字のイメージ

目次

  1. 1赤ちゃんの名前に使う縁起の良い漢字が知りたい!
  2. 2赤ちゃんの名付けをする時のポイント
  3. 3縁起の良いめでたい漢字一文字の名前《男の子編》
  4. 4縁起の良いめでたい漢字一文字の名前《女の子編》
  5. 5素敵ないい意味を持つ漢字二文字の名前《男の子編》
  6. 6素敵ないい意味を持つ漢字一文字の名前《女の子編》
  7. 7最近人気の漢字一文字の名前TOP5
  8. 8赤ちゃんの名前に使ってはいけない縁起の悪い漢字
  9. 9名付けるときは縁起の良し悪しをしっかり把握しよう!

赤ちゃんの名前に使う縁起の良い漢字が知りたい!

赤ちゃんが生まれて名前をつけることになったとき、みなさんはどんな名前を最初に想像しますか?既に「いい意味を持つ漢字を使いたい」「覚えやすい名前をつけたい」など考えている方もいらっしゃると思います。そんな中でも、みなさんがほぼ考慮する点として「縁起のいい漢字を使った名前にしたい」が挙げられると思いますがどうでしょうか?

赤ちゃんの名付けをする時のポイント

名前は一生モノです。そして、親から子への記念すべき初めての贈り物でもあります。あれやこれやと大切に吟味して最高な名前を付けてあげたいものです。ですので、ここからは具体的に赤ちゃんに名前を付けるときのポイントをいくつか項目別に分けてご紹介していこうと思います。

響きや読みやすさを重視する

人の名前は「書く」場面がもちろん多いですが、それよりも圧倒的に「呼ぶ」場面のほうが多いと言われています。声に出して人の名前を呼んだり、あるいは自分の名前を呼ばれます。そんなとき重要視されてくるのが、やはり「響き」です。名前の響きが格好良かったり綺麗だったりすると素敵です。

そして、声に出して名前を呼び合うことを考えた上で、もう一つの名付けポイントがあります。それは名前の「読みやすさ」です。「読みやすい」はそのまま「呼びやすい」にも直結する要素です。

複雑な名前や常用漢字にないものを使う読みにくい名前は、人とコミュニケーションをとる上でも、将来何かと苦労する場面が多いようです。

姓名判断を参考にしてみる

姓名判断は、昔から日本で有名な占いの手法のひとつです。我が子に名付けたい名前の候補が複数あって絞れずにいるとき、姓名判断によって画数のいい名前だったり、縁起のいい名前を占ってみるのもありです。

姓名判断をもう少し詳しく説明します。名字の最後の漢字と下の名前の最初の漢字の組み合わせで総合的な運勢を判断し、姓名全体像から対人運や環境運などの細かい部分を判断するものです。

今や姓名判断によって字画数のいい名前を名付けることも珍しくはありません。字画数がいいということは、縁起のいい名前ということですから、姓名判断を侮らずに参考にしてみてはいかがでしょうか。

季節のイメージから考えてみる

夏に生まれたなら元気で明るい名前に、冬に生まれたなら優しく温かみのある名前になど季節のイメージから名付けることもまたいいアイデアであるとされます。

また、その季節ごとに咲く花や植物の漢字を名前の一部に使うことも多いようです。女の子であれば「穂」「桜」「楓」「実」などその数は様々にあります。

縁起の良いめでたい漢字一文字の名前《男の子編》

まずは、縁起のいいめでたい一文字の漢字を使うさまざまな男の子の名前から紹介していきます。いい意味の漢字をぜひ使っていきましょう。

樹(いつき)

「樹」とは「樹木」や「樹海」など「立派な木」を意味する一文字の漢字です。地にしっかり足をつけて踏ん張ることのできるたくましさなどのいい意味があります。このことから、「立派にすくすくと成長してほしい」「努力ができる芯の通った大人になってほしい」といった願いを込める例があります。

また、季節からのイメージで名前を考えた場合は、春や夏など草木が生い茂るような晴れやかな季節に生まれたお子さんにもピッタリな縁起のいい一文字の漢字でしょう。

慶(けい)

「慶」という漢字は「めでたい」「よろこび」など幸せに溢れる縁起のいい一文字の漢字です。漢字の形や読んだ時の響きが綺麗でもあり、昔も今も変わらず人気の高い一文字の漢字といえるでしょう。

さらに、「慶」を使ったことわざで「弁慶に薙刀」などがあることで男の子としての「強さ」や「たくましさ」もイメージできます。男の子にはピッタリの一文字の漢字ではないでしょうか。

「よろこびの多い人生を歩めますように」「幸せに満ち溢れた未来が待っていますように」といった縁起のいい願いを込める例もあります。

将(まさる)

「大将」や「将軍」など立派であったり、勇敢な意味を持つ単語に使われることが多いのが、この漢字「将」です。非常に縁起がいいとされています。もちろん一文字でもそのままのいい意味を持ちますので、より短い一文字のまま名付けられることも珍しくありません。

「リーダーシップを持っていろんな人を導いていったり、いつでも先導を切るかっこいい男の子になってほしい」というめでたい願いを込めます。

章(あきら)

「章」という一文字の漢字は、縁起のいいとされる左右対称の漢字の例です。「美しい模様」「しるし」「物事のまとまり」などのいい意味があります。最終的に、規則正しさや存在感に溢れている様子をイメージできます。

これらの意味から連想して、「周りを引っ張っていける頼もしい人になってほしい」「人に流されずに自分の意見をしっかり持てる人になってほしい」などのめでたい願いを込めることが多いようで、上で紹介した「将」と似ている部分があるかもしれません。

また、「章」という一文字の漢字は左右対称で縁起のいい漢字だと紹介しましたが、バランスがあり安定感もあることで、とても男の子らしい素敵な漢字です。

修(おさむ)

「修」という感じには「(物事を)正す」「学ぶ」「優れた」などのいい意味がある一文字の漢字です。また、「修」という漢字は「背中に水を流して心身を清めている人の姿」から作られた縁起のいい象形文字でもあります。このことから、清めた心に美しく整えられた様子を表していたりもするのです。

これらの意味を合算して、「常に諦めない向上心を持った子に育ってほしい」「悪いことを正せる優れた子に育ってほしい」などの願いを込めて名付ける例があります。

縁起の良いめでたい漢字一文字の名前《女の子編》

お次も、縁起のいいめでたい一文字の漢字ですが、今回は女の子にピッタリの名前になります。意味合いも知っかり把握した上で、使う漢字を考えていきましょう。

華(はな)

「華」という一文字の漢字は見た目も綺麗で、響きも女の子らしい非常にかわいい漢字です。加えて、この「華」という漢字は左右対称ですので、とても縁起のいい一文字とされています。

ちなみに、「華」には「はなやか」や「美しい」などのいい意味があります。イメージ通りでしょうか。「周りの人を引きつける魅力を」という素敵な思いが隠されていたりもします。

彩(あや)

「彩」という漢字には「つややかさ」「輝き」「美しさ」など、まさに女の子にピッタリないい意味を持っていると言えます。有名な女優さんである上戸彩さんも、この「彩」という漢字を使った一文字の素敵な名前ですから、その人気の高さが伺えます。

上で挙げた意味の他にも「カラフルで色彩豊か」なんていうこれまた違ったいい意味もあります。「芸術性あふれる女の子になってほしい」「明るく前向きな女の子になってほしい」といった縁起のいい願いを込めて名付けることもある、大変めでたい漢字です。

唯(ゆい)

「唯」という漢字は「唯一」という言葉にも使われるように、「たったひとつの」「それだけの」といった意味を持っています。

親からしたら我が子は「たったひとりの大切な子」ですから、「大切な存在である」ことを想いに込めて名付けたり、「周りのひとたちからも愛される存在になってほしい」などの想いを込めて名付けるようです。とても縁起のいい漢字です。

その他の点としては、読みやすさや響きの可愛らしさからも、女の子の名付けにはピッタリでめでたい漢字です。

望(のぞみ)

「望」という漢字は、とても縁起がよく「希望」「願望」など願いそのものを表す言葉に使われるのが主ですが、「望遠鏡」や「展望台」など見渡すものを連想させる言葉にも使われます。

ですので、「明るい希望が待っているように」というめでたい願いを込めて名付けたり、「いつでも冷静になって周りを見渡せる人になってほしい」なんて願いを込めて名付けらたりするようです。

そんなめでたい願いを込めて名付けた望みが、我が子に伝わってすくすくと育っていくのですから、なんて縁起のいい素敵な女の子の名前なのでしょう。

優(ゆう)

「優」という漢字には、「おしとやか」「すぐれた」といった意味があります。この漢字は女の子だけに限らず、男の子にも名付けられる万能な漢字でとても人気が高いです。

「大らかでみんなに優しくなるように」「気遣いのできる人になってほしい」というめでたい願いを込めて名付けることが多いようです。

「優」という漢字は、縁起がいいことももちろんですが、ポジティブで明るい印象が強いですから、この一文字を使う素敵でめでたい名前を考えましょう。

素敵ないい意味を持つ漢字二文字の名前《男の子編》

男の子の名前を決めるのであれば、ポジティブだったり、たくましい素敵な意味合いを持った名前をつけてあげたいはずです。漢字二文字の名前に絞って、ここでは紹介していきます。

雄大(ゆうだい)

男の子の人気名前ランキングでも常に安定した位置にいるのが、この「雄大」です。「雄」という漢字は単体で「オス」と読むこともできる、まさに男の子への漢字です。さらに「大」という漢字は、「堂々とした」「立派である様」を意味していたりもします。

そんな2つの漢字が合わさったこの「雄大」という名前には、「人から信頼される男の子になってほしい」「心の広い持ち主になってほしい」という願いが込められたりするようです。とても縁起のいいめでたい名前です。

翔太(しょうた)

最近特によく見かけるのが「翔」という漢字を使った名前ではないでしょうか。もちろんこの漢字一文字のみを使った「翔」という男の子の名前も存在しますが、「翔太」という名前は人気が高いです。それもそのはず、「翔」は2010年頃までランキングトップ10入り、「翔」とセットで使われる漢字では「太」が1位なのです。

「翔」という漢字には「はばたく」「めぐりめぐる」といった意味がありますので、翔太という名前を名付ける際に「力強く未来に羽ばたいていける男の子になってほしい」「困っている人がいたらすぐに駆け付けてあげられるような男の子になってほしい」といった願いが込められるめでたい名前です。

大和(やまと)

「やまと」という名前は、どこか日本をイメージする古風で素敵な名前です。ここで紹介する「やまと」の漢字は「大和」ですが、これは「やまと」と読む男の子の漢字ランキングでも1位になるほどの人気っぷりのようです。

「大」という漢字を使うことで「のびのびと」「健康的で活発な」といった素敵な意味合いを含めることができます。そして、「和」という漢字は日本を意味するだけでなく、争いのないことを意味するめでたい漢字です。

結果的に「大和」と名付ける想いには、「すくすくと育って元気いっぱいな男の子になってほしい」「正しい心を持った温厚な男の子になってほしい」などが挙げられることになります。

優真(ゆうま)

「優真」という名前に込められる意味は読んで字のごとくでしょう。「誰にでも優しく偽りのない男の子になってほしい」というめでたい願いで名付けられることがやはり多いようです。

「優真」の「真」は、左右対称で縁起もとてもいいとされていますから、人気なわけもわかるような気がします。響きも非常に男の子らしく格好いい名前です。

素敵ないい意味を持つ漢字一文字の名前《女の子編》

素敵な意味を持つ漢字を今度は女の子編で紹介してきます。どんな意味合いで使うことが多いのか気になると思います。縁起のいい名前の例を挙げながら、さっそく見ていきましょう。

怜(れい)

「怜」という一文字の漢字が持つ意味は「慈しみ」や「賢さ」です。慈しみとは、簡単に言い換えるならば「愛する」になります。女性としてのスマートさ、人を大切に想う心。そんな意味合いで、この「怜」という一文字の漢字を使う名前を、女の子に名付ける例が多いようです。

非常に愛情深い心を表していて、縁起のいい素敵な漢字と言えるでしょう。

梓(あずさ)

「梓」は、山の中などに生える樹木の一種類です。「まっすぐ真面目に生きる女の子になってほしい」「女の子でも強く生きてほしい」といった願いを込めて名付けます。

また、この梓という樹木は、木版という本や絵画を印刷するための道具の材料として使われているそうです。このことから、「言葉や知識に強くなってスマートな女の子になってほしい」と願いを込めることもあるようです。

どちらの願いを込めて使うにしても、いい意味で素敵な名前に変わりないでしょう。

咲(さき)

「咲」という漢字は「花が咲く」など形が変わり、成長していくようないい意味で使われますが、実は「笑」の古字で「笑う」なんて意味もあったそうです。

花が咲くのと同じように、「元気よく成長していける女の子になってほしい」「花咲き乱れるように笑顔の絶えない人生を送っていってほしい」などの願いを込めて素敵に名付ける場合が多いです。

渚(なぎさ)

「渚」には、「水際」「波が打ち寄せる場所」という意味があります。波が優しく打ち寄せてくるシーンがイメージできると思いますが、ロマンチックで平和の象徴とされています。

名前に渚を使う背景には「優しく寄り添ってあげられる人になってほしい」「波打ち際で元気に走り回るくらい健康的な女の子になってほしい」という、いい意味を込めてこの漢字を名前に使うことが多いようです。

最近人気の漢字一文字の名前TOP5

ここで近年、特に人気が高くよく使う漢字一文字の名前をランキング形式でトップ5からまとめてみましたので、ご覧ください。

5位.楓(かえで)

第5位は、「楓」です。男の子にも女の子にも使うこの漢字は、紅葉のイメージが強いので「あたたかさ」や「さわやかさ」の印象を強く与えてくれます。

「かえで」と読む以外には「そう」と読まれたりすることもあり、この場合は「楓太」や「楓馬」など男の子の名前に使うことが多くなるのが特徴です。

4位.杏(あん)

第4位は、「杏」です。木の下に口と書いて「木になる美味しい果物」を意味します。「杏」単体では「あんず」とも読むことがあるこの漢字ですが、初夏にオレンジ色の実がなる甘酸っぱい果物です。

古くは果物として以外にも、薬用として使うことも多かったというのがこの「杏」です。そこから転じて「人助けをする」をなんていういい意味もあります。杏という「果物が持つかわいらしさ」と「甘酸っぱい味のフレッシュさ」に「人助け」や「役に立つ」といった意味も込められるとは、とても素敵です。

2004年からは、毎年のように女の子の名前ランキング100位以内に入っているので、定番の漢字と言えるでしょう。

3位.花(はな)

第3位は、「花」です。「美しい」の代名詞とも言える「花」は、やはり安定して人気があります。「花」の人気の高さは「書きやすさ」や「他の漢字との組み合わせやすさ」により、いろいろな名前を考えやすいことがあげられます。

「花のように咲き乱れる人生」「女の子らしくしっかりと成長していける人生」を願って名付けるようです。一文字としてももちろんですが、「花」を使った他の名前を考えてみるのもよさそうです。

2位.凛(りん)

第2位は、「凛」です。この漢字は心が引き締まっている様子を表します。女の子の名前ランキングでは、2014年に堂々の1位を獲得するほどで今も常に上位にランクインする名前です。

女性としての品がある中にも、力強さを意味するのがこの「凛」という漢字です。「周りに流されないしっかりとした意見を持った女の子になってほしい「美しくスマートに行動できる女の子になってほしい」などの願いを込めるようです。

1位.葵(あおい)

そして第一位が、「葵」です。葵はアオイ科の植物で、太陽に向かって成長する特性があります。またこの花は、赤や白に黄色など様々な色の花びらを咲かせることでも有名です。

「葵」という一文字の漢字を使った名前は何度も名前ランキングで1位を獲得するほどの人気っぷりです。「元気よく育ってほしい」「カラフルで明るい人生を送ってほしい」といった理由が多いようです。

女の子にも男の子にもつけられる漢字ですから、ここもポイントが高い点でしょう。

赤ちゃんの名前に使ってはいけない縁起の悪い漢字

縁起のいい漢字があるということは縁起の悪い漢字も当然にあります。赤ちゃんが生まれたらこれだけは避けたいという縁起の悪い漢字をまとめました。名付ける際は、注意しましょう。

「波」

あまり名前に使うのは好ましくない漢字として「波」があります。気持ちが定まらずに、常に揺れ動く心や簡単に周りに流されてしまうイメージを連想させてしまうからだそうで、そういった部分を考慮すると、使うのは少し控えたくもなりそうです。

「辰」

「辰」は動物です。「辰」以外にも動物を指す全般の漢字は、名前に使うにはあまり適していないとよく言われています。その理由として、地球上の動物は基本的に人間より命が短いことから、人生の変化が早かったり長生きができないイメージを連想してしまうからです。

「亜」

特に女の子の名前によく見かけますが、この漢字は中国古代の貴族の墓を表しているそうです。自然と死を連想させますから、健康運などの面から見ても縁起の悪い漢字です。使うのは避けたほうがいいでしょう。

「久」

「久」という漢字は「柩」や「疚」などネガティブな漢字の一部に使われていることで、あまりいい印象を持たない人も多いようです。病気などを連想させるので、気をつけたいです。

「信」

来世での幸せを願うことを象徴する漢字で、現世ではプラスに捉えらないどころかマイナスに物事が動いてしまうことが多いとされています。いろいろなトラブルを抱えてしまうようで、生まれてきた赤ちゃんにつけるのは、少々ためらいが出てきてしまうかもしれません。

名付けるときは縁起の良し悪しをしっかり把握しよう!

いかがだったでしょうか。意外にも縁起のよかった漢字や悪かった漢字があったと思います。名前はその人が一生背負っていくものになる「看板」のようなものですから、しっかり考える時間を作りたいです。

いろいろな思いを込めて名付けると思いますが、名付けた方にもいろいろ方法があることが発見できたのではないでしょうか。名前を決定する前に今一度、辞書などで使う漢字の本来の意味を調べて、素敵な名前を送ってあげましょう。

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