トロフィーワイフの意味や特徴とは?
「トロフィーワイフ」という言葉を知っている方が何人いるでしょうか。「トロフィーワイフ」とは成功を収めた男性が、皆が羨むような妻を持った時に女性に対して使われる言葉です。ここでは「トロフィーワイフ」のしっかりとした意味と特徴をまとめました。
目次
あなたも結婚相手にトロフィーワイフを選びたい?
「トロフィーワイフ」の意味を知っているでしょうか。簡単に説明すると成功を収めた男性の妻が、みんなが羨むような素晴らしい女性だった場合に対して使われる言葉です。
こう説明されると男性なら絶対に自分の妻もトロフィーワイフを選びたいと考えるでしょう。しかし事はそんなに簡単ではありません。
なぜなら「トロフィーワイフ」の条件は女性だけでは成し遂げられないからです。いま説明したように、成功した男性でなければ、どれだけ皆が羨む女性でも「トロフィーワイフ」とは呼ばないのです。
つまり「トロフィーワイフ」とは男性と女性の条件が満たされて初めて使われる言葉なのです。
そもそも「トロフィーワイフ」の意味とは?
「トロフィーワイフ」について簡単には説明しましたが、ちゃんとした意味として、年収の高い男性や社会的地位のある男性の妻が、若くて美しいだけでなく家柄や教養もあるしっかりとした女性であった場合に使われる言葉です。
男性にとって自分の妻が人から羨ましいような女性である場合、それだけで男性はステータスと考える人も少なからずいます。
「トロフィーワイフ」とはそのままの言葉の意味の「トロフィーのような妻」という意味も含まれています。人によっては女性を侮辱している言葉に聞こえるかもしれません。
しかし決して悪い意味というわけではありません。成功した者だけが手に入れることのできるトロフィーのような女性であるという良い意味で使われる事が実際は多いようです。
トロフィーワイフの特徴
「トロフィーワイフ」にはいくつか共通の特徴があります。必ずしも特徴の全てが一致する事は無いかもしれませんが、いくつか一致している場合が多いです。ここでは、その特徴を少しだけ紹介します。
夫に対して比較的に若い女性が多い
若いというのは、それだけでステータスとなることがあります。理由として若さというものは、どれだけ望んでも、どれだけお金を使っても決して手に入れることが出来ないという事実があるからでしょう。
もちろん若く見せることは現代社会において、難しくないかもしれません。しかし、どれだけ若く見せれても実際の年齢が若くなることはありません。
男性側からの心理としても、妻が若い女性というだけで羨むことであり、「トロフィーワイフ」の特徴として人が羨むような妻であることが大事であることから、若いというのは「トロフィーワイフ」の特徴の1つであるというのは間違いないでしょう。
男性からも女性からも美しいと思われる
人に対して第一印象はどうしても外見に向いてしまうのは仕方ありません。どれだけ内面が美しくても外から見ただけでは分からないからです。
外見が美しいというのは1番わかりやすい部分でもあり、人から羨ましいと思われやすい部分でもあるのではないでしょうか。
この外見の美しさも男性側の心理としては、夫としては自慢できる事であることから「トロフィーワイフ」の特徴であるといえます。
マナーや教養があり、どこに連れて行っても恥をかかない
社会的地位が高い人が夫の場合、社交界やパーティーなど華やかな場所に夫婦で出席することも多くなるでしょう。
こういった場所では、マナーなども普段より気を付けなければなりません。こういった場で完璧に立ち振る舞いできる妻は、人から素晴らしいと思われるでしょう。
家柄なども良く、教養がある女性の場合、こういった場所も慣れている事が多く教養や一般マナーが出来ている人はしっかりと立ち振る舞いが出来ることから、「トロフィーワイフ」の特徴と言えるでしょう。
一般的なマナーも分からない女性は人から羨ましいなどと思われる事はありません。
スタイルが良くお洒落である
人の第一印象が外見から入ってしまうのは仕方ないことである事は前にも述べました。顔が美しいというのも外見ですが、ファッションも外見として目が向く部分でしょう。
お洒落なドレスを颯爽と着こなしている女性は人から羨ましいと思われるのではないでしょうか。男性側の心理としても、お洒落な女性が隣に立っている状況は自慢できるでしょう。
またお洒落な人は、自身のスタイルが良い人も多いのが特徴の1つです。背が高く手足がスラっと伸びたモデルのような女性に憧れる人は多いかもしれません。
そんな女性が妻になってくれた場合、男性の心理としては自慢したくて仕方ないのではないでしょうか。
年収や社会的地位にこだわる女性が多い
これは「トロフィーワイフ」の特徴としては仕方ない特徴であるといえます。自分の夫が成功者と言われる特徴の1つである年収が低くなってしまったり、地位が落ちてしまったら「トロフィーワイフ」とは呼ばれなくなってしまうからです。
「トロフィーワイフ」である為にも夫の年収や地位にはこだわる女性が多いのは当然と言えるのかもしれません。
トロフィーワイフが欲しい男性の心理
男性なら誰しもが憧れる「トロフィーワイフ」ですが、なぜ憧れるのか。そこには様々な男性心理が働いているのかもしれません。
自分が成功者だと自信を持ちたい
「トロフィーワイフ」を選ぶ男性の心理の1つとして、「自分に自信が持てる」ということが特徴として挙げられます。
結婚相手に「トロフィーワイフ」を選べるということが、男性にとっては自信に繋がるようです。誰もが羨む女性を妻に持つことが自分へのステータスになると考えている男性に多い特徴といえます。
こういった男性の特徴として誰かに自慢するわけでもなく、あくまで自分へのご褒美だと考える男性が多いようです。
若くて美しい女性が好き
これは「トロフィーワイフ」が欲しい男性の心理というよりは、結果的に「トロフィーワイフ」だったという場合も多いかもしれません。
人間の90%は異性愛者であると言われています。そして人間には必ず好きなタイプや嫌いなタイプが存在するのも事実です。
その中で必ずといっていいほど、人気になるのは若くてキレイな人ではないでしょうか。男性が妻として選ぶ場合も、この好きなタイプから選ぶ人も多いでしょう。
他人に羨望の眼差しで見られたい
「トロフィーワイフ」を結婚相手に選びたい男性心理の中で1番強く働いている理由が、この「他人から羨ましいと思われたい」という心理かもしれません。
人からスゴイや、羨ましいと思われることに快感や、優越感を感じられるタイプの男性にとっては「トロフィーワイフ」は、まさに最高の存在と言えるかもしれません。
こういう風に書いてしまうと、女性に対して酷く侮辱的に見えるかもしれませんが、男性心理としては人に見て欲しいと思うほど素晴らしい女性だと認識している事は間違いありません。
羨ましいという言葉は、男性心理として最も簡単に優越感に浸れる言葉の1つと言えるでしょう。
我が子も美しい子に生まれるのでは
結婚した後に考えることは子供のことではないでしょうか。自分の子供が可愛くない親はいません。できることなら子供の未来が明るいようにと願う親は多いでしょう。
「トロフィーワイフ」を選ぶ男性心理として若く美しい妻の遺伝子が子供にも遺伝するようにと考える男性も多いようです。
自分の子供もキレイで美しくなって欲しいという心理もあって、妻に「トロフィーワイフ」を選ぶ男性もいるのかもしれません。
「トロフィーワイフ」を妻に選ぶ男性心理は自分のことばかり考えているわけではないということでしょう。
トロフィーワイフになりたい女性の心理
女性にも「トロフィーワイフ」になりたい心理というものが存在します。もちろん、なりたい女性ばかりではないでしょうが、「トロフィーワイフ」になりたい女性にも多くの心理が働いているようです。
お金のことで生活の心配をしたくない
結婚した後にお金の面で苦労したくない女性は多いでしょう。「トロフィーワイフ」になるということは夫は年収が多く社会的地位の高い人ということになります。
このことからお金の心配はあまり心配せずに結婚後の生活が安定すると考えられます。この安定した生活を望む女性心理が強いからこそ「トロフィーワイフ」になりたいと望むのかもしれません。
男性に守られる暮らしを夢見てる
女性の心理として男性から守ってもらいたいと思うのは当然かもしれません。これはお金の面だけでなく様々な事柄から守って欲しいと思っているものです。
社会的地位の高い人の場合、何かあっても経験が豊かや人脈も豊富なことから女性を守りやすいと考える女性は多いようです。結婚後に安定した生活を求めるのは女性の本来の心理なのでしょう。
周りから羨ましいと思われたい
これは男性と同じ心理といえます。男性が若くて美しい女性を妻に持つ人に対して羨ましいと感じるように、女性は収入が多くて社会的地位の高い男性を夫に持つ女性を羨ましいと感じるものです。
人から羨ましいと言われて悪い気になる人はそうそういないでしょう。「トロフィーワイフ」になりたい女性心理としても羨ましいと人から言われたいと思うのは男性と同じようです。
自分の美しさを褒めて欲しい
自分の美しさをいつまでも褒めて欲しいと願うのも女性心理の1つかもしれません。「トロフィーワイフ」の特徴として若くて美しい女性というのは必須といわれています。
美しい女性というのを1つの理由として選ぶ「トロフィーワイフ」において自分の美しさを認めてくれていると感じる女性は多いようです。その心理が働いて「トロフィーワイフ」になりたいと願う女性もいます。
トロフィーワイフ結婚はうまく行かない理由
お互いが好きで結婚したとしても、結局は離婚してしまう夫婦が多い今の世の中。トロフィーワイフ結婚も例外とはいえません。
むしろトロフィーワイフ結婚の場合、うまくいかないとされる事が多いようです。ここではその理由を少しだけ紹介します。
夫の収入や地位が下がれば冷めてしまう
結婚した当初の収入や、社会的地位が永遠に続くことはありません。もちろん、当初より上がることもあるかもしれませんが、下がってしまった場合は妻の愛が一気に冷めてしまう危険があります。
トロフィーワイフ結婚の場合、夫には収入や地位を望む女性が多く、女性には若さや美しさを求める結婚がほとんどと言えます。この一部が崩壊した場合、結婚生活は終わりに向かっていくかもしれません。
お互いの相性というものを考えない場合が多い
トロフィーワイフ結婚の場合、お互いの性格や相性よりも重要視する部分があるために、相性などの結婚生活に必須な気持ちが疎かになりがちであると言えます。
どんなに安定した生活であっても結婚は相性が大事だと昔から言われています。結婚してから相性の悪さに気が付いて最悪な結婚になる事も少なくありません。
若くてキレイは永遠には続かない
ここの記事でも何度か書きましたが、若さというのは永遠ではありません。時間というのは平等に訪れるものですから、年月が経てばそれだけ自分の容姿も変わっていきます。
結婚当初はみんなが羨む容姿であっても月日と共に陰りが出たりすると妻への愛も冷めていく可能性があります。こういう理由からトロフィーワイフ結婚はうまくいかないとイメージされがちです。
世界に1つしかないトロフィーを大事に
一般的なトロフィーは毎年作られ、そして誰かに与えられる物です。しかし貴方が手に入れたトロフィーワイフは世界でたった1つしかないトロフィーなのです。
ちゃんと愛してあげることで、トロフィーもまた貴方に愛情を注いでくれるでしょう。世界では離婚問題がしばしば世間を騒がせます。
間違った結婚もあるかもしれませんが、1つでもこの問題が少なくなるような世界が来ることを、みんなは願っているのではないでしょうか。
トロフィーワイフ症候群とは?
トロフィーワイフ症候群という言葉を知っているでしょうか。そもそもトロフィーワイフを知らなかった人には全く無縁の言葉かもしれません。
トロフィーワイフ症候群は男性がトロフィーを得たのに、次の新しいトロフィーへ興味を持つことです。これが実際のトロフィーなら向上心の高い素敵な男性になりますが、トロフィーが女性だと考えるとどうでしょう。
一変して最悪な意味の言葉になります。浮気性とも意味される言葉ですが、トロフィーワイフ症候群の特徴としては現在のパートナーよりも若くて美しい女性を対象としてしまう事です。
ここではトロフィーワイフ症候群だと噂されている芸能人を少し紹介します。
1.TERU(GLAY)
トロフィーワイフ症候群ではと言われているTERUさん。GLAYという人気バンドのボーカルであることは広く知られています。
TERUさんは一般女性と1993年に結婚しましたが、GLAYの人気が絶頂期となった1998年、PUFFYの大貫亜美さんとの不倫が報じられてしまいます。後の2000年に妻と離婚し、2002年に現在の大貫亜美さんと再婚しました。
2.川谷絵音(ゲスの極み乙女。)
川谷絵音さんといえば、タレントのベッキーさんとの不倫騒動で知った方も少なくないかもしれません。
もともと一般女性と結婚していた川谷絵音さんはベッキーさんとの不倫騒動を機に奥さんと離婚、ベッキーさんとも関係が終わったと思いきや、今度はモデルのほのかりんさんとの飲酒問題を起こしています。
彼もまたトロフィーワイフ症候群であると言われています。
桜井和寿(Mr.Children)
桜井和寿さんは現在でも音楽界でトップを走り続ける人気ミュージシャンの1人ですが、彼もトロフィーワイフ症候群だと言われています。
1994年に所属事務所の社員である一般女性と結婚しましたが、1997年に現在の奥さんであるタレントの吉野美佳さんと不倫が報じられました。その後、2000年に前妻と離婚し2006年に再婚しています。
布袋寅泰(ミュージシャン)
布袋寅泰さんは1985年に当時、人気歌手だった山下久美子さんと結婚しましたが、1997年に離婚してしまいました。そして2年後の1999年には歌手の今井美樹さんと再婚されています。
結婚に大事なものが何かを見極める
結婚に対して何が大事かは非常に重要になります。もちろんトロフィーワイフ結婚が悪いわけではありません。おそらく、その人にとっては若さや美しさや夫の年収が大事だったのでしょう。
しかしそれが長く続かなければトロフィーワイフ結婚の意味はないのかもしれません。幸せとは人の数だけあるものだと考えられています。何が幸せかをしっかり考えてから結婚するのも遅くないのかもしれません。