鮫島事件の真相と内容!消された本当の真実を大公開【画像】

皆さんは鮫島事件をご存知でしょうか?匿名掲示板2chや日本のインターネットで時折言及される事件で、2chを利用したことのある人なら鮫島事件という名前だけなら聞いたことがあると思います。今回はタブーとされる鮫島事件の真相、内容、真実を追究していきたいと思います。

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目次

  1. 1鮫島事件の内容とは?
  2. 2鮫島事件と2ちゃんねるの関係は?
  3. 3真相について詳細に語ることはタブー?
  4. 4鮫島事件の情報が拡散された経緯は?
  5. 5鮫島事件の「真相」とされてきたエピソード
  6. 6削除された画像を独自に入手!
  7. 7警察の動き~公安による隠蔽説~
  8. 8映画化された鮫島事件
  9. 9鮫島事件は架空の事件です
  10. 10鮫島事件は全てネタだったのか?

鮫島事件の内容とは?

鮫島事件には数多くのエピソードがありますが、基本となるのが以下のものになります。

鹿児島県の沖に鮫島と呼ばれる島があったそうです。この島に5人の2ちゃんねらー(2ch利用者)が遊びに訪れましたが、5人全員が行方不明となってしまいます。その後、5人の2ちゃんねらーの内4人が白骨化した遺体で見つかりました。

しかし、最後の1人はどうしても発見することが出来ませんでした。そして、4人の遺骨がそれぞれの縁の場所へと送り届けられた翌日に2chにある書き込みがありました。「鮫島にいる」と。

この行方不明になった最後の2ちゃんねらーと思われる人物を特定できる投稿IPや痕跡などは一切発見されず、その後の警察による捜索で最後の行方不明者と思われる一部白骨化した遺体が発見されました。

この遺体には動物か何かによって食い荒らされた痕跡があり、また首には絞められたような跡もあったそうです。

その他にも人間のものと思われる歯型も残されていたようです。なぜ先に4人が死亡、発見され、最後の1人だけがこんなにも後で発見されたのか、謎が深まります。

この話が、調べたところ最初に発見できた鮫島事件になります。鮫島事件はここからまだまだ広がっていきます。じっくり見ていきましょう。

鮫島事件の概要・詳細

鮫島事件が知られるようになったのは2001年5月24日に匿名掲示板2chに立てられた「伝説の【鮫島事件】について語ろう」というスレッドが発端になっているようです。

ネットがまだ世間に浸透しきっていない頃の話になります。そのころから鮫島事件は語られていたんですね。気になるその内容について詳しく見ていきます。

2chの鮫島事件についての書き込み

このラウンジでは半ば伝説となった「鮫島事件スレ」について語るスレッドです。知らない方も多いと思いますが、2ch歴が長い方は覚えている人も多いと思います。

かくいう俺も「鮫島事件スレ」を見てから2chにはまった一人でして、あれを見たときのショックは今でも覚えています。誰かあのスレを保存している人はいますか?

上記で紹介したものが匿名掲示板2chで書き込まれ、人々の興味を引いていったとされています。このような書き込みが発端となり、2chでの鮫島事件が広がっていったとされています。

このスレを見て多くの人が鮫島事件を認識して、鮫島事件というワードを検索していったようです。

ユーザーの好奇心を煽る詳細を語らない書き込み

上記の書き込みは鮫島事件のことを知らない人の好奇心をうまく誘い出しました。鮫島事件に興味を持った人々がそれぞれ鮫島事件の内容やネット上で囁かれている断片的な情報を書き込み始めたそうです。

その後このスレッドを発端に鮫島事件に関係するスレッドが幾つも立てられ、その流れの中で「鮫島事件=タブー」という暗黙のルールのようなものが出来上がっていきました。

また、人が死んだ、公安絡みである、などの情報もここを発端として追加されていきました。そういった面でも「鮫島事件=タブー」という認識が強くなったのではないかと思います。

その後も鮫島事件に興味を持った人たちが「鮫島事件とは何か?」という書き込みに対して「ネタだからやめろ」だとか「あの事件のことを思い出させるな」という書き込みで遮断されました。

鮫島事件の本質(真実、真相)を語られることのないまま断片的で不確かな情報ばかりが追加されていきました。

「本当のことは語られていないが何かある」というイメージだけが形成されていき、鮫島事件という名称と共にネット上に広く流布されていったようです。鮫島事件とは一体なんなのでしょうか。

鮫島事件と2ちゃんねるの関係は?

鮫島事件は過去に2chで実際にあった事件であるかのような書き込みに、鮫島事件に興味を持った人たちや、好奇心をそそられた人たちが鮫島事件スレの情報をもとに鮫島事件を調べましたが、どんなに調べても「鮫島事件」なるものは出てきませんでした。

「鮫島事件は本当はなかった事件をまるであったかのように書いたスレッド主の笑えない冗談」という意見もありました。

憶測が憶測を呼んで「鮫島事件の関係者の情報及び真実は何の痕跡も残さないよう削除されるほどヤバイものなんだ」という人が現れたり、2chでは「鮫島事件」の話題には触れてはいけないタブーとして扱われるようになったそうです。

鮫島事件は都市伝説のような扱いもされていたようです。他のスレッドでも「鮫島事件」の一言でも書き込まれようものなら「その話はやめろ」「思い出させるな」「公安に目を付けられる」などと明らかなタブー視をされいます。

誰も彼もが鮫島事件の詳細について触れたがらずに真相を明かそうとはしなかったそうです。鮫島事件には諸説あるようです。

「鮫島事件実在説」、「鮫島という人物が2ちゃんねらーに復讐する事件」、「鮫島事件無人島遭難説」、「鮫島事件連続殺人説」、「鮫島事件ジョーク説」、「鮫島事件食人説」など挙げればきりがないくらいに鮫島事件の説は数多くあります。

インターネット上で創られる都市伝説

不特定多数に対して情報を与える、または情報の共有ができるインターネットですが、よくインターネット上では都市伝説が創られ、そして、世間に浸透していきます。

この鮫島事件もまたその都市伝説の一つなのでしょうか。もともと存在した事件にネット上からの様々な情報が集められ気づいたときには誰もが真相を見失い「あれはヤバイ」「その事件の話はするな」などという言葉で片付けられるようになっていったとされています。

そんなことから、いつしか「鮫島事件=タブーという暗黙のルールが作られていったのかも知れません。しかし、人から発信された情報である限り必ず鮫島事件の真相、真実と呼べるものがあるような気がしてなりません。

真相について詳細に語ることはタブー?

鮫島事件の詳細に触れることはタブーという流れになったのはなぜでしょうか。鮫島事件に関係するスレッドが立てられたり、書き込みがあったりすると必ずと言ってもいいほど「鮫島事件の話はやめろ」「鮫島事件に関わるな」というような内容のレスがつけられます。

まるで鮫島事件の真相、真実に近づけさせないかのように。一説によりますと、鮫島事件はあのネオむぎ茶事件をも超える2ch最大の汚点であり、また、タブーだとされてきました。

ここだけで見ると、鮫島事件は非常に物騒で身の危険も感じるほどリアルなものに思えてきます。同じように感じた人たちが多かったために鮫島事件の話は触れてはならない。「鮫島事件=タブー」とされたのではないかと言われています。

ネオむぎ茶事件とは?

鮫島事件とは直接的な関わりはありませんが、上記で出てきた「ネオむぎ茶事件」について簡単に説明させて頂きます。ネオむぎ茶事件とは2000年(平成12年)5月3日に発生した西鉄バスジャック事件のことです。

犯人は当時17歳の少年で、インターネット掲示板2chに犯行予告の書き込みが残されていて、そのときのハンドルネームが「ネオむぎ茶」だったことからネオむぎ茶事件と呼ばれました。

この事件は実際に起こった事件で、事件の詳細もしっかりと記録されいます。なお、この事件では志望者が1名、負傷者が2名出ており、日本で起こった事件の中でも凶悪事件として記憶されている方も少なくないのではないでしょうか。

このネオむぎ茶をも「超える」という鮫島事件について詳細も知らない興味本位で参加した人たちは「あぁ、鮫島事件は本当にやばい」と思ったはずです。だからこそ、比較的自然に「鮫島事件=タブー」という暗黙のルールが出来上がったのかも知れません。

鮫島事件の情報が拡散された経緯は?

インターネットの普及により誰でも、いつでも、気軽に自分の知りたい情報を知ることが出来るようになりました。この鮫島事件もインターネットの匿名掲示板2chにより、人から人へと伝達していきました。

どこかの誰かが鮫島事件というものを偶然見つけ、興味を持ち、調べてみるものの肝心の真相、真実の部分までは到達できません。

「誰か知っている人はいないのか?」とう問いかけ対しても「その話はタブーだ」「鮫島事件に関わるな」「鮫島事件を思い出させるな」などという否定的な意見によって阻まれました。

一方で「実は鮫島事件の詳細を知っているんだが」のような、いかにも関係者であるかのような煽り文句で、質問者や興味を待った人たちを翻弄した挙句、結局は真実を語ろうとはしない。
 

そんな、いたちごっこのようなことを2chでは良く繰り返していたようです。もはや誰も鮫島事件の真相、真実を知らないという状況になっていったように思えます。

2chでは良くそういった、いわゆる「ネタ説」「自作自演説」も多く登場し、鮫島事件もそんなネタや投稿者の自作自演だろうとユーザー達も認識して「ネタだから、もうその話はよせ」といったようなレスも多くあったようです。

あめぞうから2chへの歴史

鮫島事件について調べていくと、正確には鮫島事件は2chで起こったものではない。という情報が出てきました。この事件は2chで取り上げられる以前に存在した大型掲示板「あめぞう」で起こったものという説もあるのだそうです。

あめぞうとは?

あめぞうは「あめぞう」という人物が開設した、リンク集と電子掲示板を核とするウェブサイト「あめぞうリンク」の略称で、日本初とされるマルチスレッドフロート型掲示板「あめぞう掲示板」のことだそうです。

鮫島事件はこの掲示板で生まれた、という説もあるようです。
2chは、あめぞう掲示板の利用者であったひろゆき氏によってあめぞう掲示板の副次的存在として始められたものだそうです。

あめぞうがある理由で衰退し鮫島事件の舞台は2chへ移っていったとされています。

あめぞうから2chへ舞台の移動

あめぞう掲示板に「鮫島」というハンドルネーム持った本人を装った偽者が現れたそうです。その偽者が冗談で鮫島本人を装い書き込みをしていたそうですが、あめぞうの利用者にはジョークとしては受け入れられずに散々に叩かれたそうです。

そのことが原因でサーバーが3つも落ちてあめぞう利用者たちの批判ももの凄かったようです。「あめぞう」衰退の原因はこの偽者騒動も含め一連の鮫島事件に起因するとされています。

そして、あめぞうが一連の騒動により衰退していき結果、2chが次の舞台となったようです。

鮫島事件の「真相」とされてきたエピソード

さて、ここで「鮫島事件」の「真相」「真実」とされてきたエピソードをいくつか紹介致します。

鮫島事件の魅力の一つがいくつもの真相や真実といった内容の記録であったり、書き込みがあることだと思います。人それぞれでまったく違った内容の解釈がされていたりして、私たちを惑わせます。本当の真実はいったい何なのか?ますます興味が出てきます。

2ちゃんねるの実況系スレ~鮫島事件 リンチ説

鮫島事件には諸説ありますが、その一つに「リンチ説」というものがあります。2chでいうところの実況系スレッドで鮫島というハンドルネームのユーザーをオフ(実際に)でJR柏駅前に呼び出し20人で集団リンチし殺害した、というものです。

その模様を実況(リアルタイムでスレッドに書き込み今起きてること、していることなどの実況を報告)していたそうです。

その実況の中で本当にリンチして殺害したかのような証拠画像、いわゆる「血の16画像」というのがこの鮫島事件ではキーワードとしてよく出てきます。これについては後で詳しく解説致します。

このような非日常を自宅または携帯電話などで気軽に閲覧することができ、自分自身も書き込むことで安全な場所からスリルと興奮を味わいながら楽しんで見れてしまう、これはインターネットの怖いところでもありますね。

匿名という大きな盾があるわけで、このスレッドは盛り上がったそうです。しかし、実際に殺人事件が起こっていたとしたならば冷静に見ることは出来ないと思います。

当時のネットに関連した事件、事故については現在のように重大なニュースとして扱われることも多くなかったので、実際にそんなことが起こっていたとしても不思議ではありません。

都市伝説を装ったジョーク説

鮫島事件を調べて一番多く目に入ったのが「都市伝説を装ったジョーク説」です。2chで鮫島事件についての書き込みやスレッドが立てられたとき、よく「ネタ」だからとか、「鮫島事件はジョーク」などといった書き込みや、そういった内容の話を目にします。

では、どういった内容なのか。詳細を調べてみましょう。基本的には鮫島事件は架空の事件であり、その「鮫島事件」という存在そのものが、新たに鮫島事件について興味持った人たちや、鮫島事件を本気にした人たちを釣る(騙す)ためのジョークであったようです。

つまり、鮫島事件というものは存在しておらず、2ch、あめぞう掲示板で始まった誰かの投稿から次から次へと新しい情報が追加されていき、この話を面白がったものたちによってより真実味を増すような肉付けがされていったと思われます。

鮫島事件実在説

次に鮫島事件「実在説」について、詳細をしらべてみましょう。鮫島事件の発端となったスレッドを立てた張本人を名乗る者により、鮫島事件はジョーク、ネタ、釣りであると宣言されました。

しかし、その後も鮫島事件の話題は収束せず、鮫島事件の話題は語り継がれ、本当の真実や詳細について答えを求める人たちが後を絶ちませんでした。

2ch掲示板の仕様上、違ったIPアドレスからの書き込みであっても偶然にIDが被る事も少なくないようで、本当に公安や運営などが絡んでいるとするならば、ID操作やログの改竄が可能であるとされています。

このことからも、鮫島事件スレの一連の流れは嘘である。と、完全否定することが難しいという現実があるようです。

いわゆる「悪魔の証明」であり、なかったことの証明をするには非常に困難を極めることから、鮫島事件の真相、真実は全て嘘とは言い切れないのにも納得がいきます。心のどこかで「本当だったら面白い」という人々の思いも込められているのかも知れません。

実際に今現在も、鮫島事件は実在する本当の話なのだと信じている人もいるのではないでしょうか。もしそうだとしたら、鮫島事件は現在も「生きている」と言えます。

鮫島事件無人島遭難説

上記の真相とされてきたエピソードでは「鮫島」という人物が登場していましたが、ここで紹介する「鮫島」は無人島の名前になります。

鮫島という島に遊びに来た5人が全員行方不明となった事件です。そのうちの4人が先に発見されましたが、残る1人が発見されず、その後に2chにその残された1人と思われる人物から「鮫島にいる」というメッセージが書き込まれた。というものです。

この最後の1人も鮫島にて一部白骨の遺体で発見されたとされていますが、その遺体に不審な点があったことから2chにおいて憶測や追加の情報がされていき鮫島事件は都市伝説となったようです。

遺体の詳細な内容ですが、食いちぎられた跡や引きずり回された跡、首には絞められた跡があったそうです。歯型もあり、中には人間のものと思われる歯型も確認されたらしいです。このようなグロテスクな内容が2chユーザーの興味を引き、話が大きくなっていったようです。

実際には、この書き込みが本当に行方不明となった最後の1人による投稿なのか、特定できるような痕跡は残されていないようです。

この、鮫島事件無人島遭難説に関する詳細な情報は発見することは出来ませんでしたが、人間の歯型、無人島、行方不明=遭難、複数名いたということを考えると、ある意味でタブーとされている「人食行為」が行われた。という可能性があることが読み取れます。

このように都市伝説化され、鮫島事件=タブーとなり、真相の究明を難しくすることで先ほどの「悪魔の証明」を使い、この説を真相とする流れが生まれていったようです。

また、禁忌(タブー)とされる食人行為を匂わせることにより、人々の持つ好奇心をくすぐりこの説を拡大したと思われます。当時の2ちゃんねるユーザーの多くはこういった話を好んでいたそうです。

削除された画像を独自に入手!

先ほど出ました「血の16画像」の詳細について解説いたします。「血の16画像」とは2chでの集団リンチ実況の際に投稿された16枚の画像ことです。

柏駅の看板を撮った1枚目から始まり最後の16枚目には殺された鮫島のものと思われる千切れた指だけが写った画像が投稿されました。これらの画像の残虐性はグロテスクに耐性のある人でも思わず目を背けたくなるほどものだったそうです。

これらの画像の投稿により本当に鮫島は殺されたというリアリティが増し、よりいっそうスレッドの盛り上がりも加速していきました。

現在これらの画像はネット上でも見ることが出来ません。実際にその投稿時に画像を保存していた方から数枚の画像を入手することが出来ましたが、非常にグロテスクかつショッキングな画像なため、ここでの公開は控えさせていただきます。

ですが、これらの画像が「ホンモノ」である証拠はもちろんありません。と同時に「ニセモノ」であると断言することも出来ないのです。

なぜ鮫島は殺されたのか?

鮫島が殺された理由や詳細について。彼はあめぞうでビデオを販売していたそうです。その内容は障害者学級の女児を虐待、強姦の上、殺害といった鬼畜ビデオだったらしいです。そんな内容のビデオが販売されていたことに激しい憤りを覚えます。

その女児は通称「みずき」と呼ばれていました。その後ビデオの撮影者が販売者の鮫島本人であるのではないかという憶測が飛び交うようになり、あめぞうユーザーから追求されていったようです。

しかし、鮫島本人はそれを否定せず自らの素性について何も語ることはしなかったようで、その結果却って真実味と不気味さを増していきました。

そのビデオ内容は酷く評判も悪かったようで、そのビデオの購入者の1人である正義感に燃えた青年によって殺害されることになりました。「鮫島事件リンチ説」で語られた、オフ会に呼び出し、集団リンチを仕掛け、殺害されるというものです。

鬼畜ビデオについて

鮫島からビデオを購入した者の正確な数は不明ですが、呼び出された挙句殺害されるほどの内容だったということはよくわかります。これはれっきとした犯罪であり、ポルノビデオがネット売買されていたことを黙認していたあめぞうにも罪があります。

現在では取り締まりも厳しくなりこれらの事件がニュースでとりあげられるのを良く見かけます。当時はまだ取り締まり自体もゆるくこのようなポルノビデオのネット販売に対しては警察も把握できていなかった。ということが言えるでしょう。

「ホンモノ」の鮫島

集団リンチで殺害された鮫島は実は偽者であったとされています。その詳細について説明いたします。殺されたのは調子に乗って鮫島を語っていた偽者でした。本物の鮫島は実際にその実況を見ていたそうです。

そして、激昂した鮫島は後日書き込みからリンチに加わったとされる人たちの住所を特定し、分かっているだけでも2人を殺害したとされています。

そのことを鮫島は前回の報復であると書き込みました。また、鮫島スレに関与した者は全員殺害するという趣旨の書き込みもしており、当時のあめぞうユーザーは恐怖したとされています。

この時点ではまだ事件のことは警察に発覚していなかったそうです。当時、ネット掲示板の存在は現在とは違って極めてアンダーグラウンドなものであったためだと思われます。

現在では殺害予告等の書き込みがあっただけでも警察が動き出し、捜査する。というのが当たり前になっていますが、当時はそんな様子はまるでなかったようです。

警察の動き~公安による隠蔽説~

偽者だとは知らずに、柏駅に来た人物を殺害してしまった首謀者である男はハンドルネームをeomと言い「厳」という苗字のハングル読みらしく在日韓国人であるとされています。

eomは自分が必ず鮫島に殺されるであろう事に脅え警察に自首しました。しかし、警察は事件の経緯を知り口を閉ざしました。ネットがそれほど世間に浸透していなかった当時にしてみれば、この事件は極めて異質なものであったと推測できます。

被害者は実は無関係者で、加害者は正義感に燃え私刑を実行したものの、その方法は被害者苦しむ姿を実況し、様子をカメラに収めネット上に画像公開するという極めて猟奇的な愉快犯的側面もあったとこから、警察はこのような対応をとったとされています。

殺害目標となった本物の鮫島は、知的障害者の女児を強姦殺害したポルノビデオをネット上で売り捌き、リンチがあったことを知って激昂し、復讐と称して関係者2人を殺しています。

あめぞう掲示板には、そういった類のビデオの販売を黙認していた罪と、同じく残酷な犯行の実況も放置した罪があります。しかし、県警はあろうことか対応しきれずにこの事件の究明を放棄しました。普通の殺人事件として処理して、事件の背景については無視したそうです。

現在、公安はこの過去の汚点を隠蔽したとされています。世間にこのことが暴露されないよう極秘で逃亡中の鮫島を追跡しているようです。にわかには信じられませんが、このような話も残されていました。

上記で紹介した偽者の鮫島を殺害し、警察に自首したとされている集団リンチ首謀者のeomは在日韓国人である。ということから警察は在日が絡んだために、余計に面倒に思い捜査がおざなりとなり、事件の詳細まで調べようとしなかった。との見解もあるようです。

「鮫島事件」について触れるときに必ず「消されるぞ」や「危ないからやめろ」などのレスがつくのも、スレッドの書き込みから個人の住所を特定し殺人を犯している鮫島が現在も野放し状態であること、警察の不祥事が絡んでいる、ということに由来しているのかもしれません。

鮫島事件とは、インターネット上でリアリティを求めた人たちによって創られた「自分たちで創作、構築していくゲーム」「リテラシーを共有するためのネタ」「お互いのリテラシーを確認し合い、お互いに高めあっていくゲーム」であるとされているようです。

鮫島事件ジョーク説の理由に、匿名という文字以外、顔、名前、その他の詳細情報が遮断された場所であったこと、2chは現在に比べ、アンダーグラウンドなもので、実際に鮫島事件のような事があっても不思議ではないという認識があったことが挙げられます。

また、スレッドの参加者から「柏駅」や「警察」、「公安」などの実在するキーワードが次々と追加されていったことも、鮫島事件をよりリアリティさを増大させ、拍車をかけたと推測されます。

映画化された鮫島事件

この鮫島事件はなんと映画化までされていたようです。

映画製作会社ジョリー・ロジャーが製作、2011年8月6日に公開。「鮫島事件」にまつわる恐怖を題材としていてタイトルは「2ちゃんねるの呪い 劇場版」といいます。主演はアイドリング!!!の尾島知佳さん、監督は永江二郎さんです。

ジョリー・ロジャーはこのような恐怖のスレッドを題材として「2ちゃんねるの呪い」シリーズをDVDリリースしているみたいですね。

尾島知佳さんは同グループの野元愛さんと共に映画初主演を果たしているようですね。この話題はニュースサイトなどでも取り上げられ「鮫島事件」もまた世間に知られていったようです。ここで、また新たに「鮫島事件」に興味を持った方も多いのではないでしょうか。

2ちゃんねるの呪い劇場版

2ちゃんねるの呪い劇場版とは?簡単に説明させていただきます。鮫島事件を題材にしてあるとされていますが、鮫島事件の本質には触れておらず一般的なホラー映画として楽しめる作品のようです。

当時の鮫島事件スレのことを覚えている人たちから「せっかく忘れてたのに」、「監督消されるぞ」などのコメントがネット上で飛び交い、鮫島事件らしい書き込みが多く見られました。

鮫島事件は創作要素が強い?

鮫島事件のエピソードを見た限り創作物。として扱われることが多いです。2ch最大のタブー、鮫島事件に触れてはいけない、公安絡みなど、基盤となる話のネタに不特定多数のユーザーによって情報が追加され出来た作品であると言えます。

鮫島事件は実在する、「柏駅」や、「立命館」など本物っぽい情報を盛り込んでいたり、集団リンチ説における「血の16画像」なども本物であると思わせる作り手たちの技という見方もあるようです。これらが鮫島事件の創作要素の強さを際立たせています。

鮫島事件は架空の事件です

ここまで調べてきた結果、鮫島事件は架空の事件である。という情報が一番多くありました。やはり、普通に考えればそういう結果になるのも頷けますが、たとえ鮫島事件が架空であったとしても、いまだに信じられない人たちも多くいるようです。

莫大な情報量、計算された高レベルの投稿や様々なエピソード。この架空とされている数多くの鮫島事件のなかに本当の当事者のみが知る、私たちがまだ知らない「語られていない真実」があるのだ。と現代でも鮫島事件を追っている人も見かけました。

確かに鮫島事件は架空の事件であり、そんな事件は実在しない。と言ってしまえば、私たちは日常へと戻ることが出来ます。鮫島事件が架空の事件だと、「架空の事件」に着地してしまえばそれまで騒いでいた人たちは「鮫島事件」から消えていきます。

しかし、その後また新たに「鮫島事件」に現れる人たちもいるようです。鮫島事件の本当の真実を求めて。それが、この鮫島事件の魅力の1つです。

鮫島事件は全てネタだったのか?

鮫島事件は全てネタだったのでしょうか。結局最後の最後で「鮫島事件なんて存在しない」「鮫島事件はネタだから」と無限に続く答えのないものになっています。各まとめサイトや、記事、動画などを数多く見ているとどの話も結局は鮫島事件はネタで終わっています。

嘘を嘘と見抜けなければインターネットではやっていけない。という話を耳にしますが、この鮫島事件に関わった全ての人は嘘を嘘と見抜けているのでしょうか。どれが嘘でどれが真実か分からなくってはいませんでしょうか。

もしくはやはり、全てが嘘であると思っているんでしょうか。答えは人それぞれで正しい答えは存在しないのかも知れません。

ここまで、鮫島事件について過去のスレッド内容や、当時リアルタイムで鮫島事件に参加していた人たちから様々な情報を得ることが出来ました。鮫島事件は本当に良く出来ていて人間の心理をうまく読んで、翻弄し、信じさせる。

ある意味一番怖い「人間の持つ力」を感じました。数ある説の中で、あなたが本当に信じられるのはどの話でしょうか。

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