陰徳の意味とは?陰徳を積む方法・積み方を徹底解説!

「陰徳を積む」と良い運をもたらすと言いますが、「陰徳」とはどうゆう意味でしょうか?また、「陰徳を積む」とは具体的にどのような事をすれば良いのでしょうか?「陰徳を積む」方法や、効果を見て行きましょう。身近な「陰徳を積む」方法も説明して行きます。

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目次

  1. 1多くの成功者が陰徳を積んでいる!
  2. 2「陰徳」とはどういう意味なの?
  3. 3具体的な陰徳を積む方法・積み方
  4. 4陰徳を積む効果とは?
  5. 5「陰徳」と「陽徳」の違い
  6. 6陰徳を積むと本当にお金が入ってくるのか?
  7. 7まずはできることから「陰徳」を積んで行こう!

多くの成功者が陰徳を積んでいる!

「陰徳を積む」と言うと何か特別なことをしなくてはならないような印象を与えますが、実際には多くの成功者は、自然に「陰徳」を積んでいると言います。

人は誰しもない物ねだりをし、一つ手に入れてもまた新しい物を手に入れたくなります。不平不満を唱え、成功している人を見ると「なんであの人ばかり?」と羨む気持ちでいっぱいになるでしょう。

「なんであの人ばかり?」とぼやく前に、あなたは「陰徳」を積む行為をしてきていますか?「陰徳を積む」ことで、運が開ける場合が多いのです。「運が開けない」のは「陰徳」を積むために日々努力していないからかもしれません。

すべては自分に返ってくる!

人の行いとは、悪い行為と良い行為の連続です。良い行為だけで生きている人など居ないでしょう。誰しも一度ぐらいは”悪いこと”をした経験があるでしょう。しかし”悪いこと”をして一つ得をしたのであれば、その分はどこかで自分に返ってくるのです。

”悪い行為”をして大きく得をしたのであれば、その分どこかで運気が下がって大きな損をする側面が出てくるでしょう。過去の行いで今の自分は成り立っています。今「運がない。ついてない」と感じる人は、「陰徳」を積んでいない可能性が高いでしょう。

「陰徳」とはどういう意味なの?

「陰徳」とはどうゆう意味でしょうか?まずは「陰徳」の意味をしっかり見て行きましょう。「陰徳」とは「人に知られることなく善い行いをすること」を意味しています。自分が善い行いをしたことで自慢する人が居ますが、それは「陰徳」には値しません。

誰にも知られることなく、自分の気持ちで善行を積むことを指しています。

「陰徳を積む」とは見返りは求めない善行

「陰徳を積む」とは、誰にも知られることなく善い行いをすることですが、そこに見返りを求める気持ちがあれば、意味がありません。「陰徳を積む」とは、善い行いをすれば自分に返ってくると言う心理で行う物ではないのです。

また「陰徳を積む」行為の途中で、誰かに知られてしまっても、陰徳ではなくなってしまいますので、注意が必要です。

具体的な陰徳を積む方法・積み方

「陰徳」とは「人に知られず善い行いをすること」だと分かりました。意味が分かったところで、「陰徳を積む」ためには具体的にどのようなことをしたらよいのか、方法を見て行きましょう。

今日生きていることに感謝する

一番身近なことから始めて、「陰徳を積む」方法を学んで行くのが良いと思います。まずは感謝する気持ちです。あなたは今この世に居るのは、当然生んでくれた両親が居るからです。この世に生まれたくても生まれることが出来ない人もいます。

まだ生きていたくても、もう生きることが出来ない人だっているんです。あなたがこの世に居るのは、ただの偶然ではありません。この世に命を授かったこと自体が奇跡で、今日一日無事に過ごせたことが感謝なのです。

すべてを「ありがたい」と言う気持ちに変えて行きましょう。不平不満を思う前にまず感謝です。そうすれば次第に怒ることもなくなり、穏やかな気持ちになって行きます。

人を責めずに常に許す寛大な心を持つ

人を責め、相手のせいにしてしまうのが日常茶飯事であれば、気持ちを切り替えて行くのも1つの方法です。その人が出来ないことを責めても、結果は変わりません。それなら寛大な心で許した方が自分だって楽なはずです。できない部分は補えばよいのです。

足りない部分は、その分自分が動けばよいのです。そうやって優しい心を持って接すれば、おのずと悪い心が消え去り、穏やかな気持ちで日々過ごせるようになります。

ゴミ拾いをする

日々感謝する気持ちを持ち、人に寛大な気持ちで接するようにしていけば、気が付いたら落ちているごみを自然に拾えるようになるでしょう。

誰かが見ているから拾うのではなく、ごみが落ちているから自然に拾おうと言う気持ちになることが大事です。自分の善意の気持ちで、ごみを拾うことが大事なのです。そうすることで自然と「陰徳を積む」ことができるのです。

席を譲る

電車などの乗り物に乗った時、年寄りや体の不自由な方が居れば、すっと立ち上がって席を譲る人が居ます。なかなか恥ずかしいですし、勇気が居る事です。それを行動にすぐに移せる人は、「陰徳を積む」ことが出来る人と言えるでしょう。

当然誰かに褒められるために席を譲っている訳ではありません。その人にとっては、席を譲る行為は当たり前であり、それが褒められることだとも思っていません。当たり前にするべきことをしただけなのです。

寄付をする

寄付をする行為も「陰徳を積む」方法と言えます。ただし、寄付をする場合は誰かに知られては意味がありません。匿名で誰にも知られる寄付することに意味があります。金額の大きさが重要なのではありません。

困っている人が居れば助けるのが当たり前という心理になることが大事なのです。「陰徳」の効果は実践した人にしか分かりません。「陰徳を積む」ようになるには、それなりの努力が必要になります。

自分の気持ちを切り替えて、誰かのために動くことは当たり前の行為であると認識できるようになりましょう。

献血をする

献血をする行為そのものが「陰徳を積む」方法に値する訳ではありません。誰かのために自分が動くことが当たり前だと言う心理になり、損得考えず献血に臨めるようになって始めて、「陰徳を積む」と言えるでしょう。

困っている人が居れば助ける。それは誰かのためあってはなりません。その行為が自然に行えていないと意味がないのです。そのためには日々の訓練が必要になるかもしれません。

「陰徳」を習慣づける!

「陰徳を積む」のは非常に難しいことです。ふとした瞬間に不平不満の気持ちが出てきてしまうでしょう。それを打ち消しながら、感謝の気持ちを常に持つように、前向きに「陰徳を積む」しか方法はありません。

時には嫌な自分がでてきても、嘆いたりせずそれも自分だと受け入れ、「陰徳を積む」ことを習慣にしていきましょう。毎日繰り返し訓練すれば、気が付けば自然に「陰徳を積む」ことが出来るようになるでしょう。

陰徳を積む効果とは?

「陰徳を積む」方法について見てきました。では「陰徳を積む」と、どのような効果があるのでしょうか?なかなか効果は分かりにくいとは思いますが、見て行きましょう。

「徳」がたまる

「陰徳を積む」と「徳」がたまると言います。では「徳」とは何でしょうか?「徳」とは、「身に付いた品性」「社会的に価値のある性質」「善や正義にしたがう人間的能力」とあります。

「徳」とは人間が本来持っているものというよりは、生活の中で身につけて行く物と考えられます。善い行いをするだけでなく、精神面でもその品性を身に付けなくてはならないのです。

「陰徳を積む」さまざまな方法を見て行きましたが、それらの善行を身に付いた性質や品性により行う事で、私たちの「運」を切り開いていく「徳」がたまると考えらえます。「徳」がたまるということは、自分の運を切り開くパワーをためるのと同じです。

陰徳あれば陽報あり

「陰徳」とは「人に知られる善い行いをすること」ですが、当然見返りを求めて行うのは「陰徳」とは言えません。しかし悪い行いをすれば自分に返ってくるように、「徳」を積めば、必ず自分に返ってきます。

「陰徳」を積んでいけば、「徳」をためることになりますので、いずれ運が開きより良い人生へ導いてくれるのです。しかし「陰徳を積む」のは非常に難しいです。時に、誰かに自慢したくなる時もあるでしょう。誰かに褒められたくなる時もあるでしょう。

しかしそのような邪念に打ち勝ち、信念を貫き通し「陰徳」を積み重ねていくしかないのです。

セルフイメージが良くなる

「陰徳」を積めば、おのずとセルフイメージが良くなります。セルフイメージとは、自分への評価を指しています。しかしこの評価は意図的な物ではなく、無意識の内に認識している自分の姿を指します。

善い行いをすれば、心も清らかになり、自分のイメージも変わってきます。そこから見えてくるのはポジティブな自分像でしょう。周りを悪く言うこともなくなり、自分の可能性が大きく広がっていくと考えられます。

日々感謝をすることで、根本的な考え方が変わり、誰かに見られることを意識することがなくなります。人は見ていなくても自分の行いは自分が見ているのでしょう。そして自分の目をごまかすことなどできないのです。

誰かと比べるのではなく、自分がどう感じるのかが一番大事になります。自分の声が清らかで感謝に満ちた物になれば、善い行いに繋がり「陰徳」を積む結果になるでしょう。

そして「陰徳」を積めばセルフイメージが高まり、良い未来が開けて行くと考えられます。

様々な運気が上がる

「陰徳」を積めば、運気が上がるのは言う間でもありません。人に知られず善い行いをし、「徳」を貯金していくことで、将来の自分の運へつながっていきます。当然そのような見返りを求めては、「陰徳」とは言えません。

しかし「陰徳」を積めば、それは必ず自分に返ってくるのです。「陰徳」を積める人は、良い運が巡ってきても、自分が「陰徳」を積んだからだとは気が付きません。

しかし、次第に事が上手く行くのは、「何か見えない力に導かれているからかも?」と感じられるようになるでしょう。それが「陰徳」による効果と考えれます。

give&giveの精神が当たり前になる

通常人は自分がやったことに対して、相手も反応してくれないと、苛立ちを感じたり、不満を思うものです。それは自分の行いに見返りを求めているからです。見返りを求めるから苦しくなりますし、相手にも同等の物を求めてしまうのです。

しかし「陰徳」を積むことが出来る人は、相手に見返りを求めません。困っている人が居れば助けるのは当たり前のこととして認識しており、それに対してお礼がなくても何も感じないのです。

「陰徳」を積む行為は「give&give」の精神が身に付きます。そうすると相手に不満を感じることもなく、穏やかな精神状態が保てるでしょう。

「陰徳」と「陽徳」の違い

「徳」には「陰徳」と「陽徳」があります。「陰徳」とは、人に知られず善い行いをすることであり、そこに見返りを求めることはありません。しかし、人は自分の善い行いを褒めて欲しいものです。

折角の善い行いも、人に話してしまえば、そこで「陽徳」に変わってしまうのです。では「陽徳」とは何でしょうか?「陽徳」の意味を見て行きましょう。

「陽徳」とは

「陽徳」は人に知られて良い「徳積み」です。「陰徳」が人に知られず徳を積むのに対して、「陽徳」は人前で良いことをし、それに対して誰かに褒められたり、認められたりします。

「陰徳」は誰かに知られることも褒められることもありませんが、「陽徳」は褒められることで満足感を得られ、プラスのエネルギーを受けることで「徳」を積むことができるのです。

「陽徳」は自分自身の満足感が高いと思いますが、「陰徳」と「陽徳」には大きな違いがあります。

「陽徳」は一代限りの徳

「陰徳」と「陽徳」の最大の違いは、その栄光が一代限りかどうかだと思います。「陽徳」は褒められることで見返りを得ます。確かに善いことをしましたが、その徳は一代限りと言います。

要は、その「徳」は自分の代で終わり、子孫には引き継がれないと言うことです。一方「陰徳」は違います。誰にも褒められることも、見返りを求めることもありませんが、その「徳」は孫の代までしっかり引き継がれるのです。

ですから、本当の「徳」とは「陰徳」のことを指していると考えられます。

陰徳を積むと本当にお金が入ってくるのか?

「陰徳を積む」とお金が入ってくると言われていますが本当でしょうか?徳を積めば、それはいつか自分に返ってくると話しましたが、「徳」を積んで循環させ消費していかなければ、いつか徳切れになってしまうとも言われています。

「徳」を積めば様々な運に変換されて、良いこととして自分に返ってくると思いますが、その受け取る「徳」を自分でコントロールしていくと、お金が入ってくるシステムです。

徳を自分で変換しコントロールする

人に知られず善い行いをし、「陰徳」を積み重ねてきたら、後はその「徳」をお金で引き出すようにコントロールするのです。しかしその「徳」は他の運で自分に返ってくることも多いでしょう。

それを受け取ってしまっては、お金で引き出すことはできなくなります。コントロールするのはかなり難しくなりますが、仕事の上で人から喜ばれることを積み重ねて行けば、その「徳」がビジネスで返ってくる可能性が高いです。

ただし特定のエネルギーに運を使いすぎると、他の部分のバランスが崩れることもあります。例えばお金に変換しすぎたら、結婚相手と上手く行かなくなったり、健康運に支障が出たり、他の部分に悪いことが起こることも考えられます。

まずはできることから「陰徳」を積んで行こう!

「陰徳を積む」ことは簡単なことではありません。しかし自分ができることから始めて行けば、いつか「陰徳を積む」ことができるようになるはずです。まずは自分が生きていることに感謝することから始めてみませんか?

自分の考え方が変わり、見返りを求めない精神になっていくと、自分自身も楽になりますし、ポジティブ思考で満たされていきます。

精神を向上していくことで、「徳積み」が自然な行為としてできるようになっていきますので、身近にあるできることから、チャレンジして行きましょう。

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