心が荒む意味とは?心が荒んでいる人の特徴や原因!

ストレスの多い現代、心が荒む日々を過ごしている人も多いのでは?気持ちの波に翻弄されることなく日々過ごすにはどうしたらいいの?と、感じている人、必読です。この記事では、荒んだ心を癒やす方法や、心が荒む原因をご紹介していきます。

心が荒む意味とは?心が荒んでいる人の特徴や原因!のイメージ

目次

  1. 1心が荒む原因や対処法を知ろう!
  2. 2「心が荒む」とはどういう意味?
  3. 3心が荒む人の特徴
  4. 4心が荒む原因【シーン別】
  5. 5仕事で心が荒む場合の対処法
  6. 6恋愛で心が荒む場合の対処法
  7. 7心が荒む時のストレス解消方法
  8. 8涙活でストレスを発散しよう
  9. 9心が疲れたら自分に合った気分転換を

心が荒む原因や対処法を知ろう!

日々、暮らしていく中で、どのような事でも大した事ではないと受け流せる時もあれば、些細なことが気になってしまう時もあるでしょう。気持ちの浮き沈みは誰にでもある事です。時には大きく沈んでしまい、心が荒む事もあります。

そんな時、イライラしてしまったり、周りや物に当たってしまったりすることもあるのではないでしょうか?「最近、心が荒んでるなぁ。」なんて思ったことのある人は、ぜひ続きをお読みください。原因や対処法を知れば、気持ちが沈んでしまっても早く立ち直れるというもの!それでは、解決の糸口を探していきましょう。

「心が荒む」とはどういう意味?

まずは、しっかりと意味を確認して、言葉の輪郭をはっきりさせましょう。「心が荒む」とは「精神的に追い込まれ、不安感や絶望感により気力がなくなったり、投げやりな気持ちになる事。」です。また、そうした状況から「品の良さや繊細さがなくなってしまう状態の事」も指します。

心が荒む人の特徴

「心が荒む」と一口に言っても、シチュエーションや性格によっていくつかタイプがあります。それでは、タイプ別に特徴を見ていきましょう。特徴を見ていけば、当てはまるタイプが分かってきます。あなたの当てはまる特徴もあるのでは……?

理想が高すぎて心が荒むタイプの特徴

理想を持つことは、大切です。また、理想に近づこうと努力することは、とても前向きで素敵なことです。しかしながら、理想が高すぎたり、段階を踏まず、いきなりゴールを目指そうとしても、なかなかうまく行くものではありません。

そこで、無理やり理想に近づこうとしたり、結果を急いで無理をすると、心に負担がかかります。そして「なぜ、自分はできないのか?」「どうせ出来ないなら、頑張っても仕方ない。」など、理想と現実のギャップに苦しみ心が荒むのが、このタイプの特徴です。このような状況の時には、一度、自分を見つめなおし、現状を受け入れる事が大切です。

「こうあるべき」に縛られて心が荒むタイプの特徴

「大人として、こうあるべきだ。」や、「母親はこうあるべきだ。」というような、「自分はこうあるべきだ。」と、いうような考えは、誰でも、少なからず持っているのではないでしょうか?このような考え方が大きくなりすぎ、素直な自分の気持ちとの落差に押しつぶされて、心が荒むのがこのタイプの特徴です。

「こうあるべき」という考え方に縛られず、時には自分に優しくすることで、周りにも優しくする心の余裕が出来るのではないでしょうか?

頑張り続けて心が荒むタイプの特徴

頑張ることは悪いことではありません。むしろ、前向きに頑張っている人は、輝いて見えますし好印象です。しかし、頑張り続けるのは簡単な事ではありません。なぜなら、頑張りがすべて結果につながるかと言えば、そうとも言い切れないからです。

頑張りや努力が報われれば、心に「達成感」や「満足感」という栄養がいきわたり、自然と力が湧いてくるでしょう。しかしながら、頑張ってもうまく行かず、望むような結果に繋がらないと、「達成感」や「満足感」は得られません。

それでも、「まだまだ努力が足りないからだ。」と、休まずに頑張り続けてしまうと、心に負担がかかり、疲れてしまいます。疲れてくると視野が狭くなり、頑張る方向を間違えてしまう事も……。それでもまた頑張ってしまい心が荒むのが、このタイプの特徴で悪循環に陥ってしまう事もしばしばです。

行き詰って疲れてしまった時には、休むことも必要です。すこし休憩を挟むことで、頑張り続けて疲れた心に栄養を送りましょう。そうすることによって、狭くなっていた視野も広がり、悪循環から抜け出す力が湧いてくることでしょう。

生活リズムが崩れて心が荒むタイプの特徴

心が荒んでいる状態が続くと、生活リズムに響いてきます。また逆に、生活リズムが崩れると、心が荒んでいきます。卵が先か鶏が先か?のようですが、心と体は密接に関係しているので、どちらかが調子を崩すと、もう片方も健康ではいられないのです。

昼夜逆転してしまい食事もろくに取れていないと、マイナス思考に陥り、投げやりになり、イライラして攻撃的になって心が荒みます。このような悪循環に陥ってしまうのが、このタイプの特徴です。心を平穏に保つためには、体の健康も大切です。このような時には、まず生活リズムを整え、気力、体力の回復が大切です。

心が荒む原因【シーン別】

仕事、恋愛、経済面。心が荒む原因は、いろいろな事が考えられます。それでは、それぞれのシーンに分けて、心が荒む原因を見ていきましょう。

仕事で心が荒む

仕事で心が荒む原因として考えられるのは「思っている仕事が出来ない」「こんなことをするために入社したわけではない」など、嫌々仕事に向き合っている場合があります。また、思った仕事と違っている訳ではなくても、職種によっては、日々ストレスと闘わなければならない職種もあります。

例えば、医師や看護師は、人の生死が関わっているので、責任が重く気が抜けません。また、無理難題を要求する患者さんもいるでしょう。このように、責任の重さや、患者さんとのかかわりの中で、ストレスを抱えてしまい、心が荒む事があります。

責任感や顧客や上司との関り方などは、医療系の仕事に限定されたことでは無く、どの様な仕事にも当てはまります。仕事には、心が荒む要因がたくさん隠れています。

恋愛で心が荒む

気持ちの浮き沈みに関係が大きいものと言えば、恋愛です。それだけに、恋愛がなかなかうまく行かない事が、心が荒む原因になる事があります。

どんなに尽くしてみても、そっけない態度を取られたり、冷たい態度を取られたり、また、浮気をされてしまったりすると、「心を、穏やかに過ごしましょう。」という方が無理な相談でしょう。不安になり、心配になり、心が荒む事になります。「報われない」「期待や気持ちを裏切られる」事は、頑張った分だけ辛いことなのです。

人間関係で心が荒む

「人間関係」は、仕事でも、家庭でも、生活していく中で自然と形成されていく物です。円滑な人間関係を築くことが出来ていれば、相乗効果で実力以上の結果をもたらしてくれるものですが、逆に、うまく行っていないと大きなストレスの原因になってしまいます。すると、心が荒む事になり、ひどくなると体調を崩してしまう事にも繋がります。

経済的に困難な状態に陥り心が荒む

世の中お金がすべてではありません。たしかにそうなのですが、そうは言っても、生活していくにもお金が必要です。居、食、住、どれをとってもお金がかかってしまいます。

やはり、お金に余裕がないと精神的にも追い詰められて心が荒む事になってしまいます。お金の問題は、気持ちの持ちようで何とかなるものでは、ありません。場合によっては、気持ちの問題よりも解決が難しいでしょう。

将来の不安や迷いから心が疲れてしまう

近い将来に不安を感じていると、心が疲れてしまい荒んでしまう事もあります。たとえば受験や進学について、本人が思い悩無こともあれば、親が思い悩むこともあるでしょう。また、リストラや出世争いなど、子供から大人まで、悩みの種は尽きません。

まだ起こっていない将来のことなど、答えを出そうとしても出ないので、うまく気分転換が出来ないとストレスが解消できず心が荒んでしまいます。

仕事で心が荒む場合の対処法

「仕事を辞めたい」「仕事なんてどうでもいい」「こんな事をやりたかったわけではない」など、仕事がうまく行かずに悩んでしまう事はありませんか?それが原因で、心が荒む事もあるでしょう。

でも、このような気持ちになる事は、誰にでもある事なのです。あまり深く考え込まず、まずは、どうしたら前向きな気持ちになれるのか、考えて行きましょう。

人に任せる事も大切

心が荒む程、仕事に疲れてしまっているのは、あなたが責任感を持って仕事に向き合っているからではないでしょうか?そして、責任感が強いからこそ人に任せるのが苦手だったり、すべての責任を自分で負おうとしたりしていませんか?

仕事をする上で、責任感はとても大切ですが、それと同時に、自分のキャパシティーを冷静に考える事も大切です。自分のキャパシティーを見つめなおし、人に任せられる仕事は任せましょう。助けを求める力も、時として必要なのです。

仕事終わりに小さな楽しみを……

毎日の仕事に疲れて、心が荒むと感じた時には、心が癒しを求めています。出来る事なら、仕事のことなど忘れて思いっきり好きな事、やりたい事に時間を割き、リフレッシュしたいところです。しかし、「そう出来る余裕があれば、心が荒む前にそうしている。出来ないから困っているのだ」と、感じている人もいるのでは?

時間やお財布にそこまでの余裕がない時には、小さな楽しみを作るだけでも、気持ちがだいぶ変わってきます。たとえば、「今日、仕事が終わったら、あのお店のチーズケーキを食べよう!」と、いうような些細な事でもいいのです。小さな楽しみでも、想像するだけで少し、ハッピーな気持ちになりませんか?

転職も視野に入れて

人には、向き、不向きがどうしてもあります。仕事に行き詰って辞めたいと思った時に、「自分は仕事のできないダメな奴だ」「こんな事も出来ないなんて」などと考えてしまいがちですが、その様に感じる必要などありません。ただその仕事や職場が向いていないだけという事もあるのです。

本当に無理だと感じたら、自分を追い詰める前に転職を考える事も一つの対処法です。一つの職種、職場にこだわる必要など無いのですから。

恋愛で心が荒む場合の対処法

「恋をしている人は綺麗だ」と、よく聞きますが、必ずしもそうでしょうか?恋愛がうまく行っている時には、充実感で満たされ、綺麗に見えるでしょう。しかし、恋をしていても、なかなか報われない、うまく行かない時には……?恋愛が原因で心が荒む時にはどうすればいいのでしょう?

相手に合わせすぎないように

恋愛に疲れて心が荒んでしまう原因に、相手に合わせすぎてしまう事があります。嫌われたくなくて無理をしてしまったり、相手のわがままを断れなくなってしまったり……。初めのうちは、相手の喜ぶ顔を見れば、疲れやストレスなど感じないかもしれませんが、付き合いが長くなると、そうも言ってられません。

ほんの少しずつでも、塵も積もれば山となるのです。疲れを感じた時には勇気をもって「NO」と、言ってみましょう。相手を想うあまりに出てくる問題ですが、恋愛関係を長続きさせるには、相手を尊重するだけでなく、お互いを尊重しあうことが大切です。

「NO」と伝える事が出来、彼(彼女)に、自分の気持ちを受け止めてもらうことが出来れば、自然と心が癒されていくことでしょう。

報われない恋愛で心が荒む

恋愛は、どれだけ努力しても、どれだけ好意を寄せても、必ず報われるとは限りません。それでも頑張り続けてしまうと、ストレスがかかり、心が荒む事になります。心が荒んでいる時にどんなにアプローチをしても、なかなかいい方向には向かないものです。恋愛に疲れたと感じたら、相手と少し離れてみましょう。

意中の相手とはしばらく距離を置いて、友達と出かけてみたり、新たな出会いを求めてみると、心に新しい刺激が加わり、恋愛で狭くなっていた視野が広がる事でしょう。

一度、距離を置くことで、頑張りすぎていた自分に気が付くこともあるでしょう。休憩することで、心をリフレッシュすれば「この恋愛にしがみつくことは無い」と、思えるかもせれません。そうなれば、気持ちを切り替えて、前向きな気持ちで生活することが出来るのではないでしょうか?

もしかしたら、前向きになったあなたを見て、意中の彼の方からアプローチが来ることも?

心が荒む時のストレス解消方法

気持ちの落ち込みが激しく、心が荒む時にはストレスを解消するのが一番!では、心が荒む時におすすめのストレス解消法をご紹介していきます。

単純な繰り返し運動がお勧め

疲れてしまったときに、運動?と思われるかもしれませんが、単純な動作をリズムよく繰り返す運動は、ストレス解消に効果的です。例えば、ウォーキング、軽い縄跳び、自転車、ジョギングなど、あまり動きを意識しなくてもできる単純な運動です。

このような運動は、幸せホルモンと呼ばれる「セロトニン」という物質の分泌を促進します。この「セロトニン」には、気持ちを安定させる働きがあるので、心が荒む時には、とても効果的です。

ストレス解消の特効薬は睡眠

先ほども少し触れましたが、生活リズムの乱れは、心と体に大きなストレスを与えます。また、寝不足が続くと、些細な事で恐怖や不安を感じやすくなります。睡眠をしっかりとることは、疲れた心と体を癒すために、とても大切な事です。

また、睡眠時間をしっかりとったつもりでも、眠りが浅いとストレスは解消されにくくなります。深い眠りにつくためには、朝、目覚めてから一時間以内に朝日を浴びる事が効果的です。睡眠時間は足りているのに疲れが取れないと感じている人は、朝の数分間でも、ベランダや窓辺で過ごす時間を作ってみるといいでしょう。

ストレスを忘れて楽しもう!

精神的に疲れ、心が荒むと感じたら、友達と出かけたり、映画を見たり、とにかく楽しいこと、やりたいことに夢中になってみるといいでしょう。楽しいこと、やりたいことを、している間は嫌な事は忘れて、心から楽しむことが大切です。

気持ちを一度切り替える事で、心に刺激が加わり、今までと違った物の見方ができ、問題の解決の糸口が見えてくる事もあります。

「これが終わったら自分にご褒美」も効果的

疲れて心が荒む時には、「自分にご褒美」を用意することも効果的です。たとえば、つらい仕事を任されてしまった場合に、「この仕事が終わったら、ずっと気になっていたちょっと贅沢なお酒を買って帰る」など、自分で楽しみを作っておくのです。すると、心の隅でワクワク感が生まれます。些細な事でもこのワクワク感が、心に余裕を生み出します。

また、週に一度や、月に一度など、定期的に「自分にご褒美」を用意することもお勧めです。例えば、「毎週〇曜日は少し贅沢な食事をする!」や「毎月この日は友達と思いっきり楽しむ日!」など、定期的に楽しい時間を作っておくのです。

そのような楽しみを作ることで、日々の生活の中でストレスを感じた時にも「あと少しで、楽しい時間が待っている!」と、心が荒む、つらい時期を乗り切るモチベーションに繋がります。

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涙活でストレスを発散しよう

泣くことでもストレス発散になります。とても辛いことがあった時、号泣したら気持ちが楽になったことはありませんか?泣くことはみっともないと感じてしまう人も多いかもせれませんが、悪いことではありません。むしろ、心と体にはいいことで、ストレス発散に、実に効果的です。泣くことによって流れ出るのは涙だけではありません。

感情の起伏によって涙が流れると脳から分泌される「プロラクチン」というホルモンや、副腎皮質刺激ホルモンの「ACTH」、また副腎皮質ホルモン「コルチゾール」というストレスの原因になる物質が体の外に流れ出ます。つまり、思い切り涙を流すと、ストレス物質が排出され、実際に心が軽くなるのです。

それでも、自然に泣くことが苦手という方もいるでしょう。そんな方には「涙活」がお勧めです。「涙活」とは、イベントなども開催され、最近ブームにもなっている、涙を流す活動の事です。涙活イベントなどで人前で号泣することもストレス発散には効果的ですが、抵抗がある人は、「一人涙活」もお勧めです。

週末など一人で過ごす時間に泣けるDVDを見たり、泣ける本を読んだりなど。泣けるツボは人それぞれですが、週に一度、ウルっとするだけでも効果大なので、是非、一度おためしを。感受性が最も高まってくるのは午後7時から午後8時頃と言われています。その時間に合わせて涙活してみるのもいいのではないでしょうか?

心が疲れたら自分に合った気分転換を

心が荒む時には、上手に気分転換をしてリフレッシュすることが必要です。ここまで気分転換の方法を、いくつかご紹介してきましたが、これ以外にも、定番な方法から個性的な方法まで、様々な方法があります。気分転換の方法は人それぞれ、何が一番効果的かは、自分に合っているかどうかです。

心が荒むほど慌ただしい毎日を、軽やかに過ごすために、自分にぴったりの気分転換の方法を探してみるのもいいのではないでしょうか?

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