風水で玄関に鏡･姿見を置く位置や向きは？

風水は家の間取りや家具、インテリアの置く向きによってその家に住む人の運気を上昇させます。玄関は風水において運気を呼び寄せる場所としてとても大切な位置でもあります。この場所に効果的に鏡を置くことで、風水的に良い運気を取り入れましょう。

風水では良い運気をもたらすものもあれば、逆に悪い運気を呼び込んでしまう恐れがある向きや方角もあります。それらの悪い運気を呼び込む鏡を置かないように注意しましょう。少し家の中の鏡を動かすだけで運気がガラリと変わります。

玄関は風水においてとても重要な意味を持ちます。先ほども触れたように、玄関は家の中、そしてその家に住む人に良い運気を呼び込むための大切な開け口としての意味も持ち合わせています。良い運気も悪い運気もその開け口の状態に反映されて入ってきます。

そして鏡は風水においてとても良い運気をもたらし悪い運気をはねのけてくれるものとしての役割を持ちます。そうした意味合いから、玄関に鏡や姿見を置くことにはとても重要な意味があり、良い運気を呼び込む上でとても重要であることがわかります。

それでは風水において、玄関扉に対しての鏡の置く位置に置ける風水での運気についてそれぞれご紹介いたします。それぞれ家の中から見た時の鏡の位置によってそれぞれ位置が異なりますので、そのそれぞれの位置における運気について見ていきましょう。

玄関の中から見て、玄関扉の右側に鏡を置く場合、その家に住む人の仕事運や対人運においてとても良い意味を持ちます。仕事で成功したい、出世したい、良いビジネスパートナーと出会いたいと思うビジネスマンの方におすすめの向きであると言えるでしょう。

対人運に付随して、人から慕われる人気運についても司る位置だと言えます。人から慕われたい芸能業などに就いている方にとってもおすすめの位置が玄関の中から見て右側の位置です。仕事や対人関係において成功したい人はぜひ右側に設置してください。

一方で逆側の玄関の中から見て玄関扉の左側に鏡を設置する場合は、特に金運において良い効果をもたらします。金運をあげたい、収入をアップさせたい・ボーナスアップを狙いたいと思っている人にとっては、玄関の左側に鏡を設置するのがおすすめです。

ですが出世も収入アップも両方狙いたいと思って玄関の右側にも左側にも鏡を設置するのはNGです。そうすると合わせ鏡になってしまい風水的には悪い運気を引き寄せる原因になってしまいます。こちらに関して詳しく後述にても説明いたしますので要チェックです。

北か北西、西か南西向きは風水において悪い運気が入ってくる方角です。基本的に玄関の正面の向きに鏡を設置することは風水上では悪い意味とされますが、この向きに限っては悪い運気をはね退けるという意味で良い意味を持つ向きでもあります。

特に低い位置に立てかけるよりも、顔の見える位置に鏡を設置する方が魔除けとして良い意味を持ちます。これ以外の向きに玄関がある場合は、正面に鏡を置くことはあまり良いとは言えないので、しっかりと向きを確認して設置するようにしましょう。

鏡は風水においてとても大切な意味を持ちます。だからこそ鏡そのものにもこだわることで、風水においてとても有効的に鏡を設置することができます。なので鏡の形によってもその意味は大きく異なります。こちらでは鏡の形別に効果をご紹介いたします。

正方形の鏡は特に運気をはねのける効果があるので、北や西など、悪い運気が入ってくるとされる位置に玄関がある方は、正面にこの正方形の鏡を設置することで悪い運気を家の中に残すことなくしっかりとはねのける力があるので魔除けに強い効果を持ちます。

一方で、正方形の鏡はしっかりと角があります。なので魔除け以外の目的で正方形の鏡を設置することは風水的には要注意だと言えます。角がある、つまり人間関係で角が立つということに繋がってしまい、人間関係に亀裂を生じさせる運気を呼び込んでしまいます。

横長の形見は特に殺風景な壁にアクセントを加えるインテリアとしてもおすすめですが、風水的には西側の運気を司るのにとても効果的です。横に平たく長いことから、風水においては土を意味し、西側に設置することにとても大切な意味を持ちます。

なので玄関が西向き、または南西向きにあるというご家庭の場合は横長の長方形の鏡を選んで玄関の正面に設置することで、悪い運気をはねのけて家の中の運気を安定させることに長けています。玄関の正面に階段があるという方も設置しやすい形です。

縦長の鏡は外出前の身だしなみの最終チェックにとても便利な一面もありますが、風水的に見ても東〜南向きに設置するとより良い運気を取り入れるのに良いとされています。魔除けとしての意味はもちろん、対人運において効果を存分に発揮してくれます。

特に南東側は良い運気をもたらすために良い方角で、木製など自然や植物の素材でできたフレームの縦長の鏡を置くことで、よりその効果を発揮してくれますので、できるだけ木製のフレーム、自然に近い色の物を選ぶとおすすめです。

合わせて、きっかり長方形などしっかりと角があるものは角が立つという理由から人間関係、対人運においてあまり良い意味を持た無いので、角が丸く加工されている物や八角形にカットされている物を選ぶと、より風水的に良い効果を得られます。

丸型の鏡は、そのまま角がありません。角が無いということで、対人関係をより円滑に丸く収めることができるという意味を持ちます。なので丸型の鏡を玄関に置くことで、対人運においてとても良い意味をもたらすと言えるでしょう。

より運気を良くするためには、できるだけ自然でできたフレームの物を利用するのがおすすめです。人工樹脂やプラスチック製よりも木製のものを選ぶなど、できるだけ自然にある物を使うことで風水においてとても良い意味をもたらしてくれると言えます。

八角形は特に風水上金運においてとても良い意味をもたらします。風水やスピリチュアル的な場面で八角形のものが使用されることも多いですが、そのまま八角形はスピリチュアル的にとても強いパワーを備えている象徴としての意味が強いです。

そんな八角形の鏡を玄関に置くことで、風水的にもとても良い運気をもたらします。特に金運においてとても良い意味を持つので、黄色のフレームなど、金運アップに効果的なカラーを一緒に揃えると、より良い効果をもたらしてくれると言えるでしょう。

玄関に置く鏡はどれくらいの大きさが適しているのでしょうか？鏡と一言で言っても大きさは様々で、手鏡程度の顔の一部が映るサイズから体全身が映るような大きな物まで存在します。風水的に玄関に置くのにふさわしいサイズについて見ていきましょう。

体全身を写してしまうような大きなサイズの鏡は風水的に健康運を害する原因になりえます。また良い運気も強くはねのけてしまう恐れがあるので、大きすぎる全身鏡はNGです。だからと言って小さすぎる鏡は風水上あまり強い効力は持ちません。

なので玄関に置く鏡として理想のサイズは、顔全体から首元が映る、20〜30cm程度のものがもっとも適していると言えるでしょう。メイクをするときなどに使うような鏡のサイズがもっとも風水においても設置しやすい鏡の大きさだと言えます。

風水においてはより良い運気を取り入れるために適した鏡の置き方もあれば、逆にあまり良くない鏡の置き方もあります。こちらでは風水的に良くない鏡の置き方についてポイント別にご紹介いたします。ポイント別に、その理由と合わせて見ていきましょう。

玄関の正面は風水的に良くない鏡の向きであると言えます。鏡は悪い運気を跳ね返してくれる役割を担っていることと同様、そのパワーが強すぎて玄関から入ってくる良い運気も玄関で跳ね返してしまう恐れがあるので、正面の向きは避けるのが基本です。

なので玄関扉に対して正面の位置に鏡を置くのは風水的には良くありません。なので良い運気を跳ね返さないように向きにはしっかりと気をつけましょう。ただし、北・西など玄関の正面の向きが悪い運気が入ってきやすい位置である場合はその限りではありません。

家の備え付きの下駄箱の扉に鏡が付いており、それが玄関の正面にあるという場合もあるかもしれません。その場合は鏡を布などで覆うことで、鏡を隠してしまうことで解決することができます。

斜めに置く、とは壁に対して平行でない状態で設置することを意味します。立てかけるタイプよりもできるだけ壁掛けの物を選んで、壁と平行に鏡を設置しましょう。もちろんそれができ無い場合はできるだけ縦に近い状態で自立する鏡を選びましょう。

風水的には斜め、つまり整った角度でないことは運気を存分に取り入れるのには不敵だと言われています。だからこそきっちりとした角度を意識することが大切です。合わせて、インテリア風に鏡をあえて玄関扉に対して斜めに置くなども避けたほうが良いでしょう。

先ほども触れたように合わせ鏡は風水においてNGですので、玄関の両隣に鏡を設置するなどは避けましょう。その理由として、合わせ鏡に設置することで、鏡により作られた運気の流れをこの合わせ鏡の中に滞らせてしまうことがあげられます。

悪い運気を玄関の合わせ鏡にずっと引き寄せたままにしてしまうことになってしまうので、合わせ鏡は風水上絶対にNGな配置方法であると言えます。なので欲しい運気が選べない、と言う場合はしっかりと吟味してひとつだけ鏡を玄関に置くようにしましょう。

玄関のそばに窓があるというご家庭もあるかもしれません。その場合、玄関のそばの窓に面する形で鏡を設置するのもNGです。ガラスは光を反射して鏡のように姿を写します。そうした側面から、窓ガラスが鏡としての役割を果たしてしまう恐れがあります。

そうした理由から窓の正面に置くことで窓ガラスと合わせて合わせ鏡と同じような状況を作り上げてしまうので、窓の正面に鏡を置くことも避けましょう。窓と鏡の向きをしっかりと考えて正しい位置に鏡を設置することでより良い運気を取り入れることができます。

運気を取り入れるために設置している鏡が曇っていたり汚れていては、良い運気は入ってきません。なので、鏡はこまめに磨いて掃除しておきましょう。綺麗な鏡は風水的にも、玄関の見栄えとしてもとても美しく、掃除することで心も晴れやかになります。

玄関は雨の日はドロドロになってしまったりとつい汚れてしまいがちです。ですが、それらの泥が以外と鏡の足の部分やフレームにはねてしまっているかもしれません。玄関掃除と合わせて、鏡のフレームや鏡面に気を使うことも運気アップの第一歩です。

合わせて、鏡に常に何が映るかも意識しましょう。鏡にゴミ箱や掃除用具などを映すよりも、運気をより向上させる植物や美しい物が映るようにすることで、より良い運気を取り入れる方法となりますので、鏡の周りや玄関の環境にも気を配ってみましょう。

家の間取り的に玄関の目の前に階段はありませんか？実はこの間取りはよくある間取りでもありますが要注意でもあります。玄関から入ってきた運気がそのまま家の奥の方まですぐに入ってきてしまうことにつながり、運気が大きく乱されます。

悪い運気はもちろん、良い運気でも同じことで、良い運気が家の中にいきなり入ってくることで、それまで安定していた家の中の運気が大きく乱されてしまう原因にもなり得るので、風水的に玄関正面に階段がある間取りはあまり良いとは言えません。

この場合、階段の中腹など、玄関に正面向きになるような位置に鏡を設置することでそれらの運気をはねのけて家の中の風水を良好に保つことができます。なので正面の向きに階段があってもこれらの鏡を使った対策方法を使って運気を安定させましょう。

いかがでしたか？今回は風水を元に玄関からより良い運気を呼び寄せる鏡の置き方についてご紹介いたしました。スピリチュアル的に強いパワーを持つ鏡は良い運気を呼び寄せる玄関に効果的に置くことで、強いパワーを発揮してくれます。

一方で正しくない置き方をしてしまうことで風水的に悪い運気を取り入れてしまう原因にもなりえます。風水学的に玄関に鏡を正しく置いて、より良い運気を自分に、そして一緒に住む家族へと授けるための準備をしましょう。