病んでるの意味とは?精神的に病んでいる人の特徴を紹介
あなたの周りには病んでる人はいるでしょうか。今回は病んでる意味や病んでる人の特徴を紹介していきます。病んでる意味を理解して、病んでる人と上手に付き合っていけるようにしていきましょう。大切な人が病んでる時のために、病んでる人への励ましの言葉も紹介します。
目次
あなたの周りに病んでる人っている?
あなたの周りには「あの人、病んでるな」という人はいるでしょうか。今回はそんな病んでる人のことを紹介していきます。病んでる人の意味や、病んでいる時の対処法なども紹介していきます。
また以前のあの人に戻って欲しい、そんな病んでる人がいる時にはどうしたら応援してあげられるのか、病んでいる人への対処法やかける言葉をチェックしてみてください。
そもそも「病んでる」の意味とは?
そもそも病んでるとはどんな意味の言葉になるのでしょうか。病んでるというのは、もともとは病気をしているというような意味の言葉だったようです。
しかし現在では情緒不安低など、精神的な病気の人だったり、精神的に不安定な人のことを病んでる、病んでる人というような意味で使っている言葉になるようです。
最近ではうつ病に近い状態の人や、うつ病の人のことも病んでると表現することがあるようです。
精神的に病んでる人の特徴【行動編】
それでは精神的に病んでいる人の行動の特徴からみていきましょう。病んでる人は病んでる時には、どんな行動をする特徴があるのでしょうか。病んでる人にあるあるな特徴をみていきましょう。
出かけるのが面倒になる
精神的に病んでる人の特徴には、出かけるのが面倒になるという特徴があるようです。病んでる人は、出かけることだけでなく、何をするにも面倒を感じるという意味で行動に特徴が出てくるようです。
以前はアクティブだったのに、最近は休みの日には布団からでないとか、仕事をするにしてもだらだらとしてしまうことが多くなったという時には、精神的に病んでる人になってきているのかもしれません。
「面倒くさい」という言葉が口癖になってきた時にも注意が必要かもしれません。
体調が悪いことが増える
体調が悪いことが増えるというのも、精神的に病んでる人の行動の特徴になります。最近体がだるいとか、頭痛がひどい、お腹が痛いということを頻繁に言うようであれば、精神的に病んでいる可能性もあります。
病んでる時は、常に体調が悪い訳ではありません。「やりたくない」「行きたくない」ということがあると、体調が悪くなるという意味で、体調が悪いことが増えるのです。
仮病だと思われてしまうこともありますが、精神的に病んでる時は、本当に割れるように頭が痛くなったり、失神してしまうほどお腹が痛くなるという症状もあります。
細かいところが気になる
病んでる人は、なぜか細かいところが気になるという特徴もあります。例えば時計の音です。普段は気にならない、針の動く音が突然気になり出すことがあります。眠る時にいつもなら気にならない隣の家のテレビの音が気になるということもあるようです。
以前は全く気にならなかったのに、机の上に置く書類の位置が気になったり、ペンの太さなどどうでもいいことまで気になってしまうということがあるようです。
細かいところまで気になってしまうのは、精神的に病んでる人の特徴なのです。
挙動不審になる
挙動不審になるというのも、精神的に病んでる人の特徴になります。常におどおどしています。おどおどしているので、必要以上に体が動いてしまうというのも特徴になるようです。
歩かなくてもいいのにうろうろとしてみたり、ぼーっとしていればいいのに、何かをしていないと落ち着かないという状態になるようです。
見た雑誌をなんどもパラパラとめくっていたり、全然見ていないメモ帳をパラパラとしていたり、何を書くわけでもないのにメモ帳にペンで落書きをしているというような行動をとることもあるようです。
精神的に病んでる人の特徴【顔・見た目編】
精神的に病んでる人は、顔や見た目にも特徴が出てくるようです。精神的に病んでる人というのは、気持ちが外見にも表れるという意味で特徴があるようです。それでは精神的に病んでる人の見た目の特徴をみていきましょう。
表情がない
精神的に病んでる人の見た目の特徴には、表情がなかったり表情が乏しいという特徴があります。精神が病んでる人は、喜怒哀楽を感じにくい精神状態になっています。そのために表情がほとんど変わらないのです。
精神的に病んでる人は、表情筋を使わないことが原因となって、表情が暗く、顔も青白く見えるような特徴もあるようです。
目に生気がないように感じるというのも病んでいる人の見た目の特徴です。どこを見ているのか分からない視線を向けているというようなこともあるようです。
清潔感がなくなる
精神的に病んでる時というのは、何をするのにも面倒くさいと感じてしまいます。服を選ぶのも、場合によってはお風呂に入ることも面倒くさいと感じるようになっていきます。
精神的に病んでる時間が長くなることで、どんどん清潔感がなくなっていくというのも病んでる人の特徴です。
最初は寝癖がついたままだなと思っているくらいかもしれません。そのうち、毎日同じような服しか着てこなくなったという時には注意が必要かもしれません。
体型が変わってくることも
精神的に病んでる人は、体型に変化が出てくることもあります。最近突然太りだしたとか、逆に痩せていっているという場合には、病んでる時なのかもしれません。
精神的に病んでる人は、暴飲暴食に走りやすくなります。ストレスが溜まっていることが原因で、食べたいという欲求が増えたり、アルコールで気分を紛らわそうとすることもあるようです。
逆にストレスが溜まりすぎてしまって、食欲がなくなってしまうという人もいます。太るのも痩せるのも急激であるのは体の健康にもよくありません。
精神的に病んでる人の特徴【発言編】
精神的に病んでる人の特徴には、発言の特徴もあります。精神的に病んでる人は、どんな発言をすることが多いのでしょうか。もしかしたら病んでるかも、そう思う人の発言は注意をして特徴がないかどうかを確認してみましょう。
ネガティブな発言が増える
精神的に病んでる人の発言の特徴には、ネガティブな発言が増えるという特徴があります。「どうせ」「だって」「でも」など、自分に対しても他人に対しても否定的な発言が増えていくという特徴があるようです。
他人に対してもネガティブな発言が増えるので、悪口なども言うようになるかもしれません。
ネガティブな発言をしてしまうのは、考え方もネガティブになっているからであるという可能性があります。以前はネガティブなことを言わなかった人から、急にネガティブな発言が増えたという時には、精神的に疲れているのかもしれません。
自分のことが増える
精神的に病んでる人の発言の特徴には、自分のことが増えるという特徴があるようです。病んでる時というのは、周りの人のことよりも自分のことに意識が集中しているのが理由になるのだとか。
自分のことを中心に考える気持ちが強くなることで「自分はこう思う」「自分はこうする」「私は○○を食べる」というような自分中心の発言が増えていくという特徴があるようです。
自分のことが増えるということは、周りへの意識が低くなるということでもあります。周りのことを考えた意見は言えなくなっていくという特徴があります。
発言自体が少なくなる
精神的に病んでる時には、発言自体が少なくなるという特徴もあります。以前はよく話をしていた人なのに、最近は一人でいることが多いとか、みんなと一緒にいても自分から話す姿を見ないというときには、精神的に病んでるのかもしれません。
話しかけても面倒くさそうな態度を取られるというのも、病んでいる人の特徴になります。周りの人と話しをしなくなることで、ますます精神的に病んでしまうというのも、病んでる人の特徴になります。
精神的に病んでる人の心理
精神的に病んでる人は、心に何かを抱えてしまっている状態のようです。病んでる人は、病んでる時にはどんな心理でいるのでしょうか。精神的に病んでる人の心理についてみていきましょう。
イライラしている
精神的に病んでる人が病んでる時は、何かにイライラしていることが多いようです。「これに怒っている」というものではなく、何かにいつもイライラしているのです。
情緒が不安定であるのが原因ですが、イライラしている自分が嫌いになるというのも病んでる人の心理です。
何に怒っているのかわからないので、どこに怒りをぶつけたらいいのかわからなくて、どんどん心の中がもやもやになっていってしまうのです。
自分はダメな人間だと思う
精神的に病んでる時、自分はなんてダメな人間なんだと思うというのも病んでる人の心理の特徴です。例えば、仕事に行こうと思っているのに、頭痛がひどくて体が動かないという時があります。第三者がみれば、精神的に病んでるのだから仕方ないと思うかもしれません。
しかし病んでる本人は、どうして自分は、他の人が普通にできることができないのだろうと苦しい心理になるのです。他の人が普通にできることができない自分は、人間として足りないところがあるのだと自分を責めてしまうこともあります。
自分のことをダメな人間だと思ってしまうことで、社会には必要ない人間だと感じることが多くなります。
孤独に感じている
精神的に病んでる時、病んでる人は孤独とも戦っています。精神的に病んでる人は、周りの人と自分は考え方が違うと思い込んでいます。みんなが普通にできることができない自分は、周りの人よりも劣っていると考えているかもしれません。
そんな自分のことを分かってくれる人なんていないだろう、そんな心理になってしまっているのです。自分でも理解できない心理を誰かに説明することもできずに、自分の中だけに閉じこもっていってしまうのです。
病んでる人への対処法
あなたの周りに病んでる人がいる時には、病んでる人にはどんな対処法を使うといいのでしょうか。以前のあの人に戻って欲しい、そんな病んでる人がいる時にも使える病んでる人への対処法を紹介します。
話を聞いてあげる
病んでる人への対処法には、病んでる時に話を聞いてあげるという対処法がおすすめです。どうして病んでいるのか、何を悩んでいるのかという話ではなく、病んでる人の話したいことを話させてあげてください。
病んでる人が、発言が少なくなっている時には、最近楽しかったこととか、気分転換ができているかどうかなどを聞いてみるのもいいかもしれません。
病んでる人は病んでる時、どうして自分が病んでいるのかがわからないことがあります。どういう理由で病んでいるのか説明ができないから苦しんでいるのです。
外に連れ出す
病んでる人への対処法は、ちょっと無理矢理にでも外に連れ出すという対処法もあります。病んでる時は、色々なことが面倒になって、外にも出かけたがりません。家での休息も必要になることがあります。それでも何週間も外に出ていないのはよくありません。
気分転換のためにも、ドライブだけでもいいので連れ出すという対処法を使うのがいいでしょう。プライベートで外の景色を見ることで、精神的にもリフレッシュすることができるはずです。
近くのカフェでお茶をするだけでも、だいぶ顔つきがかわってくるはずです。
ただ傍にいる
病んでる人への対処法には、ただ傍にいるという方法もおすすめです。話したくない、でかけたくないという人であれば、ただ傍にいて一緒にテレビを見ているだけでも、病んでる人の気持ちの支えになってあげることもできるようです。
何も言わなくても、傍にいるだけで病んでる人にとっては嬉しい存在なのです。
病んでる人にかける励ます言葉
病んでる人を病んでる時に励ます時には、言葉を選ぶ必要があります。病んでいる人にはどんな言葉を使うと上手に励ますことができるのでしょうか。病んでる人にかける励ます言葉を紹介していきます。
応援するよ
病んでる人にかける励ます言葉には「応援するよ」という言葉があります。病んでる人にプレッシャーになるような言葉は厳禁だと言われることもあります。とても病んでいる人には「味方でいるよ」という言い方に変えてもいいかもしれません。
病んでいる人は、自分でもなんとかしたいと思っています。病んでいる気持ちのままではいけないこともわかっています。自分でも、とてもよくわかっているのです。
焦らずに一緒にゆっくりとやっていこう、そんなことを励ます言葉としてかけてあげるのもいいでしょう。
一緒に休憩しない?
病んでる人は頑張っています。普通の人からみると、だらだらしているように見えたり、なんだかやる気がないように見えるかもしれませんが、なんとかしようともがいています。
一生懸命生きるために頑張っている病んでる人には、「一緒に休憩しない?」という言葉も励ましの言葉になります。病んでる人だけに休憩を進めるというのもいいでしょう。
しかし「疲れているなら休んだ方がいい」と伝えるのは、時に病んでる人を傷つけます。やっぱり自分は他の人と同じことができないんだと感じてしまうかもしれません。一緒に疲れを癒やしてあげてください。
頑張ってるのは知ってる
先ほども書いたように、病んでいる人が頑張っているというのは同じように病んでいる人や、病んだことがある人にしか分からないこともあります。
誰も自分が頑張っていることを知らないと思っている人には、「頑張ってるのは知ってるよ。偉いね」と言ってあげるのも癒やしになります。
誰かに褒めて欲しくて頑張っているわけではありませんが、自分のことをわかってくれる人がいるというのは、それだけで元気になれる言葉なのです。
これはNG!病んでる人に言ってはいけないこと
それでは病んでいる人に言ってはいけない言葉にはどんな言葉があるのでしょうか。病んでいる人が追い込まれている時には、励ますつもりで言った言葉もプレッシャーを与える言葉になってしまうことがあります。
病んでいる人には言わない方がいい言葉も理解しておきましょう。
頑張れ!
病んでいる人に言ってはいけない言葉には「頑張れ」という言葉があります。何度も言うようですが、病んでいる人は病んでいる人なりにがんばっているものです。
頑張れと言われると、何を頑張ったらいいのかわからなくてパニックになります。頑張れが、普通の人のようになりなさいと言われているようで、さらに気持ちを追い込んでしまうということもあります。
頑張れと言う言葉は、病んでいる人には使わないようにしたほうがいいでしょう。
なんだか難しいこと
病んでいる人は、あまり難しいことを考えることはできません。精神的に辛いときというのは、熱が40度くらいある状態と似ています。
人生とはとか、なんだか難しい内容のことを、長々と話されてしまうと、頭の中で理解ができなくなってしまって、よくわからないけれど「説教されてしまった」というような気分になってしまうこともあります。
意味がある良い話であったとしても、難しい話や長々とした話というのは、病んでいる人にはおすすめできない話になります。
病んでる時に聴いてほしいおすすめの曲
病んでいる時には、人の話は頭に入ってこないけれど、音楽がするっとはいってくるということもあります。病んでいる時におすすめの曲を紹介させていただきます。
ちょっと気持ちが疲れているという時にもおすすめです。ぜひ聞いてみてください。
おすすめの曲①負けないで
応援ソングと言えばこの曲、ZARDの「負けないで」です。もともとは恋の応援ソングですが、頑張れではなく「負けないで」と応援しているところが素敵です。
頑張らなくてもいいけれど、自分には負けないでと呼びかけてくれるような優しい歌詞が魅力の応援ソングです。
おすすめの曲②ファイトソング
ファンの間では人気の応援ソング、嵐の「ファイトソング」です。頑張れという励ましの言葉は病んでいる人にはプレッシャーになりますが、この曲の「頑張れ」は気楽な感じに受け取れるのがいいところです。
「時には泣いていいよ。弱いところ見せても大丈夫。」という歌詞は、頑張らなくてはと思っている病んでいる人の気持ちに響くはず。ぜひ聞いてみてください。
あなたは病んでない?診断してみよう!
もしかしたら自分は知らないうちに病んでいるのかもしれない。そんな風に不安に思う人もいるかもしれません。病んでいる人というのは、自分でも気がつかないうちに病んでしまっていることもあります。
病んでいるかどうか、早めに気がつくためにも、自分でチェックできる病み度診断をしてみましょう。
病み度診断
□朝、起きなくてはいけないと分かっているのに起きることができない。
□学校や仕事がある日だけ体調が悪くなる。
□何を着ていこうか考えるのが面倒くさい。
□最近、友達と話していても楽しくない。
□バラエティー番組を観ても笑わなくなった。
□ご飯が美味しくない。
□でもお菓子はやめられない。
□休みの日は1日寝ていたい。
□夜になると朝が来るのが怖いと感じる。
□このまま自分は消えてしまえばいいのにと思う。
診断結果
【0から3チェック 病み度30%】
少しストレスが溜まっているかもしれません。友達と遊びに出かけるのもいいかもしれません。
【4から6チェック 病み度50%】
やや強いストレスがかかっているようです。ストレスになっている原因を探した方がいいかもしれません。
【7から9チェック 病み度70%】
精神的な疲れが体調に現れているかもしれません。気持ちがはれないときには、病院を受診するのもいいかもしれません。
【10チェック 病み度100%】
とても病んでいるようです。できる限り早めに病院を受診するようにしましょう。1人で悩んでいてもよくはなりません。
精神的に病んでる人にはリフレッシュが必要!
今回は病んでるの意味と、精神的に病んでいる人の特徴を紹介させていただきました。精神的に病んでいる人は、どうして気持ちがはれないのか、どうしてこんなにイライラしてしまうのかがわからなくて苦しんでいるという人もいるでしょう。
気分転換をすることで、気持ちがすっきりとすることがあります。しかし継続的に気持ちが不安定になっていると感じるときには、病院を受診してくるのもいいでしょう。
ただし精神的に病んでいる人というのは、最終的には自分でその気持ちを克服していかなくてはいけないものです。薬を飲んだらすっきり治るというような病気ではないことも理解しておきましょう。ゆっくりじっくり治療をしていきましょう。