集団行動が苦手・嫌いな人の心理!団体行動ができない人って?

集団行動って、面倒くさいと思う時があります。今回は集団行動苦手という人の心理や、団体行動ができない人の特徴などを紹介していきます。集団行動苦手と考えている人は、どうして集団行動ができないのでしょうか。もしかしたら集団行動できないのは病気が原因かもしれません。

集団行動が苦手・嫌いな人の心理!団体行動ができない人って?のイメージ

目次

  1. 1集団行動は疲れるから苦手!
  2. 2集団行動できない原因とは?
  3. 3集団行動が苦手・嫌いな人の心理とは?
  4. 4集団行動できない人の特徴
  5. 5団体行動できないデメリットとは?
  6. 6克服をしたほうがいい?集団行動をするメリット
  7. 7苦手な集団行動ができるようになる克服方法
  8. 8集団行動が苦手なのは病気の可能性もある
  9. 9集団行動が苦手な人も克服できることがある

集団行動は疲れるから苦手!

集団行動が苦手な人が増えていると言われます。集団行動をするというのは、安全面などから良いとされている集団行動ですが、みんなで一緒にというのが面倒くさいと感じる人もいます。

自分は集団行動をすることは苦痛ではないけれど、集団行動をすると集団行動をする中ではみだす人がいて厄介だと感じる人もいるようです。自分はルールを守っているのに、一緒にいる人が守れない人だとイライラするものです。

集団行動することができる人であっても、集団行動が苦手な人がいることで時間が守れなかったりするのが嫌だから集団行動をしたくないと感じてしまうということもあるのです。

集団行動できない原因とは?

集団行動をすることに何の違和感もない人もいれば、集団行動が嫌いという人もいます。集団行動が嫌いな人が、集団行動できない原因となっているのはどんな理由なのでしょうか。集団行動できない人の原因をみていきましょう。

プライドの高さ

集団行動できない人や集団高度が嫌いだという原因には、プライドが高いことが原因になっていることがあるようです。プライドが高いので、自分が誰かに合せるということができないのです。

周りの人が自分に合わせてくれるなら問題ありませんが、自分が誰かに合わせるというのはプライドが許さない行為になります。

自分と他の人が同じレベルであるというように扱われるのが嫌いだから、集団行動ができないという人もいます。プライドが高い人は、集団行動できない原因になりそうです。

自分を表現するのが苦手

集団行動や団体行動ができないのは、自分を表現するのが苦手であるということが原因になっていることがあります。集団行動では、多くの人と一緒に行動をすることになります。自分を表現することが苦手な人は、自分の意見を伝えることもできないことがあります。

集団行動をしていてちょっとお腹がすいてしまったという時でも、そのことを伝えることができないということがあります。

自分を上手に表現することができないので、例えば本当は引っ込み思案な性格なのに、ノリがいい人だと勘違いされてしまうこともあります。勘違いされたまま、本当の自分とは違う性格を装ってしまうことになることもあるようです。

他人を気にしすぎる

他人を気にしすぎてしまうのも,集団行動できない原因になります。集団行動や団体行動することで、周りの人がどう思っているのかを考えすぎてしまうということが原因になります。

他人を気にしすぎてしまうので、精神的にも疲れてしまいます。これほど疲れてしまうくらいなら集団行動はしなくてもいいかと思ってしまうのが、集団行動ができない原因になっています。

集団行動が苦手・嫌いな人の心理とは?

集団行動や団体行動が苦手な人や嫌いな人というのは、どうして苦手だと思ったり嫌いだという心理になるのでしょうか。集団鼓動できない人が、集団行動が嫌いだと思う心理について考えていきましょう。

1人のほうが楽

集団行動が苦手だったり嫌いだという人は、1人のほうが楽だという心理であることがあります。集団行動や団体行動をすると、周りの人に合せなくてはいけなかったり、自分がやりたいと思ったことも諦めなくてはいけないこともあります。

例えばバスツアーです。ツアーは団体行動をしながら観光地を回るものですが、集団行動でみていくことが決まっているので、自分はここをもっとじっくり見たいと思っても、計画がそうなっていなければみんなに合わせるしかありません。

1人だったらじっくりお土産を選べるのに、集団行動をしているから時間をかけてお土産を選ぶことができずに適当に買ってしまって後悔するということもあります。そんな経験があると1人のほうが楽だという心理になるのです。

誰かに干渉されたくない

誰かに干渉されるのが嫌いだから集団行動や団体行動が苦手だという人の心理もあります。集団行動が嫌いだという人の中には、その人ならではの世界観を持っている人もいます。

集団行動をすることで、誰かにその世界観を壊されるのが嫌いだと感じている心理の人もいるようです。例えば黒い服を着るのが好きだという心理の人がいたとします。団体行動をする時、みんなでお揃いのTシャツなどを作ることがあります。

その人は黒が好きなので黒がいいと思っていますが、団体行動をしているみんなが黄色がいいと言えば、黄色になってしまうこともあるということです。

どうせ何も採用されないと思う

集団行動や団体行動のあるあるですが、だいたい集団行動をしている時には、仕切る人がでてきます。集団行動が嫌いだという人は、多くの場合「仕切られる人」に分類されます。

集団行動では仕切る人の意見が重視されます。みんなでカフェに行く時にも、コーヒーが美味しいお店に行くか紅茶が美味しいお店に行くかどうするかとなった時には、大抵強く意見を言う人に決定権があるものです。

集団行動をしている時には、どうせ自分の意見は採用されないだろうと思ってしまうことで、集団行動でみんなと一緒にいることを苦痛に感じてしまう心理もあるようです。

誰かに合せたくない

誰かに合わせるのが嫌だという心理の人や、誰かに合わせるのが苦手だという心理から、集団行動が嫌いという心理になる人がいます。

バスツアーの例でもあるように、集団行動することで自分がしたいと思っていることができなかったりします。Tシャツの例にあるように、誰かに合わせなくてはいけないことで、自分の個性を殺さなければいけないこともあります。

そこまでして団体行動をしなければいけない理由がわからないというのが、誰かに合わせたくない心理になっています。誰かに合わせなくていけないくらいなら団体行動はしたくないという人も多いようです。

人のことが嫌い

そもそも人のことが嫌いだというのも、集団行動や団体行動が嫌いな心理になっています。自分以外の人のことが嫌いなので、誰かと一緒にいるのが苦手なのです。

気を遣わなくてはいけないからというよりも、自分のテリトリーに入ってくることで、自分のペースを乱されてしまうことが苦手だと感じる心理になることが多いようです。

集団行動できない人の特徴

集団行動や団体行動が苦手な人というのは、どんな特徴がある人になるのでしょうか。もしかしたらあなたも集団行動が苦手な人だと思われているかもしれない、周りの人から見て集団行動できない人だと思う人の特徴をみていきましょう。

マイペースで協調性がない

集団行動できない人の特徴には、マイペースで協調性がないという特徴があります。集団行動が苦手な人というのは、誰かと行動を合わせることが苦手な人が多いようです。

誰かと合わせることが苦手だという点で、とてもマイペースであるという特徴があるでしょう。マイペースな人でも、団体行動をする時には周りの人に合せることができるものですが、集団行動できない人は集団行動でもマイペースで協調性がないという特徴があるのです。

自分勝手に行動したいという心理から、マイペースな上に協調性がない人は団体行動が苦手なのです。

独特な考え方をする

周りの人が理解できないような独特な考え方をするというのも、集団行動が苦手な人の特徴になります。独特な考え方をする人は、団体行動をする中でも、ちょっと周りの人と考え方を合わせていくことが苦手であるという特徴があります。

独特な考え方をする人の中には、自分の考え方を曲げないという人や、頑固な人もいます。「自分の意見が正しい」と強く信じてしまうところがあるので周りの人から理解されにくいようです。

独特な考え方をする人から集団行動から離れてしまうことも多いですが、「この人と付き合っていくのは難しい」と団体行動をしている人たちから距離を取られてしまうということもあるようです。

決められることが苦手

集団行動が苦手だという人の特徴には、決められることが苦手だという人もいます。旅行の計画も、時間を決められてしまうのが苦手だったり、今日はこういう予定ですと決められてしまうのが苦手です。

自分がやりたい時にやりたいことをやりたいと思っているという特徴になります。自分で決めたことは苦手だとは思いませんが、誰かに決められたことは、押しつけられているような気分がして嫌だと感じるようです。

決められることが嫌いだという人は、押しつけられていると感じることで集団行動が苦手だと感じることが多いようです。

空気を読めない

空気を読むことができない人や、空気を読むのが苦手だという人も集団行動が苦手な人の特徴です。集団行動が苦手な人というのは、周りの人に合せるのが苦手な人でもあります。

空気が読めない人は、みんながAだと思っているときに「本当にAでいいの?」と流れを不用意に変えてしまったりすることがあります。意味のある意見ではないことも言ってしまうことで、周りの人からの反感を買ってしまうという場合もあるようです。

周りの人からも攻撃をされるようになることで、集団行動が苦手だと感じることも増えてしまうようです。

気を遣いすぎる

周りの人のことを気にしすぎる人というのは、周りの人に気を遣いすぎるということで集団行動が苦手だという特徴もあるようです。

気を遣いすぎてしまう性格の人は、やらなくてもいいとわかっていても誰かといると気を遣ってしまうという人になります。集団でいるだけで気を遣ってストレスをためて言ってしまうのです。

そのために集団行動をするのが苦手だと感じるようになっていき、誰かに気を遣ってストレスをためるくらいなら1人でいたいと思うようになるという特徴があります。

団体行動できないデメリットとは?

集団行動や団体行動ができないことには、社会的なデメリットがあるとも言われています。集団行動できないことは、どんなデメリットがあるのでしょうか。団体行動できないデメリットについてみていきましょう。

大人の場合のデメリット

社会人の大人が団体行動できないデメリットとはどんなデメリットになるのでしょうか。大人になってから集団行動できないと困る点について考えてみましょう。

助けてもらえない

大人が集団行動が苦手なことのデメリットは、仕事などで困ったことが起こった時に、周りの人に助けてもらうことが難しいというところです。

社会人になってから1人で仕事をしていくというのは難しいことがあります。病気で休んだ時や、予定が重なってしまった時などには、どうしても誰かに助けてもらわなくてはいけなくなってしまいます。

集団行動ができない人は、本当に困った時に「お願い」と頼める人がいないために、仕事などを上手に回すことができなくなるというデメリットがあります。

コミュニケーションがとれない

集団行動が苦手でできないという人は、他の人とコミュニケーションがとれないというデメリットもあります。コミュニケーションがとれないことで、助けて欲しい時に助けてもらえないというデメリットもありますが、それ以外にもデメリットになることが多くあります。

例えば情報交換をすることができません。一緒に何かをするということが苦手なので、協力をして大きな仕事をしていくということもできなくなります。

コミュニケーションをとることができないので、新しい交友関係を築いていくことも難しくなってしまうでしょう。

子供・小学生の場合のデメリット

社会人の大人になってからのデメリットがありますが、学生の間にもデメリットとなることがたくさんあるようです。子供や小学生が集団行動ができないことで起るデメリットとはどんなデメリットなのでしょうか。

浮いてしまう

子供や小学生が集団行動できないことでのデメリットになるのが、学校のクラスで浮いてしまうという点です。集団行動ができないことで、周りの人から「一緒にいると面倒くさい人」というイメージがついてしまいます。

先生などからも注意されることが多い子供になるので、周りの子供から「できない子」というイメージを持たれやすく、いじめの原因となってしまうこともあるようです。

他の子供と違う行動をすることになる、集団行動ができない子供はクラスで浮いてしまうデメリットがあります。

親が心配する

集団行動ができないことも個性だと思うことができればいいのですが、多くの場合他の子供とは違う行動をしてしまう子供のことを、親が心配してしまうというデメリットがあります。

他の子供と同じことができないことで、自分の育て方が悪かったのではないかと自分のことを責めてしまうような親もいるようです。

克服をしたほうがいい?集団行動をするメリット

集団行動が苦手だということにはデメリットが多いようです。デメリットが多いなら、集団行動ができるように克服をしたほうがよさそうです。

しかし集団行動をすることは、本当にいいことなのでしょうか。集団行動をすることのメリットについて考えてみましょう。

人を見る目が養われる

集団行動をすることのメリットには、人を見る目が養われるというメリットがあります。集団行動をするということは、多かれ少なかれ周りのことを気にしながら行動することになります。

周りの人の行動を見ることで「この人はこういう行動をするのか」というように、人の行動を分析することができるようになることもあります。

人の行動を分析することができるようになることで、さらにコミュニケーション能力を高めることができるようになります。

色々な価値観を知ることができる

集団行動をするというのは、色々な人と接することにもなります。中には自分にはない価値観を持った人との出会いもあるでしょう。

集団行動をすることで、今まで自分にはなかった価値観を知ることができるきっかけを作ることができます。それを自分のものにするかどうかは別として、こういう考え方をする人もいるのだとわかることで世界が広がることがあるのです。

助け合うことができる

集団行動をすることの最大のメリットは、助け合うことができるというメリットです。多くの人と一緒にいることで、何か困ったことがあると声をかけやすいということがあります。

集団行動をしていることで、自分から助けを求めなくても周りの人が気がついてくれて手を貸してくれるということもあるかもしれません。

苦手な集団行動ができるようになる克服方法

集団行動をすることのメリットもたくさんあるようです。メリットをいかすためにも、苦手な集団行動ができるようになるように克服していけるとよさそうです。それでは苦手な集団行動ができるようになる克服方法にはどんなものがあるのでしょうか。

たまには相手に流されてみる

集団行動ができるようになる克服方法には、たまには相手に流されてみるという克服方法もおすすめです。集団行動が苦手な人は、自分のやりたいことを強く持っている人でもあります。自分を強く持っていることも大切ですが、時には流されてみるのもいいようです。

毎回流される必要はありませんが、時々流されてみると意外と気楽でいいかもと思うことができるかもしれません。

たまに相手に流されていくうちに、だんだんと集団行動をしていくことに慣れていくことができるかもしれません。

他人に興味を持つ

他人に興味を持つようにするというのも集団行動ができるようになる克服方法になります。集団行動が苦手な人には、自分のことを中心に考えすぎてしまうという特徴もあります。

面倒くさいとは思わず、周りの人がどんな人なのかちょっと興味を持ってみましょう。最初は誰かのために何かをしてあげようという気持ちではなく、人間観察から初めてみるのもいいかもしれません。

少しずつ他人に興味が持てるように気持ちを変えていくことが、集団行動ができるようになる克服方法になりそうです。

何ができるか考えてみる

集団行動が苦手な人の中には、集団行動をすると個性がなくなってしまって嫌だと考えている人もいるでしょう。個性がなくなるからと考えている人には、集団行動の中で自分が何ができるのか、何ができているのかを考えてみるのもいいでしょう。

リーダー的な役割をしていなくても、例えば話題を振っているのはいつも自分だということに気がついたり、ムードメーカーになっていることもあるかもしれません。

まだ自分が何かできていないという場合には、今の集団行動で自分が何かできることはないかを考えてみましょう。

全員と仲良くなろうとはしない

気を遣いすぎて集団行動が苦手だという人の場合には、全員と仲良くなろうとしないということも集団行動ができるようになる克服方法になります。

みんなから好かれる人になりたいと思ってしまうものですが、たくさんの人が集まる集団の中では相性が合う人も会わない人もいます。相性が合わない人とまで仲良くしようとすることで、ストレスをためてしまうこともあります。

それが溜まりすぎると集団行動が嫌いになってしまいます。相性が合わない人もいるものだと割り切ることも、集団行動ができるようになる方法です。

嫌な時には断るようにする

全員と仲良くなろうとしないと同じような意味で、集団行動をしていても今回は嫌だという時があったら、その時には断るようにすることも大切です。いつでもどこでも集団行動をしなくてはいけないわけではありません。

いつもはみんなと一緒にいるけれど、今は1人でいたいという時間を作ることを恐れないようにしましょう。

集団行動が苦手なのは病気の可能性もある

集団行動が苦手であるよりは、集団行動ができるようになったほうがいいようです。しかし全ての人が同じように集団行動ができるというわけではないようです。集団行動ができない原因となる病気とはどんなものがあるのでしょうか。

ADHDの可能性

集団行動ができない原因になる病気には、ADHDと呼ばれるものがあります。日本語にすると、注意欠如多動症という障害の病気になります。この病気の症状は、集中力が続かなかったり、じっとしていることができなかったり、思いついたらすぐに行動をしてしまうというような行動をしてしまうことです。

以前は「落ち着きがない人」と思われていた人の中にも、このADHDの障害が原因で、じっとしていたくてもできないことがあるということがわかるようになってきました。

思いついたことを行動に移してしまうので、周りの人と同じ行動ができないことがあり、集団行動ができない原因となってしまうのです。

自閉症の可能性

自閉症の障害がある人も、集団行動ができない原因の病気であることがあります。自閉症は、コミュニケーションを取るのが苦手であるという症状があります。

自分が心を閉ざしているわけではなく、相手が何を考えているのかを上手に受け取ることができなかったり、自分の中に強いこだわりを持ってしまうということもあるようです。

自分に強いこだわりがあることで、他人と合わせる集団行動ができないという症状が出ることがあるようです。

Thumbドライな人間の性格や特徴とは?ドライな人ってどういう意味?
「ドライな人」と呼ばれている人は身近にいませんか?ドライな人とはどのような意味を含んでいるの...

集団行動が苦手な人も克服できることがある

今回は集団行動が苦手・嫌いな人の心理や団体行動ができない人の特徴などを紹介してきました。集団行動が苦手な人は、性格などが問題なのではなく病気である可能性もあるようです。

集団行動ができるようになる克服方法を試しても、どうしても集団行動ができないという場合には1度病院を受診してみるのもいいかもしれません。

集団行動は必ずしもしなくてはいけないものではありませんが、集団行動ができるようになることでもっと楽に人生を送ることができるかもしれません。

人の性格についてもっと知りたい人はこちらも!

Thumb人間のクズの意味とは?クズ人間の特徴や性格!
自分の事をクズだと思った事はありますか?あなたの周囲には人間のクズと言える人はいますか?そも...
Thumb友達がいない人の特徴13選!友達ができない原因や理由とは?
あなたは友達が多い方でしょうか。実は友達が少ない人や友達がいないという人は結構多いようなので...

関連するまとめ

関連するキーワード

人気の記事

人気のあるまとめランキング

新着一覧

最近公開されたまとめ