電話が嫌いな心理や理由!電話が苦手な人の克服方法も紹介

あなたは電話が好きですか?嫌いですか?あなたの周りに電話が嫌いな人はいませんか?最近は電話以外の便利なツールが増え、電話が苦手な人も多いようです。どのような心理で、電話が嫌いになるのでしょうか。克服方法などもご紹介いたします。

電話が嫌いな心理や理由!電話が苦手な人の克服方法も紹介のイメージ

目次

  1. 1電話が嫌いな人は実は多い?
  2. 2電話が嫌いな人の心理や理由【男性編】
  3. 3電話が嫌いな人の心理や理由【女性編】
  4. 4電話が苦手な人の意見
  5. 5日常での電話嫌いを克服する方法
  6. 6仕事での電話嫌いを克服する方法
  7. 7電話が苦手な人はしなくていい?電話させずに仕事するコツ
  8. 8電話嫌いでも問題ない!

電話が嫌いな人は実は多い?

周りに電話が嫌いな人はいないでしょうか?もしくは、自分自身が電話が嫌い、という人も多いかもしれません。

現在では、メールやLINEなどの便利な連絡手段が増えたので、電話をしなくても簡単に連絡がつくようになりました。そのため、電話をする機会が減り、電話が嫌いな人も以前より増えているようです。

仕事、プライベートを問わず、電話が嫌いな人は実はかなりいるようです。電話が嫌いな理由もさまざまです。その心理を詳しく見てみましょう。

電話が嫌いな人の心理や理由【男性編】

電話が嫌いな人はどのような心理なのでしょうか。特に、電話が嫌いな男性に多い心理をご紹介します。

意味のない会話をしたくない

特に用件のない電話をすることはないでしょうか。今日あった嬉しいことを報告したり、気に入らない上司の愚痴を言い合ったり。この手の電話は、感情の共有を目的としているのですが、女性に多い傾向があります。

それに対して、男性は、感情の共有が苦手で、結論がない会話を好まない傾向にあります。「それで?結論は?」「解決策は?」と言ってしまいたくなるのが男性です。そのため、特に結論のない話を聞かされた時に、「時間の無駄だった」と感じてしまうのです。

電話は自分の貴重な時間を割いてするものです。そのため、意味のない会話のために自分の時間を奪われたくない、というのが電話が嫌いな男性の心理です。

周りの人に聞かれたくない

一人きりの場所で電話をしない限り、その通話内容は周りの人に聞かれてしまうことになります。その内容が仕事であれプライベートであれ、第三者に聞かれてしまうのはあまり好ましくない状況と言えます。

特に、職場で仕事の電話をしている場合、その内容は同じ職場の同僚や先輩、上司などに聞かれてしまうことになります。その内容や電話応対の仕方などをチェックされ、後でダメ出しを受けるのが嫌だな、という心理が働きます。

仕事でもプライベートでも、その場にいる人に話を聞かれたくないために口ごもってしまう場面もあります。一人暮らしをしている人でなければ、だいたい電話の内容は他の誰かに聞かれてしまうことになります。そのため、電話が苦手だと感じる人が多いのです。

そもそも、会話が苦手

これも男性に多い傾向がありますが、そもそも会話が苦手、というパターンです。沈黙があったら何を話せばいいのか、とっさの質問に適切に答えられるか、相手が興味深い話ができているか、などの心配から、会話をすることに苦手意識を感じているのです。

特に電話となるとハードルが上がります。電話は相手の表情が見えないため、相手が喜んでいるのか、つまらなそうにしているのか、納得しているのか、不満なのか、その表情から読み取ることができません。

そのため、電話が嫌いな人は、電話での会話に恐怖心を感じる人も少なくありません。

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電話が嫌いな人の心理や理由【女性編】

それでは、電話が嫌いな人の中でも、女性に多く見られる心理をご紹介します。

感情が察知しづらい

女性は表情だけでなく、しぐさや目の動き、その人のくせなど、さまざまなところから相手の感情を察知します。ところが、電話だとそれらの視覚的な情報が得られないため、相手の感情を察知しづらくなってしまうのです。

女性は感情の共有を重要視します。プライベートな電話では、感情の共有ができているかどうかが最も重要と言っても過言ではありません。また、仕事上でも、相手が同調しているのか、納得できていない部分があるのかによって話の進め方を変える必要があります。

そのため、電話で話すことを嫌い、直接話すことを優先します。これは、よく女性に見られる傾向と言えます。

緊張する

直接会って話すのは平気なのに、電話をするのは緊張するという人も少なくありません。きちんと正しいことを伝えられるか、とっさの質問に適切に答えられるか、言葉遣いを誤ったりしないか、電話をする前に必要以上に緊張してしまうタイプの人です。

また、電話をすることは相手の貴重な時間を奪うことでもあります。相手が手が離せない状況や、機嫌が悪かったりすると、思うような返答が得られない場合があります。

直接であればそのようなタイミングでは話しかけないし、メールならば相手の都合のいい時に返信してもらうことができますが、電話では相手の都合はおかまいなしに、相手の時間に割り込んでしまいます。それを避けるために、電話で話すことを嫌うのです。

見知らぬ人と話すのが怖い

オフィスでは、自分と面識のない人からの電話がかかってきて、それを取り次がなければならない状況が発生します。特に相手が名乗らなかった場合、相手はどのような人なのか、名前を聞くのが失礼にあたらないかなど、さまざまな心配をすることになります。

また、携帯電話にも見知らぬ人から着信がある場合があります。非通知や、知らない番号からの着信があった場合、怖いのでとりあえず無視をして、留守番電話などが残っていたら改めてかけ直す、という方も多いようです。

以前にいたずら電話を受けた経験や、クレームの電話を受けた経験のある人がこのパターンに当てはまる可能性があります。特に、男性の威圧的な話し方に怖さを感じる女性が多いようです。

電話が苦手な人の意見

電話が嫌いな理由はさまざまですが、電話が苦手な人はどのような意見を持っているのでしょうか。大きな3つをご紹介します。

自分のペースを乱されたくない

電話は、自分の都合はおかまいなしにかかってきます。言うならば、自分のパーソナルスペースに土足で踏み込んでくるようなものです。

会って話すならば、その時間は初めからその人の話を聞くために作った時間ですし、メールやLINEならば自分の都合のいい時に返信することができます。電話は、そのどちらでもありません。自分が何か別のことに充てている時間を急に分断されてしまいます。

せめて、電話をする前に、「今から電話していいですか?」とメールやLINEで連絡をくれれば助かるのに…というのが、電話が苦手な人の意見の1つです。

話がそれるのが嫌

電話をしていると、つい話がそれてしまうことはないでしょうか。急に思いついて全然関係ない話をしてしまったり、話しているうちに別のことが気になって、ついでに聞いてしまうこともあるかもしれません。

話が別のことに移ってしまうと、余計な時間を使ってしまいます。自分が暇であればいいのですが、何か他にしたいことがある場合は、終わりの見えない話に付き合わされてイライラすることになります。

また、話がそれると、本来の用件が忘れられてしまうことがあります。そのために、仕事、プライベートを問わず困った状況が発生することがあります。メールやLINEなら用件を簡潔に伝えることができるので、そちらの方が優れていると考えるのです。
 

「言った、言わない」のトラブルが起きる

これは仕事でもプライベートでも起こり得ることですが、電話でのやり取りでは、必ずと言っていいほど「言った、言わない」のトラブルが起きます。

「これはきちんと口頭で伝えたはずだ」「いや、私は聞いていない」と本人同士が言い合っていては、他の人には真偽を確認するすべがありません。通話を録音(しかも、すべての通話を録音)でもしていない限り、証明しようがないのです。

特に、仕事上でこの「言った、言わない」のトラブルが起きると、重大な問題に発展する可能性があります。そのため、証拠の残るメールでのやり取りをしたい、というのが電話が苦手な人の心理です。

日常での電話嫌いを克服する方法

それでは、プライベートでの電話嫌いを克服する方法はあるのでしょうか?3つご紹介します。

落ち着いた場所を選ぶ

電話をする時には、自分の落ち着ける場所を選びましょう。自分の部屋であれば、好きなアロマをたいたり、お茶を入れたり、通話の邪魔にならない程度に好きな音楽をかけるなどして、できるだけリラックスできる状態を作りましょう。

自分の部屋でない場合にも、周囲に話を聞かれないような環境を選び、深呼吸するなどして、落ち着いて話ができる態勢を整えるよう心がけてみてください。

ゆっくり話す

たとえ相手が早口でまくしたてるように話したとしても、自分はゆっくり落ち着いて話すことを心がけましょう。自分が話していることをゆっくり噛みしめるように話すことで、頭も冷静になり、急な質問などにも上手く対応することができるでしょう。

また、ゆっくり話すことには、聞き間違いを防ぐ効果があります。相手の顔が見えず、音声だけのやり取りの電話ではどうしても行き違いが発生しがちなので、それを防ぐためにもゆっくりと話すことを意識してみてください。

電話を切るタイミングを逃さない

電話が苦手だと思う原因の1つが、上手く電話が切れずに時間を無駄にしてしまう、ということです。話が本題を離れ、だらだらと続きそうになった時は、勇気を持って「そろそろ切ってもいいかな?」と言ってみましょう。

上手く電話を切るタイミングがつかめない場合には、「宅配便が来た」でも「おなかが痛い」でもなんでもいいので、口実を作って電話を切るようにしましょう。すでに話が本題から外れている場合には、多少相手の話を遮っても問題ありません。

何度か繰り返しているうちに、上手く電話を切るタイミングをつかめるようになるでしょう。また、相手にも、「だらだらと話に付き合ってくれる相手ではない」と思わせる効果もあります。

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仕事での電話嫌いを克服する方法

プライベートの電話は好きだけど、仕事の電話は苦手…という人も多いはずです。仕事での電話嫌いを克服する方法をご紹介しましょう。

必ずペンを取る

仕事上の電話を取る時には、必ずペンを取りましょう。電話は後から見返すことができないので、電話をしながら取るメモは、行き違いや伝達漏れを防ぐための重要なツールになります。

これは、他の人に電話を取り次ぐ場合にも、自分でその電話に対応する場合にも重要なポイントです。メモを取りながら話すことで自分の考えもクリアになり、質問にも上手く回答することができるようになります。

その場しのぎの返事をしない

電話で急な質問を受けたからと言って、その場しのぎの回答をしてはいけません。相手が返答を急いでいると感じても、慌てて誤った回答をしてしまっては、後に大きな問題になる可能性もあります。

確認が必要だと感じた場合には、確認が取れるまでそのままお待ちいただくか、改めて折り返すなど、確実な情報を伝えるようにしましょう。

わからないことは聞き返す

電話は音声のみのやり取りですので、どうしても聞き取りにくい場合があります。相手の活舌が悪かったり、周囲の音がうるさい場合もあるでしょう。

よくわからなかったな、と思った時は、適当にごまかそうとせず、きちんと聞き返すことが必要です。何度も聞き返すことで中には機嫌を損ねる人がいるかもしれませんが、誤った情報を伝えるよりはずっとマシです。

相手の社名や名前などの固有名詞は、慣れるまでは聞き取ることが難しいかもしれませんが、何度も電話を取るうちに声や話し方でわかるようになります。電話が苦手だと思っている人こそ、積極的に電話を取ってみましょう。

電話が苦手な人はしなくていい?電話させずに仕事するコツ

どうしても電話が苦手…という人は、電話をせずに仕事をする環境を自分で作り出しましょう!電話が嫌いな人は必見です。

電話で回答せずメールを返す

電話で質問を受けた時に、その場で答えられることであっても、あえてその場では返答しない、という方法です。改めて連絡する旨を伝え、返信は必ずメールでします。

それを続けることによって、電話よりメールで質問した方が早いな、と相手に思ってもらえたら、電話がかかってくる回数を減らすことができます。

記録を残したいと伝える

社内外を問わず、仕事上のやり取りは極力記録に残したいものです。電話にはその機能がないので、どうしても「言った、言わない」のトラブルが起こりやすくなります。

そのため、相手に「記録を残したいのでやり取りはメールにしましょう」と前もって伝えておくのです。たとえ電話がかかってきても、「今のやり取りも記録で残したいのでメールでもう一度送っていただけますか?」と言ってみましょう。

それでも効果がない場合には、「言った、言わない」のトラブルをあえて起こしてみて、「今後このようなことがないように…」とメールでのやり取りを再度提案しましょう。少し乱暴な方法ですが、かなり効果的です。

電話に出ない!

とにかく電話に出ない。オフィスにかかってきたら居留守。携帯電話にかかってきても無視。どれだけ電話がかかってきても、出なければ電話で話す必要はありません。

その代わりに、電話以外のツールで連絡が来た場合には、すぐに返信します。そうしているうちに、電話じゃない方が早い、と気づいてもらえるでしょう。

メールをする時間があるじゃないか、と電話がかかってきても無視です。とにかく無視。少し勇気がいる方法ですが、どうしても電話をしたがる相手にはこれくらいしなければ効果がありません。

電話嫌いでも問題ない!

電話が嫌いな人の心理や理由、克服する方法などをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。

正直、現在の日本では電話が嫌いでも何の問題もありません。ビジネスでも、メールやチャットなどを利用し、電話を極力使わないようにしようという企業は増えています。これから先はもっと電話をする機会が減っていくでしょう。

ただ、現時点では、まだ電話を多用する企業もありますし、「何事も苦手を作るのは嫌だな」と思う人がいれば、ぜひ克服法を参考にしてみてください。

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