お守りの返納や処分する方法!神社にお札などを奉納・返すには?

お守り返納にはルールがあります。お守り返す時には注意をしたことがいいこともあるようです。今回はお守り返納の仕方やお守り処分の方法などを紹介していきます。お守り返すのは神社でもお寺でもいいのか、お守り処分するときは自分で処分できるのかもみていきましょう。

お守りの返納や処分する方法!神社にお札などを奉納・返すには?のイメージ

目次

  1. 1お守りやお札って返し方があるの!?
  2. 2神社などで授かるお守りの意味とは?
  3. 3お守りを返納・奉納する時期やタイミング
  4. 4お守りを返納する場所
  5. 5お守りの返納に行けないときの処分方法《郵送編》
  6. 6お守りの返納に行けないときの処分方法《自宅編》
  7. 7お守りの返納に行けないときの処分方法《違う神社編》
  8. 8お守りやお札は絶対返納するものなの?
  9. 9番外編!縁起物の処分はどうするといい?
  10. 10お守りの返納では感謝の気持ちを忘れない

お守りやお札って返し方があるの!?

初詣の時にはお守りやお札を必ず購入するという人もいるでしょう。では去年購入した古いお守りやお札はどうしていますか?初詣の時に古いお守りを返納するという人もいるかもしれません。しかし返納の方法は正しくできているでしょうか?

今回はお守りの返納や処分する方法などを紹介していきます。新しいお守りやお札を購入する前に、古いお守りやお札の返し方を確認して、できるだけ正しい方法で返納したり処分をしたりしていくようにしましょう。

神社などで授かるお守りの意味とは?

神社やお寺などでお寺やお札を買うといいますが、性格には「授かる」といいます。神様や仏様の力を分けていただくという意味で、お守りやお札は買う物ではなく授かる物なのです。

あなたは神社やお寺で授かったお守りやお札をどうしているでしょうか。机の引き出しなどにしまっているという人は、閉まったまま忘れてしまってはいないでしょうか。そのうちどこに閉まったのかも忘れていて、年末の大掃除に出てくるというようなこともあるかもしれません。

授かったお守りはできれば持ち歩くことがおすすめです。お札はそのご利益に合わせて玄関やリビングなどに貼っておくことがいいでしょう。

お守りを返納・奉納する時期やタイミング

授かったお守りを返納したい時や奉納したい時には、どうするといいのでしょうか。お守りを返納したり奉納する時期やタイミングについて紹介していきます。あなたの手元にあるお守りを確認して、奉納する時期や返し方を確認しましょう。

満願守りの場合

お守りには満願守りというのがあります。多くのお守りは「1年健やかに過ごせますように」というお守りです。

しかし例えば高校受験に合格しますようにとか、無事に出産できますようにというお守りのことは「満願守り」と呼ばれています。この満願守りはいつ返納・奉納するのが正しい返し方になるのでしょうか。

合格祈願のお守り

試験や入試などの合格祈願のお守りは、合格発表があった後に奉納する返し方がいいようです。合格祈願で困るのは、合格しなかったら処分をした方がいいのかどうかということでしょう。

万が一合格できなかったとしても、神様はあなたを応援してくれていたはずです。感謝の気持ちを込めて奉納してください。

安産祈願のお守り

安産祈願のお守りの場合は、無事に出産ができた後に返納することになります。しかし急いで奉納する必要はありません。安産祈願のお守りは、無事に出産ができた後は子供を見守ってくれる見守り守りとして使うこともできるのです。

出産して少し落ち着いたら、感謝の気持ちも込めて返すという方法がいいようです。お子さんを連れて一緒に返納できるといいでしょう。

恋愛成就のお守り

恋愛成就のお守りは、恋愛が成就したら奉納するようにしましょう。恋愛成就のお守りは、長く持っているよりは、満願したら返納するほうがいいようです。

恋人との仲をもっと良い物にしたいという時には、願いが新しいものに変わるので、新しい願いを叶えるための恋愛のお守りを新しく購入するといいかもしれません。

病気平癒のお守り

病気が治りますようにと祈願してもらったお守りの返し方は、病気が治った時に奉納するという方法がいいでしょう。病気平癒のお礼もかねて、直接神社に返す返し方が望ましいと言われています。

1年守りの場合

「今年1年、平和に過ごすことができますように」というような願いが込められているお守りやお札は1年守りと言われます。その名前の通り、基本的には1年たったタイミングで返納や奉納するのがいいと言われています。

新しい年の節目でお守りやお札を変える人が多いので初詣に返納する人が多いですが、あえて別の日に訪れるというのも悪くはないようです。

お守りやお札を返しにこれることを感謝して、また新たに平穏な1年が過ごせることをお祈りできるといいでしょう。

お守りを返納する場所

お守りやお札を返納する時期や奉納するタイミングが分かったところで、お守りを返納する場所について確認をしておきましょう。お守りはどこに返すのが正しい返納の方法になるのでしょうか。

神社の「お焚き上げ」や「古神札納め所」

お守りやお札を返納・奉納したいという時には、神社のお守りやお札ならお炊き上げや古神札納め所というところに返納するのがおすすめです。お炊き上げというのは、随時神社で受け付けていますが、多くの場合料金を支払って供養してもらうような返し方になります。

古神札納め所というのは、初詣に神社に行くと見かけることが多いかもしれません。多くの人が1年守りを初詣の時に授かるので、1年後の初詣の時に返納する人が多いのです。

古神札納め所が分からないという場合や、お炊き上げで処分したいという時には社務所でどうしたらいいのか訪ねるといいでしょう。

どんと焼きの中に入れる

古いお守りやお札はどんと焼きの中に入れるという返納や奉納の方法もあります。どんと焼きというのは、地域にもよりますが、だいたい1月10日から15日くらいの間に神社などで行われるもので、正月の時に使用した門松などが燃やされています。

その中に古いお守りやお札を返納や奉納するということもできます。お炊き上げの場合は料金がかかることがありますが、どんと焼きは無料で入れることができる場合が多いようです。

地域によってどんと焼きが行われる時期は違うので、自分の地域はどれくらいで行われるのかを調べてみるのもいいでしょう。

賽銭箱がある場合の納める金額

古神札納め所などには、賽銭箱が設置されている場合もあります。お守りやお札を返納する時には、感謝の気持ちをこめて賽銭箱に少額を入れるのもおすすめです。

賽銭箱になっている以上、納める金額はあなた次第です。神社やお寺でお参りをするのと同じになりますので、気持ちを納めれば問題ありません。

ただし金額が神社やお寺で指定されている場合には、その金額を納める必要があります。

お守りの返納に行けないときの処分方法《郵送編》

お守りやお札を授かった神社やお寺に返納に行けないという場合もあるでしょう。例えば観光でたまたま訪れた神社やお寺で授かったものなどです。いつか行くかもしれないけれど、今返納したい。そんな時の返納方法について紹介します。

郵送での返納の仕方

距離が遠くて返納できないという時の返す方法には、郵送を使うというのがおすすめです。郵送でのお守りの返納にも対応してくれる神社やお寺はたくさんあります。

ただし中には、郵送での返納は受け付けていないという神社やお寺もあります。郵送での返し方が使えるかどうかは、あらかじめインターネットで調べておくといいでしょう。

場合によっては郵送での返送には初穂料などが必要になる場合もあるので注意をしてください。

お焚き上げ料の金額・送り方

お守りやお札を処分するのではなく、供養して欲しいという場合もあるでしょう。たくさん悪い気を吸い込んでくれたので、感謝の気持ちをこめて返納したいという時にはお炊き上げを使う方法もあります。

お炊き上げの費用は神社やお寺によってことなります。多くの人のお守りやお札と一緒にお炊き上げをするので費用はかからないという場合もあれば、1回2,000円程度の費用がかかる場合もあります。

費用についてはお気持ちですと言われる場合もあるようです。お気持ちですと言われた場合は、賽銭箱が用意されているところが多いようです。その時に応じて対応をするといいでしょう。

お守りの返納に行けないときの処分方法《自宅編》

できれば神社やお寺に返す返し方をしたいけれど、事情があって神社やお寺に行くことができないという場合もあります。またお土産などでいただいたお守りやお札だから、どこのものかわからなくなってしまったということもあるかもしれません。

そんな時には、自宅で古いお札やお守りを処分するという方法があります。自宅で処分する方法にはどんな処分方法があるのかを確認してみましょう。

焼却して処分する方法

自宅でお守りやお札を処分する方法には、焼却して処分するという方法があります。近くに神社などがない場合には、返し方をつかうことができないので、自分で焼却して処分をすることになります。

用意をするのは白い半紙と天然の塩です。紙とお守りやお札を燃やしても安全なところで焼却して処分をするようにしましょう。

火を使うことになる処分の方法です。お守りは意外と勢いよく燃えます。家の中で焼却処分をするのはおすすめしません。また外で焼却処分する時には、消火用の水は必ず用意をするようにしてください。

焼却しないで処分する方法

焼却して処分するという方法が、お守りやお札を処分する方法としては望ましいですが、それで火事になってしまっては意味がありません。

お守りやお札を神社やお寺へ返納する返し方ができない時には、焼却して処分するのではなく、ゴミとして出して処分するという方法もあります。

ただし、普通のゴミとは別の袋で必ず出すようにしてください。できれば白い紙で包んで、塩で清めてからゴミ袋に入れるようにするといいでしょう。

お守りの返納に行けないときの処分方法《違う神社編》

お守りを神社やお寺に返しに行けない時の返し方には郵送という方法がありましたが、郵送が断られてしまう場合もあります。そんな時には、お守りやお札を購入したところと別の神社に返す返し方で処分をするという方法もあります。

違う神社での返納の仕方

お守りやお札を授かった神社とは別の場所に返す返し方には、古神札納め所へ返すという返し方で処分をすることができます。

多くの神社が他の神社のものでも預かって、処分をしてくれるはずです。心配な人は、社務所で一度確認をしてみるのもいいでしょう。

違う神社のものでも引き受けていただける時には、古いお札にも手を合せて、元の場所へ返納できないことへの謝罪と見守ってくれたことへの感謝の気持ちを心の中で伝えるようにしましょう。

神社のお守りをお寺に返納するのはNG

神社で授かったお守りやお札は違う神社へ返納する返し方で処分できることが多いですが、お寺のお守りは神社では受け付けてもらえないこともあります。

神社は神様を祀っていますが、お寺は仏様になります。神様と仏様は宗派が違うため、失礼になることもあります。

また神様は大きな意味で同じように扱ってもらえますが、仏様は宗派が違うと全く変わってくるものです。お寺によっては別のお寺のお守りやお札は受け取れないというところもあるので注意が必要です。

お守りやお札は絶対返納するものなの?

お守りやお札の返納する方法や処分する方法などを紹介してきましたが、お守りやお札は必ず処分しなければいけないものなのでしょうか。例えばあまり行けない神社やお寺のお守りで、処分するのがもったいないと思うものがあるかもしれません。

恋人との旅の記念に購入したお守りだから、1年経ったからといって処分するために手放すのは寂しいという場合もあるでしょう。記念にとっておきたい、大切にしまっておきたいと、お守りやお札をずっと持っていることは可能なのでしょうか。

結論から言うと、お守りやお札は絶対に返納したり処分をしなければいけないものではありません。そのお守りやお札を持っていることで、あなたのモチベーションが上がるなら無理に処分をする必要はありません。

古いお札をずっと持っていたからといって、運気が下がることもないようです。悪いものが憑くという心配もありません。

必ずそうなるわけではありませんが、むしろお守りやお札も愛着がわくことで、さらにあなたのことを見守ってくれる存在になることもあります。

ただし、ずっと同じように効果が続くかは保証はできないようです。できれば1年に1度、新しいお守りやお札に買い換えてもらったほうが望ましいとされています。

番外編!縁起物の処分はどうするといい?

お守りやお札の処分にも困るけれど、縁起物の処分にも困るという人がいるでしょう。例えば正月飾りです。また正月には関係なく、招き猫などの置物の処分にも困るという人もいるでしょう。

まず正月飾りの処分方法としては、どんと焼きを利用するのがおすすめです。または、お守りやお札をゴミとして処分する方法と同じような方法を使って処分してもいいそうです。

招き猫や干支の置物などの縁起物の処分は、お炊き上げか人形供養を利用するといいでしょう。お炊き上げも人形供養も、自分で持ち込んで処分をしてもらうという方法もあれば、郵送で送れば処分してくれるというところもあります。

お守りの返納では感謝の気持ちを忘れない

今回はお守りの返納や処分する方法を紹介させていただきました。神社にお札などを奉納・返すには、できれば神社などに出向いていって、感謝の気持ちを込めて返納するのが望ましいようです。

しかし場合によっては、授かった神社やお寺にはいけないということもあります。そんな時には郵送で返納したり、近くの神社やお寺に持って行ったり、自分で焼却する方法などで処分をするようにしましょう。

どんな方法を使う場合でも、忘れてはいけないのは見守ってくれていたお守りやお札への感謝の気持ちです。

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