お守りの中身を開けるのはよくない?見てはいけない理由や中身の種類
普段からお守りを大切に身に着けている人います。そのお守りの中身を気になったことは何度もあるはずです。しかし、有難い物が入っているからと見てはいけないと言われた人も多いのではないでしょうか。今回はお守りの中身を見てはいけない理由や中身について紹介します!
目次
お守りは開けてはいけない!開けるとどうなるの?
お守りの中に何が入っているのか、と気になったことがある人はたくさんいると思います。しかし、罰が当たるからと見ないようにと教わった人が多いはずです。そもそも、なぜお守りを持ち歩くようになったのでしょうか。
家や会社に神棚を祀っているのを目にしたことがあるでしょう。神棚には、神社やお寺のお札を祀っています。お守りを持ち歩くようになったのは、お札を持ち歩くにはサイズが大きかったからです。
そのため、小さいお札をお守りの袋に入れるようになったと言われています。お守りの中身のことを内符(ないふ)と言います。この内符に、神様の像が入っていることがあることから、中身を絶対に見てはいけないと言われています。
お守りの中身を見てはいけない理由
お守りの中身が気になるけど、罰が当たるかもしれないと思っている人が多いはずです。お守りの中身を見てはいけないと言われている理由は様々あります。お守りを開けることがダメな理由を紹介します。
中身を見ると効力がなくなる
お守りの中身を開けると、お守りの持っている効力が失われると言われています。お守りは神秘的なものとされていて、中身を開けることによってお守りの持っている神秘的な力が、失われてしまいます。
中身を開けることで、お守りの中にある気が失われることや、外気に触れることで神聖な効果が失われるという考え方もあります。お守りの持っている効力を失いたくないのなら中身は開けないようにしましょう。
中身を開けることで、お守りに宿る神様がいなくなってしまうので、大切に見に着けるようにしましょう。
罰が当たる
お守りの中身を開けると罰が当たると言われてきた人が多いと思います。そのように聞くと怖くて開けることをやめるでしょう。実際にバツが当たるかどうかはっきりしていません。
しかし、お守りを開ける、見るという行為をすることは、神様を信じてないということになります。神様は人の目に触れないことが当たり前とされています。
それを無視してお守りを開けてしまうと、神様を怒らせてしまいます。怒った神様が、罰を与えると考えられています。
ご神体が汚れる
お守りを開けると、中身が汚れてしまいご神体が汚れることから見ることはいけないとされています。もちろん、外気に触れるだけで汚れると考えた方がいいでしょう。
開けることによって、落としたり、傷つけたりすることがあってはいけません。お守りの中身には、神様が宿っています。中身を汚すことによって、お守りの持っている神聖な力が失われるでしょう。
神様が宿っているご神体を守るために、外に袋がついているのです。お守りを開ける行為は神様に失礼です。大切に扱うようにしましょう。
でも開けてみた!気になるお守りの中身
お守りを開けるのがl怖いという人がいるでしょう。本当に中身が入っているのかなどお守りの中身を見た人もいます。そこで、お守りの中身が気になる人のためにお守りの中身を紹介します。
板切れ
お守りの中身は、小さな布で作られたお札が多いと言われています。しかし、板のお札も入っていることが多く、これはご神木と関係しているそうです。
板が入ったお守りは、文字であったり、七福神や神様の絵が描いてあります。お守りの目的に合ったお札が入っています。
紙切れ
紙のお札が入っているものは、護符であることが多いです。絵や文字が書いてあることが多く、お守りの目的や神社によって異なります。護符の中には、怖い絵が描いてあるものもあるようで、開けてから怖くなることもあるそうです。
金属片
金運守りなどに、本物の五円玉や金色の金属のモチーフが履いていることが多いです。打ち出の小づちをモチーフにしたお守りの中には、縁起の良いものとされたサイコロやひょうたんなどが出てくることもあります。
お守りの目的に合わせたモチーフが入っているので時々ビックリするものが入っていることもあるそうです。
その他
ご神木が飛梅である神社では、梅の種をお守りに入れているそうです。他にも、ひょうたんの形をしたお守りの中からは、玄米が入っていて、ご飯を炊くときに一緒に入れてもいいとされているそうです。
他にも、最近ではユニークなお守りが多くあります。植物の種が入っていることや、キャラクターのも守りはキャラクターのイラストが入っているそうです。
お守りは返納しよう
お守りは神様が宿っているとされていますが、その効力はすこしづつ弱っていきます。一般的にお守りは一年を目安に新しいものにするのがいいと考えられています。しかし、お守りによって差があるため、長いもので3年が目安です。
お守りは、買ったお寺や神社に返納するのが良いとされていますが、遠くて返しに行けないこともあります。その場合は、同じ系列の神社やお寺に行くことがおススメです。
中身を見たり、何かの拍子で汚してしまったお守りを持ち続けると、負のオーラが持ち主に入ってくると言われています。お世話になったお守りは、感謝の気持ちを込めて返納するようにしましょう。
手作りのお守りを作る方法とは?
お守りは神社やお寺で買う以外に、大切な人にオリジナルの手作りお守りを渡したいという人もいます。お守りは、持っているだけで不思議と、勇気をくれたり、心強い味方となってくれる力があります。さらに、手作りを貰ったら嬉しいでしょう。
手作りのお守りは、作り手の気持ちを込めることができます。大切な友人、恋人が、何かを頑張ろうとしているときお守りを作って応援しましょう。
手作りのお守りに入れる中身
手作りのお守りを作ろうと思っても何を入れたらいいのか、わからない人が多いはずです。手作りのお守りは、何を入れるか決まっていないこともあって沢山の選択しがあります。
初めて作ろうとする人は悩むと思います。そこで、手作りのお守りによく使われるアイテムがいくつかありますので紹介します。参考にして作ってみましょう。
文字や言葉
お守りの中身に、願いや込めたい気持ちを文字や言葉にしたものをいれるのが定番となっています。文字は渡すときの気持ちや目的に合った物にするといいでしょう。
例を上げるなら、試験や受験に向けたものなら「同格祈願」など合格に関するものを、勝負ごとに関することでしたら「必勝」などの文字を入れるといいでしょう。
他には、大切な人の恋愛を応援するなら「恋愛成就」を、出産を控えた友人に送るなら「安産」とするのがおススメです。
メッセージや手紙
お守りの中身とするメッセージや手紙は、たくさんの気持ちを書ききれないので短く書くことがポイントです。メッセージや手紙を入れられるのは、手作りのお守りにしかできないことです。
伝えたい気持ちをストレートに記しましょう。お守りは小さく持ち歩くのに最適なものなので、たくさんのメッセージを書くことができません。渡す相手に気持ちを込めた手紙をお守りに入れたら、普段は言えないことも言えるはずです。
渡すときに読んで欲しいタイミングを伝えるとよりメッセージや手紙の想いが相手にも伝わります。メッセージや手紙は、たくさんの工夫ができる手作りのお守りになっています。
折り紙
折り紙を折って手作りのお守りの中に入れるという方法もあります。折り紙に気持ちを込めて折ることができます。様々な種類の色や柄がある折り紙は作る方も楽しむことができます。渡す相手が好きな色や物を選ぶなどたくさんの楽しみがあります。
折り紙で縁起がいいとされている物を紹介します。送る場面、目的に合わせて折り紙のお守りを作ってみましょう。
鶴
折り紙の定番の鶴は、病気や入院している人に早期回復の願いを込めて千羽鶴を折ることで有名です。鶴は、昔から日本人にとって縁起が良い物とされてきました。鶴に願いを込めるという文化は江戸時代から伝わっています。
病気の回復の他にも、様々な願い事を込めることが多いです。縁起が良いとされている鶴を送ることで相手に行くり手の気持ちが伝わることでしょう。
タコ
タコの折り紙は合格祈願に良い物とされています。なぜなら、タコは英語で「オクトバス」ということから「置くとパス」できるという言葉の遊びがついています。タコの折り紙をお守りにすることで緊張もほぐれることでしょう。
ハート
ハートの形は。愛のシンボルです。ハートは、恋愛ごとや幸福の祈願に送るのに最適です。そのため、恋愛成就してほしい相手に送るのはもちろん、試練に向かう人に幸福が訪れるように願いを込めて折るのもいいとされています。
お守りの中身に、ラッキーカラーや好きな色ののハートを入れることで願いが叶うことでしょう。
四葉のクローバー
四葉のクローバーを手作りのお守りの中身に入れることは定番のひとつとなっています。四葉のクローバーは数が少なく、見つけることも困難な物のため、見つけるだけで幸せになれると言われています。
四葉のクローバーは植物のため、非常に形が変わりやすく壊れやすいです。そのため、ラミネート加工や、押し花にするなどをします。他の花や植物を一緒に入れるなど工夫することができます。
その他
お守りの中身に、パワーストーンを入れるという方法もあります。渡す目的によって、パワーストーンを変えられることが魅力です。パワーストンには様々な効果があるので、目的に合った物を選ぶようにしましょう。
また、渡す人と作りて自身の思い出の品物を入れるという方法もあります。写真や交換した手紙など、二人の思い出の品物であれば込める思いが強まります。
手作りお守りに入れるおすすめのメッセージ集
自分だけのオリジナルのお守りを作って気持ちを込めたい、と思っても手作りのお守りにどんなメッセージを入れるか迷いう人もいるでしょう。そこでおすすめのメッセージをいくつか紹介します。
応援のメッセージ
相手に頑張ってほしいと応援の気持ちを込めたメッセージを送りたいなら、「夢に向かって進め!がんばれ!」「諦めずに最善を尽くそう」や「自分を信じれば夢が叶う」などがあります。シンプルに「必勝」「合格」と書くのもいいでしょう。
また、頑張りすぎてしまう人には「がんばりすぎないで」と送ってもいいです。他にも「良い結果に繋がりますよう、お祈りしています」や「うまくいくように願っています」などと書くのもおすすめです。
励ましのメッセージ
励ましの気持ちをメッセージに込めたいときは、「大丈夫。一緒に乗り越えられる」「〇〇ならできると信じている」と送りましょう。何かに挑もうとしているけど自信がないという人にはぴったりな言葉だと思います。
他にも「練習はできているから本番もその調子で頑張ろう!」や「私に何かできることがあったら教えてね」と書く良いでしょう。自分の気持ちや目的に合った物を選んでください。
安産祈願
出産を控えた友人に何かメッセージを送るならシンプルに「安産」や「安産祈願」と送るのもありです。他にも、「母子ともに健康でありますように」や「赤ちゃんに会えるのを楽しみにしています」と気持ちを込めるのもいいでしょう
お守りの関するよくある質問
お守りは開けることはダメと言われてるけど手作りは開けてもいいのでしょうか?お守りに関してよくある質問があるので、まとめました。
手作りのお守りは開けてもいいの?
一般的なお守りは、神様が宿っている神聖なお守りの効力が失われるから開けることはダメとされています。手作りのお守りはどうでしょうか。
手作りのお守りの場合、中身を開けるかどうかは中身によります。渡されたときに、開けるタイミングを伝えることがありますので、その場合はそれに従いましょう。
手作りのお守りは一般的なお守りとは別物なので、オリジナルのお守りと考えても良いようです。
お守りが破れてしまった場合は縫っても大丈夫?
お守りを長く持っていると汚れたり、破れたりすることがあるでしょう。破れて中身が見えている状態にしておくと不安になります。そんなとき、お守りを縫っても大丈夫なのか気になるでしょう。
お守りは縫っても大丈夫とされています。一年に一度買い替える人が多いことからそこまでひどく破れることはないでしょう。
また、汚れた場合は汚れを落とすために洗っても大丈夫です。洗濯機などは使わず、タオルなどで拭き掃除をしましょう。
お守りで大事なことは込める気持ち
一般的なお守りのことから、手作りのお守りのことまで見てきました。一般的なお守りの中身が気になっていた人は、少しでも中身に対する疑問がなくなったことでしょう。しかし、自分で確かめることはあまりお勧めできません。
そして、手作りのお守りで大事なのは中身よりも、気持ちを込めることです。お守りは小さく、身に着けるのが簡単です。手作りをする場合は、マイナスになるイメージは避けるように気を付けてください。
自分だけのオリジナルのお守りを作って、渡す相手を応援しましょう。手作りのお守りを受け取った人は、応援してくれる人がいることをうれしいと感じます。自分だけのお守りを作ってみましょう!