責任感がない人の特徴や原因!仕事に責任感にない人の改善方法
責任感がない人の特徴や原因について見ていきましょう!責任感がない人というのは、意外とどこにでもいるものです。責任感がない人と一緒にいることで、大変な思いをしている人も多いでしょう。責任感がない人はなぜ責任感を持つことができないのでしょうか。
目次
仕事場によくいる責任感のない人
「この人責任感がまるでないな…。」と感じる人が仕事場にいませんか?責任感がまるでない人と一緒にいると、イライラしますし、なんで責任ぐらい自分で持つことができないんだ?と不思議で仕方がなくなるでしょう。
しかし、自分のことにさえ責任を持てない責任感がない人というのは現実にいます。そして、仕事場で責任感がない人というのは頻繁に目撃するものでもあるのです。
責任感がない人はどうして責任を持つことができないのかについて見ていきましょう!
そもそも「責任感」の意味とは?
責任感という言葉の意味とは、「自分の行動や仕事などに対して責めを負うこと」を言います。つまりは、自分がした全てのことに対して、自分で処理するとか、自分で結果を出すということです。
責任感がないということは、自分の行動に責めを負うことができないことを意味しているということにもなるでしょう。
責任感がない心理的原因は?
責任感がない心理的原因にはどんなものがあるのでしょうか。責任感がないということは、責任を負いたくないと思っているのか、責任を負う意識がそもそもないのか分かりませんが何か原因はあるでしょう。
責任感がない心理的原因を見てみると、責任感がないというそれなりの意見みたいなものも一応はあるのです。責任感がない人にも、そうなった原因を主張したい気持ちになることもあるでしょう。
なぜ責任感がなくなってしまったのか、その心理的原因をしっかり見て責任感がない人の心の中を理解していきましょう!
自分にとても甘い
責任感がない心理的原因には、自分にとても甘いというものがあります。こういう人は、他人には結構厳しさを発揮したりもするでしょう。
自分のことになると「いいやこのくらい!」とか頑張ってないのに「私は頑張った。」と甘い評価をします。それに対して他人には、「なんでできないの?」とか「もっとやってよ!」という要求をするのです。
自分にとても甘いからこそ、他人に求めてしまう気持ちも強くなってしまうのでしょう。
大きなミスをしたことがあるトラウマ
責任感がない心理的原因には、大きなミスをしたことがあるトラウマというものがあります。これは、「もうあんな思いしたくない。」という気持ちから、責任感を持つことができなくなったというものです。
元々は、責任感があった可能性もあります。しかし、自分で責任を全て負うことの怖さとか、他人に自分のせいで迷惑をかけたことの怖さが、責任感を持つという気持ちを上回っているのです。
そのため、「もう責任あることはしたくない。」と逃げてしまう心理が発動し、責任感のない自分になってしまっているのです。
嫌なことからずっと避けて生きてこられた
責任感がない心理的原因には、嫌なことからずっと避けて生きてこられたというものがあります。嫌なことに直面したときにサっと避けてなんとか上手くいった経験ばかりをしているのです。
そのため、「嫌なことが起きたときは逃げればいい」という考えになっているのでしょう。いつも逃げてばかりでその場に踏みとどまることがまるでできないのです。
今まで逃げて乗り越えられているという経験が、自分をダメにしていることに気づいていないため、結果的に責任感を持つことができないのです。
責任感がない人の特徴【性格編】
責任感がない人の性格の特徴を紹介します。やはり責任感がないということは、性格にもその特徴が現れやすくなっているでしょう。
責任感がないことからくる性格の特徴には、独特なものがあります。「だからこんな風になったんだ。」というのを実感することもできるでしょう。
基本的に他力本願
責任感がない人の性格の特徴には、基本的に他力本願というものがあります。行動をするときは、自分から動くのではなく、他人がやってくれるのを待つタイプなのです。
そのため、自分で気づいていることがあっても他人が気づくのをずっと待っているなんてこともあるでしょう。自分でやったほうが早いことでも他人がやるのを待つのです。
自分で手をつけると自分が責任を取らないといけなくなるのが嫌と思っている可能性もあるでしょう。とにかく他力本願すぎて、腰が重すぎるのが責任感がない人なのです。
めんどくさがり
責任感がない人の性格の特徴には、めんどくさがりというものがあります。めんどくさがりだからこそ、自分で行動することができないところもあるのでしょう。
責任感がない人は、「なんで私がしないといけないの?めんどくさすぎる。」という考えが常にあります。めんどくさがりな性格をしていると、責任を避けやすくなるため、責任を負った経験も少ないのです。
だからこそ、当たり前に責任をとらなければならないことに対しても、「めんどくさい。」の一言で全て終わらせてしまうところがあるのです。
人のせいにする
責任感がない人の性格の特徴には、人のせいにするというものがあります。全てを人のせいにするところがあるため、何かあっても「だって○○さんが…。」とすぐに言ってしまいます。
自分が悪いという要素は一切関係なしに、他人のミスで自分の責任を隠そうとするのです。「だって」とか「でも」などは口癖のように使ってくるでしょう。
また、自分のせいにされることにひどく怯えているところもあります。怒られるのがとにかく嫌なのです。だからこそ、人のせいにして逃れようと思っているのです。
気分屋なところが目につく
責任感がない人の性格の特徴には、気分屋なところが目につくというものがあります。気分屋だから必ずしも責任感がないとは言いきれませんが、責任感がない人には気分屋が多いということなのです。
自分の気分で色々と動いてしまうため、自分ではそのつもりがなかったとしても周りからすると「気分でコロコロ変えるなんて責任感がなさすぎる!」と感じるものなのです。
おそらく、気分屋ということにも自分では気づけていないという可能性も高いでしょう。気の向くままに動いただけで責任感がないと評価されることにも不満を持ちやすいところがあります。
責任感がない人の特徴【行動編】
責任感がない人の行動の特徴について紹介します。責任感がない人は、責任感のなさがバッチリ行動にも出ているものです。
むしろ、責任感がない行動をするからこそ「この人本当に責任感がない人だな…。」と思われることが多くなるのです。
どんな行動をするのか、責任感がない人の行動の特徴を見ていきましょう!
基本的に適当な行動ばかりする
責任感がない人の行動の特徴には、基本的に適当な行動ばかりするというものがあります。責任感がない人の行動は本当に適当です。
計画性がまるでなく思いつきの行動が多くなるため、先を見越した行動そのものができていないのです。それができていないからこそ、責任感を伴うこともできないのです。
自分で責任感のない行動をしていることに対しては何も思っていないでしょう。むしろ、責任感が発生していることさえも分かっていない可能性が高いのです。
約束が守れない
責任感がない人の行動の特徴には、約束が守れないというものがあります。人との待ち合わせの時間を守れないとか、人と約束した日をスっぽかしてしまうなどです。
責任感がない人は、人と約束をするまでは良いのですが、約束したその日を迎えると「めんどくさいから断ろう!」という判断をしてしまうことがあるのです。
また、責任感のなさから本気で約束を忘れてしまうこともあるでしょう。責任感がない人は「この人と約束するのをやめよう。」と相手に思わせてしまう特徴も持っています。
後回しにすることが多い
責任感がない人の行動の特徴には、後回しが多いというものがあります。特にやらなければならないことを後回しにしてしまう傾向があります。
期日が迫っていても「あと○日あるからいいや!」と後回しにして、そのことを忘れてしまうのです。そのため、結果的に期日になっても提出できないことが多いでしょう。
そのたびに「責任感がない!」と判断されてしまうのですが、それに対しても「うるさいな。」と感じていることでしょう。
諦めが早い
責任感がない人の行動の特徴には、諦めが早いというものがあります。責任感がない人は、「無理!できない!」と思った瞬間に諦めます。
責任感がある人なら、「できないけど自分が始めたことだからできるまでやろう!」と思うものでしょう。この気持ちが責任感がない人にはないのです。
そのため、すぐに諦めてしまうという行動をとってしまいがちなのです。すぐに諦めてしまうということは、何も達成できないということにも繋がるでしょう。
責任感がないことのデメリットとは?
責任感がない人は、責任感がないことのデメリットを知っているのでしょうか。デメリットを知らないからこそ、責任感がないまま過ごしていることが多い可能性もあります。
責任感がないと1度でも言われたことがある人は、責任感がないことで訪れるデメリットについて知っておきましょう!デメリットが分かれば、自分が変われるチャンスが訪れるでしょう!
本気で相手にしてくれる人がいなくなる
責任感がないことのデメリットには、本気で相手にしてくれる人がいなくなるというものがあります。責任感がない人に対しては、本気になることができないのです。
あまりの責任感のなさに呆れられてしまい、関わるのが嫌と思われることもあるでしょう。また、本気で相手にしても、責任感がない人のほうが本気になってくれないと感じて去っていく人もいます。
誰にも本気で相手にされないというのは、とても悲しいことです。しかし、相手にされない自分を作ってしまっているのは自分なので大きなデメリットになるでしょう。
自分の成長がまるでない
責任感がないことのデメリットには、自分の成長がまるでないというものがあります。責任感がない人には、成長できる伸びしろというものも全くないのです。
いつも逃げてばかりで、立ち向かおうとしないように思われることも多く、「この人はずっとこのままなんだろうな。」という判断もされるでしょう。
自分の成長がまるでないというのは、自分自身も人生を楽しむことができていないことにもなってしまいます。責任感がないことで喜びとか達成感を感じることができないのは、とてつもない大きなデメリットです。
責任感がない人の特徴【人別編】
責任感がない人の特徴を人別で見ていきましょう。責任感がない人というのは、どこにでもいます。学校にもいたり、職場にもいたり、友達にもいたりするでしょう。
人別に責任感がない人の特徴を見ることで、より責任感がない人について知ることができるでしょう。「まさか自分も…。」と思う人もしっかりチェックしてください!
責任感がない上司の特徴
責任感がない上司の特徴は、ミスを部下のせいにします。また、部下のことをしっかり見ていなく部下の教育をしっかりすることもありません。
部下が失敗したときには、部下だけの責任にして部下のことをひどく怒ったりもするでしょう。自分への反省がまるでないのです。
そのため、上司という権力を振りかざしてしまうところもあるでしょう。部下にとって最低な上司だと判断されること間違いなしなタイプです。
責任感がない部下の特徴
責任感がない部下の特徴には、言い訳が多いというものがあります。できていないことを指摘すると、「これは○○で~…。」と言い訳ばかりをしだすのです。
自分の責任として、「申し訳ありませんでした。」という一言が言えないという特徴も持っています。また、自分で考える力というものも備わっていません。
何かあったときはすぐに誰かに助けを求め、自分はそのことからサっと身を引いてしまうのです。ある意味逃げ上手なところがあるのが責任感がない部下になります。
責任感がない夫の特徴
責任感がない夫の特徴には、子育てに協力してくれないとか、家事に協力してくれないというものがあります。自分の子供、自分の家に責任を持つことができていないのです。
また、責任感のなさから、給料をあまり家にいれずに自分の趣味にばかり使ってしまうということも考えられます。家庭を持ったという責任感も結婚したという責任感もまるでありません。
おそらく、実家に甘やかされたという特徴も持っているでしょう。自分が大黒柱になってみんなを守るという意識が低すぎるのです。
責任感がない人との上手な付き合い方
責任感がない人とは、距離を置きたいと思っていても、責任感がない人と付き合っていかなければならないこともあるでしょう。
どうしたら責任感がない人と上手に付き合うことができるのでしょうか。責任感がない人にはイライラさせられることが多く、説教したい気持ちになることも多いでしょう。
責任感がない人に関わっていかないといけない自分のためにも、どう付き合っていくべきなのかをチェックしましょう!
きちんと責任感を教えていく
責任感がない人との上手な付き合い方は、責任感を教えることです。責任感がないことでどんなことが起きてしまうのかというのをしっかり教え込みましょう。
そうでないと、いつまで経っても責任感を覚えることができません。責任感がない人と付き合っていかないといけないのなら、責任感を覚えてもらうのが1番早く1番イライラが長続きしない方法にもなるのです。
最初は大変な思いもしますが、責任感が欠けていると分かった瞬間に責任感を持つことをイメージさせてください。
最初から期待しない
責任感がない人との付き合い方には、最初から期待しないというものもあります。どうせできないからと思っていたほうが楽だということです。
これは、仕事においてはフォローに入らなければならないため、苦労してしまう付き合い方にもなります。しかし、最初から無理だということが分かっていたほうが気持ちが楽なのです。
責任あることを任せない
責任感がない人との付き合い方には、責任あることを任せないという方法もあります。最初から責任重大なことは絶対にさせないという作戦をとりましょう。
そもそも、責任感がないのですから、責任あることを任せるというのは任せたほうにも責任があるでしょう。責任感がないというのが分かっているのなら、簡単なことしかさせないほうがいいのです。
責任感がない性格を改善方法【年代別】
責任感がないのを改善することはできるのでしょうか。責任感がないというのは、性格の問題でもあります。そのため、改善するのが難しいと感じられる人もいるでしょう。
今回は、年代別に責任感を出す方法を見ていきましょう!
10代の人が直す方法
まずは10代の人が責任感のなさを改善する方法です。10代ならまだまだ改善される余地があります。なぜなら、経験を積むチャンスが大いにあるからです。
10代から責任感のなさを改善することができるというのは、とても幸せなことです。未来がかなり明るくなるでしょう!
バイトを経験する
10代の人が責任感のなさを改善する方法は、バイトを経験することです。バイトをするというのはお金を稼ぐということです。
お金を稼ぐということは、責任が伴います。人に接することも多くなりますし、自然と責任感が身についていくことも考えられるでしょう。
10代のうちにバイト経験があれば、社会人になっても通用する人になれるでしょう。
自分のことを自分で決める癖をつける
10代の人が責任感のなさを改善する方法は、自分のことを自分で決める癖をつけることです。今までは親がなんでも決めてきたという人は、これからは自分で決めていきましょう。
人が決めるから人に責任を押し付けてしまうのです。自分で決めて、自分のことは自分で責任をとっていきましょう。
この癖を10代で付けていると、大人になるにつれ責任感にも深みが増してくるでしょう!
20代の人が直す方法
20代の人が責任感がないのを改善する方法を見ていきましょう。20代になると大人になります。大人なのに責任感がないというのは問題があるでしょう。
しかし、20代はまだ若いので取り返しがつきます。今のうちに改善して、素敵な30代になれるようにしましょう!
社会人だという意識を付け直す
20代の人が責任感を持つには、社会人だという意識を付け直すことです。社会人というのは、人に頼るよりも頼られることのほうが多くなるものです。
そのため、尚更責任感がないとやっていけなくなるのです。意識が低いからこそ責任感のなさが見えてしまうことは考えられるでしょう。
「社会人ということは責任は全て自分にあるということ!」というのを自分の中でしっかり持つようにしましょう!
自分に成功体験を与えていく
20代の人が責任感を持つためには、自分に成功体験を与えていくことが重要になります。1度でも自分が責任を持ってやったことが成功するという経験を多く積むようにしましょう。
何かに成功することで、達成感を感じるはずです。この達成感というものは、責任感を持ってやったからこそ感じるものにもなるのです。
30代の人が直す方法
30代の人が責任感がないのを改善する方法を見ていきましょう。30代で責任感がないというのは、ちょっと痛い話しです。
責任感がないことを恥ずかしいことと思って、頑張って改善していくようにしましょう!
部下のことを考えられるような自分になる
30代で責任感を芽生えさせるには、自分のことよりも部下のことを考えられるような思考を持つようにしましょう。
30代になると仕事でも周りが頼りたいと思う存在になっているはずです。そんなとき自分のことばかりを考えていてはまるで頼れません。部下に目を向けて部下に責任を持ってみましょう!
周りを見た行動を心がける
30代で責任感を持つには、周りを見た行動を心がけることです。常に周りを見て、周りの空気を読んでください。
30代で自分ばかりに注目するのはやめましょう。周り第一の行動を取ることで責任感が芽生えます。
40代の人が直す方法
40代の人が責任感がないのを改善する方法を見ていきましょう。40代で改善できるのか?というのも問題になりますが、努力すると改善できるようになるでしょう。
40代で責任感がないというのは、人としてとてもかっこ悪いことでもあります。
今までの自分に自信を持つ
40代で責任感を持つには、今までの自分に自信を持つことも大事になります。今までやってきたこととか40代になるまでにしてきた経験が何かあるはずです。
そこに自信を持つことで、自分の得意分野みたいなものを作ることができるのです。得意分野に関しては、誰でも責任感を持ちやすいものです。
40代だからこそ持てる自信を持って責任感を養いましょう!
人に頼られる自分になることを意識する
40代で責任感を持つには、人に頼られる自分になるように意識をすることです。これは意識するだけで行動を変えることができる対処法になります。
どうしたら人が頼ってくれるのかを考えた行動をしたらいいのです。自然と責任感がつくでしょう!
あなたは大丈夫?無責任度診断チェック
もしかしたら、責任感があると自分で思っていたあなた自身も責任感がない可能性があるでしょう。ここでは、無責任度診断を紹介するので、是非チェックしてみてください!
無責任度診断
□自分がしなくても誰かがすると思う
□約束が守れないことが多い
□言い訳ならすぐに思いつく
□嫌なことはしたくない
□人に頼られるとめんどくさいと思う
□自分が悪くても謝らない
□人の悪いところを見つけてしまう
□怒られなれていない
□人の意見を素直に聞くことができない
□自分にとにかく甘い
診断結果
【診断結果:0~3個】
どちらかというと責任感がある人です。責任感があるために、人から慕われることも多いでしょう。自分のしたことは、自分で最後まで見ないと気が済まないタイプでもあります。
【診断結果:4~6個】
少々、責任感のなさが目につきます。もう少し、自分を強くもって全ての責任を自分でとるという覚悟をしましょう。その覚悟のなさが出てしまうことがあるようです。
【診断結果:7~9個】
責任感がない人です。責任感のなさから、孤独感を味わうこともあるでしょう。それでも自分で責任をとることは一切したくないと思っているところがあります。
【診断結果:10個】
無責任すぎる人です。あまりにも責任感がない人なので友達もいないでしょう。常に自分が正しいと思いこむ力を持っていて、責任感がないことにも気づいていないでしょう。
責任感がない人は責任感を身につけよう!
責任感がない人の特徴を見ていると、納得できるものが多いでしょう。責任感がないと自分で分かった人は、すぐにでも責任感が出るように対処法をためしていきましょう!
物事の責任をとるというのは大変なことです。しかし、責任をとらないほうが余計にややこしいことになるというのも覚えておきましょう!