手取り月収18万の年収は?一人暮らしの家賃や貯金を紹介

手取り月収18万円は額面で約23万円の月収となり、年収は額面で約276万円ほどになります。大卒での初任給が手取り16万円、そこから昇給したとすると大体入社2~3年で貰える月収となります。手取り月収18万の一人暮らしの家賃や貯金や生活をご紹介します。

手取り月収18万の年収は?一人暮らしの家賃や貯金を紹介のイメージ

目次

  1. 1手取り月収18万の暮らしはどんな感じ?
  2. 2手取り18万の額面と年収
  3. 3手取り18万の人はどれくらいいるの?
  4. 4手取り18万で一人暮らしの家賃と貯金
  5. 5手取り18万で結婚や子供は難しい?
  6. 6手取り18万で車を購入できるの?
  7. 7手取り18万で一人暮らしの生活費を例で紹介
  8. 8手取り月収18万でもやりくりする方法
  9. 9安上がりで健康的な食材は?
  10. 10手取り月収18万より手取りを増やす方法
  11. 11手取り18万円でも贅沢しなければ生活できる

手取り月収18万の暮らしはどんな感じ?

周りの人は、いくらお給料を貰っていて、どんな生活をしているのか気になる事はありませんか?社会人で毎月赤字の人もいれば、着実に貯金をしている人もいます。中には「何であんな贅沢を出来るのだろう?」と思うぐらい裕福な暮らしぶりの人もいます。

手取り18万円の月収を貰っている人は、大卒で就職し2年目~3年目という方が多いようです。月収手取り18万円の人の生活はどんな感じなのでしょうか?一人暮らしの家賃、貯金、生活についてご紹介します。

手取り18万の額面と年収

まず初めに、月収手取り18万円の額面と年収について見ていきます。額面とは総支給額の事です。ご存知の通り、会社から支払われるお給料はそのまま自分のお金になるのではなく、そこから所得税や社会保障費(健康保険料など)を差し引かれます。

税金などを差し引いた分のお給料が実際に自分が使えるお給料となり、これを通称で「手取り」と呼んでいます。では、月収手取り18万円の額面と年収を早速見て参りましょう。

手取り18万の額面(総支給額)

手取り18万円月収の場合の額面(総支給額)は、おおよそ「23万円」となっています。額面の8割程度が手取り金額になる計算です。

総支給額から引かれるのは、健康保険料、介護保険(40歳以上)、厚生年金、住民税(前年度の収入で決まる)、雇用保険、所得税があります。手取り月収18万円は、比較的若い世代だとすると介護保険には該当しない人が多いかもしれません。

また、健康保険組合は会社によって加入するところが違うので、それによっても引かれる額は変わってきます。

手取り18万の年収

次は、手取り月収18万円の総支給年収はいくらになるのか、です。今後、転職を考えている方は、応募先の会社に伝える年収は手取りではなく総支給額になります。従って、ご自分の額面の年収も把握しておいた方がいいでしょう。

給与の細かい数字が知りたい場合は、源泉徴収票を見れば分かりますので、必ずご覧になってみてください。

ボーナス無しの年収はおよそ276万円

まず、手取り18万でボーナスが無い場合の年収です。ボーナスが無い場合の年収は「276万円」前後になります。同じ手取り月収でも、ボーナスの有無で年収はだいぶ変わってきます。

ボーナス有りの年収はおよそ330万円

手取り18万でボーナス有りの年収はおよそ「330万円」です。ボーナスは、企業の規模によって差があります。ここでは中小企業として計算しています。中小企業の場合基本給の2.5か月分程度が年に二回に分けて支給されることが多いようです。

ボーナスがある会社は基本給を下げている場合もあるので、トータル(年収)でいくらもらえるのかは、あらかじめ確認した方がいいでしょう。

手取り18万の税金と社会保険料

では、手取り月収18万円の税金と社会保険料はいくらなのでしょうか。額面が23万円で手取りが18万円の計算になるので、およそ5万円も引かれていることになります。年金はしっかり受け取れるのか、所得税の行く先などは見届けたいところです。
 

厚生年金 22,000円
健康保険 12,000円
雇用保険     900円
所得税   5,000円
住民税 10,000円

手取り18万の人はどれくらいいるの?

自分の年齢で、手取り月収が18万円(手取り)は多いのか、少ないのか気になるところです。手取り18万円の月収の人はどれぐらいの割合でいるのかを見ていきましょう。

20代の割合

20代の手取り月収18万円が多いか少ないかは前半か後半かによって違いが出ます。初任給から始まり順調に昇給をしていくと25歳を境に給与は多くなってくるようです。

20代前半で手取り月収18万円の人は平均より上でしょう。20代後半の平均年収は約360万円となっています。ボーナスが無い場合は平均より70万円近く下回ります。ボーナスがある場合ではほぼ平均並みでしょう。

30代の割合

30代で18万円の手取り月収は、平均より少し下となっています。30代前半の平均年収は400万円程度、30代後半では440万円程度です。

手取り18万円月収の額面年収が276万円~330万円ですから、ボーナス無しの年収の場合は、それよりも100万円以上少ない収入と言うことになります。

40代の割合

40代で18万円の手取り月収は、平均よりかなり下であると言わざる終えません。40代前半の平均年収は450万円~480万円程度で、それに比べるとかなり低い水準となります。

40代では家庭を持つ人も多く、子供の学費などに一番お金がかかる時期です。持病を持つ人も増えてくるので医療費もかさみます。

ご自分の働いている会社にこれ以上の昇給が望めないと分かったら、早めに副業か転職など何らかの対策を立てた方が良さそうです。

手取り18万で一人暮らしの家賃と貯金

では、手取り18万円の月収で一人暮らしをする場合の家賃や貯金はどれぐらいに、するといいのでしょうか。誰でも、広い部屋に住みたいし将来のために貯金もしておきたいところです。しかし、限られた給与の中で限界も出てきます。目安の立て方をご紹介します。

家賃の目安

家賃は手取りの1/3に抑えようと言われますが、将来マンションを購入する、結婚資金をためる、などの計画がある場合は、1/4程度に抑えておくと言いでしょう。では、手取り月収が18万円の場合の家賃の目安はどうなるのでしょうか。

手取りが18万円の場合は,4,5000円ぐらいの家賃までにしておきます。社宅や寮があれば、そこに住むのが理想です。また、企業によっては住宅手当が出ますので活用するといいでしょう。

貯金の目安

貯金は最低でも手取り給与の1割を目安にするようにします。手取り18万円の貯金は、生活費を抑えられればなるべく多くした方がいいのですが、貯金のために生活が困窮してしまっては元も子もありません。

ボーナスがあれば、ボーナスの何割かも貯蓄に回すようにします。企業で行っている財形貯蓄なども活用すると、天引きで引かれるのでお金は貯まりやすいでしょう。

まとめますと、手取り18万円の月々の貯金は2万円程度、ボーナスはローンなどがなければなるべく多く貯蓄に回すようにするといいでしょう。
 

手取り18万で結婚や子供は難しい?

手取り18万円の月収を貰っている人が現時点で結婚や子供を持つのは難しいのでしょうか。これは、状況次第です。

奥様が専業主婦になる、お互いの実家の援助(食料や住む場所)が得られない、住宅手当がない、社宅もない、将来的な昇給が見込めない、のであれば今のままの給与水準で結婚、子供を持つと生活を切り詰めても貯金はできなくなるでしょう。

ただし、自治体によって違いがありますが、子供が中学生ぐらいまでは児童手当が支給されます。子供を考えているのであれば、中学以降の子供の教育資金も貯蓄しましょう。お互いの実家や国の制度をフルに活用すれば結婚して子供を持つのも夢ではありません。

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手取り18万で車を購入できるの?

手取り18万円の月収を貰っている人が車を購入できるのでしょうか。これも、状況次第ですが、新車の場合は150万円程度の車までが限度でしょう。

車は「保険料(対物、対人など)」「自動車税」「ガソリン代」「車検」「メンテナンス代」「駐車場代」などでかなりの費用がかかります。地方暮らしで、住宅費や物価が安い、実家の支援がある、などの場合は車を持ってもやっていけるかもしれません。

ただ、普通に車を購入するにあたり、頭金が用意できない場合は、月々の車のローンの費用が大きくのしかかってきます。今から頭金を貯めて、年収が400万円を超えるようになってから購入するのが無難なのではないでしょうか。
 

手取り18万で一人暮らしの生活費を例で紹介

では、手取り18万で一人暮らしの生活費を例で紹介します。食費は交際費を除いた食事にかかった費用、通信費はPCやスマホ、固定電話、ケーブルテレビなどの費用、交際費は友達とのランチや飲み会の費用です。

下記の表のとおり18万円の手取り月収でも一人暮らしなら貯金も可能です。ただし、趣味の物を買う余裕はあまりないかもしれません。衣料品は少し良いお洋服だとは1万円は超えますし、20代女性の美容費用は一月8000円程度と言われています。
 

家賃 5万円
食費 5万円
水道光熱費 1万円
通信費 2万円
衣類・日用品 1万円
交際費 2万円
貯金 2万円

手取り月収18万でもやりくりする方法

18万円の給料でも趣味の物にもっとお金をつぎ込みたい、美容費用だけは削れない!という人もいるでしょう。それには、他を切り詰めて何とかしなければいけません。手取り月収18万でもやりくりする方法をご紹介します。

通信費を安く抑える

まず、一番有効なのは「通信費を安く抑える」ことです。ドコモ、au 、ソフトバンクを使用している方はそれを格安SIMに変える事をお勧めします。それだけで一月のスマホ代を5000円は節約できます。

更に、固定回線を引かずにポケットWi-Fiを使用すれば、更に通信費は節約できるので、月に2万かかっていた通信費を、1万以下に抑える事は十分に可能です。

コンビニ利用をやめる

次に、有効なのはコンビニの利用をやめることです。コンビニは便利ですし、新商品が出るとつい買いたくなってしまいます。しかし、スーパーに比べると価格は割高になっており、知らない間にお金を使う結果になります。

今は、会社にお弁当を持ってくる男性もいるようですが、お弁当が一番安上がりで健康的です。必要な食材はコンビニではなくスーパーで買うようにしましょう。

安上がりで健康的な食材は?

手取り月収18万の一人暮らしの家賃や貯金や生活をご紹介してきましたが、やはり皆さん、趣味の物や交際費にお金をかける代わりに食費を削る人が多いようです。

テレビでやっているボンビーガールなどを見ても食パンとソースを使ってトンカツの代用にするなど涙ぐましい努力をしています。でも、お菓子やパンだけの食事では健康が損なわれるかもしれません。どうすれば、安上がりで健康的な食事が出来るのでしょう。

ポイントはアミノ酸やビタミンミネラルをしっかり取れる物を食べることです。卵、納豆、豆腐、味噌、鮭、サバ缶などは値段も高くありませんし、どこでも手に入ります。お菓子より、ご飯と味噌汁、オカズの食事にしていきましょう。

手取り月収18万より手取りを増やす方法

では最後に、手取り月収18万より手取りを増やす方法をご紹介します。増やすといっても少しばかり準備が必要で、手軽にすぐにお金が手に入るわけではありません。

巷ではラインを活用するだけで〇〇円儲かる!などの詐欺まがいの副業も横行していますので、副業や転職の際はくれぐれも用心してください。

転職する

まずは、転職です。転職するからには転職後に給料が上がっていなければいけません。そして、これは年齢が若ければ若いほど転職後に給料がアップする率が高くなります。40代を境に転職後の方が給与が下がってしまいます。

現在20代の人は、平均的な月収を貰えているので、慌てて転職しなくてもスキルを磨いて昇給する道を選ぶのも有りです。しかし、会社の将来性や本当にやりたい仕事が他にある場合は、早めの転職を考えた方が良さそうです。

年齢が30歳を超える人、貯蓄が全くできない人、会社がブラックで将来性がないところの場合は、一刻も早く転職も視野に入れるべきでしょう。転職支援サイトなどを活用しながら、情報を集めて準備を進めていきましょう。

副業する

次は副業です。今は副業を禁止しない企業が増えてきており、サラリーマンでも副業がしやすくなりました。ただし、本業を疎かにしてしまうと会社に迷惑がかかるので、そのような事がないようバランスを取りながら進めていきましょう。

副業には、土日祝日を利用した労働型の副業、ネット系の副業、投資型の副業があります。労働型副業は一番簡単で手間いらずですが、体を使うので休息時間が取れず大変かもしれません。

ネット系はアフリエイト、ポイントサイト、クラウドワークスなどを利用した副業です。それほどの成果は望めませんが体を使わくても済むのがいいところでしょう。投資型は不動産投資などでお金を得る方法です。これは初期費用がかかりハードルは高いです。

積み立て貯金をする

一番堅実なお金を増やす方法は、「節約」「貯蓄」です。積み立てNISAなどを活用して日々お金を増やしていけば、知らない間にお金は貯まっていきます。もちろん、増えるお金自体はそれほど大きな額ではありません。

しかし、貯蓄による利息は「不労所得」です。つまり、人ではなく、お金に働いてもらえるところが大きな魅力です。貯蓄は福利方式で利息が付くので、すぐに解約してしまわずに気長に行って行くのが鉄則です。

手取り18万円でも贅沢しなければ生活できる

手取り月収18万の年収、手取り月収18万の一人暮らしの家賃や貯金や生活をご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?

手取り18万円の月収で生活するのは、趣味の物にお金を使えずちょっとだけストレスがたまるかもしれません。しかし、自分の中で、節約するものと、思い切ってお金を使うものをハッキリさせておけば、それほど苦労せずに生活できるかもしれません。

お金をやりくりするのは、実際のところ苦しい事も有りますが、お金を貯めて自分の目的が叶った場合は達成感もあるはずです。将来設計を考えながら節約と投資のメリハリをつけていきましょう。

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