体力がない原因とは?体力のない人の特徴も紹介

体力がない原因と体力のない人の特徴を紹介します。「最近疲れやすい」「昔から体力がない」とお悩みのある人はいますか?体力がない人は体質が原因の場合もありますが、不規則な生活が原因となっている場合もあります。生活習慣の改善で疲れにくい体を目指しましょう。

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目次

  1. 1疲れやすいのはなぜ?体力をつけたい!
  2. 2体力がない原因とは?
  3. 3美白と免疫力の関係
  4. 4体力がない人の特徴
  5. 5体力をつける方法【食事編】
  6. 6体力をつける方法【運動編】
  7. 7体力をつける方法【生活習慣編】
  8. 8体力がない人に向いてる仕事
  9. 9体力がなくて疲れやすいのは病気の可能性もある
  10. 10体力は焦らず徐々につけていこう

疲れやすいのはなぜ?体力をつけたい!

「最近、疲れやすい」「昔から体力がなくて困っている」とお悩みのある人はいますか?体力がない人は「いつも元気な人が羨ましい」と思っているはずです。体力がある人は、物事に精力的に取り組む事ができ、はつらつとしています。

一方で、体力がない人は、何をやってもすぐに疲れます。従って、物事を長く取り組む事が出来ないのが悩みのようです。体力がない人は元からの体質や不規則な生活習慣が原因となっている場合があります。でも安心してください。

体力がない人でも、これから紹介する方法をやっていけば、徐々に体力がつくようになります。誰でも簡単にできる生活習慣の改善で疲れにくい体を目指しましょう。

体力がない原因とは?

では早速、体力がない原因から説明します。その前に「体力がない」とは、どういうことなのでしょうか。体力とは「労働や運動に耐える身体の力」「病気に対する抵抗力」の事です。

体力がない人とは、労働や運動ですぐに疲れてしまう人、と言うことになるでしょう。また、風邪などの病気に罹りやすい人とも言えます。仕事や運動をしても、すぐに疲れる事なく継続できる人は体力がある人と言えそうです。

運動不足

体力がない原因の一つ目は「運動不足によるもの」です。毎日家でゴロゴロしている、ほとんど動かずテレビばかり見ている、車移動ばかりで、歩く事が少ない、などの生活スタイルでは、運動不足になります。

運動はダイエットのためにするものだ、と思っている方もいるかもしれません。でも運動の本来の目的は体力をつけるためです。運動の効果を具体的に言うと、ウオーキングをすれば心肺機能が高められ持久力が付きます。

背筋を伸ばす習慣をつける事や筋トレをすることで、体幹が鍛えられ、疲れにくくなります。運動を始めた頃は疲れを持ち越してしまうので、大変かもしれませんが慣れるに従って疲れにくい体になります。つまり運動を続けると体力がつくのです。

食生活の乱れ

体力がない原因の二つ目は「食生活の乱れによるもの」です。食生活の乱れとは、筋肉や内臓の元となるタンパク質(魚や肉や卵)やビタミンミネラルが取れていない事、不規則な食生活になっていることです。

また、体力がない人は、運動不足のために、小食でお腹が空きにくいという特徴もあります。エネルギーが不足するので余計に運動したいと思わなくなる悪循環に陥ります。消化能力も弱っているので、食べやすいパンや麺や白米やお菓子ばかり食べる人も多いです。

睡眠不足

体力がない原因の三つ目は「睡眠不足によるもの」です。睡眠不足が続くと体の疲れも脳の疲れも取れません。疲れを翌日に持ち越してしまうので、余計に体力が持たなくなるのです。

最近は夜遅くまで、パソコンやスマホをいじっている人が多いです。パソコン、スマホはブルーライトが多く発せられるので睡眠のためのホルモンが阻害され、眠りにつきにくくなります。質の良い睡眠のためにも寝る前のスマホはやめましょう。

喫煙をしている

体力がない原因の四つ目は「喫煙によるもの」です。喫煙がなぜ体力に関係するかと言えば、肺機能が低下するからです。タバコの有害物質を長期間吸い続けると気管支に炎症を起こし肺胞が破壊されます。そのために使える肺の部分が少なくなってしまうのです。

肺の機能が衰えれば、すぐに息切れがして長く歩く事も出来ません、もちろんハードな運動も出来ません。それにより余計に筋肉が落ち体力が低下します。ただ、このような兆候が出始めるのは中年以降(40代50代)です。今すぐに禁煙すれば間に合うでしょう。

美白と免疫力の関係

病気に対抗する免疫力も体力の内、と説明しました。では病気にならないためには、どうすればいいのでしょうか。食事や運動や規則正しい生活習慣も大事ですが、もう一つ大切な事があります。それは陽の光を浴びる事です。

太陽の光を直接肌に浴びるとビタミンDが生成されます。ビタミンDは効果的に免疫力をアップさせるビタミンです。紫外線は浴びすぎても肌によくありませんが、避けすぎると免疫力が落ちる原因になるのです。

最近は美白のために徹底して紫外線を避ける女性が増えましたが、少し太陽の光に当たる方が健康的に暮らせるかもしれませんよ。

体力がない人の特徴

次は「体力がない人の特徴」です。体力がない人は体質が影響している事が多いです。不規則な生活で体力がなくなった人とは違い、見るだけで何となく「体力がなさそうだな」と分かる特徴的な体つきをしています。

集中力がない

体力がない人は「集中力がない」という特徴があります。普通の人が続けられるような仕事でも、体力がない人はすぐに「疲れた」と言って休んでしまうのです。

体力は、運動しても疲れない体だけを言うのではありません。ずっと同じ姿勢を保つことや、連続して脳を使うのも体力の一つなのです。

従って、体力がない人に限って、落ち着いて作業する事ができず、途中で立ったりお茶を飲みに行ったりしています。貴方の周りにこの様な人がいたら、それは落ち着かない人というよりも「体力がない人」なのです。

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猫背で筋肉がない

体力がない人は「猫背で筋肉がない」と言う特徴もあります。「猫背」「腰が定まらない歩き方」の人は間違いなく体力がない人です。

これは細身であろうと、ふくよかであろうと関係ありません。猫背の人はインナーマッスルが鍛えられていないので、ふにゃふにゃとした足腰が定まらない、歩き方になる事が多いのです。インナーマッスルとは体幹の深いところにある筋肉です。

骨盤や脊椎など体を支える筋肉は、インナーマッスルが重要な役目を果たしています。インナーマッスルが弱いと体を支える事が出来ず足腰に負荷がかかって疲れるのです。

胃弱で下痢しやすい

体力がない人は「胃弱で下痢しやすい」と言う特徴もあります。体力のない人の、ほとんどが胃下垂、胃弱、下痢や便秘に悩まされています。

胃が弱い人は、消化と吸収が上手く出来ないので、栄養素が効率よく体に入っていきません。更に下痢などでミネラルや水分が失われてしまうので、身体の中は常に栄養不足の状態になります。その結果筋肉の元である蛋白質の合成も少なくなるのです。

熟睡ができない

体力がない人は「熟睡ができない」と言う特徴もあります。睡眠は体の疲れや脳の疲れを癒します。熟睡できなければ、疲れが回復せず体力をつけるための運動が十分にできません。また睡眠は免疫機能をアップさせ身体全体の機能を保つ重要な役目を負っています。

睡眠に必要なホルモンは加齢と共に失われます。従って、高齢者ほど熟睡が出来なくなってきます。睡眠にも体力が必要なのです。

体力をつける方法【食事編】

さてここからは、いよいよ体力をつけるための方法論について説明して参ります。まずは、体力を付ける方法「食事編」です。

皆さんもご存知のとおり、人は食べた物で出来ています。普段どんなものを食べているかで、体力があるかないか、綺麗でいられるかが決まります。運動と共に大切な体力をつけるための食事とは、どんなものがあるのでしょうか。

丼物やカレーより定食を

まず、一つ目が「栄養バランスを考えて食事をする」ことです。お菓子、パン、ラーメンばかりの食事では体力はつきません。内臓や筋肉の元となるタンパク質(魚や肉や卵)が取れないからです。

どんな食事をすればいいかと言うと、お勧めは「定食」です。おかずとご飯と野菜と味噌汁がセットになった定食はバランスが取りやすいです。丼物やカレーライス、ラーメン、うどんなどは炭水化物に偏りタンパク質が十分に取れないので控えめにしましょう。

ドカ食いはせず良く噛む

食事で体力をつける上で大事なのは「一度にたくさん食べないこと」「良く噛んで食べること」です。体力がない人は消化機能が弱い人が多いです。従って、一度にたくさん食べてしまうと吸収できず、かえって胃腸に普段をかけます。

小食の人は、体力がつくまでは、食事を小分けにして食べる事をお勧めします。また、早食いや、かきこむようにして良く噛まずに食べるのは厳禁です。良く噛むことで消化のためのホルモンも出やすくなりますし、胃に負担をかけずに済みます。

実はどんなに体に良い物を食べても、最初の「良く噛む」「消化する」「吸収する」この三つが出来ていないと、食べた物が体の栄養にならないので意味がありません。食事の時はいつも、このことを意識してみてください。

食事終了後15分間横になる

最後に、食事で体力をつける上で大事なのは「食休み」をする事です。ダイエットのために、食べたらすぐに運動をする人がいますが、体力がない人は、食べたら横になって休む方が良いです。

何故横になるといいのかと言えば、肝臓の血流が良くなるためです。食べ物を食べると栄養素の代謝が始まります。栄養素の代謝の要は肝臓です。食べた後は肝臓にたくさん血が流れるようにした方が、代謝が良くなるのです。

「食べてから、すぐに寝たら太るから嫌」と言う方は、食後15分間と決めて横になるといいでしょう。寝る時は完全にフラットにならず上半身を少し起こすようにして、肝臓の血流量を多くしましょう。

体力をつける方法【運動編】

次は、体力をつける方法「運動編」です。先ほども言ったとおり、運動の目的は本来は痩せる為ではなく、身体の機能を保ち健康に暮らすためのものです。お勧めの運動を紹介します。

大きな筋肉を鍛える

体力をつける運動でまず、大事なのは、大きな筋肉を鍛えることです。大きな筋肉とは太ももの筋肉など立って体を支えるのに必要な筋肉です。太ももの筋肉は実は歩くだけでは鍛えられません。

一番簡単な太ももを鍛える方法は、スクワットや階段を上ることです。スクワットや階段を上るのはキツいですが、少しきついぐらいでないと、筋肉は鍛えられません、頑張りましょう。

ながら運動を習慣にする

普段の生活の中で何かをしながら運動するのも、効果的です。例えば、バランスボールと言う大きな弾力のあるボールは体幹の筋肉をつけるのに役立ちます。バランスボールは、姿勢を保つ筋肉を働かせていないと座っている事が出来ません。

そのため、バランスボールに安定して座る事は自然に筋肉をつけることになるのです。テレビを見ながらバランスボールに座るようにするのもお勧めです。ただし、気を抜くとバランスを崩し頭や体を打ってしまうので時間を決めて行いましょう。

背筋を伸ばして早歩き

ダイエットや体力をつけるために、ウォーキングをする人は多いです。しかし、猫背のまま歩いていては、ウォーキングの効果は期待できません。

歩く際は背筋を伸ばしてなるべく早く歩きましょう。背筋を伸ばして早歩きをすると、体を支える筋肉や心肺機能を鍛える事が出来ます。

体力をつける方法【生活習慣編】

最後の体力をつける方法は「生活習慣編」です。ちょっとした普段の生活の心がけ次第で体力をつけるようにしていきましょう。

睡眠時間は削らない

先ほども言いましたが、体力がない人は眠りが浅かったり、睡眠時間が不足しているという特徴があります。忙しい時や、誰かとラインでやり取りをしている時には、睡眠時間を削ってしまう事がありますが、6~8時間の睡眠時間は必ず取るようにしましょう。

お風呂につかる習慣を

次に、お風呂につかる習慣もつけましょう。最近は日本人でも、シャワーで済ます人が増えてきました。しかし、シャワーよりも湯船につかる方が体の芯から温まりますし血流が良くなります。そのため、病気に対抗する力もアップするのです。

瞑想で脳の疲れを癒す

毎日ストレスを抱えながら生きている人は、瞑想で脳の疲れを癒しましょう。体力とは、運動だけでなく、仕事や何かの物事を継続して続けられる力でもあります。脳が疲労していると、集中力が無くなり何事も続かなくなります。

瞑想は、周りからの情報や自分の中での雑念を払います。それにより脳に余白が出来るのです。瞑想は、座禅を組まなくてもわずかな時間で出来るので、取り入れてみてはいかがでしょうか。

体力がない人に向いてる仕事

体力がない人の原因や特徴、体力がない人が体力をつける方法について説明しました。体力は意識していれば徐々についていくものです。

しかし、人の体力には個人差があり生まれながらにして体力がある人と、体力がない人は出てきてしまいます。ここでは体力がない人に向いている仕事をご紹介します。

地方公務員

お勧めなのは、事務系の仕事です。事務系の仕事であれば、机に座ってできる事が多いので体力はそれほど消耗しません。中でもお勧めは役所関連のお仕事です。

公務員であれば民間の会社のようなノルマなどがなく、定時で上がれる事も多いでしょう。真面目にコツコツ仕事をこなせる人は挑戦してもいいのではないでしょうか。

在宅ワーク

在宅ワークも、体力がない人にお勧めです。在宅ワークの良いところは、通勤がない点です。都市部の通勤はかなり体力を消耗します。座席に座れる事はあまりありませんし、満員電車でずっと立っているのは体力がない人にとっては苦痛です。

在宅ワークならば、通勤せずに仕事ができるので、その分体力は使わずに済むでしょう。しかし、運動不足になる事があるので、筋トレやウォーキングを日課にして欠かさず行うようにしましょう。

体力がなくて疲れやすいのは病気の可能性もある

最後に、体力がない、疲れやすい状態と病気の関係です。体力がなくて疲れやすいのは病気の可能性もあります。例えば、うつ病は疲れがひどくなり何をやるのも億劫になります。甲状腺や副腎などの機能が低下していても疲れやすい原因となります。

あまりにも酷い疲れの場合は、自分だけで何とかしようとせず、一度病院に行って検査してみた方がいいかもしれません。

体力は焦らず徐々につけていこう

体力がない人の原因や特徴、体力がない人が体力をつける方法について説明しましたが、いかがでしたでしょうか。特に病気が隠れていなければ、どんなに生まれつき体力がない人でも、徐々に体力をつける事が出来ます。

体力は一度に欲張ってつけようとすると、疲れすぎてしまって、疲労が抜けなくなる原因となります。焦らずに徐々につけていくのが、おすすめです。

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