お風呂の中で出来るダイエットの効果は?痩せる入浴方法や痩せる入り方
女性の興味はダイエットにあることが多いですが、どうせなら気持ち良くなりながら綺麗になりたいでしょう。お風呂でダイエットをする方法を知っていれば、心身ともに癒しながらダイエットすることが出来ます。お風呂でついでにダイエット、その方法を見ていきましょう。
目次
毎日のお風呂でダイエット!痩せる方法を試してみよう!
いつの時代も女性が気にすることに、スタイルがあります。そう、ダイエットが成功して自分に自信が持てるスタイルになれば、これほど嬉しいことはないでしょう。
では、お風呂でダイエットが出来るとご存知でしょうか?実は体を休め、疲れをとってくれるお風呂タイムを利用してダイエットをすることが出来るのです。
その痩せる効果や方法を、具体的に紹介していきましょう。
お風呂でのダイエットの効果
お風呂でダイエットって、一体どういうこと?そんなこと出来るの?と首を捻る方もいるでしょう。お風呂タイムを利用してのダイエット効果はつまり、湯船の浸かり方などを工夫することで消費カロリーを高めることです。
消費カロリーを高め代謝を上げることは、デトックス効果やむくみを抑える効果など、たくさんの嬉しいことがあります。ひとつずつ見ていきましょう。
デトックス効果
お風呂で全身を温めることで汗が出始めますが、この汗には体内に溜まっている老廃物や毒素を出してくれる働きがあるといわれています。
つまり、体中に溜まった不要なものを出すのに、お風呂は便利に使えるということなのです。不要なものを出せば物理的に痩せることが出来ますし、その方法がお風呂に入ることであるのは簡単です。
老廃物をしっかり出すことが出来ればダイエットに繋がりますし、肌なども綺麗になっていくでしょう。
基礎代謝を上げる効果
基礎代謝がよくなるためには体温を上げる必要があります。しかしお風呂では温かい湯船に浸かりますので、じっくりと浸かっていると自動的に血行が促進されます。
血行が良くなることで代謝がアップし、体に蓄えた脂肪の燃焼が促されますので、お風呂に入ることで基礎代謝を上げることにつながります。
食欲を抑える効果
お風呂に入ることで体中が温まり、血行が良くなりますが、その結果、消化器官の働きは抑制されますので食欲が抑えられるという効果があります。
お腹がすいたな、と思うときは、胃腸に血液が集中している時です。血液を全身にいきわたらせることによって、「お腹すいた」という気持ちをなくすのです。
むくみを解消する効果
人間が体内に水分を溜め込むことでむくみが発生しますので、お風呂に入って汗をかくことが大切です。発汗すると体内の水分を出すことが出来ますので、むくみをなくすことが出来るのです。
ストレスを解消する効果
スポーツやはしゃぎまわって汗をかいたあとは、不思議とすっきりとした気持ちになっていることが多いのは、実感としてわかる方も多いでしょう。
人間は汗をかくことで気持ちもリフレッシュさせることが出来ます。湯船から上がってシャワーで汗を流してすっきりすれば、ストレスも解消されていることに気がつくでしょう。
お風呂の中でできるダイエット方法①痩せる入浴法
まずは何か道具を使うダイエットではなく、普段のお風呂への入り方、つまり入浴法でダイエットを成功させる方法についてみていきましょう。
高温反復浴
最近話題になり、芸能人やタレントがやっていることでも人気がある入浴法が、「高温反復浴」です。短期間で結構な減量を成功させたとして話題にもなっています。
やり方は、短い時間で熱いお湯に浸かったり出たりを繰り返すという方法です。短時間で交感神経を高めることができ、半身浴のように長時間かける必要もないのに脂肪燃焼に効果があると言われています。
高温反復浴をすることで、ウォーキング75分、ジョギング30分、マラソンや縄跳びを30分することと同じほどのカロリーを消費できます。しかし、厳密なルールがありますので実行には注意を払いましょう。
では、高温反復浴の手順です。まずはぬるめのシャワーを足からかけ、徐々に体温を上げます。42度か43度ほどの湯船に胸までつかり、1分間そのままの姿勢を保ちます。その後肩までゆっくりと浸かり、4分間の全身浴をしましょう。
湯船から一度上がって5分ほど休憩しましょう。この間に頭や体を洗うと良いです。終わったら再び湯船に浸かり、全身浴で2~3分浸かります。もう一度湯船から上がり、5分ほど休憩、最後にまた3分ほどの全身浴をしたら、手から順番にみずをかけて冷やします。
最初は無理をせずにやり、上がったら水分をしっかり摂るようにしてください。
半身浴
数年前から日本でも実行する人が多いのが半身浴です。しかし、ただぬるめのお湯に体半分入ればそれでよいわけではありませんので、一度しっかりチェックしておきましょう。
半身浴をする前にはコップ1杯程度の水分をとっておきます。そして浴室を予め温めておいて、湯船の温度は38度から40度くらいに設定します。熱いお湯では体の表面しか暖まりませんので、「理想の温度は38度」を覚えましょう。
入るときは必ずかけ湯をし、心臓がお湯につからない程度の湯量でゆっくりと浸かります。湯船では両腕も外へと出しておくようにしましょう。上半身が冷えないように、肩にタオルなどをかけて30分ほど浸かります。
入浴前の水分だけでは足りないときがありますので、お風呂の中にもコップの水を持って入るようにしてください。飲む水は冷たいものではなく、出来るだけ常温か、白湯がおすすめです。
お風呂の中でできるダイエット方法②痩せるエクササイズ
1日の疲れを癒すため、リラックスのためにお風呂に入る、というのは前提として、ぼー
っとするのは嫌いという方は、お風呂の中で出来るエクササイズをやってみましょう。
下腹部・内ももエクササイズ
まずはバスタブの端にお尻をひっつけるようにして背筋を伸ばして座り、体幹を鍛えつつ、下腹部・内ももも鍛えるエクササイズをします。
上記のように座ったままで、両足膝は軽く曲げている状態です。そのまま両手は手のひらを床に当てて、右足から少し浮かしつつ、上半身を小刻みに前へと倒します。膝を胸元へ近づけるように動かし、15回です。
左も同じように下腹部を引っ込めながら胸元へ膝を近づけていきましょう。こちらも15回です。
お腹の脂肪燃焼エクササイズ
きちんと体が温まったら、湯船のふちに腰をかけて右足を左足にのせて足を組みます。両手を胸の前で組んだら、息をはきつつ左ひじを右膝にひっかけるように倒して呼吸を5回します。終わったら反対側も同様にします。
目安としては、左右両方5回づつくらいはしてください。余裕があれば膝をひじで押して負荷をかけることもやってみましょう。
お風呂の中でできるダイエット方法③痩せる運動
お風呂の中にいるとどうも暇で、汗が出る前にさっさと上がってしまう、という方は、時間を潰す意味も込めて痩せる運動をしてみましょう。
腕に効く運動
たぷたぷと揺れる腕をすっきりと引き締めたいなら、「ウォーター・キックバック」が最適です。
湯船の中で体育座りをして、腕を後ろに伸ばして水泳のキックをするように動かすエクササイズです。座ったときに背筋を伸ばした状態から体を前傾させ、両腕を背後にのばします。水平と肩が平行になるよう意識しましょう。
肘を直角に曲げたら手の平でお湯を押すように肘を伸ばす、伸ばしたら手の平を反対にして、またお湯を押すように元の曲げた状態に戻していきます。左右両方で10回から15回繰り返しましょう。
お腹に効く運動
腹筋を鍛える運動は「ニー・トゥ・チェスト」つまり「膝と胸」運動が良いでしょう。体育座りを湯船の中でしたら、両手で浴槽のふちを掴んで自分の体を浮かせます。お湯があるので、さほど辛くはないはずです。
バランスをとりつつ体幹を固定させ、膝を胸によせて3秒維持、ゆっくりと膝を胸から遠ざけましょう。息を止めないことが大切です。15回から20回を1セットとして、3セット頑張ってみましょう。
足に効く運動
とにかく足をすっきりとさせたい、という人には「タオル・レッグプレス」がおすすめです。
湯船の中で体育座りになって片足だけ真っ直ぐにのばしましょう。曲げている方の足の土踏まずにタオルを引っ掛けます。両手でタオルを引っ張りながら脚を斜め上の方向に向けて蹴り上げます。
この動きを左右同じように10回から15回やってみましょう。コツとしては、膝を伸ばしきって脚の裏側をストレッチさせることを意識することです。
お風呂の中でできるダイエット方法④痩せるリンパマッサージ
上記のようにアクティブでなくて、もうちょっと穏やかなエクササイズは?とお探しの方には、お風呂で出来る痩せるリンパマッサージをご紹介しましょう。
リンパマッサージは外側からリンパ管などを刺激して、流れをよくする、というマッサージです。エステにいかずとも自分でも出来ますので、ゆったりとお湯に浸かりながら毎日やれば、必ず効果が現れます。
顔痩せのマッサージ
1日たった5分でいいのが「顔痩せマッサージ」です。動きも簡単で、顎の下から頬にかけて指でさすり上げます。この時使うのは4本の指で、出来るだけ優しいタッチを心がけてください。
そしておでこから頬に向かって同じようにさすりましょう。これを1セットとして、5セットやってみましょう。首のマッサージや鎖骨の上部のくぼみをさすることもやれば、更に効果がアップします。
太もも痩せのマッサージ
太もも対策のマッサージは顔マッサージよりも簡単です。湯船にゆったりと浸かりながら、太ももの内側と側面を両手を使ってさすり上げるだけ、お湯の抵抗がありますが優しくさすりましょう。
10回を1セットとして5セットやります。簡単で手軽なので、出来たら毎日実行してください。
ふくらはぎ痩せのマッサージ
ぷっくりと膨らんでしまったふくらはぎをマッサージするのは、1日10分で十分です。太ももマッサージと同じようにさすり上げるという動作を繰り返しますので、簡単に出来ます。
足首から膝裏までを、両手を交互に使って下から上へとさすり上げましょう。左右交互を10回で1セット、それを5セットやります。右が終われば左も同じようにやりましょう。
気持ちよいと感じるくらいの痛さ、力の強さでやってください。
お風呂の中でできるダイエット方法⑤痩せるグッズ
普通に湯船に浸かるだけでも様々な効果があるとされていますが、更にダイエット効果を高めるなら痩せるグッズを併用してみるのがおすすめです。
入浴剤などお気に入りのものを見つけて、バスタイムをもっとハッピーにしましょう。
1.唐辛子成分配合の入浴剤
唐辛子を使っている入浴剤は、パッケージだけで既に汗が出てきそうですが、なぜ発刊作用が多く体が温まるといわれているか知っていますか?
唐辛子にはカプサイシンとジヒドロカプサイシンという主要成分があり、この効能が血行や新陳代謝の促進、冷え性の予防や改善といったものがあるのです。刺激が強いので、自分で作る場合には量に注意しましょう。
2.お風呂専用サウナスーツ
サウナスーツを着ればより温まるし、発汗作用がありますのでいいな、と考える方がいますが、お風呂で使う場合にはお風呂専用のサウナスーツを着るようにしましょう。
一般的なサウナスーツとの違いは素材にあり、お風呂用サウナスーツは塩化ビニールで防水加工がしてあります。お湯が中に入ってきませんので、しっかりと汗をかくことが出来るのです。
お風呂でサウナスーツを使用するときには、水分補給をしっかりすることと使用後のスーツを徹底的に乾燥させる必要がありますので覚えておいてください。
3.セルライトマッサージ器
憎たらしいセルライトを自宅で取ることが出来るとして、セルライトマッサージ器は女性に人気です。これをお風呂で使うとやはり効果的でありますので、各企業では商品開発で「防水」にこだわっているそうです。
お風呂で使う場合には、完全防水のセルライトマッサージ器を使うようにしてください。お湯の中では通常の状態よりも痛みなどが感じにくいので、部屋でするよりも効果が出やすいといわれています。
週に3回などと決めて、浴槽の中で体を温めながら使用すると良いでしょう。
お風呂ダイエットで更に消費カロリーを増やす方法
ただ単に入浴するだけ、というのではなく、入浴剤やマシーンを使って効果アップを狙ってみたり、マッサージなどをして凝りや老廃物を潰して流すのも良いでしょう。
しかしお風呂で更に消費カロリーを増やす方法が、まだ一つあります。それは「温冷交代浴」と呼ばれる、スポーツ選手が疲労回復が目的でする方法です。やり方は簡単で、入浴前に手首と足首を冷水にて約30秒冷やすことです。
人間には大切な自律神経がありますが、まず冷水で手首足首を冷やした後にお風呂で温まることで、自律神経をほどよく刺激することが出来ます。一度冷えた後に温めると、血管が伸縮されて血行が良くなるのです。
お風呂ダイエットは継続することが鍵
何でもそうですが、やはり継続することで効果がはっきりと現れます。バスタイムは癒しタイムでもありますが、ただぼーっと湯船に浸かる、ということが出来ないという人は、ついでにダイエットに励みましょう。
毎日お風呂でお湯に浸かり、疲れをとって代謝をアップさせ、健康を促進しましょう。女性の大敵である「冷え」をなくすことが出来たら、自然と痩せやすい体になります。
早速今日からお風呂ダイエットを始め、理想のスタイルを手に入れましょう。