のっぺり顔のメイク方法！のっぺりした顔とは？

凹凸のない、アジア圏や日本人特有ともいえる、のっぺりした顔のことを、のっぺり顔といいます。日本人では、割と多いのっぺり顔ですが、凹凸のないのっぺりした顔がコンプレックスだという人も多いのではないでしょうか？

今回は、のっぺりした顔をなんとかしたいという人のための、のっぺりした顔が目立たないようなメイクの仕方や、逆にのっぺりした顔が目立ってしまうNGメイクなど、のっぺり顔を克服するための情報をお届けします。

のっぺりした顔がコンプレックスだという人は、是非参考にしてみてください。

では、そもそも「のっぺり顔」とはどんなタイプの顔のことを言うのでしょうか？「のっぺり顔」とは、立体感が無く、全体的に単調でのっぺりとした顔のことを言います。

つまり「のっぺり顔」とは、彫りが浅い、アジア人らしい顔立ちの事です。つるんとして、平坦で鼻も低いイメージがあります。

決してブサイクというわけではありませんが、はっきりとした顔立ちと比べてしまうと、「地味」なイメージにもなりやすく、コンプレックスに感じる人もいるでしょう。

では、のっぺり顔の、顔の部位ごとの特徴とは、どんなものがあるでしょうか？のっぺり顔の、顔の部位別の特徴をまとめてみました。3つ以上当てはまる人は、のっぺり顔なのかもしれません。

のっぺり顔の特徴として、目は一重や奥二重であることが挙げられます。逆にくっきりした二重の人は、のっぺり顔ではないでしょう。

のっぺり顔は、地味な印象の顔なので、目は小さかったり切れ長だったりすることが多く、パッチリした印象とは真逆です。

のっぺり顔の眉毛は、薄い事が多いです。これは、元々の眉毛が薄いだけでなく、剃っていて薄い場合も当てはまります。また、眉毛が薄い事は、表情が乏しく見えてしまう原因にもなります。

派手な顔の人は、眉毛もしっかりあり、表情がぱっと華やかな印象があるでしょう。のっぺり顔の日人は、うすい眉毛のために、顔全体の印象も薄くなってしまい、目元の印象も弱くなり、地味な顔に見られてしまうのです。

アジア系の顔だと、どうしようもない部分もありますが、のっぺり顔の特徴として、鼻が低いという特徴があります。欧米の人との顔立ちの一番の違いは、彫りの深さですが、鼻の高さは彫りの深さを判断する際にも、重要な部分でしょう。

鼻は、顔の中で一番凹凸のある部位ですが、その鼻が低いと、どうしても全体的に平坦な印象になってしまいます。そのため、低い鼻はのっぺり顔を決定づける部分であるともいえるでしょう。

のっぺり顔の人は、肌はきれいでつるんとしています。マットな質感で、色白であるイメージもあるでしょう。肌荒れやニキビなどはなく、きれいな肌をしています。

のっぺり顔の人は、肌がきれいなので、メイク映えするとも言えるでしょう。この特徴は、良い特徴なので、のっぺり顔の人は、この肌の綺麗さを活かすようなメイクができると良いのではないでしょうか。

では、のっぺり顔のマイナス面をカバーするような、のっぺりした顔の人に向いたメイクとは、どんなメイクなのでしょうか？ここからは、のっぺり顔の人のためのメイク方法を、ご紹介します。

普段、メイクしてもどうも顔に立体感が出ない、と悩んでいる人や、のっぺり顔をメイクでなんとか華やかにしたい！と思っている人は、是非今から紹介するメイク方法を実践してみてください。

メイクの中でも、気合の入るのがアイメイクではないでしょうか？のっぺり顔を解消するアイメイクのポイントは、自然なグラデーションを作ることです。グレーやブラウンのアイシャドウを使い、上手く陰影を付けていきましょう。

アイホール全体にグラデーションを作り、そのあとに黒目の上の部分のまぶたに、明るい色を乗せます。そうすると、まぶたに陰影ができて、立体感が生まれます。また、したまぶたにもアイシャドウを入れるようにしましょう。

少し赤みのあるブラウンなど、肌になじみやすい色を、細いブラシで下まぶたに乗せていきます。そうすることで、下まぶたにも立体感が生まれ、彫りの深い顔を演出することができます。これにより、のっぺり顔が解消されるのです。

眉は、顔をはっきり見せるためにも、しっかり目に描きましょう。まずは、眉の形を縁取ります。このとき、自分の眉より下にもラインを描いて、眉の位置が目に近くなるようにしましょう。形が出来上がったら、眉を描き足していきます。

まゆ頭の部分を多めに、斜め上に向かって、眉毛を一本一本描いていくイメージです。描けたら、パウダーとブラシで濃さを調整しましょう。最後に、ベージュに近いアイブロウパウダーで、眉の下に影を描いていきます。

この影によって、顔の立体感が増すのです。のっぺり顔の解消には、眉と目の感覚を狭くすること、左右のまゆ頭をやや近めに描くこと、眉に影を足すことがポイントです。また、眉毛の形は平行よりも、への字まゆの方が、より立体的に見えるでしょう。

ノーズシャドウを入れないという人も多いでしょうが、のっぺりした顔の人は、是非ノーズシャドウを入れてみて下さい。これによって、鼻が高く見えて、のっぺりした顔の印象がガラッと変わるのです。

まず、目頭の上のくぼみに影を入れます。ここは、少し濃い目に入れるくらいがちょうど良いでしょう。次に、まゆ頭から小鼻の上までを、緩やかな曲線でつなぐようにシャドウを入れます。それ以上長く入れてしまうと、間延びしてしまうので注意しましょう。

鼻筋にハイライトを入れて、全体を指で馴染ませたら完成です。

ハイライトやシェーディングも、普段簡単なメイクしかしない人は、やっていない人も多いのではないでしょうか？しかし、のっぺり顔を解消するには、やはりこれらも重要なポイントです。サボらずしっかりやりましょう。

ハイライトは、おでこと鼻筋のTゾーン、まゆ尻から目の下にかけてのサイドのCゾーン、頬の頂点やあごの先といった、顔の高い部分に入れます。ハイライトを入れることで、顔に立体感を作るのです。

シェーディングは、逆に顔に影を入れる作業です。輪郭のサイドや、頬骨の下など、顔に強い光が当たると影ができる部分に入れましょう。ハイライトもシェーディングも、そちらも重要ではあるのですが、やりすぎると浮いてしまうので自然に馴染ませましょう。

チークは、ただ頬っぺたを赤く染めたら良いというわけではありません。骨格に沿って、正しい位置にいれることが重要です。

頬骨の位置よりやや高い位置から、耳の上にかけて横長に入れると、良いでしょう。カラーは、肌馴染みの良い、コーラルやベージュ系が良いでしょう。

では、のっぺり顔の人に、これはやってはいけないというようなNGメイクはあるのでしょうか？ここからは、のっぺり顔にNGなメイク方法とはどんなメイクなのか、ご紹介します。

良かれと思ってしていたメイクが、実はのっぺり顔をよりのっぺりした、地味な顔にしてしまっていた可能性もあるのです。ここから紹介するNGメイクを、しっかり覚えて、逆効果を招くNGメイクをしてしまわないように、気を付けましょう。

マットすぎるファンデーションは、のっぺり顔の人にはNGです。肌がつるんとしているのがのっぺり顔の人の特徴でしたが、マットなファンデーションでは、その特徴をより強調してしまいます。

マットなファンデーションは、顔の陰影をも消してしまいがちです。顔に陰影をつけて立体感を出さないといけないのに、マットにしてしまっては逆効果です。

肌を綺麗に魅せるのは、メイクの重要なポイントですが、のっぺり顔で悩んでいる人は、マットなファンデーションの付け過ぎには注意しましょう。

チークは、笑った時に高い位置にある部分に入れるのが、ポイントです。

骨格を無視してチークを入れてしまうと、顔の立体感を無視した形になってしまうので、他のメイクでせっかく陰影をつけて立体感を演出しても、その努力が台無しになってしまいます。

チークを入れるときは、自分の骨格に合った場所にいれるように、気を付けましょう。

眉毛の位置は、はっきりした顔立ちを作るのに、重要なポイントです。眉と目が離れ過ぎてしまうと、顔全体が間延びしてしまい、のっぺり顔を作る原因になってしまいます。

また、まゆ頭の感覚が左右で離れていると、顔の中央が横に広がるように間延びしてしまい、これまたのっぺり顔に見える原因になってしまいます。眉は、目と近い位置に、左右のまゆの間隔も、近い方が良いでしょう。

ここまでは、のっぺり顔の人のためのメイク方法を見ていきましたが、髪型はどのような髪型が良いのでしょうか？のっぺり顔に似合う髪型を、ご紹介します。

のっぺり顔の人におすすめの髪型、一つ目はパーマを当てたショートヘアです。パーマで髪に動きを付けて、横にある程度ボリュームがある方が、顔の平坦さをカバーしてくれるでしょう。

カラーも、明るめの方が、軽さが出ておすすめです。顔だけでなく、髪にも立体感を出す事で、のっぺりした印象を払拭するのです。

のっぺり顔の人は、セミロングの髪型でも、アイロンでカールさせたり、ゆるくパーマをかけたりして、ボリューム感や揺れ感を出すと良いでしょう。

また、頬のあたりにレイヤーを入れると、顔を小さく見せてくれて、美人度もアップするでしょう。フェイスラインが上手く隠れることで、のっぺりした印象もなくなるのではないでしょうか？

のっぺり顔の人には、ロングヘアはなかなか難しいと思う人も多いのではないでしょうか？しかし、のっぺり顔でも、パーマをかけたりアイロンで巻くことで、のっぺりした印象を払拭することができます。

サイドにレイヤーを入れて、フェイスラインを隠し、全体も波打つように動きをつけることで、のっぺり顔の人にも似合うロングヘアになります。全体的にふんわりとした印象にすることが大事です。

では逆に、のっぺり顔の人におすすめできない、のっぺり顔が強調されてしまうような髪型とは、どのような髪型なのでしょうか？のっぺり顔にNGな髪型をご紹介します。

のっぺり顔の人にNGな髪型は、ずばりストレートな髪です。特に、フェイスラインがはっきり見えてしまうような髪型は、避けた方がいいでしょう。

のっぺり顔の人は、つるんとした輪郭の人が多いので、輪郭がはっきり出てしまうと、のっぺり顔が強調されてしまいます。また、顔が平坦なのに髪もストレートにしてしまうと、全体から立体感が感じられなくなり、のっぺり感が増してしまうのです。

日本人に多いのっぺり顔ですが、芸能人にはのっぺり顔の人はいるのでしょうか？

のっぺり顔というと、地味でコンプレックスになりやすい印象がありますが、のっぺり顔の芸能人はそれを解消しているのか、はたまた上手く売りにしているのか、どちらなのでしょうか？のっぺり顔の芸能人をご紹介します。

女優の小西真奈美さんは、のっぺり顔と言われている芸能人です。肌がとてもきれいでつるんとした印象があるでしょう。また、美人ですが彫りが浅いので、のっぺり顔と言われているようです。

ドラマや映画で活躍している、女優の吉高由里子さんも、のっぺり顔と言えるでしょう。可愛らしい顔立ちですが、彫りが浅いので、のっぺり顔と言えます。

吉高さんは、髪型やメイクなどでのっぺりとした印象を、そうでなく上手く見せている印象も受けます。緩やかなウェーブのある髪型で、平坦な顔の印象を立体的に見せています。

女優の平岩紙さんも、のっぺり顔でしょう。平岩さんは、演技派の女優で舞台を中心に、ドラマやCMでも活躍している女優さんです。脇役で出演することが多く、演技力で勝負しているので、のっぺり顔を隠すようなことはしていないようです。

つるんとした肌で、地味な印象ですが、どこかかわいらしい雰囲気の女優さんです。

のっぺり顔の解消法の記事はいかがでしたでしょうか？のっぺり顔は、日本人には多く、第一線で活躍する女優さんでも、のっぺり顔と言われることがあるようです。

そんなのっぺりした顔でも、メイクや髪型などの工夫で、いくらでも立体感を演出することができるのです。自分はのっぺり顔だと悩んでいる人も、メイクやヘアスタイルを変えるだけで、ガラッと印象を変えられるのです。

のっぺり顔がコンプレックスだという人は、是非今回ご紹介したメイクや髪型を一度試してみてください。