ボンキュッボンの意味とは？ボンキュッボン体型になりたい！

「ボンキュッボン」と言えば誰もがセクシーな水着姿の女性を思い浮かべるのではないでしょうか。それは女性であれば一度は手にしてみたい理想の体型ですし、男性も女性の体型を語る時、独特の手つきで「ボンキュッボン」と表現することが少なくありません。

そんな「ボンキュッボン」とは、具体的にどの様な体型のことを意味するのでしょうか。また理想体型「ボンキュッボン」を手のするためにはどの様な方法があるのでしょうか。具体的に掘り下げていきましょう。

「ボンキュッボン」とは、出るところが出ていてくびれるところはしっかりとくびれてるメリハリのある女性の体型を意味する俗語です。通称ダイナマイトボディやナイスバディと表現されることもあります。

具体的にはバストがふっくらと豊か（最初の「ボン」）でウエストはしっかり引き締まり（「キュッ」）、ヒップも程よい女性らしいふくらみ（後の「ボン」）があります。それでいて筋肉質ではなく腕と足は細い特徴があります。

「ボンキュッボン」の全体的な印象は、決して鍛え上げられた肉体という感じではなく、女性らしく包み込む様な柔らかい雰囲気を放つこともポイントとなります。

何もせずして「ボンキュッボン」の理想体型を持つ女性はほとんど存在しません。むしろ大部分の人たちが何らかの努力と工夫をしてこそ手に入れられる宝の様な体型と言えるでしょう。

そしてその「ボンキュッボン」の理想体型を手に入れるための道のりは大きく分けて2つあります。その２つのパターンについて具体的に説明していきましょう。

まず一つ目のパターンは、「引き締め」が必要な場合です。つまりボンキュッボンというにはあまりにポッチャリと太り過ぎている場合に、部分的に的を絞って形よくしっかりと引き締める必要があります。

具体的には、胸は合格だけれどもウエストは太すぎるとか太ももが太すぎる、またお尻が垂れてしまっているという具合です。

これらの場合は残すところは残しつつもパーツによっては的を絞ってしっかりと引き締めなければボンキュッボンの理想形は手に入らないのです。

もう一つのパターンは先ほどとは逆で、どちらかと言うとほっそりと痩せている場合でもっとふっくらと付けるべきところにボリュームを付けるということです。

足は細いけどお尻にボリュームが足りない、ウエストは引き締まっているけれどバストが寂しい、二の腕が細すぎて棒の様、という具体です。

これでは「ボンキュッボン」に必要な女性らしい柔らかい雰囲気を出すことは難しいと言えるでしょう。そこで良い面はしっかり活かしつつも部分的に肉付きを良くしてふっくらとした印象を強調することが大切なのです。

それではここから「ボンキュッボン」な理想体型を手に入れるための具体的な方法を紹介していきます。まずは《筋トレ・エクササイズ編》です。いきなり無理はせず、できるところから地道に長く続けることが「ボンキュッボン」に近づく一番の近道です。

結果の出方地味かもしれませんが、あまり遠くを見過ぎず理想の５cmよりもまず目の前の５ｍｍアップを目指すようにしましょう。

バストアップとはすなわち大胸筋を強化することを意味します。
1.肩の力を抜いて胸の前で両手を合わせます。
2.ゆっくり呼吸しながら左右から力を加えて手のひら同士で押し合います。
3.そのまま目の前まで手を上げていき、10秒キープします。
4.そのままへそを目指して手を下げていき、10秒キープします。
5.2〜4を10〜15回を目安に行いましょう。

1〜５を朝夕に1セットずつ毎日行います。

1.両手を頭の後ろで組み、両足を肩幅に開いて立ちます。
2.手を組んだまま体を右斜め下方向にひねり左の肘を右足の膝につけるイメージで近づけながら右足の膝も左斜め上方向に出来るだけ高くあげます。
3.1の姿勢に戻り、次は右の肘を左足の膝につけるイメージで2と正反対の動きをします。
4.１の姿勢に戻ります。

1〜4の動きを10セット、朝夕の１日２回行います。
 

1.床に仰向けになって両腕を肩から左右へまっすぐ伸ばし、膝を90度に曲げます。
2.ゆっくりを息を吸ってから吐きながら両足をそろえて右側にくねる様にして倒します。
この時、肩が床から浮かない様に気を付けましょう。
3.息を吸いながら両足をもとに戻します。
4.息を吐きながら今度は両足を左側にくねる様にして倒します。

2〜3を1セットそして1日10セットを目安に行ってください。可能なら数を増やしても構いません。

お尻はスタンディングキックバックでしっかり引き締めます。
1.自分の膝位の高さのイスや台を用意します。
2.1の前で膝を少し曲げながら上半身だけを90度に折って両手を（イスか台に）つきます。
3.体重を右足にかけます。
4.ゆっくり左足を後ろにまっすぐあげて、背中からかかとまでが一直線になるようにします。
この時、しっかりお尻の筋肉に力を入れてください。
5.ゆっくり足を元に戻して、また後ろにあげます。

4〜5を20回を目安にして1日3〜4セット行いましょう。

二の腕は壁を使った腕立て伏せが効果的です。本来は床に手をついて腕立て伏せをしますが、特に女性は筋力もなくこれが難しい場合があります。そう言う人は無理をせず壁を使ってください。

1.壁から数十センチ離れてたところに足を肩幅に開いて立ちます。
2.両腕を肩幅くらいに開いて壁につきます。
3.そのまま息を吸いながらゆっくりできるところまで腕を曲げます。
4.息を吐きながら腕を伸ばしましょう。

3〜4を10回を目安として1日に3〜4セット行ってください。

太ももはスクワットで引き締めます。
1.足を肩幅の倍くらいに開いて立ちます。つま先は出来るだけ外向きにしてください。
2.そのままお尻を床に向かって垂直に下すイメージで膝を曲げます。
3.太ももが床と平行になるところまでお尻を落としたら、膝を伸ばしましょう。
4.2〜3をゆっくり呼吸をしながら10回行います。

慣れるまでは無理せず、出来れば1日に3〜４セット行いましょう。

ふくらはぎの引き締めは「かかと上げ」と「つま先上げ」の繰り返しです。
1.お尻にギュッと力を入れてまっすぐ立ちます。
2.そのまま指先、特に親指に体重を乗せるようにしてかかとを10回連続で上下させます。
3.つぎに同じ姿勢でつま先の方を床から離して10回上下させます。
4.1〜3を3回ずつ行います。

1〜４を朝夕1セットずつ行ってください。

続いては「ボンキュッボン」な体型になるための方法、《マッサージ編》です。筋トレやエクササイズは苦手でもマッサージは大好きという女性は少なくないはずです。言うまでもなくマッサージの効果は大変多岐にわたります。

多くのメリットを得ながら確実に「ボンキュッボン」の理想体型を目指すことが出来るとっておきのマッサージ法を会得してください。

1.まずウエストからおへそ周辺の肉を両手の指で摘まんでは離すの連続でもみほぐします。（痛い人ほど肉が固く痩せにくい状態を意味します）数十回もみほぐしてください。

2.両手の平でおへそ周りを時計回りに10回回します。この時手が「3時」のところに来たらそこから「6時」の方向に向かって肉を押し流すイメージで強く押してください。

3.脇腹の後ろの背中にまで両手を持って行き、出来るだけ肉を掻き集めてくびれを作るイメージで前に持ってきます。そのままおへその下に向かって肉を押し込みましょう。これを左右5～6回ずつ行います。

4.両手の人差し指から小指までの8本の指でおへその上から下腹部に向かって垂直に肉をしごき下してください。これを5〜6回行います。

1.右手でグーの拳を作り、左ひじのやや内側部分に当てます。
2.そのまま脇に向かって拳で二の腕をさすってください。
3.これを左右ともに20〜30回行います。

最初は痛むかもしれませんが、リンパマッサージにもなるのでやがてここと良くなるはずです。

最後は、「ボンキュッボン」な体型になる方法、《食事編》です。ただ食べる量を減らすということではなく必要なものを必要なだけ上手く摂取するという考え方をすることが大切です。毎日3回の食事は1年でトータルすれば1000回を超えます。

この積み重ねはとてつもなく大きいのもがあります。1回ずつの食事を意識することは大変意味のあることと認識しましょう。そして今日からでも実行するようにしてみてください。それでは具体的に見ていきましょう。

「ボンキュッボン」の理想体型を手にするには、単に痩せればよいということでもありません。あくまでも健康的にボディメイクしなければせっかく体型は変化してもどこか放つ空気には明るさや元気が欠けてしまうものです。

例えば食べる量を減らせば確かに痩せます。しかし脂肪も筋肉も落してしまうと代謝する力も減退し、長い目で見ると結局また太ってしまい、さらに痩せにくい体質になるのです。

それより三大栄養素である「炭水化物」「タンパク質」「脂質」をバランスよく摂取してさらにビタミン、ミネラルを体に取り込むことも意識しましょう。

その上で上記のエクササイズを習慣にして食べながら動いてボディメイクするのが最も理想的なやり方なのです。そのためには最低6種類以上の野菜を毎日しっかり食べるようにして、そこに肉、魚をまんべんなく織り交ぜて摂取していきましょう。

特に夕食は軽めにして、朝食と昼食を充実させていくと有効です。また水分補給も1日2リットルを目指して行ってください。

「ボンキュッボン」の女性らしい体型、そして魅力ある美しい肌作りに欠かせない食べ物を具体的にお伝えしていきましょう。

ただし先述のようにバランスのとれた食事を摂ることが前提なので、あまりに偏った食べ方は無意味であり逆効果と知ってくれぐれも気を付けましょう。

大豆に含まれるイソフラボンは女性ホルモンであるエストロゲンと似た働きをします。よって美肌効果やバストアップ効果が期待できるのです。納豆や豆腐、味噌汁などを色んな野菜と一緒に摂取するように心がけましょう。もちろん豆乳もおすすめ出来ます。

鶏肉には豊富で良質なたんぱく質が含まれているのでバストアップが大いに期待できます。しかもコラーゲンもともに摂取できるため女性らしい張りのある柔らかな肌作りにも一役買ってくれます。

部位としてはまず「モモ肉」つぎが「手羽先・手羽元」そして「胸肉」の順でおすすめです。

そもそも乳製品にはバストアップ効果を高める良質のたんぱく質が多く含まれます。なかでもチーズはとりわけ低カロリーでバストを強調する大胸筋の素になるだけでなく、女性ホルモンが活発化する手助けもします。

よってチーズのマメな摂取はより女性らしく美しいボディを形つくることを意味するとも言えるのです。

人によっては喉から手が出るほどに欲しいと思う「ボンキュッボン」の体型ですが、世の中にはそれを手にしている女性たちも存在します。その中からボンキュッボンな女性芸能人を3名ご紹介しましょう。

90年代にグラビア女王の名を欲しいままにした藤原紀香です。すらりと長い手足にしっかりくびれたウエストと足首、しかしバストはしっかりと主張していてまさに「ボンキュッボン」の教科書的な理想体型でした。

20代前半までは決して自分の体型に自身が持てなかったという泉里香ですが、25歳を超えたあたりから無理のないエクササイズや食事改革が功を奏して理想的な「ボンキュッボン」ボディを手に入れたそうです。

体型もさることながらナチュラルで飾らない笑顔が彼女の魅力に輪を掛けているとも言えます。

もとはヘアメイクとして裏方を担当していた仲村美海ですが、そのルックスの良さからスカウトを受けて芸能界入りしました。身長は158cmと決して高くはありません。

しかし８０cm代後半のバストと50cm台のくびれたウエストはまさに「ボンキュッボン」そのものという理想的な体型です。

「ボンキュッボン」は女性らしい優しい印象を与える点も大切ですが、仲村美海の肌の白さときめ細やかさがさらにダイナマイトボディに花を添えていると言えます。

「ボンキュッボン」に憧れていたという女性も、そもそも「ボンキュッボン」なんて自分には縁がないとはなから諦めていた女性もこの記事を読んで「ボンキュッボン」の理想体型が少し現実にものとして見えてきたのではないでしょうか。

何も「ボンキュッボン」ボディにあります、と誰かに宣言する必要はありません。自分一人で密かにできるところから挑戦して行けば良いのです。大切なことは目標まで一っ飛びで到達しようともくろまないことです。そんなことをすれば無理がたたり、リバウンドが激しかったりエクササイズのしすぎで大切な体を負傷するかもしれません。

そうなれば頑張った意味がなくその努力は水の泡です。それより短くても１年、長くて３年はあきらめずにエクササイズ、マッサージ、食事の工夫を続けて行くことです。

人はロボットではありません。感情を持った生身の生き物ですから、ある目標に向けてコツコツと努力を続ける人からはその人にしか出せないオーラが放たれます。それはただセクシーな身体を手にするという表面的な結果だけではなく、一人の大人女性としての別の輝きも手に出来ることを意味します。

努力をし続けて結果を手にした人の瞳は美しく輝いているものです。また人一倍努力した人は人の苦労も分かる様になるでしょう。そして人の苦労が分かる人はきっとあなたの素敵な体を見て微笑みながら褒めてくれるのではないでしょうか。

「ボンキュッボン」の理想体型は想像を超えた宝物を与えてくれるに違いありません。それを信じて「本気」で頑張ってみませんか。